Discoverバトル・ニュース(プロレス&格闘技)
バトル・ニュース(プロレス&格闘技)
Claim Ownership

バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

Author: 株式会社コラボ総研

Subscribed: 23Played: 1,343
Share

Description

PC・携帯・スマホで見る “無料”プロレス・格闘技ニュースサイト.
4974 Episodes
Reverse
9月27日、アリーナ立川立飛にて『BREAKING DOWN 17』が開催。ABEMA ぺいぱーびゅーでも配信された第17試合では【古みやこのこぶし闘】高橋知哉vs【レッドパンティーズ総帥】赤パンニキが行われた 元WBF世界ヘビー級王者である高橋はオーディション参加時に自分の実績を言っただけで自己紹介を終え、これにBD15での体重オーバーで出場停止中の赤パンが「それだけかよ?世界タイトル?笑わせんな」と喧嘩を売る。高橋は「誰?」と相手にしなかったが、結果的に赤パンの父である【最強喧嘩師】村田将一も混ざり乱闘へ。何故か赤パンと村田もセコンドつくかつかないかで殴り合いを始めるが、これを見ていた朝倉未来が試合を決定した。 復帰戦となった赤パンだが、赤パンが前に出てラッシュ。ガードした高橋がジャブで牽制するが、赤パンはパンチを出しながら前に前に出ていく。高橋は下がりながら距離を見て、前に出ようとする赤パンを突き飛ばして距離をとろうとするが、赤パンは前に出るのをやめない。逃げ続ける高橋へ「来いよ!」とキレながら赤パンが首を掴んで膝。再度左右のパンチを出しながら前に出るが、高橋は下がりながらフックを打ち込むもこれで終了。判定0-0で延長戦へ。 赤パンが殴りながら前に出ようとするが、高橋が打ち合いに応じるも赤パンは前に出ながらラッシュ。高橋は自分の距離を守りながら下がりつつパンチを打ち込んでいき、ケージを背負わせるも高橋は突き飛ばして距離を取る。だが赤パンが攻めてアッパーからワンツーを打ち込むもここで時間切れ。 判定5-0で赤パンの勝利となった。 だが試合に納得がいかないのか試合後も赤パンは高橋に襲いかかり大暴れ。高橋のセコンドで来ていた【元祖・喧嘩師】我龍真吾も蹴り飛ばし、父親の村田将一も暴れて下がらせる。村田「おめ―この野郎クソガキ、今ので勝ったと思ってんじゃねーぞ」赤パン「(我龍真吾たちへケージを蹴りながら)やってやるよこの野郎!」村田「ガタガタやってんじゃねーよテメー。
9月27日、アリーナ立川立飛にて『BREAKING DOWN 17』が開催。ABEMA ぺいぱーびゅーでも配信された第24試合では『バンタム級タイトルマッチ』【硬派な空手一本道】大野篤貴vs【BREAKING DOWNバンタム級王者】井原良太郎が行われた。 今回のオーディションでも大野は井原への王座戦を要求。井原は「おもんないんだよなぁ」と拒絶し続けるが、6連勝と勝ち星を重ねてきた大野は「負けたらブレイキングダウンから去ってやるよ」と、バンタム級トーナメントで8秒で井原に敗北した過去を清算するための覚悟を語った。 試合は大野が前に出ようとするが、井原が蹴りでなかなか攻めさせない。井原がバックブローから前に出るが大野はたたらを踏んで下がる。大野がミドルも、井原が飛び込んでボディに膝。さらに殴ろうとするが大野は距離を取る。 井原がジャブから前に出るも大野は下がり、大野がハイで牽制するがラスト10秒で殴り合いへ。井原がクリンチもブレイク。 放れぎわにパンチが交差するがここで終了。ゴングが鳴ったあと殴った大野へ、井原が組み付いてボディに膝を叩き込むがレフェリーが引き剥がした。判定0-0で延長戦へ。 大野のミドルに井原がストレート。大野ともつれてクリンチになるがブレイク。再度クリンチになり、井原が突き飛ばすが大野のストレートが顔面を捕らえるがこれはブレイク。 大野が前に出るも井原のフックがあたり、大野が前に出るが足が持つれて膝をつくも、井原が背後から殴ってしまいタイムストップへ。  再開し、お互い殴り合いになるがもつれてケージ際でブレイク。大野の左右のパンチからハイが当たるがクリンチしブレイク。大野のパンチが顔面を捕らえていき、井原が攻めきれずに時間切れ。 判定5-0で大野の勝利となった。 勝利した大野は「皆さんこんばんは、2代目バンタム級チャンピオンの大野篤貴です。今日はありがとうございます!1年半前に井原くんに負けてから、誰としても井原くんがやっぱりずっと浮かんでたし、やっぱここが一つのゴールとしてずっと戦ってきたんで嬉しいです。ちょっと次の目標はまた改めて考えたいんですけど、もう一人だけやり返さないといけない相手がいるんで、明日試合ですけど名前上げさせていただきます。冨澤大智選手、MMAでもできるように準備しときます。
9月27日、アリーナ立川立飛にて『BREAKING DOWN 17』が開催。ABEMA ぺいぱーびゅーでも配信された第23試合では【流浪の格闘亜種】赤田功輝vs【BREAKING DOWNライト級王者】細川一颯が行われた。 平本蓮のBえるえーCK ROSEを脱退した赤田は、現在RIZINで五明宏人、魚井フルスイング、秋元強真に連敗中。「強いやつを倒してRIZINに戻りたい」ということで、ライト級王者の細川と試合が決定した。 殴り合いから細川が膝。前蹴りで距離を見てお互い前に出るとパンチがお互いを捕らえるが浅く、細川が右ストレートから膝。ダメージがある赤田がクリンチしてブレイク。 細川がミドルからハイ。さらにストレートも赤田がくぐってクリンチもブレイク。 細川のローがローブローになり、再開すると細川がミドル連打。さらにハイから回し蹴り。赤田が前に出るが細川が首相撲から膝連打し時間切れ。判定2-0で細川優勢も延長戦へ。 細川がミドル連打も赤田がパンチで前に出るが、細川がリーチ外からストレートを叩き込み首相撲から左右の膝連打。細川が赤田のパンチを巻き込んで首を柄んで膝。赤田は離れていくが、細川はパンチを連打してケージに押し込むがブレイク。 赤田のストレートに細川がカウンターを合わせてダウンを奪う。 再開し、ラッシュを仕掛けた赤田のパンチをガードした細川がパンチのすき間からストレートを叩き込み赤田がダウン。KO負けとなった赤田は天を仰ぎながらショックで顔を覆った。 勝利した細川は「いや、1分難しいですね。赤田君気持ち強くて。ありがとう赤田くん。RIZINの榊原さん、年末使ってください。準備しとくんで。必ずいい仕事するんで、年末使ってください。ありがとうございました」と、大晦日RIZINへの参戦を直訴した。
9月27日、アリーナ立川立飛にて『BREAKING DOWN 17』が開催。ABEMA ぺいぱーびゅーでも配信された第22試合では『フライ級タイトルマッチ』【JTTのライジングスター】竹見浩史郎vs【Dream Striker】野田蒼が行われた。 竹見はJAPAN とっぷ TEAM所属で昨年DEEPでプロデビュー。初戦からTKO勝ちもその後はDEEPで松井優磨に、K-1で大久保琉唯に敗北。BD16ではよしきまるを倒し、16.5ではとしぞうの制裁マッチで26秒KO勝利。今回オーディションで、K-1甲子園で優勝しRIZINにも出場経験がある野田を指名し、この試合がフライ級初代王座戦になることが決定した。 「フライは踏み台」とはっきり宣言する竹見に野田がイライラしていた。 試合では野田のハイキックを避けた竹見がラッシュをしかけ、足を止めての殴り合いへ。野田が首を掴んで膝も、一度離れてお互い距離を見る。パンチが交差しもつれるがブレイク。 野田のミドルに竹見が左右のジャブ。野田の飛びヒザに竹見がジャブを打ち込んでいくが一度ブレイク。ここで1R終了。判定0-0で延長戦へ。 野田の前蹴りに竹見が左右のストレート。野田がミドルで牽制し、竹見がストレートを放つがこれはもつれる。お互いパンチが浅く決定打にならず、野田のストレートで竹見が膝をついたかに見えたがこれはスリップ。 竹見が前に出るが野田ともつれてブレイク。野田がミドルから前に出るが、お互い遠い距離で殴り合いとなり決定打なく終了。 判定5-0で野田の勝利。 初代フライ級王者となった野田は「フライ級初代チャンピオンの野田蒼です。えっと、ここまで支えてきてくれたスポンサーの方たちありがとうございます。えっと(涙をこらえて)K-1辞めた時からすごい、しんどい時間がずっと続いて、ブレイキングダウン来てもどうしていいかわからなくて喋られへんし、でそんな中、ユウキくんという人が僕のこと拾い上げてくれて、ケツ蹴って前出ろ前出ろって喋らせてくれて、でやってたら1年でここまでこれました。ほんまにユウキくんありがとうございます。あとヤマさんありがとうございます。こんなに毎日練習できて幸せです。ありがとうございます。
9月27日、アリーナ立川立飛にて『BREAKING DOWN 17』が開催。ABEMA ぺいぱーびゅーでも配信された第21試合では【住之江のダークヒーロー】シモミシュランvs【ブラックアナコンダ】SAINTが行われた。 【Mr.フルボッコ】ヒロ三河との言い争いの結果、無差別完全決着キックルールで試合を受けるはずだった大阪喧嘩自慢のシモミシュランだったが、ヒロは骨折し試合が流れた。 その代わりに横須賀米軍基地の海兵からDEEPで2021年にMMAデビューし、BD14.5では【尾張の狩人】金田一孝介に敗北しているSAINTが参戦することとなった。 ミシュランがローで牽制していき、SAINTが左ストレートを伸ばすがミシュランも左フックで牽制。SAINTのマウスピースが外れるが、加え直して再開するとお互いローで牽制してミシュランが左右のフックから再度ロー。SAINTのジャブが顔面を捕らえるが、ハイはミシュランがキャッチしてミドルからハイ。さらにボディに膝からワンツーを打ち込み、前蹴りからケージ際でもつれるもここで時間切れ。 判定3-0でミシュランの勝利となった。 勝利したミシュランは「シモミシュランですどうも。ブレイキングダウン6戦無敗は僕だけらしくて、一番強いんですけど、俺が地下の帝王や言うていちびいてたおっさん知ってる人いますか?あいつら、地下か巣穴かわからへんけどすぐ逃げるんで、僕がもうそろそろね、しばかな、ずっと勘違いして自分強いと思ってるから。なんか僕ボコボコにしたいんですけど、すぐ年齢がとか実力がとか、メスみたいな事言うんで、みんなの前で公開処刑したいんで、皆さんもっと、あいつにお前ダサいぞって言って、ちょっと残ってるかもしらん男気をふるいたたせたってください。聞いたんですけど加藤虎於奈選手、やりたい言うて、K-1Krushでは強かったかもしれないですけど、ブレイキングダウンで僕が一番強いから、まあそいつをしばいたら、次やってもいいかな。なんで、またこれから応援してください。お願いします。応援してくれる子どもたちありがとう!」と、ヒロ三河へのイラつきを隠さずにアピールした。
24万人以上が来場する世界的ゲームの祭典『東京ゲームショウ2025(TGS2025)』に、女子プロレスラーの志田光(しだひかる)が出演した。 志田は2008年に“映画出演の代わりにプロレスラーデビューする”というオーディションに参加し、アイスリボンでプロレスデビュー。同時に誕生したアイドルユニット『マッスルビーナス』としても活動し、同期の藤本つかさと幾度もタッグ王者に君臨した。その後も様々な団体で活躍し、2014年にフリーへ。2017年にはまかい所属となり、2019年にはAEWとダブル所属に。AEW女子王座も獲得し、今や世界で活躍する日本人女子レスラーの一人となっている。 そんな志田は以前から個人活動としてコミックマーケットなどにコスプレ参加をしており、今年3月にはストリートファイターシリーズ提供マッチに大和ナデシコとして参戦。さらに元々大好きであることを公言していた『龍が如く』の20周年記念コスプレイヤーオーディションに応募し見事合格。ユウヤの公式コスプレイヤーとして龍が如くのイベントへ参加することになった。 9月25日~28日に幕張メッセで開催されているTGSでは、セガブース内『龍が如く』コーナーに『神室町天下一通りゲート』のフォトスポットを設置。そこへ20周年記念コスプレイヤーたちも登場することとなり、志田も4日間不定期に出演している。 実際にブースに志田が立つと人垣ができ、うかつには近寄ることもできない状態へ。プロレスファンとはまた違う層へのアプローチは間違いなく成功させていた。 プロレス界以外にも活躍の幅を広げる志田光に今後も注目だ。
9月26日、幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2025にアクトレスガールズの天翔ゆいが参加した。 昨年は24万人超が来場した東京ゲームショウ。今回ビジネスデイにアクトレスガールズに所属し、大阪府立大学を卒業した才女であり声優・俳優・アイドルとして活動している天翔ゆいが参加し現場をレポート。10月ついたち(水)東京ドームシティ・プリズムホール公演ではメインイベントでAWG王座に挑戦する天翔が見たゲームショウとは!?まずはハピネットブースにて、協力型ホラーアクションアドベンチャー『REANIMAL』!試遊させて頂きました。キャラクター達が、人間らしさの中に怖さが含まれる不安定な動きをしていて、動かしているのは自分なのに何処か違うような気がしてしまうような感覚に陥りました…。操作方法は分かりやすく、さくさく進める事は出来るのですが常にホラーと隣り合わせな感じがとても新鮮でした!続いて同ブースにて『スポンジ・ボブ~海の荒神たち~』。スポンジ・ボブのアニメが大好きで幼少期よく見ていたのですが、ゲームは初めて!懐かしい声で喋り始めて少し感動とエモさを感じました…。(笑)操作方法は私でも出来るくらい、めちゃくちゃ簡単!けど、単調な動きだけでなくキャラクター毎に操作方法と出来る事が大幅に変わるのが楽しかったです!スタートで机の上の片付けをするのですが、片付け方法が荒すぎて笑ってしまいました。こういうの大好きです。(笑)移動しまして、バンダイナムコエンタテインメントブースにて個人的に幼少期PlayStation2で大ハマリして、めちゃくちゃやり込むくらい大好きだった『塊魂』ブース。当時沢山転がして固めた大きな塊の実物が存在していて、その横でキャラクター達が踊っている幸せ空間に最高に興奮しました…!混んでいてプレイ写真を撮り損ねましたが、当時の懐かしさ➕新しいオモロさが増幅されていて、最高でした。必ず買います。そして昨年に引き続き今回も売り子をさせて頂き、CV(王女フェリ役)も担当させて頂いている『神託のメソロギア』をリリースしている『株式会社ネコノメ』さん。
26日、東京みやこ・末広通り商店会プロレス広場にて『末広通り商店会プロレスフェスティバル2025 2Days』が開催された。 商店会プロレスとは、末広通り商店会会長の石川国由氏が音頭を取っておこなっている商店街活性イベントの一環であり、公道にリングを立てて行われる観戦無料のプロレス大会。 商店会プロレスは令和の世に1990年代のインディープロレスの魂を語り継いでいる現TTTプロレスリング代表のガッツ石島がプロデュースしており、初めてプロレスを見る人を含む老若男女が幅広く楽しめる大会を展開している。 こうしたコツコツとした活動が評価され、2022年から商店街振興のための東京みやこの事業としても商店会プロレスを継続的に開催。 お笑いを中心とした演芸&戦後の日本人を元気付けてきたプロレスを“日本の伝統文化”と位置付け、文化保存運動の一環としてリングを使ったエンターテイメントを提供するなどプロレスを見たことがない人がプロレスに初めて触れる機会を創るための草の根運動をおこなっている。 この日は金曜日の朝10:30から開催という奇特なイベントにもかかわらず、リング周辺には開始前から約50人の観衆が待機。その中でも3~4割程度が外国人観光客であり、写真や動画を撮影したり、自撮りで動画配信をしながら大会をレポートする観客の姿も見られた。 中でも外国人観光客が大喜びで見ていたのは、藤原しゅうおうvs星誕期のシングルマッチ。 星誕期はアルゼンチン出身の元大相撲力士であり、183cm 135kgの巨体を誇る超大型レスラー。対するしゅうおうは観衆の洗脳活動を主とする奇行系ヒールユニットを率いる岩手の奇人であり、この日も特別な改造自転車(バイ秀クル)に乗って入場するという奇行に及んでいた。 試合では序盤から誕期が相撲仕込みのパワーファイトで圧倒していくが、しゅうおうは場外戦に誘い込んでバイ秀クルでの轢殺を狙う。しかし、誕期はバイ秀クルをガッチリとキャッチして自転車ごと上手投げでしゅうおうをアスファルトに叩きつけるという荒業で対抗。 誕期はツッパリ連打でコーナーに押し込み、串刺しボディスプラッシュ。2発目をかわしたしゅうおうがまたも場外戦に引きずり込むと、今度はバイ秀クルでの轢殺に成功。しかし、誕期が憤怒の形相ですぐさま起き上がるとしゅうおうは脱兎のごとく逃走。
2ついたち、大阪庄内176boxにて『BODYMAKER presents GえるえーDIATOR 032』が開催。前回6月に行われたGえるえーDIATOR031で韓国の名門総合格闘技ジムとして知られるウィンサムMMAから参戦のMMAファイターを肩固めで秒殺し、連敗からの復活劇を成し遂げた國頭武がGえるえーDIATORのフェザー級でしのぎを削ってきた石田拓穂を迎え討った。 2011年にプロデビューした國頭は広島の格闘技道場BRUST所属。プロフェッショナル修斗で戦績を重ねながら実力を培ってきた。2023年にはTORAO 30(プロフェッショナル修斗・広島大会)のメインイベントで神田T800周一(パラエストラ広島)と西日本バンタム級最強決定戦で激突したが、判定2-1で惜しくも敗れた。前回6月の大会で國頭は階級をフェザー級に戻して初陣を見事な一本勝ちで飾った。 石田はGえるえーDIATORと修斗で4連勝したあとフェザー級に転向、2024年3月のチハヤフル・ヅッキーニョス戦では、ヅッキーニョスに1RKO負けしたが健闘が評価されこの年のフェザー級挑戦者決定トーナメントに選出されている。 ケージインから眼光鋭く凄みを効かせた國頭が、試合開始早々パンチを繰り出しながら距離を詰め石田をケージに圧していく。すかさず体勢を入れ替えた石田だったが体を離して中央に闘いの場を戻す。飛び膝を國頭に体ごとガッチリブロックされるとすかさずトリッキーにスピンキックから左ストレートを当て國頭にケージを背負わせる。離れた石田に國頭が左ストレートを見舞う。1Rはグラップラー同士がスタンドで打ち合う展開。 2Rにはいると石田の動きを読み切った國頭がジャブで石田を誘因、ダブルレッグで捕えケージに押し込んで肘を落とす。離れた石田に國頭が再度ダブルレッグでケージに詰める。体を入れ替える石田。離れてスタンドで打ち合う。石田のバックハンドブローが國頭の頭部をかすめたあと狙い定めた國頭の左が石田の顎にスマッシュヒット。ダウンした石田にパウンドラッシュでレフェリーが試合を止めた。 寝技のテクニックに長けるファイターは、打撃戦もキレとパワーがあるということを見せつけてくれた試合だった。GえるえーDIATORフェザー級戦線に國頭あり。完全復活の國頭が2R残り時間11秒で死闘を制し連勝で存在を強く印象付けた。
2ついたち(日)大阪176boxで『BODYMAKER presents GえるえーDIATOR 032』が開催。セミファイナルには、6月にモンゴルのウランバートルASAアリーナで開催された『MGL-1 FC22』に参戦し、現地の選手から腕十字でタップを奪った“越後の不死鳥”チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)が凱旋。荒井銀二(BRAVE)と対戦した。 31歳のヅッキーニョスはフェザー級からライト級に転向しての試合が今回で3戦目。試合前に「私は6月にモンゴルでの試合も経験し、(荒井より)10歳上ですが日々成長を感じています。まだ超えさせる訳にはいきませんので、今回しっかりと倒し、格上との試合をアピールできる試合にしたいと思います」と余裕が伺えるコメントを述べていた。対する荒井は戦績3戦2勝(2KO)1敗。試合前のコメントでも「普段通りに実力で勝つ」と、怖いもの知らずで成長株の21歳。 1Rは荒井が先手必勝と攻勢をかけ続けヅッキーニョスを圧しまくる展開。ヅッキーニョスにタックルのすきを与えずスタンドの闘いに終始。2Rにはいるとサウスポーのヅッキーニョスが左を当てて荒井をケージに押し込むことに成功。3R、ヅッキーニョスが前蹴り、ジャブを散らして前進、ダブルレッグテイクダウンに成功するが再びスタンドの闘いへ。ヅッキーニョス、旋回式裏こぶしは当たらずも左ストレートが連続ヒット。終盤にかけて経験の差という分厚い壁を崩せないと悟った荒井の表情には焦りと怖れが混在する。 ジャッジは割れ、2-1でヅッキーニョスがスプリット判定勝ち。ライト級で2勝目を迎えたヅッキーニョスはケージ中央で得意の不死鳥ポーズを決めた。三国志に出てきそうな策士な風貌のヅッキーニョスは、感情を内に隠して表に出さない。劣勢を装いつつ手数を繰り出し荒井を翻弄し追い込んでいったようにも思われた。
DDTプロレスが9月23日、大阪・なんばスカイオ・コンベンションホールで『ドラマチックEXPO 2025』を開催した。KO-Dタッグ王者組のThe Apex(飯野雄貴&納谷幸男)がTo-y&高鹿佑也のライバルコンビをしりぞけ、4度目の防衛に成功。10月19日、後楽園ホールでハリマオの樋口和貞&石田有輝が挑戦することが決まった。 The Apexの圧倒的なパワーに対し、To-yは狂気、高鹿は気合いで対抗。飯野の腕に狙いを定めた高鹿がアームロックや腕十字で追い込んでいき、さらにTo-yとの連係攻撃まで披露して大奮闘。しかし、最後は飯野が高鹿を捕獲し、ラリアットからのスピアで沈めた。 飯野は「熱い戦いだったぜ! 高鹿、ナイス・バーニングだよ!」と、かつて同じユニットで戦った高鹿に握手を求めたが、高鹿はその手をはたいた。納谷が「確かにおまえたちはいい選手だったが、俺たちは誰にも負けない! 誰の挑戦でも受けてやる!」と豪語すると、樋口と石田が登場。 第2試合(イルシオン&MJポーvs吉村直巳&石田)で、イルシオンからピンフォール勝ちした石田は、その勢いのままタッグ王座に挑戦表明し、The Apexも受諾。大会後、10・19後楽園での王座戦が決定した。納谷が「おまえが酔っ払いながら言った“俺、悔しいんです”っていう思い、忘れてねぇからな! その思い、全部ぶつけてこい!」と発言すると、石田は「悔しくて悔しくてたまらないから、その勲章を絶対獲ってやつからな! どすこい!」と言って、樋口とともに手を突き出した。 バックステージで飯野が「高鹿、ビックリしたよ。さすがにDGC優勝者だ。でも、もっと成長した飯野雄貴がいるんだよ。だから今日おまえを粉砕した」と言えば、納谷は「To-yも高鹿も想像以上に成長してました。でも、このベルト守り抜きました。次、樋口&石田。石田、おまえのずっと思ってる悔しさ、分かるよ。その悔しさごと飲み込んで、食い散らかしてやる。覚悟しとけ」とコメント。 王座奪取ならなかった高鹿は「何回でもあきらめずに、飯野&納谷、おまえらの前に帰って来てやるからな! 何回負けても、立ち上がって、ベルトとるまであきらめねぇからな!」と雪辱を期した。To-yは「これからも組んで戦いたいし、お互い戦うことになってもバチバチにやり合う。俺らはそういうタッグチームだ。
DDTプロレスが9月23日、大阪・なんばスカイオ・コンベンションホールで『ドラマチックEXPO 2025』を開催した。28日の後楽園ホール大会で、“プロレス王”鈴木みのるの保持するDDT UNIVERSAL王座に挑む正田壮史が大先輩の彰人とのシングルマッチを制し、同王座戦に大きな弾みをつけた。 鈴木との大一番を前に、彰人戦は絶対に超えなければならない壁となったが、彰人の足関節技に苦しめられたものの、得意のキックで活路を見いだし、最後は正田のチカラKOBUムキムキですりーかうんとを奪った。 9・6横浜での前哨戦では鈴木に完敗を喫している正田は「前哨戦から悔しい思いをして、ここまで来て。彰人さんに勝って自信に満ちあふれてる。前回のUNIVERSAL挑戦(対まお)の時とは心の持ちようも違う。何なら鈴木みのると“いい殺し合い”ができると思います。今までにないほど鈴木みのるが嫌いなんで、28日、後楽園では、殺し合いをしましょう」と自信のほどをかいま見せた。 また、第4試合(平田一喜&アントーニオ本多vsたかおそうま&須見和馬)では、須見がKO-D無差別級王者・平田をスク~ルボ~イで丸め込んで勝利。試合後、須見は同王座に挑戦表明も、平田は現在「いつでもどこでも挑戦権」の行使期間中であること、ヨシヒコとの防衛戦(9・28後楽園)が決まっていることを理由に拒否。須見が渋ると、平田は「ヨシヒコ戦、その次の今林久弥戦が終わったら挑戦を受ける」とやんわりかわして納得させた。今大会で「いつどこ」を保持するうえのゆうき、納谷幸男が行使しなかったため、平田は王者として9・28後楽園大会を迎えることが確定した。 挑戦を拒まれた須見は「チャンピオンに勝って、ベルトに挑戦したいって言ったんですけど、流されて……。フラストレーション溜まりまくってる。KO-D無差別級のベルトに挑戦したい思いが改めて出て来たんで、このままじゃ終わらない。必ずKO-D無差別級にたどり着くんで見ててください!」と意欲を見せた。
23日、東京みやこ・アリーナ立川立飛にて全日本プロレス『ジャイアントドリーム2025』が開催。宮原健斗が斉藤ジュンを撃破して7度目の三冠ヘビー級王座戴冠を果たした。 双子の大相撲力士レスラー【斉藤ブラザーズ】斉藤ジュン&斉藤レイはともに190cm・110kg超えの大型選手として全日本の未来を背負って2021年6月に2人同時デビュー。2人で世界タッグ王座を戴冠し、2025年2月にはジャンボ鶴田&谷津嘉章が持つ同王座の最多連続防衛回数を更新する8回の防衛を達成するなどプロレス史に名を刻んだ。世界タッグこそ落としたものの、ジュンは三冠ヘビー級王者として強さを見せ続けてきた。 実力やビジュアル面も折り紙付きの2人だが、お茶目なその性格も愛されている。 地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』で兄弟揃ってレポーターを務めてお茶の間の人気者に。さらに2人で歌う『どっち?』でCDデビューして話題を呼ぶなどリング内外でプロレス界をDOOMしつつある。 全日本プロレスはキャリア10年未満の選手たちが中心となりつつあるが、これは若返りに成功したというより “若返らざるを得なかった”とも言える。 2020年には秋山準も退団し、諏訪魔もフェードアウト気味。団体を背負ってきた上の世代が次々といなくなっていった結果、不定期参戦の渕正信と諏訪魔を除けば所属選手が全員20~30代に。この日、ジュンに挑戦した宮原も36歳にして後進の壁となるベテランのポジションになりつつあった。 ジュンと宮原は今年3月の大田区総合体育館大会でも三冠戦をおこなっているが、この際にはジュンが勝利して防衛。試合後の宮原は「三冠ベルトにとって、もう俺の存在は必要ないのか」と宮原らしからぬ弱気なコメントを発していたが、その後は再起を果たして王道トーナメント優勝という結果を引っ提げて再びジュンの前に立った形だ。 試合はじっくりとしたグラウンドに始まり、場外乱闘となるとパワーで勝るジュンが優位に。その後はジュンが一方的に攻め込む展開が続く。 しかし、宮原の真骨頂は受けに受けまくってからの巻き返し。エプロン上でのパイルドライバーから流れを変えてブラックアウトを連打。
23日、東京みやこ・アリーナ立川立飛にて全日本プロレス『ジャイアントドリーム2025』が開催。【HAVOC】ザイオン&オデッセイが世界タッグ王座初戴冠を果たした。 昨年までの世界タッグ王座戦線では双子の元大相撲レスラー・斉藤ジュン&斉藤レイが不動の地位を築き、ジャンボ鶴田&谷津嘉章が持っていた最多防衛記録を約35年ぶりに更新するなど歴史に名を刻んだ。 しかし、2025年3月に【ビジネスタッグ】宮原健斗&あおやぎゆうまが同王座奪取を果たし、同年8月には【バカの時代】鈴木秀樹&真霜こぶし號がさらに奪取するなど世界タッグ王座戦線は群雄割拠時代に突入したと言える。 この日、秀樹&真霜が初防衛戦の相手として迎えたのは【HAVOC】ザイオン&オデッセイ。 ザイオンは188cm 112kgの大型選手。ラグビーでサモア代表としてワールドカップに出場したバックボーンを持ち、2018年にはWWEと契約しSmackDownにも登場。今年4月のチャンピオン・カーニバル出場のために初来日し、その後も継続参戦。 オデッセイは196cm 184kgの体格を誇る元WWE(Raw)の超大型選手。ザイオンの誘いを受けてHAVOCの新メンバーとなり今年8月より全日本に参戦している。 2人とも参戦歴は短いながらもHAVOCのメンバー間で見せる友情や結束、そして全日本を想う強い気持ちを見せてきたことでファンの支持を獲得。2人の世界タッグ挑戦が決まったときも「時期尚早である」といった声が挙がることもなくファンは歓迎の意志を見せていた。 試合は互いの地力を確かめ合うかのような堅実なレスリングに始まるが、暴走したオデッセイが驚異のパワーファイトを繰り出すと戦況は一変。場外戦で大暴れして一気に優位を掴む。 4人の中で最も小柄な真霜が集中砲火を浴びるが、熟練のテクニックでいなしつつ得意の足技を叩き込むことで窮地を脱出。続く秀樹もエルボースマッシュを軸に攻め立て、雪崩式ダブルアーム・スープレックスまで繰り出すもオデッセイがカット。 最後は秀樹とザイオンの打撃戦となり、ボディへの掌底からハートブレイクショット、ローリング・ヘッドバッド、ジャンピング・エルボーとザイオンが連撃。さらにオデッセイが飛び込んできてブラックホール・スラムで叩きつけると、最後はザイオンがダイビング・ヘッドバッドを食らわせてすりーかうんとを奪取。
23日、東京みやこ・アリーナ立川立飛にて全日本プロレス『ジャイアントドリーム2025』が開催。青柳亮生がMUSASHIを破って世界ジュニア王座の初防衛に成功。ライジングHAYATOとともにアジアタッグ王座挑戦を宣言した。 亮生はあおやぎゆうまの弟であり、2019年1月にデビュー。最初こそ伸び悩んだものの、ハイフライヤーとして覚醒してからは一気に全日本ジュニアの顔にまで上り詰め、世界ジュニア王座を3度戴冠。ヘビー級が主役になりがちな全日本プロレスの中でジュニアの価値向上を叫び『ゼンニチじゅにあフェスティバル』の開催を提唱し実現させるなど実力だけでなく行動力も兼ね備えた気鋭の25歳。 亮生は先週まで世界ジュニアだけでなく兄・ゆうまとともにアジアタッグ王座も戴冠していたが、【むーちゃんせーちゃん】MUSASHI&よしおかせいきに敗北。 両者は全日本ジュニアの中核をなす選手であり、今年5月には当時MUSASHIが持っていた世界ジュニア王座を吉岡が奪取するなど互いに頂点を争い切磋琢磨する間柄。ほんわかした天然なMUSASHIを吉岡がイジり倒すという2人の関係性は女性ファンを中心に高い支持を得ており、“ラブラブバカップル”を自称するまでの絆を見せている。 アジアタッグがむーちゃんせーちゃんの手に渡り、今大会はMUSASHIが亮生の世界ジュニア王座に挑戦することに。 序盤は亮生が速攻を仕掛けるが、パワーで勝るMUSASHIが押していき逆水平チョップ&トラースキックを軸とした打撃技で攻め立てていく。MUSASHIは早々にエストレージャ・フトゥーロ(※フロッグ・スプラッシュ)を放つが、これをかわした亮生が旋風脚を見舞って反撃の狼煙。 亮生はロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを放っていくが、MUSASHIは3発目をファルコンアローで切り返す。MUSASHIが必殺の二天一流を狙うが、亮生はテクニカルな丸め込みの連発で粘ってリバース・フランケンシュタイナー。さらにハウザーインパクト(※フィッシャーマン式スパインバスター)から必殺のファイヤーバード・スプラッシュを放つも、MUSASHIがヒザを立てて剣山で迎撃。
23日、東京みやこ・アリーナ立川立飛にて全日本プロレス『ジャイアントドリーム2025』が開催。黒潮TOKYOジャパンが他花師を破ってGAORA TV王座戴冠を果たした。 吉田隆司こと他花師(たかし)は、国内では2006年11月にサイバー・コングとしてどらごんげーとでデビュー。団体内トップクラスのパワーファイターとして活躍し、ベビーでもヒールでも印象に残るキャラクターを魅せつつオープン・ザ・お笑いゲート王座にも絡んでいくバイプレーヤー。2019年にチャンピオン・カーニバルに出場したことがよほど嬉しかったのか、チャンピオン・カーニバル2019という技(※「チャンピオン・カーニバル!」と叫びながらの延髄斬り)をどらごんげーとのリングで使い続けるなど全日本に強い思い入れ持っていた。 そんな他花師は2025年3月に大森北斗率いるユニット【北斗軍】のトライアウトに参加し、全日本の“明るく楽しい”を担う一員に。コワモテの他花師が見せるとびきりのかわいさがギャップ萌えを呼び、他花師がついに大ブレイク。GAORA TV王座&全日本プロレスTV認定6人タッグ王座の二冠王に君臨するだけでなく全日本とどらごんげーとの橋渡し役にもなり、どらごんげーとのリングで全日本の王座戦を行うなど団体を股にかけた活躍で釈羅不し続けている。 この日は他花師のGAORA TV王座の3度目の防衛戦として、他花師、大森北斗、くまあらし、愛澤No.1、黒潮TOKYOジャパン、立花誠吾、“ミスター斉藤”土井成樹、セニョール斉藤、菊タローの9選手が参加するバトルロイヤルが実施。 全員が手4つで数珠つなぎになって力比べを行うコミカルな立ち上がりとなり、全員で王者の他花師を袋叩きに。他花師が1人ずつ地獄突きで撃退していくも、8人に囲まれるとまごまご。それぞれがそれぞれのキャラクターを活かした“明るく楽しい”全日本のプロレスを見せていく。 終盤に残ったのは、他花師、北斗、黒潮の3人。北斗軍の他花師&北斗が連携して黒潮を追い込もうとするが、息が全く合わず誤爆に次ぐ誤爆。2人が揉め始めると、黒潮が他花師を誘導して地獄突きを北斗に誤爆させることでOTRさせる。 黒潮のジャケットパンチと他花師の地獄突きの打ち合いとなり、打ち勝った他花師がチャンピオン・カーニバル2019。
東京女子プロレスが9月20日、東京・大田区総合体育館で『れっする PRINCESS Ⅵ』を開催した。遠藤有栖が元WWEスーパースターのプリシラ・ケリー(旧名=ジジ・ドリン)とのインターナショナル・プリンセス王座決定戦を制し、悲願の初戴冠を果たした。 同王座は宮本もかが保持していたが病気療養のため返上。夏のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」で準優勝を果たした遠藤とジェイダ・ストーンによる王座決定戦が決まっていた。ところが、ジェイダが負傷欠場のため、大会3日前に対戦相手がプリシラに変更された。プリシラは2018年にはプリンセス・オブ・プリンセス王座(当時の王者はやましたみゆ)に挑戦したことがあり、WWEマットに参戦後には、NXT女子タッグ王座を獲得したこともある実力者。 初対決となった両者だが、序盤はプリシラの変則的な動きに遠藤が手を焼く。プリシラはラリアット、変型ボムを繰り出すも、遠藤はエプロンで鶴ヶ城。その後、キャメルクラッチ、スリーパー、再度のキャメルクラッチで締め上げるもエスケープ。エルボーのラリーから、プリシラがハーフネルソン・ジャーマンもカウントは2。それでも立ち上がった遠藤は水車落としで流れを変えると、スーパーキック、什(じゅう)の掟を決めてすりーかうんとを奪った。これで遠藤はシングル王座初戴冠となった。 バックステージで遠藤は「重い…。やっと獲れました! 今までホントに一人で頑張って、目に見える勲章ってものがなかったから。今回やっと、人生初めて一人で手に入れたベルト。初めてこれに触れて、もっと自分自身も大きくなって、このベルトと一緒においしいものとか楽しいところにいっぱい連れてって、遠藤有栖の色にします」と喜びを露わに。対戦相手が急きょ変更となったが「私は何も変わらない。ベルトへの気持ちも変わらなかったし、プリシラの存在は知ってたから。このベルト懸けて戦えて、それで私が勝って、このベルトを手に入れた。最高の、一生忘れない思い出です!」満面の笑みを見せた。 王座奪取ならなかったプリシラは「インディーに戻ってきてから、一番キツい試合だったかもしれない。アリスも最近対戦した中でも最高の選手だし、試合ができて光栄に思ってます。今日もハードな試合になってうれしかったので、ぜひリマッチを要求したい。もう1回、彼女とやらせてください」と再戦を要望していた。
東京女子プロレスが9月20日、東京・大田区総合体育館で『れっする PRINCESS Ⅵ』を開催した。Ober Eats(かみふくゆき&上原わかな)が享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)を破り、プリンセスタッグ王座初戴冠を果たした。 オーバーイーツは4月18日、米ラスベガスで享楽共鳴に挑むも敗退しており、これが2度目の挑戦となった。上原は9・7北沢での前哨戦で歯を折るアクシデントに見舞われ、9・13会津大会を欠場したが、この日は根性で出場。 試合前のマイクでミサヲが「私たちに噛みつく覚悟はあるのか?」と挑発された、大食いタレントでもある上原はハンバーガーを食べて、問題ないことをアピール。 挑戦者組が奇襲も、ミサヲはスプレー噴射。早々に場外戦となり、ミサヲは戦闘用チャリンコ・ハイパミ号で中島との2人乗りでオーバーイーツに突っ込むもセコンドに誤爆。リングに戻ると、かみふくが中島に卍固め、上原がミサヲにバナナピローで攻め立てる。その後は一進一退の攻防となり、中島がかみふくを場外に落としトペ発射。ミサヲがかみふくにハイパミリターンズ、中島がコーナーに上がるも、かみふくが雪崩式ブレーンバスター、逆フェイマサーも2カウント。中島がかみふくにこうかくど619、後頭部への619、ノーザンライト・スープレックスもカット。オーバーイーツが中島にダブルの変型フェースバスター。中島がかみふくにフランケンシュタイナー、ノーザンも、逆襲に転じたかみふくがフェイマサー。さらにかみふくが中島にダイビング・フェイマサーを投下してすりーかうんとを奪った。かみふくはシングル王座戴冠歴はあるが、同王座は悲願の初戴冠。上原は初のタイトル奪取となった。 かみふくは「正直ホントに何度も言うけど、私はベルトの試合とかトーナメントとか大事な試合とか、そういうのが本当に大嫌いでやりたくない! 過酷な労働をしたくないと思ってるんだけど、今回私はわかなになめられたくない気持ちがすごく強くて。わかなにかっこいい先輩と思ってもらえるように、そこの反骨心を生かしてベルトを獲りたいという気持ちが芽生えました。コイツの歯が取れたり欠場があったり、私も前哨戦で中島さんに負けたり、すごく気持ちがナイーブになることがいっぱいあったけど…」と心中を吐露。そして「私は名ばかりは東京女子プロレス定期参戦中。
東京女子プロレスが9月20日、東京・大田区総合体育館で『れっする PRINCESS Ⅵ』を開催した。夏のシングルトーナメント『東京プリンセスカップ』初制覇を果たしたわたなべみうが、プリンセス・オブ・プリンセス王者・瑞希との激闘を制し、9ヵ月ぶりに同王座を奪還した。渡辺は10月18日、後楽園ホールで愛野ユキの挑戦を受ける。 渡辺はイッテンヨン(1月4日)、後楽園で瑞希に敗れ王座陥落。新王者となった瑞希は辰巳リカ、やましたみゆ、荒井優希を破りV3に成功し、これが4度目の防衛戦。渡辺はトーナメント優勝の実績を引っ提げて、王座返り咲きに挑んだ。 前半はレスリングの攻防でしのぎを削った。瑞希が旋回式ダイビング・クロスボディを放てば、渡辺はパワーあふれるショルダータックル連発。渡辺がジャイアントスイングを狙うも、瑞希がなんとか回避。エプロンでエルボーのラリーから、瑞希が変型キューティースペシャルで投げる。すかさず瑞希は場外の渡辺めがけてダイビング・フットスタンプ。リングに戻ると、後頭部にダイビング・フットスタンプを決めた。さらに瑞希はうできめ式フェースロックで締め上げるもエスケープ。エルボー打ち合いから、渡辺がダブルハンマー連打。瑞希の渦飴をキャッチした渡辺は胴を抱えて、まさかの変型ジャイアントスイング。瑞希が再びフェースロックに入ると、そのまま持ち上げた渡辺はコーナーに上がり、雪崩式パワースラム一閃。瑞希は投げ捨てキューティースペシャル、渦飴もカウントは2。さらに瑞希は胸元にダイビング・フットスタンプを繰り出し、キューティースペシャルへ移行しようとするも、切り返した渡辺はティアドロップ。レーザービームから、旋回式ティアドロップを決めてすりーかうんとを奪取した。 未詩は「瑞希さん、こんなにやさしくて、周りが見れて、引っ張ることもできる。完璧なプリンセスはほかにいないくらい憧れるし、尊敬している人です。瑞希さんがより強く輝かせたベルトをとることができて。私ももっとこのベルトをキラキラにさせます。夏の期間、熱い思いで勝って、勝って、勝ち抜いて、夏の終わりでこのベルトに触れることができました。明日から秋なので、秋、冬、春、夏とずっとたくさん防衛できるように、キラキラのプリンセス・オブ・プリンセスとして輝いていきます!」と歓喜。
東京女子プロレスが9月20日、東京・大田区総合体育館で『れっする PRINCESS Ⅵ』を開催した。『豆腐プロレス』時代に松本浩代の指導を受けた、元SKE48荒井優希が“初師弟タッグ”で、風城ハル&凍雅の同期コンビに快勝。試合後、荒井と松本は将来的な対戦を誓い合った。 『豆腐プロレス』は2017年にテレビ朝日系で放送されたドラマで、同年8月29日に後楽園ホールで、2018年2月23日に愛知県体育館でリアルプロレスイベントを実施。荒井は名古屋大会にバブリー荒井のリングネームで出場したが、その際にプロレスのコーチを受けたのが松本だった。 荒井がプロレスデビューしてから、4年5ヵ月の月日を経て実現した師弟タッグだが、風城&凍雅の同期コンビが大奮闘。風城が荒井にドロップキック連打を繰り出せば、凍雅は松本にエルボーを連発するなど奮戦。師弟タッグは荒井が風城にサソリ固めを決めれば、同時に松本が凍雅にテキサス・クローバー・ホールドを決めて息の合ったところを見せた。荒井のビッグブーツ、ドロップキックを耐えた風城は変型腕十字で締め上げるもエスケープ。荒井は風城に新人賞を見舞まうと、フルネルソンバスター、Finally(カカト落とし)をすりーかうんとを奪取した。 バックステージで荒井は「ホントに基礎というか、プロレスラー荒井優希を生んでくださった松本選手と組めて光栄でした。東京女子の先輩後輩からも勉強になることあるけど、松本選手から教わったものもたくさんあって。これからの荒井に大事なものをいただいたなと思いました」と感慨深げ。松本が「次、対戦するなら、一プロレスラーとしてやってやるんで。その時はよろしくね」と言えば、荒井は「松本選手と戦う後輩がギラギラしてうらやましかったので、荒井もぜひやりたいです。いつか、お願いします」と将来的な対戦を希望していた。
loading
Comments