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バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

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20日、新宿FACEにて『スターライト・キッド 10周年記念大会 キッちゃんファミリー危機一髪!?』が開催。じゃんぐるきょうながスターダムのリングに帰還した。 じゃんぐるきょうなは2015年にスターダム7期生としてデビュー。リーダーを務めたチーム・ジャングルってる(JAN)でゴッデス(タッグ王座)やアーティスト(6人タッグ王座)を幾度も戴冠し、同ユニット解散後は木村花さん&こなみとともに『TOKYO CYBER すくわっど』を結成。だが2020年に複数箇所の怪我で欠場に入り、その手術失敗により長期欠場へ。その間に木村花さんの事件がありスターダムを退団すると、海外で複数試合を行うが怪我が悪化を続ける。2023年に再度長期欠場に入り治療に専念していたが、今年4月にマリーゴールドで高橋奈七永を相手にエキシビション戦へ。その結果を経て、今年11月以降に本格復帰をする可能性を示唆していた。 この日の第2試合『SLK選抜!呼びたい人だけ呼んじゃったランブル』では、NEO女子プロレスファンだったキッドだけあり、引退している田村欣子やタニー・マウスが15年ぶりにコスチュームを着て出場。NEOを知らない新世代が困惑する中でDJニラが現れるといきなり傘で切腹したため会場中が困惑する。 限定復帰の中西百重が現れるとリング上をハイスピードにかき回し、現役で当時のお約束もわかる松本浩代がなんとか成立させようとする中で、じゃんぐるきょうながリングに現れると久々の再会に飯田沙耶が感動しハグ。だがそのままトップロープからエプロンに落とされあわや入場だけで失格させられそうになる。 DJニラが自由の限りを尽くして満足すると自らOTRで失格し、やっとリング上が正常に動き始めると田村様がきょうなにエースクラッシャー。松本&きょうな&飯田のチームジャングルってる(JAN)が久々の連携攻撃で仕留めにかかるも、中西がきょうな&松本をOTRで失格させる。 大暴れの中西を稲葉姉妹&飯田の3人がかりでなんとか押さえ込み退場させると、最後は飯田が稲葉姉妹をOTRさせて勝利した。 試合を終えたきょうなは「キッちゃんと私は7期生の同期であり10周年、それは私しかいないんですよ!キッちゃんに呼ばれました!出ないわけないなと思って今日上がりました。
20日、新宿FACEにて『スターライト・キッド 10周年記念大会 キッちゃんファミリー危機一髪!?』が開催。第1試合では日本を代表するキッズレスラー出身者がタッグを結成した。 キッドは2015年にSTARDOMでデビュー。年齢不詳ながら2022年に成人式を迎えており、デビュー後に高校受験で休業する時期もあったキッズレスラーだった。2021年の大江戸隊加入による闇落ちから大ブレイクし、この日の興行もついたち持たずにチケットが瞬殺。 第1試合ではりほ&ラム会長&吏南という日本を代表するキッズレスラー出身者がタッグを組み、吏南の双子の妹である妃南、りほの師匠であるさくらえみ、さくらえみとりほが師匠である水森由菜がタッグを結成し対戦。 さくらが味方である水森に「(がとーむーぶ)辞めやがって」と恨み節を言いながらエルボーを連打する場面もあり、弱った水森へりほがダイビングクロスボディ。だが水森もスーパーガールで反撃し、熊本の不沈艦(=ラリアット)でトドメを狙うがラムがエクトプラズム攻撃でカット。続けざまに吏南がムチ攻撃、ラムが619からりほがくるくるリボンで丸め込みすりーかうんとを奪った。 負けはしたものの世界で活躍するりほとさくらと一緒に成長した自分で闘えた事に感謝する水森へさくらは「適当な事言ってんじゃねーよ。だいたい自分のこと自分で成長したとか言うレスラーが人に認められた事はありません。スターダムに言って髪型色が変わった?体型が変わった。肝心なのはこっからでしょ。じゃあどこが変わったの?答えられないでしょ?でもね、元々努力家だし、元々トップを狙いたいって気持ちがあった。だけど、このゆなもんを変えたのは、はっきり言って環境だと思う。スターダムが彼女にはすごく向いてるし、若い選手が生き生きとするのに、対して卑屈な自分っていうのがお似合いなのよ!オーホホホ」と挑発しさくらワールド全開で去っていく。 水森は「変わってないよ、あれがさくらえみだよ。悔しいけど絶対次は対角で!今日はそれがわかってよかった。見とけよさくら!」と闘志を燃やす。 8歳からプロレスを始めたりほは「私とラムちゃんが結構批判を浴びながら茨の道を歩んできたんですけど、そこからキッズレスラーも普通な感じになってきたのがすごく私は誇らしくて嬉しいので、それも皆のおかげだなと思ってます」と笑顔。
20日、新宿FACEにて『スターライト・キッド 10周年記念大会 キッちゃんファミリー危機一髪!?』が開催された。 キッドは2015年にSTARDOMでデビュー。年齢不詳ながら2022年に成人式を迎えており、デビュー後に高校受験で休業する時期もあった。2021年の大江戸隊加入による闇落ちから大ブレイクし、この日の興行もついたち持たずにチケットは瞬殺となっていた。 大会開始前にスターダムの岡田太郎社長とキッドがリングに上がり、世界的AWS障害によりぺいぱーびゅー生放送が中止になったことが発表される。その代わりにYoutube『STARDOM official』チャンネルで無料生配信が決定する大盤振る舞いに。 興行題通り危機一髪になる中、第0試合ではシン・スターライト・キッドvsスターライト・唯我によるダークマッチが行われるとものの見事に時間が推し危機的状況へ。これはキッドがリングに現れ2人を倒して興行をスタートさせる。 第1試合ではりほ&ラム会長&吏南という日本を代表するキッズレスラー出身者がタッグを組み、吏南の姉である妃南、りほの師匠であるさくらえみ、さくらえみとりほが師匠である水森由菜がタッグを結成し対戦。 第2試合の『SLK選抜!呼びたい人だけ呼んじゃったランブル』では、母親が井上京子ファンだったこともあり子供の頃からNEO女子プロレスを見てきたキッドだけに、引退している田村欣子やタニー・マウスが15年ぶりにコスチュームを着て出場。DJニラ、じゃんぐるきょうな、松本浩代などが次々現れる中で、中西百重が大暴れして現役選手たちを次々失格させた。 第3試合では下田美馬&みやざきゆきのNEO えるえーDIESタッグが天咲光由&星来芽依のNEO GENESiSと対戦し、星来が宮崎の恥ずかし固めの餌食に。 第4試合ではなつぽい&あのうサオリ、橋本千紘&岩田美香、こなみ&琉悪夏が現役最前線としてバチバチした試合を展開した。 メインイベントではスターライト・キッド(以下SLK)&エル・デスペラート&ドラゴン・キッド(以下DK)のタッグが、井上京子&葛西純&鷹木信悟と対戦。キッドが見ていた時代のNEOのトップが京子であり、デスペと葛西はデスマッチで激しい試合を繰り広げている仲、鷹木信悟は元どらごんげーとでありドラゴン・キッドと久々の邂逅となる。
19日、静岡県駿東郡清水町にあるカンドリーファームにて、LLPW-Xの選手たちが新米を収穫した。昨年開催された神取忍還暦祭興行で神取と井上貴子が同町のふるさと大使に就任。選手たちはたびたび東京から駆けつけて田んぼや畑での作業を手伝っており、今回は5月に田植えをした米の稲刈りのため静岡へ。女子プロレスOGの大森ゆかりさん、紅夜叉さんも参加した。育て上げた新米を実食した神取はその美味しさを絶賛。こちらは『神取米』を名付けられて清水町の子供食堂に贈られるほか、11・14LLPW-X神田明神大会でも販売される。
現在『Amazon Web Services(AWS)」で世界的な障害が発生している。この影響でAmazonや各種オンラインゲーム、オンライン会議システムなど様々な問題が世界中で発生中。 その影響を受けて、新日本プロレスの『NJPW WORLD』も全ての動画が視聴できない状況となり、本日19時から開催される『スターライトキッド 10周年記念大会 キッちゃんファミリー危機一髪!?』のぺいぱーびゅー配信も中止となってしまった。 だが大会開始前にスターダムの岡田太郎社長とスターライト・キッドがリングに上がり、ぺいぱーびゅーの中止とともにYoutubeでの無料生配信を発表。この日の興行はチケット発売初日で完売するほどの大人気であり、ぺいぱーびゅーも売れていたと言うが全員に返金対応しての大盤振る舞いとなった。 視聴はYoutubeの『STARDOM official』チャンネルにて配信が行われる。
DDTプロレスが10月19日、東京・後楽園ホールで『WRESTLING HARVEST ~ 茜色に染まる空 ~』を開催した。KO-Dタッグ王者組の飯野雄貴&納谷幸男(The Apex)が樋口和貞&石田有輝(ハリマオ)をしりぞけ、5度目の防衛に成功。橋本千紘&ゆう(チーム200キロ)、まお&KANON(ストレンジ・ラブ・コネクション=S.L.C.)が挑戦の名乗りを挙げ、11・3両国国技館で『サバイバル3WAYマッチ』による王座戦が決まった。 挑戦者組の石田はチャレンジが決まった後、体調不良のため、しばらく欠場。10・12町田で王者組との前哨戦に臨んだが、いいところなく敗れ、パートナーの樋口から猛ゲキを飛ばされていた。 開始早々、場外戦となり、石田は飯野にエルボー、突っ張りを連打し、エプロンを走ってダイビング・ショルダーを敢行。だが、納谷からマットの敷かれていない床にボディスラムで叩きつけられ悶絶。The Apexは石田にダブルのショルダータックルをぶちかまし連係も上々。樋口が納谷にチョップを見舞えば、納谷はエルボー、ミドルキックで返していった。飯野と樋口が壮絶なラリアット相打ちを連発。石田が飯野を小股すくいにいくと、樋口がラリアットをぶちかます合体技。コーナーでの攻防から、小兵の石田が巨体の納谷を雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てた。樋口が納谷に串刺し式延髄ラリアット、ダイビング・ボディプレスで追撃し、石田に喝を入れた。奮い立った石田は納谷にどすこいスプラッシュ、必殺の炎掌で追い込むもカウントは2。さらに納谷をどすこいクラッチで丸め込み、ヘッドバット、さらに突進するも納谷がヒザで迎撃。勝機と見た納谷はニーリフトから世界一のバックドロップを繰り出して、大奮闘した石田にトドメを刺した。 試合後、納谷は「石田、おまえは自分のことを情けないとか、みっともないとか言うけど、今日の試合見て、みっともないなんて思った人は、この会場にはどこにはいないと思う。俺もかつて、とある先輩にどうしようもなかった俺をこの上の地位まで引き上げてもらいました。おまえの周りにはすげぇ先輩たちがたくさんいるじゃないか。ハリマオの先輩たちがいるじゃないか。おまえは情けなくなんてねぇ。DDTの強い選手だ。また試合しよう」と語りかけ、健闘した石田と握手を交わした。
DDTプロレスが10月19日、東京・後楽園ホールで『WRESTLING HARVEST ~ 茜色に染まる空 ~』を開催した。だんしょくディーノが11・3両国国技館での復帰戦で一騎打ちを行う佐々木大輔に挑発され、困惑しきりだった。 ディーノは虫垂炎のため、10・8新宿大会から欠場していたが、この日、第2試合後に登場。ディーノは「先日、毒気が溜まって緊急手術をしまして、デトックスが完了して、きれいなだんしょくディーノで戻ってまいりました。復帰は11月3日、両国で考えさせていただきます。ずっとキャリアを通して、(愛犬の)ハクの散歩でコンディショニングしてきたんですけど、今のところは7割といったところなので。両国に向けて、散歩の強度を上げて、頑張って仕上げていきたいと思います。両国では今までにない、きれいなだんしょくディーノをお見せします」とらしくない殊勝なあいさつ。 メインイベント終了後、11・3両国の全カードが発表され、ディーノは佐々木とのシングル戦が発表された。大会後、コメントブースに現れたディーノは「入院中今までの自分の行いを振り返って、何であんなことをしたんだろうということばかりで恥ずかしいです。今後はきれいな私がクリーンファイトを目標にやっていきたいと思います」と発言。 すると対戦が決定した佐々木が入ってきて、「俺とおまえ、両国でシングルマッチ決まってんだ。2018年(10月2ついたち、両国)、シングルやった。7年ぶりにシングルが両国で組まれた。DDTが俺たちに何を望んでるか分かるか? DDTが求めてるのは全裸の向こう側だ! あのときの試合の全裸のさらに向こうだ。それが何かは俺にも分からない。DDTが俺たちに求めてるのはそういうことだ。両国、覚悟しとけ!」と吐き捨て去って行った。 ディーノは緊急手術で一時的に記憶障害が起きてしまったのか、「僕はきれいなファイトがしたいんだ。7年前に何があったというんだ? (全裸の向こう側とは?)内蔵出すしかないけど、すでに1週間前に内蔵出したんだよ。DDTがこのカードを組んだ意味が分からないよ。7年前にもし何かがあったとした場合、彼が言うように、その向こう側を求められてるのかもしれない。向こう側、全く分からない。
東京女子プロレスが10月18日、東京・後楽園ホールで『Additional Attack '25』を開催した。インターナショナル・プリンセス王者の遠藤有栖がアリス・クロウリーとの“ありす対決”を制し、初防衛に成功した。 この一戦は国、表記こそ違えど、読みは同じ“ありす”同士の対戦となった。ロックアップになると、遠藤はトップロープに上がって、身長差をカバーして対応。アリスが延髄ラリアットを繰り出せば、遠藤はドロップキックからキャメルクラッチもエスケープ。アリスは場外でブレーンバスター、リングに戻ると、コーナーマットにパワーボムで叩きつける荒技を連発。遠藤は磐梯山、スタンディング式の変型キャメルクラッチで締め上げた。脱出したアリスは変型ストレッチ。遠藤が水車落とし、エルボー連打を放つと、アリスが投げ捨てジャーマン、ラリアットもカウントは2。アリスは遠藤の腕を取ってラリアット連発。3発目をかいくぐった遠藤はスーパーキック連発から、什(じゅう)の掟を決めてすりーかうんとを奪った。 バックステージで遠藤は「私の愛しのベルト、守ったよ。アリスから守ったよ。あっちのアリスに勝ったから、遠藤有栖はアイアム・ビッグってことでいいよね? 確かにアリスはデカかったけど、遠藤有栖の方がデカいって意味です。ホントに帰ってきたこのベルト、私は応援してくれるみんなに救われて戦ってるんだなって、めちゃめちゃ感じました。このベルトと応援してくれるみんなと遠藤有栖、たくさん旅しよう。いろんなところ連れてく。そしてめちゃめちゃ楽しい思い出、一緒に作ろう!」と喜びを露わに。そして、対戦相手のアリスを呼び出すと「シングルで“ありす対決”したから、めっちゃ絆芽生えたと思う。ベストフレンズ、明日がラスト? 組みたい~。タッグチーム、トゥモロー! 誰か偉い人! 伝えといてください!」と“ありすタッグ”を熱望。 その後、単独でコメントしたアリスは「初めての日本で移動とか時差とかいろいろ大変だったけど、そんなことも言い訳できないくらい、遠藤有栖にボコボコにされた。徹底的にやられたことで、彼女に対するリスペクトの気持ちがものすごく強く生まれたし、彼女とは何度でも試合がしたい。敵としてもあっぱれだけど、それだけ強いんだったら、味方としても非常に心強いので、明日の大会でタッグチームを組むことにしました。
東京女子プロレスが10月18日、東京・後楽園ホールで『Additional Attack '25』を開催した。プリンセス・オブ・プリンセス王者のわたなべみうが愛野ユキとの熱~い戦いを制して、初防衛に成功。渡辺は11・9後楽園で“ジ・アルティメット・アスリート”の異名を取る J-RODの挑戦を受ける。 愛野はリングアナを経て、プロレスラーになったが、渡辺とは同時期に練習生だったこともあり、同じ2018年デビュー組。プリプリ王座には2022年4・9後楽園で当時王者の中島翔子に挑んで以来、3年半ぶり3度目の挑戦。渡辺は9・20大田区で瑞希を破って王座奪還を果たして、これが初V戦となった。 両者は開始早々から、激しいショルダータックル合戦を繰り広げ、アツアツの攻防に。戦場が場外に移っても、ショルダータックルでぶつかり合った。渡辺は愛野を抱え上げ、鉄柱、エプロンの角に腰をぶつけるエグい攻め。リングに戻り、愛野がダイビング・ショルダーを見舞えば、渡辺は開花式ジャイアントスイングでぶん回した。愛野は愛と炎のフルネルソンから、リバース愛と炎のフルネルソンで締め上げるも決められず。再びショルダータックル合戦、エルボーのラリーで意地の張り合い。愛野はブルドッキングヘッドロック、ヴィーナスDDT、さらにUBV狙いも渡辺が回避。渡辺はパワースラムを決めると、ショルダータックル、レーザービーム、旋回式ティアドロップとたたみかけてトドメを刺し、“激熱”の戦いに終止符が打たれた。 試合後、渡辺は「ユキさんとこんだけぶつかり合って、痛~い! 疲れたー! ユキさんも疲れたが同じになるくらい、いっぱいぶつかることができて楽しかったです! ユキさんは同じ年にデビューして、東京女子では先輩だけど、プロレスラーでは同期っていう貴重で大切な存在です。そんなユキさんとこのベルトをかけて戦うことができてうれしかった。私はまだまだこれからずっと防衛し続けるつもりなので、2回でも3回でも100回でも、いっぱい挑戦しにきてくれたらうれしい」と思いの丈を吐露。そして「後楽園、毎月決まっております。そんな後楽園大会、そしてその後にある両国国技館大会(2026年3月29日)、そこまでずっと防衛し続けて。ここからもっともっとプリンセス・オブ・プリンセスとして頑張りたい!」と歓喜のマイク。
髙木三四郎30周年プロジェクト『超日本プロレス~come again 2025~』が10月14日、東京・新宿FACEで開催された。11・3両国国技館で復帰する髙木三四郎が年内最終大会(12月29日、新宿FACE)で“超日本のエース”永田裕志(新日本プロレス)と6人タッグ戦で激突することが決定した。 体調不良(狭心症)と経営に専念するため、昨年7・21両国大会をもって無期限休業に入った髙木は医師からGOサインが出たことで、11・3両国で葛西陽向を相手に復帰戦を行う。それに先駆けて、今大会の第1試合で髙木は一般人・澤宗紀とエキシビションマッチ(5分1本勝負)を敢行。いきなり澤と張り合った髙木はドロップキックも繰り出したが、澤のシャイニング・ウィザードでわずか28秒で秒殺された。ここで、この一戦を見たいがために自腹でチケットを購入して観戦していたDDTの今林久弥GMがリングに上がり、「16年ぶりのシングルマッチと言って、チケット売っておいて、このザマか! そういうのは詐欺師と言うんだよ。CyberFight副社長が詐欺師なんですか!」とブチ切れ! 何の権限もないはずなのに、今林GMは再試合を指令。 再試合でも澤のシャイニング・ウィザードが火を噴くも、髙木はなんとかカウント2でクリア。場外戦になると、髙木は戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で澤をひき、着ていたYシャツを破る。ラリアット、ドラゴンスクリューを繰り出した髙木は炭酸ガス噴射器を持ち出して、澤に噴射するも、巻き添えを食ったレフェリーが失神。5分タイムアップ寸前となると、今林GMが「レフェリーが失神してんだから、ストップウォッチを止めろ!」とリングアナに強権発動。髙木は何度もロープに走らされヘロヘロに。レフェリーが復活したところで、澤が伊良部パンチ、お卍固めで締め上げてタップを奪った。 髙木は「めっちゃ走ってるんじゃん。まだいけるよ。おまえら俺の体調万全か? 次回大会、12月29日、平日の昼間にやります。そこを超日本のファーストシーズン最終回にしようと思う。澤君、一番戦いたかったし、組みたかった! 次は組もう!」と澤にタッグ結成を要請した。 そして、メインイベント(第6試合)では、髙木から“超日本のエース”と指名された永田が青木真也と一騎打ち。
髙木三四郎30周年プロジェクト『超日本プロレス~come again 2025~』が10月14日、東京・新宿FACEで開催された。12・29新宿での年内最終大会でアーリーDDTを彩った“レジェンド”のMIKAMI、佐々木貴がタッグを組むことが決定した。 超日本ではDDTはたあげげメンバーで、現在はフリーで活躍するMIKAMIがレギュラー参戦。この日、第3試合に出場したMIKAMIは政岡純とのコンビで、翔太&塚本竜馬、バラモンシュウ&バラモンケイとの3WAYタッグマッチで対戦。試合はシュウが翔太を五体不満足でフォールし、MIKAMIは白星を挙げられなかったが元気いっぱいのファイトを披露した。 試合後、髙木三四郎がリングインし「DDTの名前を決めるとき、野澤(一茂=NOSAWA論外)が超日本プロレスって言いだして、俺らが猛反対して、ドラマティック・ドリーム・チームになったんだよな。超日本プロレスがもし、あのとき、俺たちがやった団体なら、どうなってたんだろう?って検証する大会なんだ。だから、俺はこの男と組んでもらいたいと思って呼んでるんです」と言うと、ふりーだむす代表の貴が登場。 髙木は「そもそも、この2人はほとんど組んでないんだよ。あのとき、DDTじゃなくて、超日本プロレスって名前だったら、どうなってたんだろうって思って。だから、俺は2人のタッグが見たいです」と熱望。それに対して、MIKAMIは「2人のタッグはよっぽどじゃなきゃないよね。ライバルだったし…」と言えば、貴は「プレはたあげげ戦にお手伝いに来て、髙木さんの試合を見て直談判して、はたあげげ戦から所属にしてもらいました。超日本プロレス、昔のDDT臭のする懐かしい団体です。ぜひ出させてください」とアピールして、MIKAMIと握手を交わした。 MIKAMIと貴は2001年12月にはKO-Dタッグ王座を戴冠したこともあるが、DDTではほとんど敵対関係にあったため、レアなコンビ結成となる。バックステージで貴は「超日本プロレスがスタートしたのであれば、DDTじゃなくて超日本だったらどうなってたかを、一若手に戻る気持ちで試合に挑ませてもらいます。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。メインイベントではCMパンク&中邑真輔vsブロン・ブレイカー&ブロンソン・リードが行われた。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 日本公演ラストとなる試合だが、序盤からCMパンクと中邑はリードに圧倒される場面が続く。だがブレイカーをCMパンクがGTSで排除しリードにハイキックを叩き込むと、中邑がキンシャサを突き刺しすりーかうんとを奪った。 勝利した中邑は「東京!感無量、感激の一言。どうもありがとうございます!日本人スーパースター、俺も含めて、ASUKA、イヨ、カイリ、ジュリア、戸澤、WWEという世界の舞台で身を削ってます。応援よろしくお願いします!」と挨拶。 マイクを持ったCMパンクは「日本のファンの前で試合ができることが光栄だ。プロレスに夢中になった子供の頃、ずっと日本に行きたかった。テリー・ファンクのようになりたかった。東京に来て伝説のレスラーたちと一緒にいられること、日本人レスラーたちとロッカールームを一緒にできて本当に光栄だ。だがもう1人同じ気持ちでいる男がいる。多分その男は日本で試合をするのは最後になるだろう」とAJスタイルズを呼び込む。 AJは中邑真輔に通訳を頼み、中邑が「皆さん、私が初めて日本に来た時、正直何を期待されてるのかわかりませんでした。こんな自分のような男を受け入れてもらえるのかもわからなかった。でも、初日から、あなた達は敬意と情熱を持って迎えてくれた。日本のリングに立つたびに、俺は持てる全てを出し切ってきた。それがあなた達にふさわしいと思ったからです。その代わりに、あなた達は俺に、決して忘れないものをくれた。
伊藤道場が1年ぶりの新宿FACE大会を開催。メインイベントでは『スパーク・ラッシュ』Sareee&いろは匠の持つAAAWタッグ王座に、デビュー36周年を迎えた『いとなべ』伊藤薫&渡辺智子が挑戦した。この試合に向けて可能な限りコンディションを整えてきたという伊藤は、盟友・渡辺とともに重量感あふれるファイトで猛攻。伊藤がいろはに必殺のダイビング・フットスタンプを突き刺すと、渡辺がGO TO HEAVENを放つもSareeeのカットが間に合う。形勢を入れ替えたスパーク・ラッシュは渡辺に大技攻勢でたたみかけると、最後はいろはのランニングスリーが火を吹いて3度目の防衛に成功。6年越しのリベンジを果たしてみせた。 マイクを持った伊藤は「これが今の女子プロ界だと思います。悔しいです…! でも36年やってきて、ここのところ刺激になる試合っていうか、ここまで本気でベルトを獲りにいった試合は久しぶりだと思います。36年選手としては満身創痍。2人が“超えなくてはいけない壁”として逆指名してくれたこと、ホントに感謝します。これからもっと自分たちのスタイルを作って、クラッシュ(ギャルズ/長与千種&ライオネス飛鳥)を継承したんじゃなくてその上をいってほしい」とエール。これにSareeeは「今日しっかり勝利することができて本当に良かったなと思うし、私たちの歩んできた道のりは間違いじゃなかったんだなって…この結果も1つの納得できる勲章になったんじゃないかなと思ってます」と返答。続いて「さっき“刺激のある闘いがない”っおっしゃってましたけど、そんなのは自分たちで作るものなんじゃないですか? まだまだ強いじゃないですか。伊藤さんが私に教えてくれたんじゃないんですか!? もっともっと背中見せてくださいよ」と、師匠に対して強い口調で叱咤した。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。ステファニー・バッケルの持つ女子世界王座にリア・リプリー、イヨ・スカイ、ラケル・ロドリゲスが4WAYで挑戦した。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 試合はイヨとラケル、バッケルとリプリーの絡みから始まり、打ち勝ったリプリーとラケルが四股を踏んで相撲を始めようとしたため、イヨが行司となりがっぷりと組み合う。だがラケルがボディへの膝蹴りを叩き込んでいき、さらにロープに投げ捨てる。続けてイヨを場外に投げ飛ばしていくが、バッケルがスワンダイブクロスボディでラケルをなぎ倒し、イヨがスワンダイブミサイルキックでラケルを場外に落とす。 イヨとバッケルのハイスピードな攻防はラケルがダブルラリアットでなぎ倒しカット。その後はラケルとイヨ、バッケルとリプリーでの攻防が続き、イヨとリプリーがリングから排除されると最後はバッケルがスパイラルタップ(=カンクーントルネード)をラケルに投下しすりーかうんと。バッケルが王座防衛に成功した。 次の試合ではライラ・ヴァルキュリア&ベイリーvsASUKA&カイリ・セインが行われ、身体能力の高さで攻めるベイリーをASUKAがいなし、カブキ・ウォリアーズが連携攻撃で攻め立てると最後は合体インセインエルボーをライラに投下しすりーかうんとを奪取。日本公演での勝利に抱き合って喜びをあらわにした。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。ジュリアが女子ユナイテッド・ステイツ選手権を防衛した。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 2日目もジュリアの女子ユナイテッド・ステイツ選手権が組まれ、ロクサーヌ・ペレスが挑戦。 日本式のオーソドックスなグラウンドの攻防から、ジュリアがエルボーでなぎ倒しブレーンバスター。さらに顔面バーンからキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと顔面に低空ドロップキックと攻め手を緩めない。 ならばとロクサーヌはサミングやコーナーでのラフファイトを仕掛けていき、ビンタの相打ち連発からエルボースマッシュの打ち合いになるが、ジュリアがドロップキックで制するとグロリアスバスターを狙う。これをロクサーヌがスクールボーイで丸め込み、返したジュリアに変形ラ・ミスティカから側転ダブルニー。さらにロープに足をかけての丸め込みを仕掛けるがレフェリーが気づいてカウントをとめる。ならばとロクサーヌはソバットからヨシタニックで叩きつけフォールも2。 ロクサーヌは雪崩式の攻撃でトドメを刺そうとするも、ジュリアがコーナーでヘッドバッド連発から雪崩式ダブルアーム・スープレックスで叩きつけ、ノーザンライトボムで突き刺しすりーかうんと。見事防衛に成功した。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。AJスタイルズが日本最後の挨拶を行った。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステーツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 2日目は第2試合にAJスタイルズが登場し、コフィ・キングストンと対戦。試合前に客席にいる丸藤正道のもとに駆け寄り抱き合う場面も。 試合はコフィのヘッドロックから始まり、ヘッドバッド連発からナックル。だがAJもリープフロッグからのドロップキックで場外に落とすとエプロンを走り込んでのランニングニーを叩き込む。 リングに戻るとバックブリーカーも、コフィもロープを使ったチョーク攻撃からスリーパー。AJのシーソーホイップを着地したコフィが逆にシーソーホイップで投げ捨てフォールも2。 AJがコンビネーションナックルからランニング・フォアーアーム。さらに串刺しラリアットからの牛殺しと連撃。スタイルズクラッシュとSOSの切り返しあいを制したコフィがPK連発からブーン・ドロップを投下しフォールも2。再度ブーン・ドロップもAJはキャッチしてシーソーホイップで投げ捨て、最後はフェノメナール・フォアアームを叩きこみ逆転勝利した。 メインイベント終了時にCMパンクに呼び込まれたAJが再度リングに登場。英語で挨拶したあと中邑真輔に通訳を頼み、中邑が「皆さん、私が初めて日本に来た時、正直何を期待されてるのかわかりませんでした。こんな自分のような男を受け入れてもらえるのかもわからなかった。でも、初日から、あなた達は敬意と情熱を持って迎えてくれた。日本のリングに立つたびに、俺は持てる全てを出し切ってきた。それがあなた達にふさわしいと思ったからです。その代わりに、あなた達は俺に、決して忘れないものをくれた。
17日、レフェリーの笹崎勝己さん(60)がクマに襲われて亡くなった。 笹崎さんは全日本女子プロレスでレフェリーデビューし、昨今は栃木プロレスやマリーゴールドなどにレフェリーとして出場。全女解散後にはぜろわんを運営していた株式会社ドリームオンステージの社長に就任し、レフェリーを継続しながら団体運営を行っていた。 今年3月に6歳と3歳の娘を連れて岩手県北上市に移住し、温泉旅館にて働きながらレフェリーとして活動していた。 16日午前中に温泉旅館の露天風呂を清掃中であった笹崎さんが姿を消し、露天風呂にはメガネやスリッパが散乱。柵に続く多数の血痕とクマとみられる毛が残されていたことから温泉旅館スタッフが通報。17日午前9時ごろに行方不明になっていた露天風呂の北西約50メートルの雑木林内で損傷した遺体が発見された。近くにいた1.5mほどのツキノワグマは猟友会のメンバーにより駆除された。 駆除されたクマは痩せていたといい、クマによるとみられる死亡事故は同市だけで今年度3件目という。 自身も5人の子供がいるプロレスラーの火野裕士は「笹崎さん、めちゃくちゃ優しい人。身体丈夫で力強くて年齢感じさせないくらいもくもくと働いてた。びっくりするくらい働いてた。リング作ってレフェリーして運転もして合間で睡眠とって、その寝顔がおもしろくてよく写真撮ってた。子供と奥さんとうちにも来てくれた。ジムにも来てくれた。悪い印象はゼロ。良い人やったほんとに良い人やった。熊の被害者増えてるのは人間が自然を減らすからよ。自然そんなに壊さないとだめかな?笹崎さん家族の為に働いてたんよな。子供めちゃくちゃ可愛くてね、一生懸命家族の為に働いてたんよね。悲しいよ。ほんとに」と悲しみと憤りをあらわに。 元全女の堀田祐美子は「全女時代に苦楽を共にした笹崎勝巳レフリーの訃報。全女大量離脱、倒産の時も頑張ってくれたささやん。私の興行も手伝ってくれていた。最近会場で会った時も嬉しそうに娘さんの話しをしていて、幸せで良かった思っていたのに…真面目で本当に優しい人だった。心からご冥福をお祈りします」と、ジャガー横田は「熊に寄る事故が多く毎日のようにニュースを目にします…東京に住む私には遠い話のはずが身近に起こってしまった…全日本女子プロレス時代から試合を捌いてくれてたレフェリーの笹崎さん。
10月18日(土)~19日(日)東京・駒沢体育館で行われる、2025年の男子グレコローマン大学日本一を決める文部科学大臣杯全日本大学グレコローマン選手権の決勝戦(19日)を味方冬樹リングアナウンサー(フリー)がスペシャルリングアナウンサーとしてコールする事が発表された。 2001年より開催され24年の歴史もつ今大会の中でリングアナウンサーの起用は初の試みとなる。 同大会は、2005年に吉田万里子さんが主催していた『息吹』にてプロレスラーとして活躍し、レスリングでは全日本選手権優勝、1987年世界選手権61kg級銀メダル、1989年65kg世界選手権銅メダル、1990年世界選手権金メダル獲得、現在はJAPAN YouTubeチャンネルでレスリング普及に活動する成国晶子さんの働きにより実現したもの。 成国さんは「今大会はもとよりレスリングの大会でリングアナウンサーさんにコールして頂く形は未だかつてないです。今年の大学対抗リーグ戦より、決勝演出を導入しレスリングを盛り上げようと考え、私が所属していた『息吹』関係者にお願いし味方リングアナにご参加頂く事になりました。レスリングもプロレスも盛り上げたいです。よろしくお願いします」とコメント。 味方レフェリーは「今回はレスリング業界での初の試みという事で、自分を選んで頂き光栄に思う気持ちとレスリングという1つの形が出来上がっている物にしっかりと融合出来るか?という若干の緊張もあります。ただ、リングアナウンサーとしては戦う選手への激励と尊敬の念を持ってコールする事はプロレスの時と何も変わらないので、しっかりと今回の大役を務めさせて頂きます」と意気込みを語った。
17日、笹崎勝己さん(60)が仕事中にクマに襲われて亡くなった。 笹崎さんは1989年に全日本女子プロレスに入社し、その後同団体でレフェリーデビュー。全女解散後には様々な団体でレフェリーを行い、2015年にぜろわんを運営する株式会社ファーストオンステージの副社長に就任。その後ぜろわんの運営を継承した株式会社ドリームオンステージの社長に2018年に就任し、レフェリーを継続しながら団体運営を行っていた。 2022年には第二児が誕生し、現在は岩手県の温泉旅館にて働きながら栃木プロレスやマリーゴールドなどにレフェリーとして出場していた。 16日午前中に温泉旅館の露天風呂を清掃中であった笹崎さんが姿を消し、露天風呂の柵に続く血痕とクマとみられる毛が残されていたことから温泉旅館スタッフが通報。17日午前9時ごろに行方不明になっていた露天風呂の北西約50メートルの雑木林内で遺体が発見された。近くにいたツキノワグマは猟友会のメンバーにより駆除された。 全日本女子プロレス時代から親交があるマリーゴールド代表のロッシー小川氏は「岩手県北上市の温泉施設で熊に襲われ行方不明だった笹崎勝巳の遺体が発見されたという痛ましいニュースが入ってきた。笹崎の最後のレフェリーはマリーゴールドのリングだった。全女の後輩であり寡黙だが仕事熱心であり、まだ幼い女の子が二人いる。新木場大会に来るはずが欠場となり、何の言葉も交わすことなく別れとなってしまった。こんな最期はありえないし残念無念としか言えない。ご冥福をお祈りします」と追悼した。 名レフェリーとして業界を支えてくださった笹崎レフェリーの御冥福をお祈りいたします。
ほんの4日前は久しぶりのダブプロレス東京公演でした。ご来場頂きました皆様ありがとうございました。個人的に前日から13日の朝までずーっと酒を浴びながら起きる&うたた寝を繰り返して過ごしていたので途方も無く時間が過ぎた気持ちでがまだ4日かい!と言う感覚です。矛盾した言い回しになるけどめちゃくちゃ充じつの酔生夢死みたいな感覚です。その数日間は夢の中で生きてたような。良い意味でね。東京のインディ団体の新しいプロレスの聖地と言われるTOKYO SQUARE in Itabashiこの会場とダブの世界のマッチングが素晴らしいと今回も強く思いましたね。アングラぽい雰囲気、スタンディングゾーン、バーカウンター、爆音OKと。自分もこう言うところは大好きです。普段の地上での生活からその重厚な扉を開けると異空間が広がる。お客さんもレスラーも日常を忘れて束の間の非日常の世界に浸かる。その行為が好きなのもあります。日常を生きていると色んな喜怒哀楽の場面に出くわしてその当事者となる事が多々あるかと思います。それに対して真正面から時をかけて向き合う事も大切ですが、特に負の感情なんかは誰しもが忘れたかったり何かに没頭する時間を作って塗りつぶし払拭たくなるんじゃないかと。日々の陰鬱なんかは激動の中で上書きしてしまうのもありじゃないですかね。正に今回は実は自分がその状況だった事もあったので掻き消しました。もちろんリング上ではプロとしての魅せ方に抜かりなく!ひとりの人間でもありながら生き様を投影するプロのプロレスラーですので。その板橋公演の前日にはマグナムさんとサシで会いました。この間ゆっくり喋れなかった事を色々とお話させて頂きました。夏はおおぜい居たのでゆっくり話す事があまり出来なかった事もあったので。時が経っても一瞬で縮まる距離で当時の延長です。あの頃の話を色々と詳しく聞いたり、ダブプロレスってどんな団体とか、大阪ミクスチャの事も最近のプライベートな事とかも。本当にこのキャリアと年齢にならないと気付けない事が多すぎる。キャリア=年数ではなくキャリア=経験値と言う意味で。そこでダブプロレスvsストロングハーツの対抗戦の大阪でのダブ主催のCIMAvs谷嵜の試合の配信も見て貰ったり。当時のプロレスのプの字も何も分からない頃から20年経って成長した姿をかつての師匠に見て貰う嬉しさもありました。