Discover伝統音楽デジタルライブラリー:「箏」
伝統音楽デジタルライブラリー:「箏」
Claim Ownership

伝統音楽デジタルライブラリー:「箏」

Author: 洗足学園音楽大学

Subscribed: 9Played: 48
Share

Description

日本の楽器の中でも最も親しまれている存在。 なお、略字として「筝」や同じく「こと」と読む「琴」の字も箏に対して使われることがある。

中国から伝来したもので、13弦が標準。 これとは別に7弦の琴(キン)や6弦の和琴(やまとごと/ワゴン)がある。

一般に13本の弦は同じ太さのものを使用し、箏柱(ことじ)と呼ばれる可動式のブリッジを立てて曲ごとに調弦し、右手の三本の指に爪をはめて演奏する。 雅楽の中では管絃の一部として合奏用に用いていたが、その後、寺院歌謡の伴奏などを経て、江戸時代に盛んに独奏が行われるようになった。

近世の箏曲の創始者として八橋検校が有名で、生田流、山田流などの流派が存在する。 三味線や尺八(かつては胡弓も)との合奏も盛んに行われている。 明治以降次々と新曲も生まれ、大正時代以降は、低音用の十七絃や、音域を拡げた二十絃、二十五絃、三十絃などの箏も考案されている。
8 Episodes
Reverse
調弦は古今調子。 幕末の作品であるが、明治にかけて全国的に広まり、現在まで愛好されている。 前弾、前歌、手事、後歌の構成。 一般には尺八との合奏でも演奏されるが、胡弓との合奏が原曲。
作曲者14歳のデビュー作。古典的手法ながら、情景描写などに独自性がある。 歌詞は国語の教科書にあった和歌7首で、雨や雪など様々な水の変化を歌ったもの。 作曲者は邦楽の近代化の先駆者で、数多くの作曲や楽器の改良にも貢献。
演奏:3.讃歌

演奏:3.讃歌

2012-03-0106:08

自然、人間、芸術への讃歌をテーマにしたもの。作曲者は箏の演奏家、作曲家として活躍。 現代的手法を駆使した多くの作品を残すとともに、後進の育成にも務めた。
Comments