ナオミは嫁に言った。「生きている者にも、死んだ者にも、御恵みを惜しまない主が、その方を祝福されますように。」 ナオミは、また言った。「その方は私たちの近親の者で、しかも、買い戻しの権利のある親類の一人です。」(ルツ記2:20)
ボアズは答えた。「あなたの夫が亡くなってから、あなたが姑にしたこと、それに自分の父母や生まれた故郷を離れて、これまで知らなかった民のところに来たことについて、私は詳しく話を聞いています。主があなたのしたことに報いてくださるように。あなたがその翼の下に身を避けようとして来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。(ルツ記2:11~12)
モアブの女ルツはナオミに言った。 「畑に行かせてください。 そして、親切にしてくれる人のうしろで落ち穂を拾い集めさせてください。」 ナオミは「娘よ、行っておいで」と言った。 (ルツ記2:1~7)
あなたがたは私に悪を謀りましたが、 神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。 それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。 (創世記50:20)
彼はヨセフを祝福して言った。 「私の先祖アブラハムとイサクが、その御前に歩んだ神よ。 今日のこの日まで、ずっと私の羊飼いであられた神よ。」 (創世記48:15)
神は、夜の幻の中でイスラエルに「ヤコブよ、ヤコブよ」と語りかけられた。 彼は答えた。「はい、ここにおります。」すると神は仰せられた。 「わたしは神、あなたの父の神である。 エジプトに下ることを恐れるな。 わたしはそこで、あなたを大いなる国民とする。」 (創世記46:2~3)
「私をここに売ったことで、今、心を痛めたり自分を責めたりしないでください。 神はあなたがたより先に私を遣わし、いのちを救うようにしてくださいました。」 (創世記45:5)
ですから、どうか今、このしもべを、あの子の代わりに、 あなた様の奴隷としてとどめ、 あの子を兄弟たちと一緒に帰らせてください。 (創世記44:33)
ヨセフは言った。「そんなことをするなど、とんでもないことだ。 その手に杯が見つかった者、その者が私の奴隷となるのだ。 おまえたちは安心して父のもとへ帰るがよい。」 (創世記44:17)
ヨセフは目を上げ、同じ母の子である弟のベニヤミンを見て言った。 「これが、おまえたちが私に話した末の弟か。」 そして言った。「わが子よ、神がおまえを恵まれるように。」 ヨセフは弟なつかしさに、胸が熱くなって泣きたくなり、 急いで奥の部屋に入って、そこで泣いた。 (創世記43:29~30)
彼は答えた。「安心しなさい。恐れることはありません。 あなたがたの神、あなたがたの父の神が、あなたがたのために袋の中に宝を入れてくださったのです。 あなたがたの銀は、私が受け取りました。」それから、彼はシメオンを彼らのところに連れて来た。 (創世記43:23)
ユダは父イスラエルに言った。 「あの子を私と一緒に行かせてください。私たちは行きます。 そうすれば私たちは、お父さんも私たちの子どもたちも、 生き延びて、死なずにすむでしょう。 (創世記43:8)