大きくて古いクスノキの根っこに空いた洞に、七匹の灰色うさぎが幸せに暮らしていました。うさぎパパとうさぎママ、それに、タロちゃん、ジロちゃん、サブちゃん、シロちゃん、ゴロちゃんという小さな五匹の子うさぎがいました。
ある日、トラさんは本を借りに森の図書館までやってきました。トラさんは、力強くて大きな身体をしていて、声も低いので、とても怖そうに見えました。
雪の降り積もる白い世界の中をルドルフという名のトナカイが一生懸命そりの練習をしていました。トナカイの国に住むトナカイたちは、みんな黒色の鼻をしていましたが、ルドルフだけはみんなと違い、赤色の鼻をしていました。
クマくんは森の商店で母の日のプレゼントを選んでいます。ショップにはお花やチョコレート、クッキーにはちみつケーキなどがたくさんあり、何をプレゼントするか迷っていると、ショーケースから金色の光がピカピカと、光り出しました。
おさげの妖精は、妖精の国で一番長いおさげを持っています。おさげが長すぎて、普通のお城には入らないので、おさげの妖精はひとりぼっちで大きなお城に住んでいました。
ゴウゴウと吹く、激しい風に乗って、赤いかさが飛んできました。耳のよく利くねずみくんが、遠くから赤いかさの悲鳴を聞きつけると、慌てて飛び出しました。
お母さんが何回もはるとくんの名前を呼んで起こそうとしても、はるとくんはなかなか起きません。そんな寝坊助のはるとくんはある日、一羽の小鳥に話しかけます。
夜になり、ユーリはベッドの上で妖精の呪文を練習していました。ユーリはおもちゃが大好きで、全てのおもちゃは妖精で、自分はこの妖精たいちのお姫様だと思っています。
もえもえ星で行われている飛行大会には、100匹ものトンボパイロットが参加しています。みんな、稲妻のように、素早くゴールに向かって、その速さを競い合っていました。