Discover岡本綺堂・近代異妖編 – 茗荷谷かぼすの朗読らいぶらりぃ
岡本綺堂・近代異妖編 – 茗荷谷かぼすの朗読らいぶらりぃ
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岡本綺堂・近代異妖編 – 茗荷谷かぼすの朗読らいぶらりぃ

Author: 茗荷谷かぼす

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青空文庫でテキストが公開されている岡本綺堂「近代異妖編」13話を朗読(音読)ファイルにしました。その後2話追加。まだ追加するかも…
15 Episodes
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こま犬

こま犬

2016-03-1032:31

<ざっくり作品紹介> 『近代異妖編』は、青蛙堂主催の鬼談会(きだんかい)で語られたものの『青蛙堂鬼談』には収録しきれなかった怪談・奇談の拾遺集という立場で編集したと、この『こま犬』という話の冒頭で作者が語っています。 『… 続きを読む »
水鬼

水鬼

2016-03-1056:53

<ざっくり作品紹介> A君という見たところは40歳近い元気の良い紳士が、自分が学生時代に郷里の九州(不知火の名所に近いところとなっています)に帰省したさい遭遇した事件を軽快な弁舌で語ります。 ”軽快な弁舌”と作中にはあり… 続きを読む »
停車場の少女

停車場の少女

2016-03-1018:241

<ざっくり作品紹介> ”Mの奥さん”が、自分が女学生時代(日露戦争当時)に親友の”継子(つぎこ)さん”の急死に際して遭遇した不思議だといって語ります。 女学生時代のMの奥さんは親友と一緒に汽車で伊豆の湯河原温泉へ二泊三日… 続きを読む »
木曽の旅人

木曽の旅人

2016-03-1034:36

<ざっくり作品紹介> ”T君”が、父親と一緒に紅葉見物に出かけて軽井沢に泊まり、その宿屋で杣(そま:きこり)だという男から聞いた話だと言って語ります。 軽井沢は現在では観光地として開けたイメージがありますが、”明治二十四… 続きを読む »
西瓜

西瓜

2016-03-1046:12

<ざっくり作品紹介> ”M君”という学生が、その年の夏休みに体験した”西瓜”にまつわる出来事を語ります。 夏の風物詩の西瓜が、綺堂氏の手にかかると立派な奇談になってしまうところが不思議です。 とはいえ、西瓜(楕円形のタイ… 続きを読む »
鴛鴦鏡

鴛鴦鏡

2016-03-1035:21

<ざっくり作品紹介> ”Y君”という警察官が、明治末年、当時勤務していた東北のある小さな町で起きた事件を語ります。 若い男女の三角関係のもつれに、弁天の夢のお告げ、鴛鴦の飾りのついた古い鏡が絡んできます。 『青蛙堂鬼談』… 続きを読む »
鐘ヶ淵

鐘ヶ淵

2016-03-1036:06

<ざっくり作品紹介> ”I君”が、友人の大原という人物の家に伝わる実録だという江戸・享保年間の出来事を語ります。 隅田川の”沈鐘(ちんしょう)伝説”に絡んだ話ですが、八代将軍徳川吉宗も登場します。 現在も”鐘ヶ淵”という… 続きを読む »
指輪一つ

指輪一つ

2016-03-1030:02

<ざっくり作品紹介> ”K君”という会の出席者中で一番年少の人物(学生)が、関東大震災の混乱の中で体験した不思議を語ります。 大正12年の大震災に絡んだ話ですが、舞台は木曽の奈良井の宿です。東京の混乱が日本全国に及んだ様… 続きを読む »
白髪鬼

白髪鬼

2016-03-1057:37

<ざっくり作品紹介> ”S弁護士”が、自分は怪談を信じないが、それでもこれまでの人生でたった一度、こんな謎の事件に出遭ったと言って自分の学生時代の出来事を語ります。 『白髪鬼』という題名はいかにもおどろおどろしい感じがし… 続きを読む »
離魂病

離魂病

2016-03-1023:27

<ざっくり作品紹介> ”M君”が、これは叔父から聞いた嘉永初年のころの話らしいと言って語ります。 離魂病とは、魂が肉体を抜け出して本体の意思に関係なく勝手に出歩く現象を言うようです。中国の古典怪談にある離魂病(田中貢太郎… 続きを読む »
海亀

海亀

2016-03-1027:51

<ざっくり作品紹介> ”実業家の浅岡氏”が、3人の若い会社員を前に自分がまだ学生のころのことだと言って妹の死について語ります。 当時18歳で東京の女学生だった妹の”美智子”は、その夏休みに実家に帰省して盂蘭盆の晩に許婚と… 続きを読む »
百物語

百物語

2016-03-1012:17

<ざっくり作品紹介> ”O君”が、今から80年ほどの昔、上州(群馬県)のある大名の城内で起きた出来事だと言って語りはじめます。 秋の長雨が降りやまない晩に城内で夜詰めをしていた若い侍たちが”いつの世もおなじことで、こうい… 続きを読む »
妖婆

妖婆

2016-03-1032:02

<ざっくり作品紹介> この物語は誰が語ったとも記されていません。青蛙堂鬼談会において”記録者(綺堂氏?)が語った物語”という設定だったのかもしれません。 雪の降り続いている正月半ばの夜、番町のある旗本の屋敷に歌留多会のた… 続きを読む »
マレー俳優の死

マレー俳優の死

2016-03-1018:15

<ざっくり作品紹介> 「近代異妖編シリーズ」は『こま犬から』から『妖婆』までの13編にするつもりだったんですが、1926年に春陽堂から刊行された『綺堂讀物集3「近代異妖編」』には、この『マレー(馬來)俳優の死』も収録され… 続きを読む »
河鹿

河鹿

2016-03-1016:34

<ざっくり作品紹介> この作品も『マレー俳優の死』と同じ理由で近代異妖編シリーズに入れました。 ”C君”が、4、5年前に箱根へ行ったときに同行の”S君”から聞いた話だから、しょせん受け売りと思って聞いてくださいと断りを入… 続きを読む »
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