庭野日鑛会長の法話

宗教法人・立正佼成会の機関誌『佼成』(月刊)に掲載されている庭野日鑛会長の法話を毎月、お届けいたします。

2025年12月号 みんなで奏でるハーモニー② 求められる自覚と役割

対立や分断ではなく調和をと願うとき、私たちに求められる自覚と一人ひとりの担うべき役割とは何か──。世界の人びとから愛される私たちとなって調和を築くための具体的な実践のありようを、そのために不可欠だと開祖さまが説かれる「愛国心」という言葉の信仰的意味あいとともにご指導をいただきます。

11-09
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2025年11月号 みんなで奏でるハーモニー① 分断と調和

ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区攻撃、経済格差や思想による国内の分断……。人も国も、あらゆる形で対立や分断が目立つ昨今の社会情勢のなか、仏法を基に大調和の世界をめざす私たちに求められるものは何でしょうか。今月、生誕会を迎える開祖さまの願いとも重ね、ご指導をいただきます。

10-09
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2025年10月号 「読書」という「学び」

スマホ依存などを要因として昨今、特に本を読まない人が増えています。しかし、読書にはさまざまな効能・効果があり、ことに本からの「学び」が心を養い育てることは、近年の研究や古今東西の偉人・賢人の言葉からも明らかです。本に親しみ学ぶ功徳を、会長先生のご体験を交え、いまあらためてご指導いただきます。

09-09
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2025年9月号 人生の秋から冬への備え

「人生百年時代」といわれますが、その人生の「秋から冬の時期」と聞くと、一抹の寂しさも覚えます。しかし、この時期を人生の収穫期、実りのときととらえると生き方が変わります。人生の秋から冬を健康で楽しく、心豊かに送るためにできること、なすべきことを率直なご心境とともにご指導いただきます。

08-09
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2025年8月号 ただ「ほめる」だけ

会長先生は本年次、未来を担う人を育て、人間形成をはかることの大事を示されました。では、「教え育てる」とは、信仰生活において具体的に何をどうすることなのでしょうか――夏休み時期にあたる今号では、「ほめる」という姿勢にある仏教的意味あいとともに、家庭や社会で「人を植える」あり方をご指導いただきます。

07-09
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2025年7月号 有り難い命をいただいて

300 万人超の尊い命が失われた大戦の終結から 80 年が経ち、当時を知る人が年々減少するなかで、悲惨な戦争の記憶が薄れつつあります。今号では、いま私たちが尊い命をいただき存在する意味をかみしめ、それゆえ何を思い、実践することが大切なのか、次代のために何ができるのかについて指導をいただきます。

06-09
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2025年6月号 「親孝行」とは何か

前号で、親孝行とは親に贈り物をするとか旅行や食事に誘うといった直接的に感謝の気持ちを表わすことにとどまらないと教えていただきました。今号では、「孝行」の言葉の意味や仏さまの教えをとおして、両親が存命か否かに関わらず、しかも自らの精進にもつながる「親孝行」のあり方を具体的にご指導いただきます。

05-09
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2025年5月号 父母あればこそ

この5 月に「母の日」、6 月には「父の日」を迎えますが、これらの制定にどのような願いがこめられているのかを手がかりに、私たち自身が父母として、大人としてどう生きることが大切かをご指導いただきます。さらに、その父母への恩とは何か、私たちの命はどこからきたのかについても教えていただきます。

04-09
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2025年4月号 信じて仰ぐ、ということ

私たちは「時代の変化に伴い、信仰のあり方や布教の形態も新たなものへ」と、つい考えがちです。しかし、どのような目新しさも、小手先の手立てでは人の心を支える信仰生活──真実の生き方には至りません。釈尊降誕の月にちなみ、あらためて信仰とは何か、そして信仰生活の意義とは何かをご指導いただきます。

03-09
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2025年3月号 天地自然のおかげさま

地球温暖化の影響で、私たちの生活は危機的な状況へ進んでいるといわれますが、その原因のほとんどすべては人類にあるとされます。3月号では、気候変動の抑制にもかかわる仏教の智慧とともに、私たち人間が天地自然に対する「おかげさま」の心をとり戻すことの大切さとその功徳についてご指導をいただきます。

02-09
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2025年2月号 未来を育てる

令和7年次の「信行方針」で、会長先生は改めて次代を担う人の心や人格の形成にふれ、私たちの役割を示されました。そこで今号では、子や孫の世代の家庭、社会、国家、世界の安心や安全を考えるときに、いま私たちが親として、大人としてなすべきことや望ましい姿勢を生活のあり方とともにご指導いただきます。

01-09
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2025年1月号 一人ひとりが『オアシス』に

会長先生は令和 7 年次の「信行方針」において、とくに幼少年・青年への期待と人間形成の必要性を私たち自身の精進と重ねてお示しくださっています。本年次は、信仰者としての人づくりの大切さを底流に据えながらご指導いただき、今号では新年にあたり、私たち信仰者の役割と姿勢をご指導いただきます。

12-09
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2024年12月号 出会いが育てる―敬する心・恥じる心②

前号に引きつづき、「敬と恥」の大切さを「出会い」という観点でご指導いただきます。とくに今号では、その出会いをとおして私たちがどのような人間となり、私たちを核としていかなる地域・社会を築くことが求められているのかのご指導を頂戴し、一年の結び、そして新たな年を迎える心構えとさせていただきます。

11-09
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2024年11月号 出会いが育てる――敬する心・恥じる心①

本誌では今年、釈尊のお言葉を集めた「経集」の詩偈をとおして「心田を耕す」ことの意義と具体的な実践内容をご指導いただいてまいりました。そのしめくくりとして、本年次の信行方針に示された「敬う心を発達させ」、「恥を知る」ことの大切さとともに、そのありようについて2か月にわたりご指導いただき、それが自他の心田をいかに耕す精進となるのかを学ばせていただきます。

10-09
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2024年10月号 心を耕し、仏に戻る

前号では、「心田を耕す」にまつわる釈尊の詩偈全体の意味あいとともに、「心を耕すとは自らの仏性を掘り起こすこと」とご指導いただきました。今号では、そのご指導を踏まえ、仏性を掘り起すとは具体的にどのようなことを指し、それはいかなる実践によってなされるのかについてご指導いただきます。

09-09
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2024年9月号 心を耕し、仏を掘り起こす

本年 1 月号から『経集』に収められた「田を耕すバーラドバージャ」にまつわる詩偈を一句ずつとりあげ、心を耕す大切さを詳しくお示しいただいてまいりました。今号は詩偈全文を掲載し、全体をとおして伝えたかった釈尊の願いをかみしめつつ、心を耕すとは具体的に何をさすのかについてご指導いただきます。

08-09
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2024年8月号 『故郷』に帰る私たち

心を耕しつづけると「不死の実りをもたらす」と釈尊は説かれます。そのお言葉をとおして、私たちは「永遠のいのち」を生きる存在であると教えていただきますが、今号ではさらに、だれもが避け得ない死を「不死」と説く仏教的意味を、開祖さまご入寂時のお話と共に会長先生のご体験を交えてご指導いただきます。

07-09
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2024年7月号 私たちの人生と「永遠のいのち」

命ある私たちが、「死」を免れることはできません。しかし、釈尊は「心を耕すと『不死の実りをもたらす』」(経集)と述べられ、仏教では「永遠のいのち」が説かれます。不死や永遠のいのちが説かれる真意とは何か――。今号と次号の2回にわたり、生命あるものの死の受けとめ方についてご指導いただきます。

06-09
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2024年6月号 心やすらかに、おだやかに生きる

釈尊は「精進は荷を運ぶ牛で、安穏の境地に運んでくれる」と説かれています。では、おだやかで、心やすらかな日々をもたらしてくれる精進とは、どのような実践であるといえるのでしょうか。詩人の谷川俊太郎氏が仏教の教えをもとに創作した詩とともに、精進の具体的な内容と功徳についてご指導いただきます。

05-09
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2024年5月号 柔和な人の、心は自由

「柔和は牛の軛を離すこと」――釈尊は、牛の体から軛という装具を外し、自由にすることを「柔和」と表現されました。そこにこめられた釈尊の思いをとおして、私たち自身が心を柔らかくたもち、とらわれなど心を縛りつけるものから自由になるための心の姿勢と日ごろのあり方をご指導いただきます。

04-09
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