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文化系トークラジオ Life~社会時評&カルチャー

文化系トークラジオ Life~社会時評&カルチャー
Author: TBS RADIO
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© TBS RADIO, Inc.
Description
社会やら文化やら、放課後の部室で話してた「あれってどうなの?」「これってどう思う?」などなど時代も世代も軽く飛び越える雑談を繰り広げる番組。それが「文化系トークラジオ Life」です。他ではちょっと聴けない濃いテーマ、揃ってます。
番組作りの参考のため、以下のアンケートにご協力をお願いいたします。
https://www.tbs.co.jp/radio/podcast/en.html
制作:TBSラジオ https://www.tbsradio.jp/life-news/ メールアドレス: life@tbs.co.jp
460 Episodes
Reverse
前回放送の「ナラティブ論2025~君たちはこの夏をどう語るか」のベストメール発表、さらに未読メールを追加でいくつかご紹介しています。
出演:塚越健司、渡辺祐真、斎藤哲也、長谷川裕P(黒幕)
スペシャルゲスト:山本ぽてと
★文化系トークラジオLife in関西「東西文化系トーク2025~なぜ関西がアツいのか?~」交流会&トークイベント
https://peatix.com/event/4587675
10月11日(土)第1部 14:00~16:00 第2部 18:30~20:30
渡辺祐真、工藤郁子、速水健朗、永田夏来、朱喜哲(第2部のみ)、斎藤哲也、長谷川裕P
【全編配信】「ナラティブ論2025~君たちはこの夏をどう語るか」塚越健司、渡辺祐真、山内萌、矢野利裕、碇雪恵、阿部廣二、海猫沢めろん▽2025年8月31日放送分
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第25回はいきりの時代と匿名性の複雑な関係についてのお話。
▼参照コンテンツ
武田砂鉄『「いきり」の構造』朝日新聞出版、2025年
▼参考コンテンツ
【全編配信】「ナラティブ論2025~君たちはこの夏をどう語るか」塚越健司、渡辺祐真、山内萌、矢野利裕、碇雪恵、阿部廣二、海猫沢めろん▽2025年8月31日放送分森本毅郎・スタンバイ! | TBSラジオ | 2025/09/12/金 06:30-08:30
九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫、1979年
BGM:MusMus
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
映画『アクト・オブ・キリング』/反省ナラティブ/「もしも身近な人間がカルト的なものに接近したら、自分はどうすべきか?というテーゼは、自分に一生ついてまわるものだと思っています。ゼロ年代系界隈で現代思想史を勉強したので、Lifeで2020年代の知見に触れられるのが嬉しいです。(メール 接続法3式)/オウム真理教/面白くないことをもっとするべき/逆張りに惹かれるのは目新しいから/common sense=常識/「仕事で訪れたある地方都市の美術館で「記憶」をテーマにした公募展のチラシを偶然見つけ、その街にある二つの古書店の棚を毎週撮影するという作品をつくりました。結果は落選でしたが、古書店の店主に「この街で展示してほしい」と背中を押され、この夏だけのはずだった物語は、まだ続いていきそうです。(メール アンダンテさん)/「前回の放送をきっかけに生成AIを日常的に使うようになりました。春に受けた健康診断の結果をChatGPTに日々の生活サイクルを教えて、いつ、どのくらい、何を飲むのか、スケジュールを作ってもらいました。1週間後、再検査に行くと、数値は見事に基準値ど真ん中になっていました。(メール ソマスタさん 川崎市)/チャッピー/ショートカットアプリ/ChatGPTの使い方/横井庄一/小野田少尉/AIに関するナラティブ/海猫沢めろんさんの口述筆記による文体の変化/矢野さん「楽しいですか?」/NotebookLM/Obsidian/「この夏に『第1回全国高等学校麻雀選手権』が初開催されました。漫画『咲(saki)』で描かれていたような世界観がまさに現実になったかのような大会に、麻雀好きの私としてはついに..ついに、時代がここまでやってきたのか...と感涙したのです。青春x麻雀というまた新たな語り口が登場してきた"麻雀"という文化について、一人ひとりが思い思いに語ってみるだけでも面白いのではないでしょうか。(メール 鳥取県産メガネ 鳥取県米子市)/麻雀の若者人口/麻雀カフェ chun./麻雀のeスポーツ化/漫画『坊や哲』
2025年8月31日(日) 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)25時~
メールアドレス life@tbs.co.jp
HP https://www.tbsradio.jp/life-news/
X https://x.com/Life954
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
外伝のMCはスケザネさん!/「物語として印象深いのは、新幹線運転見合わせで始まり、新幹線運転見合わせで終わったことでしょうか。まさか東京駅と新青森駅で、一夏に2回も再開待ちをするとはね…。『トラブルを面白がっている』自分がいたのは、けっこう発見でした。(メール キオン96inさん 岩手県盛岡市)/万博オールナイト/矢野さん「学校来て台風くると嬉しい」/『地域参加こそが日本を救う、というSNS投稿を見かけ、子どもと毎週地域のラジオ体操に行ったり、公民館のサークル活動でお祭りの舞台に立ったり、近所の方と挨拶したり、デマやヘイトに反対する市民の街宣に参加してみたりもしました。妻には、「なんか急にそういうの、怖い」と言われましたが、暮らしぶりは今までと変わらない夏です。」(メール 虫さん)/矢野さん「堂々と自分の生活を営んでください。」/『イナンナの冥界下り』/我々は身体の影響力を過小評価している/『プラトン序説』/シュメール文明/ギリシャ語で「主体」を表す言葉はない/我々は本当に主体的なのか?/ある時点以降の文学研究は語り手の意思を見出しすぎ/言葉はその人の持ち物ではない、もう少し緩やかに考える必要がある/アイドルの表情から過剰に意思を読み取るファンたち/海岸の読書会/碇さんより宣伝「9月20日に双子のライオン堂より本が出ます」/碇雪恵『本の練習生』/文法の偏差値/よくできてないものの方が、リアリティがあるかもしれない/漫画『1日外出録ハンチョウ』の怖い話大会/本当の体験はオチがない/再話文学/小泉八雲/「今年の夏は自分の身近にいる人の一挙手一投足がコタツ記事になるという、初めての経験をした夏となりました。当事者となってコタツ記事が量産され、実際仕事でも大変な思いをするというのを実体験すると、情けなさと、マスメディア不信を作り出しているのはマスメディア自身なのではないかと感じてしまいました。」(メール カンフーラモーンさん)/24時間テレビ
2025年8月31日(日) 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)25時~
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
『ナラティブの観点で考えると、現時点では「婚活をがんばるために海外旅行に行かなかった夏」という語りですが、この婚活が失敗した場合は、「あまり語ることが無い夏」になるかもしれません。後から振り返って、いい夏だったと語ることができるように、あと少しがんばって婚活を成就させます。』(メール ロッキーさん)/ナラティブは更新され続ける/アイルトン・セナ/立命館大学 山田洋子/尾崎豊/美空ひばり/Mrs. GREEN APPLE『コロンブス』/マルチスケール/ナラティブや時間感覚は、人間を人間たらしめる心の発明品/心の認知/漢字スターターセット/ナラティブを考える時に時間のスケールを変えてみる/北村透谷/近代人の持っている主体性/自分が「都会のナラティブ」で時間の流れや物事の考え方を捉えていることに気づかされました。それぞれの「ナラティブ」があることを認識した上で対話をすることが、今の日本には必要なのかもしれません。多角的な視点で物事を考える必要性に気付かされた夏の帰省でした。/ゲンロン 東浩紀さんによる9時間の選挙特番/学術バーQ/「私はラジオ番組に投稿することで、自らの歴史、経験をナラティブ化しようとしています。病気により20年ほど寝たきり生活を強いられる中、自らが生きた証を残そうとしている、と客観視しています。(メール 名前なしさん)/次回の放送は10月26日(日)です!/阿部さんによる初めてのLifeの感想
2025年8月31日(日) 25:00 - 28:00 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)
メールアドレス life@tbs.co.jp
HP https://www.tbsradio.jp/life-news/
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
「楠木建先生との対談で、戦中の日記をまとめた本の話を聞きました。人々の暮らしが、少しずつ貧しくなり、空気が変わっていく。その変化が、語りに刻まれている。私たちの言葉も、いつかそう読まれるのかもしれません。だからこそ、語りが変わる瞬間をとらえる感性と体力。これが必要だと強く思いました。(メール 常見陽平さん)/「文章に書くということを通して、ナラティブ化し、またその文章を誰かが読むことで、様々な点で私と異なる誰かによってナラティブ化される。自分の思うナラティブ通りに他の人が物事を捉えていない可能性があることを意識して、人と考え方が異なることに敏感になりすぎず、冷静に、建設的に意見を交わすことができればいいなと、今回のメール投稿を通して思いました。」(メール 漁師の眠りは浅いさん 京都市)/藤田直哉さんの万博レビューが3,000万viewを記録/「今年の夏は、「人格心理学」での人格が閉じる時、つまり死と向き合うことです。今日、父の延命治療拒否の同意書へ記入をしました。ボクの行動は客観視すれば冷めてるようだけど、ボクなりにはこれなんだと思い行動した事であり、これをナラティブにするには少し時間がかかりそうです。(メール aki871さん)/シェイクスピア『ハムレット』/死の生々しさの忘却/物語ることによって日常に戻り、何かを忘れる/トルストイ『芸術とは何か』/ジョナサン・ゴットシャル『ストーリーが世界を滅ぼす』/ずっと感情に揺れていないといけないのは辛い/矢野さんのおばあちゃんのナラティブ/映画『マディソン郡の橋』/中島敦『山月記』/ナラティブに対する処方箋/「理由も分からずに押し付けられたものをおとなしく受け取って、理由も分からずに生きてゆくのが、我々生き物のさだめだ。」/ナラティブは理由を付ける行為/ナラティブを通したわからなさへの希求/海猫沢めろんさん選曲 cero『Summer Soul』
2025年8月31日(日) 25:00 - 28:00 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
「育休中、どうしようもない不安に陥っていましたが、育児のコツが掴めてきてからは、「これまでと変わらない日常」に触れるうちに、徐々に不安から解放されました。ただ、この「変わらなさ」には両義性があると思います。そういった矛盾や葛藤にうんうん言いながら、育児をしていた夏でした。」(メール 豆大福さん)(矢野さんベストメール)/子供ができると主人公交代?/映画『万引き家族』取り調べシーンについて/細野晴臣による『万引き家族』エンディング曲/劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来/『鬼滅の刃』は考察の余地がない/なぜ、ラピュタの「バルス」が流行るか/ブームはコミュニケーションと体験から作られる/『コードギアス』/サブスクとYoutubeプレミア公開の「体験」としての違い/映画『教皇選挙』/リアルタイムのインタラクションの強み/SNSという語るアイテム/岡本綺堂『西瓜』『半七捕物帳』/折口信夫/平家物語的なものの回帰/ドラマ『阿修羅のごとく』/超常現象に関する語り方の研究/ロビン・ウーフィット『人は不思議な体験をどう語るか―体験記憶のサイエンス』/「自分はメディアを通じて新しい情報に触れていると思っていましたが、最近のカラオケ人気ランキングを見たり、お笑いサークルのライブに行ったことから、感性の部分はアップデートができていないことに気が付いた夏になりました。(メール どら焼きさん 埼玉県朝霞市)山内さん選曲 Mrs. GREEN APPLE『僕のこと』
2025年8月31日(日) 25:00 - 28:00 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
「中学のクラス会で、58才の大人の等身大の人生を知って、無理に頑張らなくてもいいんだ、と気持ちが楽になり元気がもらえた夏でした。」(メール とよよさん)/『小学校の同窓会が「楽しかった小学校時代の思い出」というナラティブを共有する者同士の集まりで、私は本来ならこの場ではよそ者気味だったのかもしれません。幹事を通じて当時の同級生女子たちと仲良くなれたこと、楽しい思い出を共有する場を皆に提供するという貢献を通じてやっと仲間に入れたという感覚もあります。』(メール ヌーさん)/TBSラジオ『こねくと』での合唱/スケザネさん「俺たちのナラティブが変わってる?!」/塚越さんの友人の恋愛模様/よからぬナラティブに侵食されること/谷川俊太郎/現代はナラティブに気を取られて韻律に気が向いてない/こっちのけんと『はいよろこんで』/Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』/『人文ウォッチ』/被害のナラティブ/ナラティブに対する説明責任/同級生みんなが集まって思い出を語ったら統一見解は出ない/グルーミング/「6年ぶりに東京に行きました。午前は新宿御苑で過ごし、お昼からのLiveが素晴らしく、そのまま夜のLiveも堪能しました。「好きな場所で好きな音楽家の演奏を観る」しかもお客さんや関係者もお互いを信頼して。とても嬉しく胸にくるものがありました。そんな夏でした。」(メール 地方在住のタニモトさん)/矢野さん選曲 Blackbirds『Walking in Rhythm』
2025年8月31日(日) 25:00 - 28:00 放送分
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出演:塚越健司、渡辺祐真、山内萌、碇雪恵、海猫沢めろん、矢野利裕、阿部廣二
『オフィスにて、ひとまわり下の後輩から「同じスカート持ってます!」と言われ、彼女が高校生の頃に買ったスカートを私はアラサーの頃にいいなと思って買ったことが判明。別に悪いことではないのに、急に逃げ出したい気持ちになりました。』(メール 陽気なねごとさん 千葉県船橋市)/何年も体型が変わらないのはすごい/個人のナラティブが書き換えられる/川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』/出来事が変わらなくても、ナラティブが変わると心のあり方が変わる/「4月に大学院に進学したのですが、自分より若い院生に圧倒され、苦しい日々をすごしています。この先の見えない苦しさは、どんな名言でも本質的には救ってはくれません。それでも友人が示してくれた「今は青春なんだ」というナラティブは、ほんの少しだけ、この苦しい時間を相対化してくれたような気がします。」(メール セラブィ男さん 世田谷区)/人の認知が変わるとき/「転職を考え、ChatGPTと話し合っていたら人は自分の物語の中でしか生きられないということに気づきました。結局のところ、辞めたい理由も辞められない理由も、まだ言葉になりきれていないですが、そのあいだをたゆたう自分自身の物語を、もう少し丁寧に聞き直してみたいと思っています。」(メール 高橋利明さん)/物語だからこそそれを書き換えていくことができるはず/映画『ジョーカー』/洗脳はナラティブの強制的な書き換え/植本一子『愛は時間がかかる』/『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』/精神科医 中井久夫/統合失調症が治りだすとき、患者さんは身近な話をする/『泣きたい私は猫をかぶる』/阿部さん選曲 ヨルシカ『花に亡霊』
2025年8月31日(日) 25:00 - 28:00 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)
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出演:塚越健司(学習院大学非常勤講師、情報社会学)、渡辺祐真(作家)、山内萌(メディア研究)、碇雪恵(ライター)、海猫沢めろん(作家)、矢野利裕(文芸批評家・国語教師)、阿部廣二(東京都立大学 客員研究員認知科学、フィールド分析、相互行為分析)
パーソナリティは塚越健司さん/本日は8月31日、夏休み最後の日/塚越さん「生きてりゃなんとかなる!図太く生きいていけばなんとかなります」/塚越さん選曲 稲垣潤一『夏のクラクション』/今回のテーマは『ナラティブ論2025~君たちはこの夏をどう語るか』/作家・書評家 渡辺祐真さん「この夏、久しぶりに会う母に彼女を紹介しました」/ライター 碇雪恵さん「月に吠えるで、知らないおじさんから浴衣を貰った」/メディア研究者 山内萌さん「この夏は、こんなはずじゃなかった」「こんなの私の夏休みじゃない」/東京都立大学客員研究員、認知科学、フィールド分析、相互行為分析 阿部廣二さん/文芸批評家・国語教師 矢野利裕さん「夏に打ち勝った気でいたが、8月5日の40°C近い気温には負けました」/気温が上がりすぎて部活を休みにするどころか、水温が上がりすぎてプールに入れない/作家 海猫沢めろんさん「夏の思い出、3秒前にドーナツを食べました」/海猫沢めろんさんよりプレゼント企画/「10代、中学生がいい。できれば陰キャがいい」/「推しの京セラドーム公演で千葉県から遠征。ホテルが万博の影響か高く、ドミトリーを見つけ、これが大正解でした。帰りは高速バス、新幹線と違って丁度いいスピード感で思索にふけっていました。」(メール オリオン座のベテルギウスさん 千葉県浦安市)/「私事ですが、昨日30日が誕生日で黒幕、常見先生と同じ51歳になりました。この夏、頭の中で打ち上がった花火があるとすれば、それは「もう休みたい」という願望が弾けた瞬間でしょう。そこで悟ったことがあります。「暑さは、人から感動を奪う」のだと。(メール IWAKIさん)/「ナラティブ」とは何なのか?/難波優輝『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために 』(講談社現代新書)/阿部幸大『ナラティヴの被害学』(文学通信)/ロバート・J・シラーがナラティブ経済学でノーベル賞を取ったことで流行/スケザネさんが初めて「ナラティブ」を聞いたのはゲーム/『8番出口』/CEDEC/今までのゲームは物語が固定されてるから、語り得ない/メルセデス方式/映画現場ではフィクションをナラティブという/私小説もフィクション/ノスタルジーの危険性/スケザネさん選曲 細野晴臣「ろっか・ばい・まい・べいびい』
2025年8月31日(日) 25:00 - 28:00 放送分
次回の放送(予定) 2025年10月26日(日)
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第24回は「ナラティブとフーコーをつなぐ『主体化』とは?」という話。
▼お知らせ
予告編「ナラティブ論2025~君たちはこの夏をどう語るか?」▽2025年8月31日(日)25時~TBSラジオで生放送
▼参照コンテンツ
ミシェル・フーコー著、フレデリック・グロ編、慎改康之訳『肉の告白』新潮社、2020年
ミシェル・フーコー著、廣瀬浩司、原和之訳『ミシェル・フーコー講義集成〈11〉主体の解釈学 (コレージュ・ド・フランス講義1981-82)』筑摩書房、2004年
上智大学中世思想研究所訳『中世思想原典集成 精選2 ラテン教父の系譜』平凡社ライブラリー、2019年
▼参考
放送内で扱った言葉
①subjectivation(仏、英:主体化)
②sujet(仏:主体、臣下、臣民)
③assujettissement(仏:隷属化)
④hypokeimenon(古希:基体、下に置かれているもの・こと)
⑤subjection(英:隷属、服従)
BGM:MusMus
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2025年8月31日(日)25時~TBSラジオで生放送の「ナラティブ論2025〜君たちはこの夏をどう語るか?」の予告編。
予告編の出演:塚越健司、渡辺祐真(スケザネ)、矢野利裕、長谷川裕P
「2025年の夏は、あなたにとってどんな夏でしたか?社会のこと、個人のこと、ご自身の視点で書いてください」
メールアドレス life@tbs.co.jp
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おはようございますからこんばんはまで!塚越健司です。さて、次回の放送は8/31(日)深夜1時〜となります。今回のLifeのテーマは「ナラティブ論2025〜君たちはこの夏をどう語るか?」です。
とはいえ、「夏の思い出話」をするだけではありません。というのも、近年よく聞かれる言葉に「ナラティブ」があります。今回の出演者でもあるスケザネさんは、ナラティブを以下のように説明しています。
「人間はなにかを理解する際に、ある情報群から取捨選択して、それを因果関係で結びます。すなわち世界を物語(ナラティブ)化することが、人間の認知フォーマットです。歴史、陰謀論、マーケティング、投資、ノスタルジーなど、この10年くらいで様々な分野で耳にするようになったキーワードです。同時に、手垢がつきつつある概念であるために、自明のものとして受け入れていいのかという批判も上がりはじめました。」
スケザネさんが述べるように、私たちは日々を「人生の主人公として」、数々の出来事を物語=ナラティブ化することで生きています。様々な分野にも広がるナラティブですが、一方で社会的に共有されるナラティブは、以前に比べて少なくなってきました。だからこそ、ひとりひとりの持つ「ナラティブ」の力は、良くも悪くも強力になっているのです。
この夏も、社会には多くのニュースがありました。何と言っても、戦後80年という節目の夏でした。また、日本の政治環境が大きく変化した「選挙」や、7月には地震の予言に関する話題によって、実際に海外からの観光客が旅行を控える動きもみられました。さらに万博や甲子園をめぐる様々な議論もありました。文化面でも、『国宝』や『鬼滅の刃』また「夏フェス」なども話題になりました。これらについても、ひとりひとりの視点によって、様々なナラティブ=物語が存在しているように思われます。
今回はリスナーのみなさんに、社会のことも個人のことも、自由に語っていただければと思います。ニュースで見聞きした出来事にあなた自身の体験を重ねてもいいですし、家族や友人との出来事を語ってもかまいません。たとえば「夏フェスで感じた熱気」「猛暑で感じた暮らしの変化」なども立派なナラティブです。また、不安や葛藤を抱えた事も、大切なナラティブです。どんな小さなエピソードでも、今の社会や時代を映し出すひとつの「語り」になるはずです。
そこで今回もリスナーの皆さんからメールを募集します。テーマは「2025年の夏はどんな夏でしたか?社会のこと、個人のこと、あなたの視点で書いてください」です。みなさんの物語が、番組そのもののナラティブをつくっていきます。たくさんのメールを、お待ちしています(ただし、長すぎると放送上読みづらくなるので、その点はご理解いただければ...!!ぜひ600字以内を目安に)。メールアドレスは life@tbs.co.jp
ぜひ、お早めにメールをいただければ幸いです!!
放送は8/31(日)深夜1時〜です。
また、8/3日に開催されたオンラインイベント「この夏、「国語」と「文学」と出会いなおす」こちらのアーカイブ配信も9/2日まであります。
https://peatix.com/event/4490432
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前回6/29放送の「生成AI時代の知的生産の技術」のベストメールを、メインMCを務めた作家の渡辺祐真(スケザネ)さんに選んでいただきました。
出演:渡辺祐真さん(作家)、長谷川裕プロデューサー(黒幕)
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第23回は「死刑制度から宗教、恋愛までーーこれから読みたい本を一気に挙げていく回」
■参考コンテンツ
・Libron
・その本、図書館にあります。
・丸山 泰弘『死刑について私たちが知っておくべきこと』ちくまプリマー新書、2025年
・マックス・ウェーバー(内田 芳明 訳)『古代ユダヤ教(上中下)』岩波文庫、1996年
・エンリコ・モレッティ (著), 安田洋祐(解説), 池村千秋 (翻訳)『年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学』プレジデント社、2014年
・伊藤 将人『移動と階級』講談社現代新書、2025年
・会田 弘継『それでもなぜ、トランプは支持されるのか: アメリカ地殻変動の思想史』東洋経済新報社、2024年
・「トランプのアメリカで起きている歴史的な変化を見誤ってはならない」マル激トーク・オン・ディマンド 、2024年12月21日
・ニクラス・ルーマン(佐藤勉、村中知子 訳)『情熱としての愛: 親密さのコード化』木鐸社、2005年
・高橋幸、永田夏来『恋愛社会学: 多様化する親密な関係に接近する』ナカニシヤ出版、2024年
・日本性教育協会『「若者の性」白書: 第9回 青少年の性行動全国調査報告』小学館、2025年
BGM:MusMus
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出演:斎藤哲也(人文ライター)、長谷川裕プロデューサー
人文ライターとして活躍する斎藤哲也さんに、生成AIをどのように活用しているのかを伺いました。
【全編配信】「生成AI時代の知的生産の技術」渡辺祐真(スケザネ)、三宅陽一郎、工藤郁子、九龍ジョー、藤谷千明、塚越健司▽2025年6月29日放送分
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第22回は「人間の先には何があるのか?ーートランスヒューマンとその課題」というテーマでお話しています。
◾️参照コンテンツ
Jaña, Juan (2025). The Case for Enhancement and the Enlightenment: Foucault, Sorgner, and Transhumanism. In Aura Elena Schussler, Nietzsche, Critical Posthumanism and Transhumanism. Trivent Publishing. pp. 93-104.
◾️参考コンテンツ
Foucault, Michel. Les mots et les choses: Une archéologie des sciences humaines. Paris: Gallimard, 1966.
ミシェル・フーコー(渡辺一民・佐々木明訳)『言葉と物――人文科学の考古学』新潮社,1974年
田上考一『はじめての動物倫理学』集英社新書、2021年
https://www.amazon.co.jp/dp/4087211606/
BGM:MusMus
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2025年8月3日(日)17時~オンライン開催されるLife出演者有志によるイベント「この夏、「国語」と「文学」と出会いなおす」の予告編です。
出演:斎藤哲也(人文ライター)、長谷川裕プロデューサー
参考図書
矢野利裕『「国語」と出会いなおす』(フィルムアート社)
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第21回は、ミシェル・フーコーの「人間の終焉」、ブルーノ・ラトゥールの「アクターネットワーク理論」を手がかりに、生成AIによるポスト人間中心主義の時代の知について考えました。
◾️参照コンテンツ
Hou, M. (2025). Words and eyes: Foucault’s dialectics of order and digital preface. In B. Majoul et al. (Eds.), Proceedings of the 2025 11th International Conference on Humanities and Social Science Research (ICHSSR 2025) (Vol. 945, pp. 504–517). Atlantis Press.
◾️参考コンテンツ
Foucault, Michel. Les mots et les choses: Une archéologie des sciences humaines. Paris: Gallimard, 1966.
・ミシェル・フーコー(渡辺一民・佐々木明訳)『言葉と物――人文科学の考古学』新潮社,1974年
・TBSラジオ『文化系トークラジオLife』「生成AI時代の知的生産の技術」Part5(2025.6.29)
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第20回は「80年前のいじめと現代:規律、ロスジェネ、スケープゴート」というテーマでお話しました。
参照コンテンツ
荻上チキ、栗原俊雄『大日本いじめ帝国ーー戦場・学校・銃後にはびこる暴力』中央公論新社、2025年
参考コンテンツ
荻上チキ・Session「参院選直前スペシャル「各党に問う」【DAY2】」2025.7.18OA
内藤朝雄『いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか』講談社現代新書、2009年
映画『フルメタル・ジャケット』1987年
杉田俊介「ゼロ年代批評を再交差させよ──東浩紀/宇野常寛/低志会のディソシエーション」週末批評(2025.5.30)
ルーク・バージス著、川添節子訳『欲望の見つけ方―お金・恋愛・キャリア―』早川書房、2023年
ホンのちょっとした話 第8話「欲望を理解すれば社会がもっとわかる!」
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Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第19回は「情報が多すぎて疲れた時に考えたいこと」について考えました。
参考コンテンツ
廣瀬涼『タイパの経済学』幻冬舎新書、2023年
アンデシュ・ハンセン(久山葉子訳)『スマホ脳』新潮新書、2020年
アリストテレス(高田三郎訳)『ニコマコス倫理学倫理学(下)』岩波文庫、1973年
塚越健司「大切な人が『陰謀論』にハマってしまったら、どうすればいいのか」講談社現代ビジネス、2021年
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