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朗読ふぁいる – 茗荷谷かぼすの朗読らいぶらりぃ

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<ざっくり作品紹介> ※食人や外科手術に関するグロテスクな描写が多めの作品です。 ある夏、ある大学病院の産婦人科学部の手術室で、講習生を前にして子宮繊維腫患者の子宮剔出手術が行われた。執刀医は優秀な産婦人科医として評判の… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 大正10(1918)年に執筆された、安土桃山時代にキリスト教布教のため来日したイタリア人イエズス会宣教師オルガンティノを主人公にした作品です。 私は未読なんですが、遠藤周作『沈黙』の中でフェレイラ神… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 『杜子春』というと芥川龍之介作品がまず頭に浮かぶと思いますが、これは中国唐代の怪談小説集『唐代伝奇』に収録されている芥川版『杜子春』の原話です。 とはいえ中国の昔話を童話という形に変えて紹介している… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 岡本綺堂編訳『世界怪談名作集』に収録されたルディヤード・キップリング(英)作のインドを舞台にした怪談作品です。 ジャック・パンセイはイギリス本国からインドに文官として赴任する船中でケイス・ウェッシン… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> ある冬の晴れた日、A山麓Sホテルの離れで宿泊客の林一郎が胸に弾丸を受けて死亡しているのが、訪ねてきた友人たちによって発見された。テーブルの上に置かれた火縄銃、それが凶器だったが… 江戸川乱歩が学生時… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 阿波(現在の徳島県あたり)の民話です。 一人の木こりが山の中で仕事の途中にうたたねをしていたが、突然の悲鳴で目を覚ました。声のほうを見れば一人の旅人が大きな蛇に追いかけ回されており、どうすることもで… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> グリム童話に採録されている民話です。 ある貧しい男に13番目の子(男)が生まれた。男は名つけ親になってくれるという神様や悪魔を断って死神に子の名つけ親になってもらう。名つけ子が成長すると死神は森へ連… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 江戸時代の天保の飢饉を背景にした、武士と公家の姫君のラブコメディなのかと思わせながら意外な終わり方をする物語です。 ”奥の海”というのは、”宮城県東部の石巻湾からさらに奥まった湾のこと”、”陸奥湾の… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 大泉黒石(おおいずみこくせき)という作家も、現在ではあまり名前を聞かないかもしれません。 1894年長崎生まれで父はロシア人。少年時代をロシアやヨーロッパで過ごした経験もあり、異色の作家だったようで… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> ”馬の骨”という言葉はありますが”馬の脚”というのは何のことでしょう。 これは、脳溢血でいったん死んだ男が、しかしそれは冥府の役人の手違いで死んだということで蘇る話です。ただし、死んでいるうちに脚が… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 芥川作品には古典を題材にしたものも多くありますが、これもその一つです。原作は『今昔物語集 巻十六「貧女清水観音値盗人夫語第三十三」』とのこと。 陶物師(すえものつくり)の翁の仕事場を訪れている若い侍… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 中島敦にはエジプト、アッシリア、スティキア(スキタイ)などの古代国家や民族を題材にした作品もあります。この作品は古代エジプトを舞台にした物語です。 ペルシャ王カンビュセス(2世?)がエジプトに侵攻し… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> アメリカの映画制作会社で活動し日本に帰ってきた女優の歌川百合枝は、自分が主人公で出演している非常に芸術的な映画作品が、近ごろ東京の場末の映画館で上映されているという噂を耳にする。しかし不思議なことに… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 中島敦には中国の古典を題材にした作品が多くありますが、この『牛人』も2000年以上昔に記されたとされる中国の古典『春秋左氏伝』のなかにある話(一応史実らしい)を題材にしています。 魯の国の臣・叔孫豹… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 中島敦は昭和16年に南洋庁国語教科書編集書記としてパラオに赴任し17年帰国したとなっています(コトバンクより)。そのパラオ在任中の出来事を『南洋譚』『環礁』に随筆として書いています。この作品は”マル… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 物語の舞台は木曽路の奈良井宿――”筆者の友”である男が、ふとした気まぐれから泊まった奈良井の旅館で怪異を体験する物語です。 宙をただよう巴の紋入り提灯、誰も使っていないはずの湯殿で動く人の気配、締め… 続きを読む »
<ざっくり作品紹介> 物語の舞台は明治末ごろの金沢の城下町と思われます(はっきり”どこ”とは記されていません)。 主人公は小学校の雑所(ざいしょ)という教頭。 この雑所先生が源助という用務員のお爺さんを相手に、山歩きの帰… 続きを読む »



