時は中世室町時代,日本からは多くの外交使節が朝鮮を訪問していました。彼らを遣わしたのは,時の権力者足利将軍家や西国の有力大名たち。使節たちは「日本国王使」,「王城大臣使」と呼ばれ,朝鮮との外交・通商にあたっていました。ところが彼らの多くは,本当は足利将軍家の使節でも有力大名の使節でもなかったのです。日朝間を股にかけ華々しく外交や通商を担った謎の使節団,彼らの正体はいったい何者だったのでしょうか?今回の話し手,橋本雄さんは中世日朝外交史研究家として,朝鮮に遣わされた使節の真偽問題を正面から検討し,中世対朝鮮外交の真相を明らかにしました。はるか中世の昔,玄界灘をかけ巡った遣朝鮮使節たちのミステリアスな歴史的伝奇物語。今回の人文学カフェは,橋本さんとともにこの遣朝鮮使節団をめぐる知られざる史実に迫ります。 (一般公開 人文学カフェ sapporo55ビル 紀伊國屋書店札幌本店 2010年9月22日 橋本 雄 )
質問1
橋本 雄 > 当時の幕府は冊封の意味が分かっていたのか?
質問2
橋本 雄 > なぜ幕府は偽使に気づくのが遅れたのか?
質問3
橋本 雄 > 対馬と幕府の関係とはどのようなものだったのか?
質問4
橋本 雄 > 幕府ではなく,天皇からの使節はあったのか?
質問5
橋本 雄 > 朝鮮から日本への使節はどの程度あったのか?
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