牧師のバイブルメッセージ

新座志木バプテスト教会の牧師岸尾光です。毎週の礼拝説教音源を継続的にここにアップロードしています。聖書を広く深く解説しその面白さが分かるようチャレンジしています。よろしければフォローをお願いします。ヨハネの福音書の原稿はnoteはこちらです。 https://note.com/nsbc/ テサニケ第1の5:16-18から始まり(#2-6),テサロニケ人への手紙第2(#7-19)、コロサイ人への手紙(#20-50)、ピレモンへの手紙(#51-59)、エペソ人への手紙(#60-93)、ガラテヤ人への手紙(#94-118)、ピリピ人への手紙(#119-150)、マルコの福音書(#151~231)、ヨハネの福音書(#232~現在進行中)の礼拝メッセージを掲載中。 配信開始の経緯は次の通りです。2020年4月7日の政府の緊急事態宣言が発令後の礼拝休止直後4月12日から配信を開始しました。「コロナ禍の中で聞く聖書のことば」とサブテーマを設定し、それ以来毎週の礼拝説教音源を継続的にここにアップロードし続けたメッセージが時間順に掲載されています。各メッセージの導入部で録音当時の状況に触れています。レジメを見たい方は新座志木バプテスト教会のホームページをご覧ください。 ポッドキャスト書き起こしサービスはこちらです↓ https://listen.style/p/nsbc?o8oV9P07

#295 声を聞き分ける羊 25/10/12

ヨハネ10:1-6からの礼拝説教。2025年10月12日録音。(聖書朗読は(1:30)まで導入は(1:43)からです)今日の箇所はイエス様の有名なたとえ話の1つです。それは神様を羊飼いに、神の民をその羊の群れにたとえているという聖書で最も良く知られたイメージでもあります。そして10章の冒頭に、この章全体を理解する上でカギとなる言葉が語られているのです。その中から1.盗人と強盗 (3:00)、2.羊の牧者(10:02)、3.羊飼いの声を知る羊、(19:23)の3つの点から、キリスト者の信仰生活について考えてみましょう。原稿を読む声を聞き分ける羊:ヨハネの福音書10章1—6節|Kishio

10-12
25:41

#294見えない人、見える人〜霊的な視力 25/10/5

ヨハネ9:25-41からの礼拝説教。2025年10月5日録音。(聖書朗読は(1:11)まで、メッセージの導入は(1:55)からです)今日の箇所はこれまで見て来たヨハネ9章のクライマックスです。そこで語られたイエス様のこの言葉、「わたしはさばきのためにこの世に来ました。目の見えない者が見えるようになり、見える者が盲目となるためです。』」(9:39)の意味を知るために、1.目える者が盲目となる(4:31)、2.盲目の人が見えるようになる(11:46)、3.目は開かれ続ける(19:28)、の3つの点を取り上げます。原稿を読む見えない人、見える人:ヨハネの福音書9章36—41節|Kishio

10-05
25:48

#293 お笑い芸人と証人~頑なな不信仰と明快な信仰 25/9/28

ヨハネ9:24-34からの礼拝説教。2025年9月28日録音。(聖書朗読は(2:06)まで、導入は(2:40)からです)前回の続きでイエス様に目を見えるようにしてらった人にまつわるお話です。そのやり取りでは頑なさが滑稽に映るパリサイ人と大胆な証人となった癒された人の対比が際立ちます。まずお笑い芸人のネタ風に見立てながら浮き彫りになった問題点に触れます(1.まるでお笑い芸人(4:21))。その一方で癒された人の毅然とした態度を取り上げます(2.勇ましい証人(11:30))。最後に、次のストーリーへと展開して行く話の結末について触れます(3.追放の憂き目(18:23))。お笑い芸人と証人~頑なな不信仰と明快な信仰:ヨハネの福音書9章24-34節|Kishio

09-28
23:28

#292 イエス様と人間関係 〜分裂と別離の宿命 25/9/21

ヨハネ9:13-23からの礼拝メッセージ。2025年9月21日録音。(聖書朗読は(2:30)、導入は(3:16)までです)“Christianity is Christ”(キリスト教はキリストそのものである)とは英国の神学者の言葉です。今日の箇所では、そのイエス様についての理解を巡って人々の間で意見の相違が生まれ人間関係が変化する様子が見て取れます。1.パリサイ人の分裂(6:13)、2.「あの人は預言者です」(12:43)、3.家族との距離(16:34)、の3つの点を取り上げます。原稿を読む:イエス様と人間関係:ヨハネの福音書9章13-23節|Kishio

09-21
27:13

#291 罪でなく栄光のために~病気の原因は罪ではない 25/9/14

ヨハネ9:1-12からの礼拝メッセージ。2025年9月14日録音。(聖書朗読は(1:55)まで、導入は(2:52)までです)人は、大病するとその原因探したくなるものです。「先生。この人が盲目で生まれたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。両親ですか。」これは、イエス様の弟子たちが、生まれつきに目の見えない人を前にイエス様に尋ねた問いです。そのやり取りを中心に、1.罪が原因ではない(4:11)、2.神の栄光が現れる(11:02)、3.世の光、いのちの光(17:58)、の3つの点を取り上げます。原稿を読む https://note.com/nsbc/n/nf00d9afe7d5b?sub_rt=share_pb

09-14
24:43

#290 アブラハムが存在する前から〜時間を超越したわたし 25/9/7

ヨハネ8:48-49からの礼拝説教。2025年9月7日録音。(聖書朗読は(2:35)まで、話しの導入は(3:36)からです)今日の箇所の8:56「あなたがたの父アブラハムは、わたしの日を見るようになることを、大いに喜んでいました。そして、それを見て、喜んだのです。」の言葉はその意味を理解するのが難しいと言われています。それを理解するための背景を取り上げます。(1.イエスを見て喜んだアブラハム(7:18))。次にその言葉から生まれた敵意とそれに対するイエス様の回答を取り上げます。(2.アブラハムを超えるイエスのことば(16:55))、3.アブラハムの存在する前から(21:55))。その中で希望をもって生きるということについても考えます。原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n1ef7acd8b3af?sub_rt=share_pb

09-07
30:00

#289 偽りの父、真理の子~謙遜と平和に至る道 25/8/31

ヨハネ8:39-47からの礼拝説教。2025年8月31日録音。(聖書朗読は(2:14)まで、導入は(3:00)までです)この箇所では悪魔についての「偽りの父」等の言及が目を引きます。まずその意味を取り上げます。(1.偽りの父(3:49))その上で「真理ゆえ信じない」という人の心理を取り上げ(2.真理故に信じられない(11:41))、最後に健全なキリスト者の態度について考えます。(3.信仰者の謙遜と平安(16:28))原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n8d0c61f59707?sub_rt=share_pb

08-31
24:18

#288 自由とは~本当の弟子、自由を得るとは 25/8/24

ヨハネ8:31-38からの礼拝説教。2025年8月24日録音。(聖書朗読h(1:18)まで、導入は(2:00)からです)イエス様が教える「本当の弟子」の条件について最初に取り上げます。(1.イエス様のことばにとどまる(3:00))。その次に世界名言集などに掲載される程よく知られている「真理はあなたがたを自由にする」のイエス様のことばが私たちにとってどのような意味があるのかを、最初は罪との関りから見ていきます。(2.罪からの自由(9:15))次に「居場所」という観点から考えていきます。(3.自由人のすみか(15:50))原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n46a7704d3ffb?sub_rt=share_pb

08-24
29:23

#277 闇に輝く光 ~試練に耐え赦しの中を歩む 25/8/17

ヨハネ8:12,1:4-5 2025年8月17日録音。(聖書朗読は(0:53)まで、導入は(1:51)から)「明けない夜はない」と言われるように、試練の日々を耐え夜明けを迎えるために糧となるみ言葉を最初に取り上げます(1.闇は光に打ち勝たなかった(3:55))、また1:5の2つ目の解釈をもとに、2.闇は光を理解しなかった(9:51)を二番目に取り上げます。最後に、たとえ自分の罪に悩まされたとしても光の中を歩むために必要な神様の約束のみ言葉を取り上げます。3.日々光の中を歩むとは(15:04)。アウトラインと原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n2036a6965582?sub_rt=share_pb

08-17
25:19

#276 罪の中で死なない〜イエス様が罪人を救い得る根拠 25/8/10

ヨハネ8:21—30からの礼拝メッセージ。2025年8月10日録音。(聖書朗読は(2:26)まで、導入は(3:14)から)「自分の罪の中死ぬべき人がイエス様と共に神様のもと行くための道は、イエス様が神であると信じることである」これが今日の箇所の要点です。次の3つの点からその内容を詳しく取り上げます。1.イエス様と人との決定的な違い(5:38)、2.イエス様の神宣言:旧約聖書にさかのぼる根拠(12:39)、3.イエス様が上げられる時に(23:48)アウトライン、原稿を見るhttps://note.com/nsbc/n/nb3f5b52c2bd5?sub_rt=share_pb

08-10
28:35

#275 闇といのちの光〜光に導かれいのちの光を持つとは 25/8/3

ヨハネ8:112-20からの礼拝説教。2025年8月3日録音。(聖書朗読は(1:49)まで、導入は(2:35)まで)「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」:イエス様のこの言葉が、信じる人たち(の日常生活等)に、どのような意義があるのか、旧約聖書や詩編や学者の言葉も引用しながら考えます。その上で・・・今日の箇所には際立った点が少なくとも2つあります。まずイエス様とパリサイ人のやり取りです。理解するのに難しいと思えますが、背景にあるパリサイ人の動機とそれに関わる根本的な落ち度を知ると見えてくることがあります(1.闇の中を歩む(4:17))。そして8:12のイエス様の言葉です。そこから、イエス様を信じて生きることについて考えるために2つの点を取り上げます(2.光に導かれて歩む(11:57)、3.いのちの光を持つ(18:14))。原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n626010f5eb62?sub_rt=share_pb

08-03
28:17

#274 告発者たちからの救い~姦淫の現場で捉えられた女性と 25/7/27

ヨハネ8:1-11からの礼拝説教。(聖書朗読は(1:54)まで。導入は(2:54)から)2025年7月27日録音。私たちの立場は人の罪を責める側にも、人に罪を責められる側にも成り得えます。しかしイエス様の側にいる時に赦しと再出発のきっかけを得ることができるでしょう。今日の箇所は、新改訳聖書の脚注にあるように7:53から8:11までは、ヨハネの福音書の原本にはなく後に付け加えられたという説が有力です。しかし、その後伝統的にヨハネのこの箇所に挿入されることが一般的となりました。なぜならこの出来事が本当にあったということと、福音書に記されている告発者たちやイエス様の言動と一致するということで受け入れられてきたからです。それらの言動の背景や意味を探求し本質に迫るため次の3つの点を取り上げます。(1.敵対者たちの問題とイエス様の危機(5:20)、2.イエス様の名答(13:41)、3.再出発の言葉(18:19))原稿を読む https://note.com/nsbc/n/n4f0899912f96?sub_rt=share_pb

07-27
27:36

#273 盲信でなく冷静に〜明かされた議員の誤認と不正 25/7/20

ヨハネ7:45-53からの礼拝説教。2025年7月20日録音。(聖書朗読は(1:15)まで、導入は(2:19)からです)イエス様の時代のエルサレムの議員と役人との会話等から議員の事実誤認の問題が見え隠れします。その中で著者ヨハネは「イエス様が神であり救い主であることの証言」という1つのテーマを論じています。議員に対して自己保身でなく事実を伝えた役人の大胆の発言(1.神の言葉として(4:39))、予想外の身内議員からの反論(2.盲信ではない(13:34))、そして明るみになった議員の問題(3.公平さと冷静さを失ってはならない(20:30))を通してキリスト教信仰について考えてみましょう。原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n21b110a10826?sub_rt=share_pb

07-20
28:30

#272 生ける水の川~聖霊は渇きを癒し周囲を潤す共におられる神 25/7/13

ヨハネ7:34-44からの礼拝説教。2025年7月13日録音。私たちの心が潤され周りにもその影響が浸透して行く。そのことを聖霊との関りから(新旧両約聖書やパスカルの言葉などをヒントに)考えていきましょう。(聖書朗読は(1:27)まで、メッセージの導入は(2:07)からです)聖霊を生ける水にたとえたイエス様の教えから1.私たちを生かす水(4:24)、2.周囲を潤す水(13:38)、出エジプトの荒野の旅との関りから、3.私たちの中に住まわれ導かれる神を取り上げます(20:57)。

07-13
29:42

#271 微妙なズレと完全な断絶~神との隔たりを埋める 25/7/6

ヨハネ7:25-36からの礼拝説教。2025年7月6日録音。(聖書朗読は2:30まで、導入は3:05からです)エルサレムの人々のイエス様と救い主に関わる理解には、微妙ズレと的外れの点があります。そこから人間と神様の断絶も見えてくるのです。今日の箇所を理解するためにこれらのすれ違いの背景とその意味を知る必要があるのです。二つのズレを順番に取り上げて(1.「キリストの登場の仕方」のズレ(6:50)、2.「キリストの出身地」というズレ(10:03))、最後に完全な断絶とその回復について取り上げます。(3.別離と回復(14:25))原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/nc4877d895e08?sub_rt=share_pb

07-06
27:29

#270 みことばの深さを悟る~聖書を深く知るとは 25/6/29

ヨハネ7:10-24からの礼拝説教。2025年6月29日録音。(聖書朗読は(2:37)まで、導入は(3:05)からです。)今日の箇所も前提とされている聖書の背景や場面設定があります。それらを知ると教養としての聖書理解が深まり、信仰所としての聖書を知る楽しみを味わうことができるでしょう(1.理解をより深めるために背景を知る(5:07))。次にイエス様の権威を疑う者への弁明の言葉から聖書を理解するために必要な要素を取り上げます(2.神の言葉を受け入れるために(14:27))。最後に聖書やイエス様の言動の表層だけを捉えた人々の過ちに触れ、キリスト教信仰において大切な視点を学びます(3.聖書の中にある神の御心を悟る(21:55))原稿を読む

06-29
30:33

#269 神の時を待ち信頼する~ギリシャ語の「時」と神に支えられる信仰 25/6/22

ヨハネ7:1-9からの礼拝説教。2025年6月22日録音聖書朗読は(1:21)までメッセージ導入は(2:05)からです。今日の箇所を理解するために、当時の聖書的背景とギリシャ語の時という概念を知る必要があります。まずその点を見ていきましょう。1.聖書的背景とギリシャ語の「時」(3:55)。そしてそこから発展して私たちの信仰生活に関わることを2点取り上げます。2.待つこと、忍耐すること(9:30)、3.信仰、すなわち信頼すること(16:55)原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/na1b8c5dc325f?sub_rt=share_pb

06-22
23:24

#268 弟子の道を貫く~神に守られ生涯を全うする 25/6/15

ヨハネ6:67—71からの礼拝説教。2025年6月15日録音.(聖書朗読は(1:01)まで、メッセージ導入は(1:30)からです)前回見て来たとおり弟子と言われていた人々が立ち去り12人だけが残ったのです。彼らとイエス様の対話から、困難に直面しながらもクリスチャン信仰を全うすることについて以下の3点から考えていきます。1.イスカリオテのユダ(2:53)、2.従順を強要しないイエス様(12:30)、3.授けられた信仰と言う希望(13:36)原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/ne41311614c3b?sub_rt=share_pb

06-15
24:59

#267永遠の命の言葉を食べる ~聖書の効能25/6/8

ヨハネ6:52-66からの礼拝説教。2025年6月8日録音。(聖書朗読は(2:34)までです)ヨハネの福音書には、大事なことが繰り返されながら言い換えられ、そして新しい教えが入ってくるという特徴があります。今日もそれらのことを取り上げて学びましょう。1.「イエスの血を飲む」とは(4:43)、2.「イエス様のみ言葉を受け入れる」とは(8:45)、3.毎日食べてイエス様にとどまる(17:22)、の3つの点を取り上げます。 原稿を読むhttps://note.com/nsbc/n/n4421aac2200a?sub_rt=share_pb

06-08
28:02

#256 弱さを知って~差し出される救いの手、過ちを犯さぬために 25/3/23

ヨハネの福音書5:1-16からの礼拝メッセージ。2023年3月23日録音。(聖書朗読は2:16まで、3:20からメッセージの本論です)今日の聖書箇所の舞台設定も、これまでのようにイエス様と人との対話です。しかし今までとは様々な点で違っています。それらの違いを3つの点から取り上げます。それらは私たちの信仰の歩みの本質と関り、さらには宗教的な過ちから私たちを守ることへと繋がるでしょう。最初は自分自身を救えない状況に陥った人に手を差し伸べるイエス様について(1.先に声をかけて下さるイエス様(4:10))、次にイエス様と彼を取り巻く人の中に起こった新たな緊張関係について(2.イエス様への公的迫害の始まり(13:15))、最後にイエス様を信じその救いを体験したとしても残る人間の弱さについて(3.心を見張る(16:15))取り上げます。 メッセージ本文を読むhttps://note.com/nsbc/n/ne2c90f94f226

03-23
27:54

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