旅、写真、社会での出来事、ニュース、災害、戦争、様々なゲストとの対話、国際的なダイアローグ、日々のスケッチまで、様々な表現をしてきた「新東京漂流」は、今回で終了する。
4万5千人を超える死者を出し被害が拡大している大地震。アサド政権による市民弾圧と内戦によりシリアの現状が見えづらい。日本や世界からの物資の供給や義援金活動の行方は? 現地に詳しいジャーナリスト安田純平氏に聞く。
A.I.と欧米からの軍事協力で戦うウクライナ、圧倒的な物量差を力にするロシア。作家の思考はそこから、スシローなどで起きている一連の事件へと広がる。
東京、世田谷美術館での『祈り』展は大盛況のうちに終わった。最後の2日間、そして期間中も何度か、藤原は会場に足を運び、来場者たちと言葉を交わし、サインをし続けていた。
新型コロナは私たちに非接触の時代をもたらした。だが人や動物は、接触し関わり合うことで強くなり成長し進化するのだ。
撮影の仕事を終えたとき、まだ「渇き」を感じているときがある。「何かが足りない」という感覚だ。その分水嶺を越えたとき、「特別な一枚」は撮られる。
南インド、数十年に一度の象狩りを撮影するため無名の若き写真家が行く。撮られた見事な写真は偶然なのか。藤原新也は「偶然に至る」姿勢と行動について語る。
新型コロナの厳しい対策を一挙に撤去した中国で、あらたな感染爆発が起きているらしい。私たちとCOVID-19はこれからどう関わり合っていくのか。
かつて路上は子供たちの遊び場だった。小学校の校庭で日没まで駆け回ることができた。昨今の公園問題、騒音問題について考える。
バリ島の山奥、夜明けに撮影した蓮の花。蝶の交尾。写真家が旅した瞬間、その体験を共有する写真展『祈り』東京・世田谷美術館で開催中。
東京・世田谷美術館にて、「祈り」と題された藤原新也の大規模な個展が始まった。11月26日(土)〜2023年1月29日(日)。藤原は自分の作品や過去をふり返りながら、現代が「ため息の時代」だと語る。
東京の世田谷美術館にて、「祈り」と題された藤原新也の大規模な個展が始まった。11月26日(土)〜2023年1月29日(日)。藤原が、「祈り」に込めた意味を語る。
早川紀代秀は旧統一教会と関係のある組織からのスパイだったのか。日本への怨嗟の念が結ぶ過去と現在。
1970年代半ば、シラけの時代が到来、若者たちの意識は自分=MEへと向かう。インド・ブームからの神秘主義、宗教への関心。オウム真理教、旧統一教会まで想いを巡らせる。
1980年代初頭、伝説の写真報道誌『FOCUS』が創刊し、藤原は中核となる連載『東京漂流』をスタートする。写真「人間を食う犬たち」は時代を超えて旅を続ける。
『メメント・モリ』のあまりに有名な「人間を食う犬たち」の写真。そこには「クンブメーラ」という1億人が熱狂するインド最大の奇祭とも言われる祭りがあった。