複雑系の数理 2011

人類のながい歴史のなかで、「生命とは何か」、「知能とは何か」、そして「社会とは何か」という問いは、幾度となく繰り返されてきました。しかし、これら生命・知能・社会の原理は、現代の科学をもってしても、いまだに解明できていません。それは、生命・知能・社会という対象は複雑であることに加え、動的に自らを変化させていく存在であり、従来の概念や方法では太刀打ちできないためです。この問題に、新しい数理概念やシミュレーション手法などを駆使して研究するのが、複雑系科学です。講義では、カオス、ネットワーク、自己組織化、進化などの概念について、数理的な側面も含めて解説していきます。また、各自のノート型パソコンを用いたシミュレーション演習では、体験的に理解を深めます。本科目によって、複雑系科学の面白さと可能性を味わってほしいと思います。

作品発表会

学期を通して制作してきた"Complexity-Inspired Art and Design"の作品を発表してもらいます。

01-16
01:32:59

生成的な世界をつくる2(田中浩也 × 井庭崇 対談)

パーソナル・ファブリケーションの考え方を広め、実践している田中 浩也さんをお呼びし、生成的な世界をいかにつくるのかについて語り合います。

12-19
01:29:36

生成的な世界をつくる1(田中 浩也 × 井庭 崇 対談)

パーソナル・ファブリケーションの考え方を広め、実践している田中 浩也さんをお呼びし、生成的な世界をいかにつくるのかについて語り合います。

12-12
01:33:59

自己組織化・進化の工学的応用

自己組織化や進化など、生物にインスパイアされた考え方にもとづくシステム開発を行っている鈴木純一さんをゲストとしてお呼びし、複雑系の考え方の応用可能性について語り合います。

12-05
01:26:20

生成的な表現のための道具(ゲスト:魚住 勇太さん)

マルチエージェントによる音楽制作のシステムを開発し、それを用いたパフォーマンスも行っている魚住勇太さんをゲストとしてお呼びし、生成的な表現について語り合います。

11-28
01:32:16

進化と遺伝的アルゴリズム

進化のメカニズムを模倣したアルゴリズムについて学びます。

11-14
01:16:00

表現手法・ツール2

生成的な世界を簡単に構築するためのツールとして、Processing を用いて実際に表現をしてみます。

11-07
01:20:47

カオスの生成力1(合原 一幸先生 × 木本 圭子さん × 井庭崇 鼎談)

日本におけるカオス研究の先駆者である合原一幸先生と、カオスの織りなす世界を探究し、作品をつくり続けている木本 圭子さんをお呼びし、カオスのもつ生成力について語り合います。

11-04
01:28:30

カオスの生成力2(合原 一幸先生 × 木本 圭子さん × 井庭崇 鼎談)

日本におけるカオス研究の先駆者である合原一幸先生と、カオスの織りなす世界を探究し、作品をつくり続けている木本 圭子さんをお呼びし、カオスのもつ生成力について語り合います。

11-04
01:44:10

表現手法・ツール1

生成的な世界を簡単に構築するためのツールとして、Processing の使い方を学び、実際に動かしてみます。

10-31
01:18:13

生成的なアートと表現(ゲスト:田所 淳さん)

アルゴリズミックな音楽制作を行い、また、openFrameworks の本も出版されてる田所 淳さんをゲストとしてお呼びし、生成的な表現について語り合います。

10-17
01:32:13

力学系とカオス

規則に従っているにもかかわらず不規則な振る舞いをみせる「カオス」の現象/原理/特徴について学びます。

10-10
01:05:56

フラクタルとベキ乗分布

自然のなかに潜んでいる自己相似的なかたちや分布について学びます。

10-03
21:50

イントロダクション

授業の内容と進め方について説明します。上限人数を超えた場合には、ここで履修者選抜を行います。

09-26
01:13:26

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