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キリストの平和教会
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使徒 21:27 七日の期間が終わろうとしていたとき、アジア州から来たユダヤ人たちが神殿の境内でパウロを見つけ、全群衆を扇動して彼を捕らえ、使徒 21:28 こう叫んだ。「イスラエルの人たち、手を貸してくれ。この男は、民と律法とこの場所に背くことを、至るところで誰にでも教えている。その上、ギリシア人を境内に連れ込んで、この聖なる場所を汚してしまった。」使徒 21:29 彼らは、エフェソ出身のトロフィモが前に都でパウロと一緒にいたのを見かけたので、パウロが彼を境内に連れ込んだのだと思ったのである。使徒 21:30 それで、都全体は大騒ぎになり、民衆は駆け寄って来て、パウロを捕らえ、境内から引きずり出した。そして、門はどれもすぐに閉ざされた。使徒 21:31 彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っているという報告が、守備隊の大隊長のもとに届いた。使徒 21:32 大隊長は直ちに兵士と百人隊長を率いて、その場に駆けつけた。群衆は大隊長と兵士を見ると、パウロを打ち叩くのをやめた。使徒 21:33 大隊長は近寄って来てパウロを捕らえ、二本の鎖で縛るように命じた。そして、パウロが何者なのか、また、何をしたのかと尋ねた。使徒 21:34 しかし、群衆はあれやこれやと叫び立てていた。大隊長は、騒々しくて真相をつかむことができないので、パウロを兵営に連れて行くように命じた。使徒 21:35 パウロが階段にさしかかったとき、群衆の暴行を避けるために、兵士たちは彼を担いで行かなければならなかった。使徒 21:36 大勢の民衆が、「その男を片づけろ」と叫びながら付いて来たからである。
使徒 21:17 私たちがエルサレムに着くと、きょうだいたちは喜んで迎えてくれた。使徒 21:18 翌日、パウロは私たちを連れてヤコブを訪ねたが、そこには長老が皆集まっていた。使徒 21:19 パウロは挨拶を済ませてから、自分の奉仕を通して神が異邦人の間で行われたことを、詳しく説明した。使徒 21:20 人々はこれを聞いて、神を崇め、パウロに言った。「兄弟よ、ご存じのように、幾万人ものユダヤ人が信者になって、皆熱心に律法を守っています。使徒 21:21 この人たちがあなたについて聞かされているところによると、あなたは異邦人の間にいる全ユダヤ人に対して、『子どもに割礼を施すな。慣習に従うな』と言って、モーセに背くように教えているとのことです。使徒 21:22 一体、どうしたらよいでしょうか。あなたが来られたことを彼らはきっと耳にします。使徒 21:23 だから、私たちの言うとおりにしてください。私たちの中に誓願を立てた者が四人います。使徒 21:24 この人たちを連れて行って一緒に身を清め、彼らが頭をそる費用を出してください。そうすれば、あなたについて聞かされていることが根も葉もなく、あなたは律法を守って正しく生活しているということが、皆に分かるでしょう。使徒 21:25 また、異邦人で信者になった人たちについては、私たちはすでに手紙を書き送りました。偶像に献げた肉と、血と、絞め殺した動物の肉と、淫らな行いとを避けるようにという決定です。」使徒 21:26 そこで、パウロはその四人を連れて行って、翌日一緒に身を清めて神殿に入り、いつ清めの期間が終わって、それぞれのたに供え物を献げるかを告げた。
マタイ 1:18 イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが分かった。マタイ 1:19 夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表沙汰にするのを望まず、ひそかに離縁しようと決心した。マタイ 1:20 このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れずマリアを妻に迎えなさい。マリアに宿った子は聖霊の働きによるのである。マタイ 1:21 マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」マタイ 1:22 このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われたことが実現するためであった。マタイ 1:23 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」これは、「神は私たちと共におられる」という意味である。マタイ 1:24 ヨセフは目覚めて起きると、主の天使が命じたとおり、マリアを妻に迎えた。マタイ 1:25 しかし、男の子が生まれるまで彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名付けた。
ルカ 1:26 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。ルカ 1:27 ダビデ家のヨセフと言う人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアと言った。ルカ 1:28 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」ルカ 1:29 マリアはこの言葉にひどく戸惑って、これは一体何の挨拶かと考え込んだ。ルカ 1:30 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。ルカ 1:31 あなたは身ごもって男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。ルカ 1:32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と呼ばれる。神である主が、彼に父ダビデの王座をくださる。ルカ 1:33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」ルカ 1:34 マリアは天使に言った。「どうして、そんなことがありえましょうか。私は男の人を知りませんのに。」ルカ 1:35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを覆う。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。」ルカ 1:36 「あなたの親類エリサベトも、老年ながら男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。ルカ 1:37 神にできないことは何一つない。」ルカ 1:38 マリアは言った。「わたしは主の仕え女です。お言葉どおり、この身になりますように。」そこで、天使は去って行った。ルカ 1:39 その頃、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。ルカ 1:40 そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶をした。ルカ 1:41 マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子が躍った。エリサベトは聖霊に満たされて、ルカ 1:42 声高らかに言った。「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子様も祝福されています。ルカ 1:43 私の主のお母様が、私のところに来てくださるとは、何ということでしょう。ルカ 1:44 あなたの挨拶のお声を私が耳にしたとき、胎内の子が喜び躍りました。ルカ 1:45 主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」ルカ 1:46 そこで、マリアは言った。「私の魂は主を崇めルカ 1:47 私の霊は救い主である神を喜びたたえます。ルカ 1:48 この卑しい仕え女に 目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も 私を幸いな者と言うでしょう。ルカ 1:49 力ある方が 私に大いなることをしてくださったからです。その御名は聖でありルカ 1:50 その慈しみは代々限りなく 主を畏れる者に及びます。ルカ 1:51 主は御腕をもって力を振るい 思い上がる者を追い散らしルカ 1:52 権力ある者をその座から引き降ろし 低い者を高く上げルカ 1:53 飢えた人を良い物で満たし 富める者を何も持たせずに追い払いルカ 1:54 慈しみを忘れず その僕イスラエルを助けてくださいました。ルカ 1:55 私たちの先祖に語られたとおり アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」ルカ 1:56 マリアは、三か月ほどエリサベトと暮らして、家に帰った。
ルカ 1:5 ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアと言う人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトと言った。ルカ 1:6 二人とも神の前に正しい人で、主の戒めと定めとを、みな落ち度なく守って生活していた。ルカ 1:7 しかし、エリサベトは不妊の女だったので、彼らには子がなく、二人ともすでに年を取っていた。ルカ 1:8 さて、ザカリアは自分の組が当番で、神の前で祭司の務めをしていたとき、ルカ 1:9 祭司職の慣例に従ってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった。ルカ 1:10 香をたいている間、大勢の民衆が皆外で祈っていた。ルカ 1:11 すると、主の天使が現れ、香をたく祭壇の右に立った。ルカ 1:12 ザカリアはこれを見てうろたえ、恐怖に襲われた。ルカ 1:13 天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの祈りは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。ルカ 1:14 その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。ルカ 1:15 彼は主の前に偉大な人になり、ぶどう酒も麦の酒を飲まず、すでに母の胎にいるときから聖霊に満たされ、ルカ 1:16 イスラエルの多くの子らをその神である主に立ち帰らせる。ルカ 1:17 彼は、エリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の思いを抱かせ、整えられた民を主のために備える。」ルカ 1:18 そこで、ザカリアは天使に言った。「どうして、それが分かるでしょう。私は老人ですし、妻も年を取っています。」ルカ 1:19 天使は答えた。「私はガブリエル、神の前に立つ者。あなたに語りかけ、この喜ばしい知らせを伝えるために遣わされたのである。ルカ 1:20 あなたは口が利けなくなり、このことの起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現する私の言葉を信じなかったからである。」ルカ 1:21 民衆はザカリアを待っていたが、聖所であまりに手間取るので不思議に思った。ルカ 1:22 ザカリアはやっと出て来たが、ものが言えなかった。そこで、人々は彼が聖所で幻を見たのだと悟った。ザカリアは身振りで示すだけで、口が利けないままだった。ルカ 1:23 やがて、務めの期間が終わって自分の家に帰った。ルカ 1:24 その後、妻エリサベトは身ごもったが、五か月の間は身を隠していた。そして、こう言った。ルカ 1:25 「主は今、こうして、わたしに目を留め、人々の間から私の恥を取り去ってくださいました。」…ルカ 1:57 さて、月が満ちて、エリサベトは男の子を産んだ。ルカ 1:58 近所の人々や親類は、主が彼女を大いに慈しまれたと聞いて喜び合った。ルカ 1:59 八日目に、幼子に割礼を施すために人々が来て、父の名を取ってザカリアと名付けようとした。ルカ 1:60 ところが、母親は、「いいえ、ヨハネとしなければなりません」と言った。ルカ 1:61 人々は、「あなたの親族には、そのような名の人は誰もいない」と言い、ルカ 1:62 父親に、「この子に何と名を付けたいか」と手振りで尋ねた。ルカ 1:63 父親は書き板を持って来させて、「その名はヨハネ」と書いたので、人々は皆不思議に思った。ルカ 1:64 すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、ものが言えるようになって神をほめたたえた。ルカ 1:65 近所の人々は皆恐れを抱いた。そして、このことすべてが、ユダヤの山里中で話題になった。ルカ 1:66 聞いた人々は皆これを心に留め、「この子は一体、どんな人になるのだろうか」と言った。主の御手がこの子と共にあった。ルカ 1:67 父ザカリアは聖霊に満たされ、こう預言した。ルカ 1:68 「イスラエルの神である主は ほめたたえられますように。 主はその民を訪れて、これを贖い、ルカ 1:69 我らのために救いの角を、 僕ダビデの家に起こされた。ルカ 1:70 昔から聖なる預言者たちの口を通して 語られたとおりに。ルカ 1:71 それは、我らの敵 すべて我らを憎む者の手からの救いルカ 1:72 主は我らの先祖に慈しみを示し その聖なる契約を覚えていてくださる。ルカ 1:73 これは我らの父アブラハムに立てられた誓い。 こうして我らはルカ 1:74 敵の手から救われ、 恐れなく主に仕えるルカ 1:75 生涯、主の御前に清く正しく。ルカ 1:76 幼子よ、あなたはいと高き方の預言者と呼ばれる。 主に先立って行き、その道を備え、ルカ 1:77 主の民に罪の赦しによる救いを 知らせるからである。ルカ 1:78 これは我らの神の憐れみの心による。 この憐れみによって 高い所から曙の光が我らを訪れルカ 1:79 暗闇と死の陰に座している者たちを照らし 我らの足を平和の道に導く。」ルカ 1:80 幼子は成長し、その霊は強くなり、イスラエルの人々の前に現れるまで荒れ野にいた。
使徒 21:1 私たちは人々に別れを告げて船出し、コス島に直航した。翌日ロドス島に着き、そこからパタラに渡り、使徒 21:2 フェニキアに行く船を見つけたので、それに乗って船出した。使徒 21:3 やがてキプロス島が見えてきたが、それを左にして通り過ぎ、シリア州に向かって船旅を続けてティルスに入港した。ここで船は、積み荷を降ろすことになっていたのである。使徒 21:4 私たちは弟子たちを探し出して、そこに七日間滞在した。彼らは霊に促され、エルサレムに行かないようにと、パウロに繰り返して言った。使徒 21:5 しかし、滞在期間が過ぎたとき、私たちはそこをたって旅を続けることにした。彼らは皆、妻や子どもを連れて、町外れまで見送りに来てくれた。そして、共に浜辺でひざまずいて祈り、使徒 21:6 互いに別れの挨拶を交わし、私たちは船に乗り込み、彼らは自分の家に戻って行った。使徒 21:7 私たちは、ティルスから航海を続けてプトレマイスに着き、きょうだいたちに挨拶して、彼らのところに一日滞在した。使徒 21:8 翌日そこをたってカイサリアに赴き、例の七人の一人である福音宣教者フィリポの家に行き、そこに泊まった。使徒 21:9 この人には預言をする四人の未婚の娘がいた。使徒 21:10 幾日か滞在していたとき、ユダヤからアガボと言う預言者が下って来た。使徒 21:11 そして、私たちのところに来て、パウロの帯を取り、それで自分の手足を縛って言った。「聖霊がこうお告げになっている。『エルサレムでユダヤ人は、この帯の持ち主をこのように縛って異邦人の手に引き渡す。』」使徒 21:12 私たちはこれを聞き、土地の人と一緒になって、エルサレムへは上らないようにと、パウロにしきりに頼んだ。使徒 21:13 その時、パウロは答えた。「泣いたり、私の心を挫いたり、一体これはどういうことですか。私は、主イエスの名のためならば、エルサレムで縛られることばかりか死ぬことさえも覚悟しているのです。」使徒 21:14 パウロが私たちの説得を聞き入れようとしないので、私たちは、「主の御心が行われますように」と言って、口をつぐんだ。使徒 21:15 数日後、私たちは旅の準備をしてエルサレムに上った。使徒 21:16 カイサリアの弟子たちも数人同行して、私たちが泊まることになっていたムナソンと言う人の家に案内してくれた。ムナソンは、キプロス島の出身で、ずっと以前から弟子であった。
使徒 20:28 どうか、あなたがた自身と羊の群れ全体とに気を配ってください。聖霊は、神がご自身の血によってご自分のものとなさった神の教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者に任命されたのです。使徒 20:29 私が去った後、残忍な狼どもがあなたがたのところへ入り込んで来て群れを荒らすことが、私には分かっています。使徒 20:30 また、あなたがた自身の中からも、邪説を唱えて弟子たちを従わせようとする者が現れます。使徒 20:31 だから、私が三年間、あなたがた一人一人に夜も昼も涙を流して教えてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。使徒 20:32 そして今、あなたがたを神とその恵みの言葉とに委ねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に相続にあずからせることができるのです。使徒 20:33 私は、他人の金銀や衣服を貪ったことはありません。使徒 20:34 ご存じのとおり、私はこの手で、私の必要のためにも、共にいた人々のためにも働いたのです。使徒 20:35 あなたがたもこのように労苦して弱い者を助けるように、また、主イエスご自身が『受けるよりは与えるほうが幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、私はいつも身をもって示してきました。」使徒 20:36 このように話してから、パウロは皆と一緒にひざまずいて祈った。使徒 20:37 人々は皆激しく泣き、パウロの首を抱いて幾度も接吻した。使徒 20:38 自分の顔をもう二度と見ることはあるまいとパウロが言ったので、なおさら心を痛めたのである。それから、人々はパウロを船まで見送りに行った。
使徒 20:13 さて、私たちは先に船に乗り込み、アソスに向けて船出した。そこからパウロを乗船させる予定であった。これは、パウロ自身が徒歩で旅行するつもりで、そう指示していたからである。使徒 20:14 アソスでパウロと落ち合ったので、私たちは彼を船に乗せてミティレネに着いた。使徒 20:15 翌日、そこを船出してキオス島の沖を過ぎ、その次の日サモス島に寄港し、さらにその翌日にはミレトスに到着した。使徒 20:16 パウロは、アジア州で時を費やさないように、エフェソには寄らないで航海することに決めていたからである。できれば五旬祭にはエルサレムに着いていたかったので、旅を急いでいたのである。使徒 20:17 パウロはミレトスからエフェソに人をやって、教会の長老たちを呼び寄せた。使徒 20:18 長老たちが集まって来たとき、パウロはこう話した。「アジア州に足を踏み入れた最初の日以来、いつも私があなたがたとどのように過ごしてきたかは、よくご存じです。使徒 20:19 すなわち、謙遜の限りを尽くし、涙を流しながら、また、ユダヤ人の数々の陰謀によってこの身に降りかかって来た試練に遭いながらも、主にお仕えしてきました。使徒 20:20 役に立つことは一つ残らず、公衆の面前でも方々の家でも、あなたがたに伝え、また教えてきました。使徒 20:21 神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰とを、ユダヤ人にもギリシア人にも力強く証ししてきたのです。使徒 20:22 そして今、私は霊に促されてエルサレムに行きます。そこでどんなことがこの身に起こるか、何も分かりません。使徒 20:23 ただ、投獄と苦難とが私を待ち受けているということだけは、聖霊がどこの町でもはっきりと告げてくださっています。使徒 20:24 しかし、自分の決められた道を走り抜き、また、神の恵みの福音を力強く証しするという主イエスからいただいた任務を果たすためには、この命すら決して惜しいとは思いません。使徒 20:25 そして今、あなたがたが皆もう二度と私の顔を見ることがないと、私には分かっています。私はあなたがたの間を巡回して御国を宣べ伝えたのです。使徒 20:26 だから、特に今日はっきり言います。誰の血についても、私には責任がありません。
使徒 20:1 この騒動が収まった後、パウロは弟子たちを呼び集めて励まし、別れを告げてからマケドニア州へと出発した。使徒 20:2 そして、この地方を巡り歩き、言葉を尽くして人々を励ました後、ギリシアに来て、使徒 20:3 そこで三か月間過ごした。パウロは、シリア州へと船出しようとしていたとき、彼に対するユダヤ人の陰謀が起こったので、マケドニア州を通って帰ることにした。使徒 20:4 同行した者は、ピロの子でベレア出身のソパトロ、テサロニケのアリスタルコとセクンド、デルベのガイオ、テモテ、それにアジア州出身のティキコとトロフィモであった。使徒 20:5 この人たちは、先に出発してトロアスで私たちを待っていたが、使徒 20:6 私たちは、除酵祭の期間が明けた後フィリピから船出し、五日でトロアスに来て彼らと落ち合い、七日間そこに滞在した。使徒 20:7 週の初めの日、私たちがパンを裂くために集まっていると、パウロは翌日出発する予定で人々に話をしたが、その話は夜中まで続いた。使徒 20:8 私たちが集まっていた階上の部屋には、たくさんの灯がついていた。使徒 20:9 エウティコと言う青年が、窓に腰を掛けていたが、パウロの話が長々と続いたので、ひどく眠気を催し、眠りこけて三階から下に落ちてしまった。起こしてみると、もう死んでいた。使徒 20:10 パウロは降りて行き、彼の上にかがみ込み、抱きかかえて言った。「騒がなくてよい。まだ生きている。」使徒 20:11 そして、また上に行って、パンを裂いて食べ、夜明けまで長い間話し続けてから出発した。使徒 20:12 人々は生き返った若者を連れて帰り、大いに慰められた。
使徒 19:21 このようなことがあった後、パウロは、マケドニア州とアカイア州を通りエルサレムに行こうと決心し、「私はそこに行った後、ローマも見なくてはならない」と言った。使徒 19:22 そして、自分に仕えている者の中から、テモテとエラストの二人をマケドニア州に送り出し、彼自身はしばらくアジア州にとどまっていた。使徒 19:23 その際、この道のことでただならぬ騒動が起こった。使徒 19:24 デメトリオと言う銀細工師が、アルテミスの神殿の模型を銀で造り、職人たちにかなり利益を得させていた。使徒 19:25 彼は、この職人たちや同じような仕事をしている者たちを集めて言った。「諸君、ご承知のように、この仕事のお陰で我々はもうけているのだが、使徒 19:26 諸君が見聞きしているとおり、あのパウロは『手で造ったものなど神ではない』と言って、エフェソばかりでなくアジア州のほとんど全地域で、多くの人を説き伏せ、改宗させている。」使徒 19:27 「これでは、我々の仕事の評判が悪くなってしまうおそれがあるだけでなく、偉大な女神アルテミスの神殿もないがしろにされ、アジア州全体、全世界が崇めるこの女神のご威光さえも失われてしまうだろう。」使徒 19:28 人々はこれを聞いてひどく腹を立て、「偉大なるかな、エフェソ人のアルテミス」と叫んだ。使徒 19:29 そして、町中が混乱に陥った。彼らは、パウロの同行者であるマケドニア人のガイオとアリスタルコを捕らえ、一団となって劇場になだれ込んだ。使徒 19:30 パウロは群衆の中へ入って行こうとしたが、弟子たちはそうさせなかった。使徒 19:31 また、パウロの友人であったアジア州の議員数人も、パウロに使いをやって、劇場に入らないようにと頼んだ。使徒 19:32 さて、群衆はあれやこれやとわめき立てた。集会は混乱するだけで、大多数の者は何のために集まったのかさえ分からなかった。使徒 19:33 その時、ユダヤ人が前に押し出したアレクサンドロという者に、群衆の中のある者たちが話すように促したので、彼は手で制し、群衆に向かって弁明しようとした。使徒 19:34 しかし、彼がユダヤ人であると分かると、群衆は一斉に、「偉大なるかな、エフェソ人のアルテミス」と二時間ほども叫び続けた。使徒 19:35 そこで、町の書記官が群衆をなだめて言った。「エフェソの諸君、エフェソの町が、偉大なアルテミスと天から降って来た御神体との守り役であることを、知らない者がいるだろうか。使徒 19:36 これを否定することはできないのだから、冷静になるべきで、決して無分別なことをしてはならない。使徒 19:37 諸君がここに連れて来た者たちは、神殿を荒らしたのでも、我々の女神を冒涜したのでもない。使徒 19:38 デメトリオとその仲間の職人が、誰かを訴え出たいのなら、裁判の日があるし、総督もおられるのだから、相手を訴え出なさい。使徒 19:39 それ以外のことで要求があるなら、正式な会議で解決してもらうべきである。使徒 19:40 今日の事件について、我々は暴動の罪に問われるおそれがある。この無秩序な集会について、何一つ弁解する理由はないからだ。」こう言って、書記官は集会を解散させた。
ヨハネ 15:1 「私はまことのぶどうの木、私の父は農夫である。ヨハネ 15:2 私につながっている枝で実を結ばないものはみな、父が取り除き、実を結ぶものはみな、もっと豊かに実を結ぶように手入れをなさる。ヨハネ 15:3 私が語った言葉によって、あなたがたはすでに清くなっている。ヨハネ 15:4 私につながっていなさい。私もあなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、私につながっていなければ、実を結ぶことができない。ヨハネ 15:5 私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。人が私につながっており、私もその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。私を離れては、あなたがたは何もできないからである。ヨハネ 15:6 私につながっていない人がいれば、枝のように投げ捨てられて枯れる。そして、集められ、火に投げ入れられて焼かれてしまう。ヨハネ 15:7 あなたがたが私につながっており、私の言葉があなたがたの内にどどまっているならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる。ヨハネ 15:8 あなたがたが豊かに実を結び、私の弟子となるなら、それによって、私の父は栄光をお受けになる。ヨハネ 15:9 父が私を愛されたように、私もあなたがたを愛した。私の愛にとどまりなさい。ヨハネ 15:10 私が父の戒めを守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、私の戒めを守るなら、私の愛にとどまっていることになる。
使徒 19:11 神は、パウロの手を通して数々の目覚ましい奇跡を行われた。使徒 19:12 彼が身に着けていた手拭いや前掛けを持って行って病人に当てると、病気は癒やされ、悪霊どもも出て行くほどであった。使徒 19:13 ところが、各地を巡り歩くユダヤ人の祈祷師たちの中にも、悪霊に取りつかれている人々に向かい、試みに、主イエスの名を唱えて、「パウロが宣べ伝えているイエスによって、お前たちに命じる」と言う者があった。使徒 19:14 ユダヤ人の祭司長スケワと言う者の七人の息子たちがこんなことをしていた。使徒 19:15 悪霊は彼らに言い返した。「イエスのことは知っているし、パウロのこともよく知っている。だが、一体お前たちは何者だ。」使徒 19:16 そして、悪霊に取りつかれている男が、この祈祷師たちに飛びかかって押さえつけ、ひどい目に遭わせたので、彼らは裸にされ、傷つけられて、その家から逃げ出した。使徒 19:17 このことがエフェソに住むユダヤ人やギリシア人すべてに知れ渡ったので、人々は皆畏れを抱き、主イエスの名を崇めるようになった。使徒 19:18 信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行を告白し、打ち明けた。使徒 19:19 また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を合計してみると、銀貨五万枚分にもなった。使徒 19:20 このようにして、主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった。
使徒 19:1 アポロがコリントにいたときのことである。パウロは、内陸の地方を通ってエフェソに下って来て、何人かの弟子に会い、使徒 19:2 彼らに、「信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか」と言うと、彼らは、「いいえ、聖霊があるということなど、聞いたこともありません」と言った。使徒 19:3 パウロが、「それでは、どんな洗礼を受けたのですか」と言うと、彼らは、「ヨハネの洗礼です」と言った。使徒 19:4 そこで、パウロは言った。「ヨハネは、自分の後から来る方、つまりイエスを信じるようにと、民に告げて、悔い改めの洗礼を授けたのです。」使徒 19:5 人々はこれを聞いて、主イエスの名によって洗礼を受けた。使徒 19:6 パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。使徒 19:7 この人たちは、皆で十二人ほどであった。使徒 19:8 パウロは会堂に入って、三か月間、神の国について堂々と論じ、人々の説得に努めた。使徒 19:9 しかしある者たちが、かたくなで信じようとせず、会衆の前でこの道を非難したので、パウロは彼らから離れ、弟子たちをも退かせ、ティラノと言う人の講堂で毎日論じ合った。使徒 19:10 このようなことが二年も続いたので、アジア州に住む者は皆、ユダヤ人もギリシア人も主の言葉を聞くことになった。使徒 19:11 神は、パウロの手を通して数々の目覚ましい奇跡を行われた。使徒 19:12 彼が身に着けていた手拭いや前掛けを持って行って病人に当てると、病気は癒やされ、悪霊どもも出て行くほどであった。
使徒 18:24 さて、アレクサンドリア生まれのユダヤ人で、聖書に詳しいアポロと言う雄弁家が、エフェソに来た。使徒 18:25 彼は主の道をよく学び、イエスのことについて熱心に語り、また正確に教えていたが、ヨハネの洗礼しか知らなかった。使徒 18:26 このアポロが会堂で堂々と教え始めた。これを聞いたプリスキラとアキラは、彼を招いて、もっと正確に神の道を説明した。使徒 18:27 それから、アポロがアカイア州に渡ることを望んでいたので、きょうだいたちはアポロを励まし、かの地の弟子たちに彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。アポロはそこに着くと、すでに恵みによって信じていた人々を大いに助けた。使徒 18:28 彼は聖書に基づいて、メシアはイエスであると公然と立証し、ユダヤ人たちを力強く論破したからである。
使徒 18:18 パウロは、なお幾日もの間そこに滞在した後、きょうだいたちに別れを告げて、シリア州に向かって船出した。プリスキラとアキラも同行した。パウロは誓願を立てていたので、ケンクレアイで髪をそった。使徒 18:19 一行がエフェソに到着すると、パウロは二人をそこに残して自分だけ会堂に入り、ユダヤ人と論じ合った。使徒 18:20 人々はもうしばらく滞在するように願ったが、パウロは聞き入れず、使徒 18:21 「神の御心ならば、また戻って来ます」と言って、別れを告げ、エフェソから船出した。使徒 18:22 そして、カイサリアに到着してエルサレムに上り、教会に挨拶してから、アンティオキアに下った。
使徒 18:9 ある夜のこと、主は幻の中でパウロにこう言われた。「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。使徒 18:10 私はあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、私の民が大勢いるからだ。」使徒 18:11 パウロは一年六か月の間ここにとどまって、人々の間で神の言葉を教えた。使徒 18:12 ガリオンがアカイア州の総督であったときのことである。ユダヤ人たちが一団となってパウロを襲い、法廷に引き立てて行って、使徒 18:13 「この男は、律法に違反するようなしかたで神を崇めるようにと、人々を唆しています」と言った。使徒 18:14 パウロが話し始めようとしたとき、ガリオンはユダヤ人に向かって言った。「ユダヤ人諸君、これが不正な行為や悪質な犯罪であるなら、当然諸君の訴えを取り上げるが、使徒 18:15 問題が教えとか名称とか諸君の律法に関するものならば、自分たちで解決するがよい。私は、そのようなことの審判者になるつもりはない。」使徒 18:16 そして、彼らを法廷から追い出した。使徒 18:17 すると、皆は会堂長のソステネを捕まえて、法廷の前で打ち叩いた。しかし、ガリオンはそれに全く心を留めなかった。
使徒 18:1 その後、パウロはアテネを去ってコリントへ行った。使徒 18:2 ここで、ポントス州出身のアキラと言うユダヤ人とその妻プリスキラに出会った。クラウディウス帝が、全ユダヤ人をローマから退去させるようにと命令したので、最近イタリアから来たのである。パウロはこの二人を訪ね、使徒 18:3 自分も同業者であったので、彼らの家に住み込んで、一緒に仕事をした。その職業はテント造りであった。使徒 18:4 パウロは安息日ごとに会堂で論じ、ユダヤ人やギリシア人の説得に努めていた。使徒 18:5 シラスとテモテがマケドニア州からやって来ると、パウロは御言葉を語ることに専念し、ユダヤ人に対して、メシアはイエスであると力強く証しした。使徒 18:6 しかし、彼らが反抗し、口汚く罵ったので、パウロは衣の塵を振り払って言った。「あなたがたの血は、あなたがたの頭に降りかかれ。私には責任がない。今後、私は異邦人のところへ行く。」使徒 18:7 パウロはそこを去り、神を崇めるティティオ・ユストと言う人の家に移った。彼の家は会堂の隣にあった。使徒 18:8 会堂長のクリスポは、一家を挙げて主を信じるようになった。また、コリントの多くの人も、パウロの言葉を聞いて信じ、洗礼を受けた。
インマヌエル長崎キリスト教会で行われた長崎原爆80年の平和記念礼拝のメッセージ・被爆者は被曝体験について語りたがらない。自分が見、体験した地獄を語ろうとすることによって、再びその地獄が自分の中でよみがえるから。被爆者であることによって被爆地の中で差別され、虐められるから。・自分は原爆を生き延びてはならなかったという思いと、幸せになりたいという思いで、被爆者の方々の存在は真ん中から引き裂かれている。・この岩本遠億は、長崎に原爆が投下され、それによって7万数千人が殺され、そして、その後亡くなった方を含め、20万人以上の方々が原爆によって命を落とさなければ生まれることはなかった。原爆が投下されたことによってこの岩本遠億は存在している。存在すべきではなかったのが岩本遠億である。・この存在の矛盾、存在の分裂に苦しむ岩本遠億に聖霊を注いでくださったイエス・キリストがいた。聖霊に満たされた時から、岩本遠億は声を大にして「長崎原爆は決してあってはならなかった。原爆、核兵器絶対反対」と心から叫ぶことができるようになった。そのことによって存在が痛むことがなくなった。・今も、原爆によって存在が引き裂かれたままの方々がいる。その方々の存在の分裂、存在の痛みを癒すことができるお方がいる。それがイエス・キリストだ。あなたのところにも聖霊の風は吹いてくる。あなたの存在の痛みを癒すお方に出会うことができるよう、私は祈る。・「これらの雀の一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない」(マタイ10:29)と訳されているイエスの言葉には、ギリシャ語原文では「許し」という言葉は入っていない。「これらのスズメの一羽さえ、あなたがたの父に伴われることなく地に落ちることはない」というのが原文そのままの意味である。私たちの天の父は、原爆で多くの方々が殺されることを決してお許しになどなっていない。アメリカが広島と長崎に原爆を落とすことをお許しになったことなど決してない。この悪魔の兵器によって尊い命が失われた時、そのお一人お一人と共におられたのが私たちの天の父である。インマヌエル(神が私たちと共におられる)の神である。このお方は、イエスを死者の中から甦らせたように、お一人お一人をも甦らせてくださる。その時が必ず来る。
インマヌエル長崎キリスト教会で行われた長崎原爆80年の講演【長崎原爆80年 響き合う平和の祈り】岩本の講演は、被爆地長崎こそが戦後日本の急速な復興を牽引したということを、これまでに一般には知られていない歴史的事実をもって明らかにするものです。そして、そこには、原爆炸裂時に、常識では考えられない神の直接的な介入があったことを証するものです。以下、歴史的事実をそのまま述べていきます。+++【長崎原爆炸裂、この世の地獄】1945年8月9日午前11時アメリカのB29が長崎に襲来。空襲警報が鳴る。三菱重工業長崎製鋼所所長の久保田豊(岩本遠億の義祖父)は、ラジオで情報を得るために地下室へ。11時2分原子爆弾が炸裂。工場は爆心地から約1kmの至近距離。原子爆弾は、長崎の町を一瞬にしてこの世の地獄に。おびただしい数の人々が瞬時に失われ、焼けただれ、阿鼻叫喚の苦しみの中、命を失っていった。久保田豊の妻徳子(岩本遠億の大伯母)は一瞬にして原爆の熱線で焼き尽くされ、遺体もこの世に残らなかった。久保田が地下室から地上に上がるとそこはこの世の地獄。彼は生き残った工員たちを指揮し、三日三晩一睡もせず、負傷した人たちを救護し続け、亡くなった方々の遺体を焼き続ける。当日の出勤者数1,721名のうち、亡くなった方は1,019名、重傷の方は149名...。日本は8月15日にポツダム宣言を受諾、敗戦。【神の呼びかけ】翌日娘たちが学徒動員から帰ってくる。娘たちは、炊き出しの握り飯を貪るように食らい、事務所の地下室の机の上に寝てしまう。久保田は、呆然自失。絶望に襲われる。その時、突然神が彼に語りかけた。「恐れるな!進め!汝を助くる者多し!」久保田は、広島中学校の時、英語教師岩本秀太郎(岩本遠億の曽祖父)の影響でキリスト教に触れ、高校生の時に洗礼。久保田は、神の声を聞き、立ち上がる。廃墟と化した長崎の人々にパンを与えなければならない。パンを与えるためには産業を復興しなければならない。産業を復興するためには工場を再建しなければならない。久保田は、すぐに長崎製鋼所再建の計画を立て始める。三菱製鋼の常務取締役中村道方氏が8月20日に長崎製鋼所を視察。翌21日に社長宛に報告を送付。「長鋼(長崎製鋼所)復興方針に付いては既に復案(復興案)を得居り、保険金の支払いと連合軍の出方を見て此を実行に移す事と可相成候(あいなるべくそうろう)。」久保田は神の声を聞き、4日後には既に復興案を考えており、それを中村常務に伝えていた。しかし、被爆した長崎製鋼所の復興の青写真を何故こんなに短期間で描くことができたのか。【神の直接介入】 長崎製鋼所は原爆の爆風で破壊された一方、熱線による焼失を免れた。爆心地を中心に南北1.5km〜2km、東西1kmの圏内では、爆風と熱線によって他の建物はすべて全壊全焼しているにもかかわらず、工場を境とする径300〜750mだけは火災が起きなかったのである。これは、長崎大学原爆後障害医療研究所の長崎原爆全壊全焼地図で確認される。一つの工場建屋の被害は比較的小さく、これを中心に再建が行われた。爆心地から1km圏内では、原爆の熱線は瓦を溶解させ、爆風は160m/秒以上に達し鉄筋コンクリートの建物を大破させる。しかし、工場の一部の建屋も本館事務所も火災による焼失を免れ、修復継続利用可能であったのである。久保田は、壊滅した長崎工場再建のために邁進。【三菱長崎製鋼所再建の道】三菱長崎製鋼所再建計画は嘲笑の的。日本の鉄鋼産業は膨大な軍事需要に支えられていた。日本は戦争に負けた。もう鉄鋼は必要ない!当時の商工省の方針1945年8月26日「これからの日本に鉄鋼業は必要ない。単圧メーカー(屑鉄や加工用の鉄板から製品を作るメーカー)だけで良い。ビレット(加工用鉄板)をアメリカから輸入。製品を輸出すれば良い。」1945年11月1日 久保田は復員者、生存者を含む全従業員の前で再建の決意を語る。「事の成否は分からぬが、自分について来てくれる者は残ってくれ!」多くの退職者。残ったのは百数十名。(被害前の総従業員数5307名)1945年11月21日 平和産業に徹することを前提とした再建計画を、長崎県知事とGHQ長崎地区司令官に提出。12月31日GHQから、1946年1月22日長崎県から民需転換指令を受ける。1946年2月12日 第三工場での操業を開始。財閥解体と公職追放の嵐の中、軍事産業に関わった三菱製鋼も、整理解散(1949年9月15日)。再建のために三菱の名を外した第二会社(長崎製鋼)を設立。久保田を社長に任命。長崎製鋼の得意分野:大型船への鉄鋼製品の供給GHQが大型船の建造を制限。大型船用の鉄鋼の需要はなかった。しかし、将来の再開に備え、久保田は1948年に大型船舶用の鉄鋼部品製造計画を立てる。1949年1月完工。1949年5月GHQが制限を撤廃。1949年フィリピン向け豪華客船(7500トン級)3隻の建造許可。1952年 三菱製鋼株式会社再興1955年 三菱造船による輸出船ブーム。「もはや戦後ではない。」戦後日本の復興を可能にしたのは三菱製鋼の再建。「人は笑った。しかし神の力は偉大だった。満足に残ったのは金床二つぐらいしかなかった所から、不思議な助けが次々と差し伸べられて、ついに再建できた。」(久保田豊談)工場再建中、社長就任後も社用車は使わず、徒歩で自宅から工場に通勤。その行き帰り「歌いつつ歩まん」を歌いながら、原爆の荒野を歩いた。【この世の地獄に立つ神】長崎原爆という地獄の中でご自分のしもべ久保田豊を呼び、この久保田を立ち上がらせて三菱製鋼を再建させた神がこのことを行われた。瓦をも溶解させる原爆の熱線と爆風を受けながら、工場から径300〜750mだけは火災が起きず、長崎製鋼所の一部は継続利用可能だったという歴史的事実がこれに重なる。神ご自身が原爆の只中に立たれた。原爆は、人類が悪魔の囁きによって作り出した悪魔の兵器。アメリカは悪魔の囁きに屈して多くの人々を殺し、地獄の苦しみに陥れた。しかし、この世の地獄の中に立ち、ご自分の僕を立たせ、そこに神の国を作る働きを行わせる神がいた。これを神は、長崎の歴史の中で証明なさった。悪魔の囁きに屈してこの世に地獄をもたらしたアメリカの罪は大きい。日本の軍国主義は、外国人のみならず自国民の命をも奪い、苦しみの中に閉じ込めた。この罪も大きい。しかし、そこに直接介入して、新たな創造の業を行わせ、この地に神の国を作られる神がおられた。神は、人間が作り出した最悪の状況に介入し、最善手で、そこから祝福を生み出される。神の僕たちを、そのために用いられる。神は現実的に歴史に介入し、私たちを救われる。私たちを平和を造る者に作り変えられる。この地に平和と喜びを満たすために、私たちをお用いになる。「実に、私たちは滅び失せなかった。主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。」 哀歌3:22〜23 「光は闇の中に輝いている。闇は光に打ち勝たなかった。」 ヨハネの福音書1:5
使徒 17:16 パウロはアテネで二人を待っている間に、この町の至るところに偶像があるのを見て、憤りを覚えた。使徒 17:17 それで、会堂ではユダヤ人や神を崇める人々と諭じ、また、広場では居合わせた人々と毎日論じ合った。使徒 17:18 また、エピクロス派やストア派の幾人かの哲学者もパウロと討論したが、その中には、「このおしゃべりは、何が言いたいのか」と言う者もいれば、「彼は外国の神々を宣伝する者らしい」と言う者もいた。パウロが、イエスと復活について福音を告げ知らせていたからである。使徒 17:19 そこで、彼らはパウロをアレオパゴスに連れて行き、こう言った。「あなたが説いているこの新しい教えがどんなものか、説明してもらえないか。使徒 17:20 奇妙なことを私たちに聞かせているが、それが一体どんなものなのか、知りたいのだ。」使徒 17:21 すべてのアテネ人やそこに滞在する外国人は、何か耳新しいことを話したり聞いたりすることだけで、時を過ごしていたのである。使徒 17:22 パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。「アテネの皆さん、あなたがたがあらゆる点で信仰のあつい方であることを、私は認めます。使徒 17:23 道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それを私はお知らせしましょう。使徒 17:24 世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、人の手で造った神殿などにはお住みになりません。使徒 17:25 また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と万物とを与えてくださるのは、この神だからです。使徒 17:26 神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の全域に住まわせ、季節を定め、その居住地の境界をお決めになりました。使徒 17:27 これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。実際、神は私たち一人一人から遠く離れてはおられません。使徒 17:28 私たちは神の中に生き、動き、存在しているからです。皆さんのうちのある詩人たちも、『我らもその子孫である』と言っているとおりです。使徒 17:29 私たちは神の子孫なのですから、神である方を、人間の技や考えで刻んだ金、銀、石などの像と同じものと考えてはなりません。使徒 17:30 さて、神はこのような無知な時代を大目に見てくださいましたが、今はどこにいる人でも皆悔い改めるようにと、命じておられます。使徒 17:31 先にお選びになった一人の方によって、この世界を正しく裁く日をお決めになったからです。神はこの方を死者の中から復活させて、すべての人にそのことの確証をお与えになったのです。」使徒 17:32 死者の復活ということを聞くと、ある者は嘲笑い、ある者は、「それについては、いずれまた聞かせてもらうことにしよう」と言った。使徒 17:33 それで、パウロはその場を立ち去った。使徒 17:34 しかし、彼に付いて行って信仰に入った者も、何人かいた。その中にはアレオパゴスの議員ディオニシオ、またダマリスと言う女やその他の人々もいた。




