DiscoverYasuhiro Yotsumoto presents 'Poetry Talks'
Yasuhiro Yotsumoto presents 'Poetry Talks'
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Yasuhiro Yotsumoto presents 'Poetry Talks'

Author: yasuhiro yotsumoto

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Description

We read and discuss poetry mostly in Japanese but occasionally in English.
37 Episodes
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ケイが選んだのは「五月のリボン」。 窓の外で空気は大声で笑った…… 意味の分からない行はどこにもない。なのに、謎めいている。
Chika Talk 続きます。 ホシが一番好きだという「毎年土をかぶらせてね」。「おいぼれの冬」は、老いぼれた男の迎える冬、それとも老いぼれた冬そのもの?
Honkomagomeのシノイエカフェに、詩を愛する者たちが集まって、途中でカレーライスなど食べながら、一篇の詩について語りつくす企画、第三弾は左川ちかです。左川さんの詩はどれも短いので、今回は参加者それぞれの選んだ作品について語りました。出演はホシ、ネジ、ケイ、ヤス。収録は2024年2月17日です。
全部で何時間喋ったんだろう。金子光晴の「鮫」、ナラティブと詩的断片、叙事と抒情をめぐるとめどない討議、ついに完結!
「鮫」まだ泳いでいます。鮫の悪、サメの業?言説の海を泳ぐ鮫としての光晴?
「鮫」まだ泳いでいます。Narrative な詩ってなに?
「鮫」の第三部、「コークスのおこり火のうへに、シンガポールが載っかってゐる。」 彼の紀行文の最高傑作『マレー蘭印紀行』と併せて読んでゆきます。
ネジ、ケイ、ヤスによる金子光晴「鮫」徹底討議、そのパート2です。
本駒込のシノイエカフェに、詩を愛する者たちが集まって、途中でカレーライスなど食べながら、一篇の詩について徹底的に語ってみようという企画。その第二弾は、金子光晴の「鮫」(1937年)です。今回の出演は、ネジ、ケイ、ヤスの三人。実はこの対話、2023年7月16日の録音なんです。あっという間に一年経ってしまった!
今回は、イラン文学研究者の中村菜穂さんをメインゲストにお迎えして、イランの詩について。お話を伺いました。 中村さんは、昨年『イラン立憲革命期の詩人たち : 詩的言語の命運』(左右社)を出版されました。この本を読むと、イランの近代詩の成り立ちが見えてくると同時に、日本の詩の歴史についても新鮮な視座を与えられます。また、中村さんは2012年に『古鏡の沈黙ーー立憲革命期のあるムスリム女性の叫び』(未知谷)を翻訳されています。著者である詩人ジャーレは、イランの文学史上、はじめて女性の個人的な感情を詠ったものと言われ、女性のスカーフ着用に端を発する最近のイランでの全国的な抗議活動を考える上でも、大変興味深い詩集です。 パート1(最初の約40分)では、この2冊を中心に、中村さんにイランの近代詩について伺います。 パート2 (次の約30分)では、ソフラーブ・セペフリー(1928-1980)を中心とするイランの現代詩について。 パート3(最後の50分)は、イランの詩と日本の詩の朗読競演です。どちらも女性の髪に材をとった詩を選んでいます。バックに流れる演奏はSofabed。詩の朗読に合わせて、舞踏ユニット「遊舞舎」が舞台で舞うという贅沢なひとときでした。 どうぞお楽しみください。
「ひとつの詩を6時間かけて読み抜いてみたら、どこかへ出られるんじゃないか?」 と口走ったケイの一言から生まれた企画。ホシ、ネジ、ケイ、ヤスの四人が一篇の詩について力尽き果てるまで語り合います。 第一回は飯島耕一の長編連作詩集『アメリカ』    武器の谷のアメリカ    悲しいアメリカ    それは私だ 結局6時間以上話しても、まだ話しは尽きませんでした。そのほんの一部を以下の5部構成で紹介しています。 Part 1   誰にでも書けるシステムとしての〈アメリカ〉(最初の約50分) Part 2  註が邪魔? (次の約35分) Part 3 骨折男と厚紙人間たち (次の約50分) Part 4 半分アメリカ語と化した日本語(飯島耕一)と蔓延する日本語ウィルス(谷川俊太郎) (次の45分) Part 5    現代日本語に叙事詩が書けるか? (最後の45分) どうぞごゆっくりお楽しみください。
今回は、詩の雑誌「びーぐる」連動企画。2021年4月に発行された第51号特集「定形といふ自由」の巻頭を飾った現代川柳と自由詩の競演作品を、それぞれの作者に朗読、自作解説もしていただいています。後半には、この特集に寄稿してくださった多くの詩人、歌人の方々からも、興味深いコメントが寄せられています。どうぞお聴きください。
今回のゲストは詩人の季村敏夫さん。梅田ー心斎橋に日本初の公営地下鉄が開通した1930年代前半、15篇だけの詩を遺して忽然と消え去った詩人・矢向季子。今ではその名前の読み方すら定かではないものの、季村さんの地を這うような緻密な調査を通して、彼女と、「神戸詩人事件」に巻き込まれ、国家権力によって弾圧された若きモダニスト詩人たちの姿が、息を呑むような鮮やかさで浮かびあがります。その絵図のなんと現在に似通っていることか!もうひとつの目玉は季村さんの朗読です。聴衆から思わず「投げ銭をしたい!」の声が上がったほどの迫力。どうぞお楽しみください。
今回のゲストは柏木麻里さんと連東孝子さん。詩人と翻訳者の、もっとも理想的で幸福な協働関係を垣間見ることができました。太平洋を挟んでふたりが育てた『蝶』が、日本語と英語の美しい翅を広げて舞う様をお楽しみください。
12月20日収録のPoetry Talksは、詩人のさとう三千魚さんをゲストにお迎えして、放浪歌人山崎方代の短歌と、その短歌に合わせて綴った最新詩集『山崎方代に捧げる歌』を読んでいただきました。方代の歌を読み込んでゆくと、さとうさんの詩の世界が開け、さとうさんの詩を読んでいると、ひとりの「百姓の男」が見ていた、平い海が広がって来るようでした。
今回ゲストは現代川柳作家の八上桐子さん。八上さんが選んだのは、ベオグラード在住の詩人・山崎佳代子さんの「恋唄」。多国籍アンソロジー詩集『地球にステイ!』に収録された作品で、奇遇にも八上さんの寄稿した作品と隣り合わせです。番組には山崎さんも参加してくださって、実作者を交えた中身の濃い、刺激的な話となりました。さらに八上さんの現代川柳(『Hibi』より)と、山崎さんの「恋唄」、そして山崎さんの最新詩集『海にいったらいい』を繋ぐ、意外な共通項についても新鮮な発見が。生と性と聖と死を、詩で往還する二人の詩人の対話をお楽しみください。
インカレ・ポエトリーとは、いろんな大学で詩を学ぶ学生たちが、大学の枠を超えて詩を持ち寄り、自主的に作っている詩の雑誌なんだそうです。そんな彼らがオンラインで連詩を巻きました。四日間、昼夜と問わず繰り広げられた言葉の宴の成果を、参加者のうち6人に披露してもらいます。教室で彼らに詩を教え、「インカレ・ポエトリー」の出版もサポートしている伊藤比呂美さん、新井高子さん、朝吹亮二さんも駆けつけてくださいました。若い人たちのエネルギー、なんていう次元の話じゃないんです。詩のレベルがすごく高くて、もうタジタジなんです。どうぞお楽しみください。
11月22日収録のPoetry Talksは、ゲストに東京在住の日本文学翻訳者アレッサンドロ・クレメンティさんをお招きして、今年五月イタリアのEinaudi社から出版された日本の現代詩アンソロジー『Poeti Giapponesi』をご紹介いただきます。さらに、そのアンソロジーに作品が収載されている野村喜和夫さんと小池昌代さんにもご参加いただき、イタリア語と日本語でのバイリンガル朗読も。イタリアで日本の自由詩がまとまった形で紹介されるのは初めてとのこと、その画期的な果実をお楽しみください。
今回は九月末に出版された多国籍アンソロジー(コロナ)詩集『地球にステイ!』特集。 当初は版元 Cuonの金承福さんと、韓国文学翻訳者の吉川凪さんと僕の三人でそれぞれお気に入りの詩を読んでいこうという計画でしたが、Zoom meetingが始まってみると、このアンソロジーに作品を寄せてくださった詩人や翻訳者の方々のお顔が!これ幸いと、それぞれの作品を朗読していただきました。日本語に加え、韓国語、スペイン語、セルビア語での朗読もあり、原作の雰囲気や翻訳の舞台裏も味わえます。どうぞお楽しみください。
今回のゲストは日本文学研究者にして翻訳者のジャニーン・バイチマンさん、現在なお進行中の与謝野晶子の短歌の英訳、そして2018年に26年ぶりに改訂版が出版された大岡信英訳詩集Beneath the Sleepless Tossing of the Planets: Selected Poemsから、All about the Wind (原題・風の説)を読んでいただきました。ご参考までに、晶子の短歌の英訳と原文のテキストを添えておきます。また大岡さんの「風の説」は、大岡さんが亡くなった2017年の暮れ、追悼の意をこめて17カ国の詩人たちがそれぞれの母語に翻訳し、Poetry International Web誌上で発表されましたが、その作業のベースとなったのもジャニーンさんの英訳All About the Windでした。今回はその時韓国語の翻訳を担当してくださった吉川凪さんにもお越しいただいて、韓国語の朗読をしていただきました。末尾に関連サイトへのリンクをつけておきましたので、そのほかの言語での翻訳や、このプロジェクトの裏話エッセイなどもお楽しみください。 1.与謝野晶子の短歌二首(いずれも歌集『佐保姫』より) #404 Here will be the harbor for my boat, I decided, and let down the anchor, then rolled up the crimson sail この船の 泊(とまり)さだめて 錨して われは真紅の 帆をおろしける #407 Today I take my place among women, daughter of those who from ancient ages have stumbled, believing they are powerless 古(いにしえ)ゆ ちからなしとし あやまちし 少女の末に 今日われを置く 2 大岡信「風の説」多言語翻訳プロジェクト https://www.poetryinternational.org/pi/cou_article/28937/All-about-the-Wind-in-the-Tower-of-Babel/nl/tile 3 Janine Beichman訳による大岡信専詩集 Beneath the Sleepless Tossing of the Planets: Selected Poems 書評 https://www.poetryinternational.org/pi/article/29581/Review-Makoto-Ooka-in-English-updated/nl/tile
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