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第二の心だけが実在である。 それは時間空間を超えている、自然は空間のないところから生まれ、またそこへ戻ってゆく。 Only the second mind is real. It transcends time and space, nature is born from a place without space and returns to it.

日本民族くらいエゴイズムの嫌いな民族はいない。エゴイズムは悪だと思う。ところが戦後「人は自己中心に行為するのが正しいのである」などと言い出した。こともあろうに善悪の方向を百八十度入れ変えた。 どうすれば良いかと言うと、これはアメリカ文化という、はっきり言えば欧米文化という非常な毒物を食べた為。これは明治の初めから言える。だから日本民族のこういう胃にある毒物を皆吐き出させてしまってあと徹底的に胃洗滌すべきです。そうしたら明治維新前の日本民族に戻れるでしょう。今に比べますと漠然とした民族と言っていい。第二の心のあることは良く知っている。だからそうした日本民族に粉骨砕身働いてもらって人類を滅亡から食い止める。人類が滅び去れば日本民族もまた滅び去ります。 No other ethnic group dislikes egoism as much as the Japanese. I think egoism is evil. However, after the war, he said, "People should act in a self-centered manner." In any case, the direction of good and evil was changed 180 times. What I should do is because I ate a very poisonous substance called American culture, or Western culture. This can be said from the beginning of the Meiji era. Therefore, all the poisons in the stomach of the Japanese people should be exhaled and the stomach should be thoroughly washed. Then you will be able to return to the Japanese people before the Meiji Restoration. It can be said that it is a vague ethnic group compared to now. I know well that there is a second heart. Therefore, we have such Japanese people work as a crusher to stop humankind from destruction. If humankind perishes, so does the Japanese people.

私は何としてでも日本の滅亡を食い止めたい。それ意外何も思ってません。 山崎弁栄上人は「物質は第二の心の世界から生まれ出て、またそこに帰るのだ」こう言っています。電子というのはこれは質量のあるもの、単に位置だけであって、弁栄聖者の言われたとおり、物質は第二の心の世界から生まれ出て、またそこへ帰って行くもの、こういう言い方が正しいのです。 I want to stop the destruction of Japan at all costs. I don't think of anything unexpectedly. Bennei Yamazaki says, "Matter is born from the world of the second mind and returns to it." Some electrons have mass, some have only position, and as the saint of Benei said, matter is born from the world of the second mind and returns to it. The wording is correct.

本当の自分とは、この、目覚めるとどうかと言うと、「花を見ては花が笑みかけてると思い、鳥を聞けば鳥が話しか てると思い、見るもの間くもの皆心楽しく、みんなの為に働くことに無上の喜びを感じ、疑いなんか更にない。」ここまでが高天ヶ原の昼です。昼の神が日になぞらえられる る天照大御神。「人が悲しんでいるのを見れば悲しく、喜んでいるのを見れば嬉しく、人が余りに悲しんでいるのを見ると『よし！』と思い、人が非常に喜んでいるのを見ると、涙が流れてどうしても止まらない 。」これが高天が原の夜であって、これを司ってられる 夜の神にたとえられる 月読命。それで日月とたとえて言ってるんです。日神、月神、こういう意味の心の日月が常任にして不易、絶えず日本を守ってられるのです。

心が二つある。 心理学が対象としている心を第一の心ということにしますと、この心は前頭葉に宿っている。それから、この心は私というものを入れなければ金輪際動かん心です。 その代り、一旦、私というものを入れたら、「私は悲しい、私は嬉しい、私は愛する、私は憎む、私は意欲すると、丸で笑いカワセミのようにうるさい。本当はこの第二の心が本当の自分なんです。が、人は第一の心の描く妄想を、即ち五尺の体、を自分と思い勝ちです。第二の心はどういう心かというと、「花を見れば花が笑みかけていると思い、鳥を聞けば鳥が話しかけていると思い、見るもの聞くもの皆心楽しく、疑いなんか更に起こらない。人が悲しんでおれば悲しく、人が喜んでおれば嬉しく、ひどく悲しいと『よし！。 』と思い、ひどく嬉しいと涙が出てどうしても止まらない 。ひどく悲しんでいる時も猶、心の底は心楽しい」と、こういう心です。時の全部に及んでいるんだから死にようがない。 第二の心を自分だと気付いた人を目覚めた人といい、そうでない人を眠っている人という。

こんな、中学生が同級生を仇と思う国なんて寂しいですよ。「家付き、カー付き、ババ抜き」っていう言葉、寂しいですよ それを分ってもらえば良い。で、この麻痺はアメリカが後頭葉へ入ってる為と思う。これを取ると寂しさは分る訳です。これは当然分る！そうすると仲良くしなければ、というのは分ると思う。仲良く住みたいものだと思う。それが分って来ると、同朋は懐かしいってとも分かって来る。それが、同朋が懐かしくないのに、動物は懐かしい、植物が懐かしい、雨も風も懐かしいと、この、赤ん坊は懐かしさから湧き出る喜びの世界に住んでるんです。

何よりも、日本民族は大きな家族だと思って仲良くして欲しい。それが一切の出発点です。懐かしさからでなければ、心の喜びというのは湧き出ないんです。心は。ああ、そうか。改米人はそうじゃないでしょう。頼れる者は自分だけだと思ってやるんでしょう。あんなん、心の喜び湧く訳がない。頼れる者は自分だけだっていうことを教えようとしてるでしょう。あれはやめてもらいたい！

童心の季節っていったら心そのものですから、頭頂葉の世界。日本人なんかは悟り識、開けているから、悟り織ったら頭頂葉ですね、それで創造できる。会取するんですね、頭頂葉へ実ったものを。頭頂葉で見ますと、一種の分り方で分る。日本民族の目覚めてる人なら申し分ありませんし、 目覚めてなくても相当眠りの浅くなってる人は、創造という働きはよくできると思う。

発見には必ず「発見の鋭い喜び」が件う。 この「発見の鋭い喜び」というのは物理の寺田寅彦先生の言葉です。だから先生もご体験がおありなんでしょう。 この「発見の銃、喜び」の一番良い例はアルキメデスです。アルキメデスは風呂に入ってる時発見した。で、「分ったあ！」っていって裸で街を跳んで帰った、自分の家まで。この、狂気乱舞した。

大体、自分が働いてやってるんだといって威張ったのでは「 自分作自受」は起こりませんからね。こころの得幸福は得られないんです。無心に働くことです。大体、嬉しいから働くから物質が残るんです。物質が残るから嬉しいんじゃない。ここをよく知らなきゃいかんのです。

日本民族は一つの大きな民族体だから、仲良くして欲しい。それが基です。教育もそれが基です。懐かしさというと、外界はことごとく懐かしさです。これなしには心の喜びというものは出るものじゃありません。外界懐かしくないとするとねぇ、懐かしいのは自分の体だけでしょう!これじゃ心の喜び得られんということ分るでしょう！そんなもの、自分の五尺の体以外、皆敵になってごらん、何で嬉しいものか。ところが欧米人、それに近いんですよ。無心に働きますと前頭菜を離れている。頭頂菜だけ働くんです。無心に働くというのは第一の心を忘れ去って、第二の心の中で働くということです。

仏教では、世界の実相は大円鏡智の世界だと、こう言ってます。大宇宙っていいますが、宇宙は大円鏡智の世界である。その大円鏡智の地金は平等性智であるといっております。それをある言い方で言いますと、大円鏡智であるったらどんなことか。一切が喜び、喜びの世界ということです じゃあ、平等性智というのはどういうことかと言いますと、懐かしさということです。人を見れば人懐いしく、動物を見れば動物が懐かしく、植物を見れば植物が懐かしく、雨、降れば雨懐かしく、風、吹けば風懐かしい。これ、平等性智。その懐かしさから湧出る喜びだけ、真の喜び。赤ん坊はそこに住んでいます。

欧米の特にアメリカの真似はもうやめて欲しいから言ったんです。火宅というのが当ってる。火の燃え盛るような。この、前頭葉の世界というのは仏教でいう欲界。この意いうのは欲です。全てが欲です。欲の火が燃えている。だから、もうこん真似はせんようにして欲しい。この真似されるのが一番かなわんのです。日本民族の自滅です。

そうすると自由主義、共産主義の大戦争が起こる。この時は核兵器だけじゃありません。毒ガス皆使う。それから一番困ることは細菌使う。中共なんて貧乏で、その上、学問ないでしょう。だからペスト菌なんかを、アメリカ軍砂漠へでも入ってごらんなさい、ペスト菌まくに違いない。そうするとあいにく地球が変な方ヘ回ってる。だからゴビ砂の砂と共にペスト菌が上空を覆うて日本へ来るよ。

今、日本について 何が一番困るかと言いますと 日本は明治以後、西洋の物質主義を取り入れたんです。 それから戦後になって アメリカの物質主義、自然主義を、これは徹底的に取り入れたんです。どれ程、徹底的に取り入れたかと言いますと、憲法を変え て、個人というのは五尺の体のことであると、間違った基礎の上に、不道徳なものを散々認めたのです。これが憲法です。無茶です。それから、多分もっとひどいのは、アメリカの学制をそ まま取り入れたんです。 新学制といわれてるものがそれです。これはしかも、あれは大体、デューイという アメリカ人の教育学です。 私、読んでみましたが、実にひどいもの！それで大体、教育は頭頂葉の発育を図らなきゃいけない。 それをデューイの教育字はもっぱら側頭葉の発達を図ってる。

しかしながら、余程 の人でないと、雰囲気を形あるものに側頭葉で練り上げてる間に、もとのものを忘れてしもう。だから標語が忽然、意となる。そんな風になり勝ちなんです。これ、大多数なんです。これが東洋人なんです。実際、特に終戦後の日本で言いますと、標語 ような観念を使って、しきりに議論してますよねえ。直ちに行為する。これ、東洋人だから。だから少しは理性が欲いと思うんです。やれ民主主義だ、やれ共産主義だ、やれ、いわなくなりいわなくなり、ことごとく標語でしょう。その観念を掘り下げょうなどと、したことないでしょう。 即ち、雰囲気を忘れてしう。

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無差別智に四種類あります。これは仏教に言ってますが、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智。人が見ようと思えば見えるのは無差別智の全て、四つの無差別智が皆、第二の心に働くからです。人が立とうと心えば立てるのは、妙観察智が第二の心に働くからです。人が学問することができるのは、大円鏡智が第二の心に働くからです。人が認識することができるのは、妙観察智が第二の心に働くからです。人が理性することができるのは、平等性智が第二の心に働くからです。人が感覚することができるのは、成所作智が第二の心に働くからです。

レアな岡潔肉声講演 時間空間と言う空間は数学の使える世界です。その数学の使える世界のさらに外に数学の使えない世界があるのです。素粒子はその数学の使えない世界からこの数学の使える世界へ生まれてきてまたすぐもとの数学の使えない世界へ消えていってるんです。 その自然科学は間違っている。その上、自然科学だけを取り入れたのでは、何も分からない。その自然科学を過信するから、空間のない所へ第二の心が広がっているなどと言うのは変だと思うのです。第二の心は空間を出離れて、時だけしかない所へ広がる。そのかわり時があるから、現在、過去、未来の如何を問わず、およそ時のある所へは広がっています。

岡潔のレアな肉声動画 日本のこれからの役割を西洋との対比で語っている。 日本の指針。