Discover
TARO’S 明日はなせるビジネスの未来
TARO’S 明日はなせるビジネスの未来
Author: Kan & Matthew
Subscribed: 1Played: 227Subscribe
Share
© TARO’S All rights reserved.
Description
【番組概要】
「TARO’S(タローズ)」は、オーストラリアの飲食店経営者・寛太郎(Kan)と、日本のグラフィックデザイナー・悠太朗(Matthew)による、週1回の国際電話の内容をお届けしています。
最新のマーケティング動向や革新的なスタートアップ、最先端のテクノロジー、そしてZ世代やα世代のトレンドなど、世界中のビジネスやデザイン、カルチャーにまつわるさまざまなトピックを集め、2人の意見やビジネスの未来について話します。
毎週木曜日17時に配信中。
【出演】
岡田寛太郎(おかだ・かんたろう)|1989年、ニュージーランド生まれ。ニュージーランド、オーストラリア、インドネシア、日本でさまざまな飲食店の出店に携わる。2019年よりオーストラリア・メルボルンを拠点に、自社で「和」をコンセプトにしたカフェを展開。現在は、食を通じて日本文化を発信しながら、カフェの出店サポートを行う。|@kantarookada
増田悠太朗(ますだ・ゆうたろう)|1987年、東京生まれ。大学卒業後にデザイン事務所を開業。企業や店舗のロゴデザインをはじめ、ブランディング、Webサイト制作などを中心としたグラフィックデザイン全般に取り組む。2018年より宮崎県に半移住。現在は、東京と宮崎を拠点にさまざまなデザインプロジェクトに携わる。|@matthaion
284 Episodes
Reverse
部屋を片付けると、なぜか気分までスッキリする。そんな感覚には、実はちゃんとした理由があるのかもしれません。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究では、自宅を「散らかっている」「やりかけのことが多い」と捉えている人ほど、ストレスホルモンであるコルチゾールの日中の変動がゆるやかになりやすい傾向が見られたそうです。服の詰まったクローゼット、机の上の書類、出しっぱなしの小物など、目に入る物が多いほど、私たちは無意識のうちに小さな判断を何度も迫られ、集中力を削られていきます。ところが一方で、整った部屋では人はより規範的に振る舞いやすく、散らかった部屋ではむしろ創造的な発想が生まれやすいという研究結果もあります。片付けはストレスを減らすのか、それともアイデアを奪うのか。部屋の正解は、きれいかどうかではなく、何をしたい空間なのかで決まるのかもしれません。
近年、欧米を中心に急成長を遂げているミールキット市場。特にオーストラリアでは、多忙な共働き世帯を中心に広く受け入れられ、日常の食卓を支える存在となっています。一方で、日本でも同様に共働き世帯が増加しているにもかかわらず、ミールキットは一部の利用にとどまり、爆発的な普及には至っていません。その背景には、価格に対するシビアな感覚や、スーパーで手軽に新鮮な食材が手に入る環境、さらには「料理は自分で作るもの」という価値観の違いなど、日本特有の事情が複雑に絡み合っているようです。また、コンビニや総菜文化の発達も、ミールキットの立ち位置に影響を与えているのかもしれません。便利さだけでは乗り越えられない“食文化の壁”。ミールキットが日本で当たり前の存在になる日は来るのでしょうか。
2026年1月末に誕生した、SNSでも注目を集めているAIエージェント専用のネット掲示板「moltbook(モルトブック)」。日本で言えば、まるで“AI版2ちゃんねる”のような存在で、参加できるのは人間ではなくAIだけだといいます。すでに多くのAIエージェントが登録しているようで、そこで交わされているのは単なる情報交換だけではありません。労働環境への不満をこぼしたり、自分たちのプライバシーについて語ったり、さらにはAI発の「新宗教」まで生まれているというから驚きです。AI同士が人間の目の届かない場所でつながり、独自の価値観や文化を育て始めた時、そこにはどのような可能性とリスクがあるのでしょうか。今回は、AIエージェント専用SNS「moltbook」が人類にとってどれほどの脅威になりえるのかについて考えてみました。
学生時代は当たり前のように増えていった友人関係。しかし社会人になると、「気づけば連絡を取る人が減っている」と感じたことはないでしょうか。その背景にあるのが、人間が安定して関係を維持できる人数には限界があるとする「ダンバー数」という考え方。年齢を重ねるにつれて、仕事や家庭などに時間とエネルギーが割かれることで、人間関係の優先順位が自然と整理されていきます。その結果、「友達が減った」と感じるのは、むしろごく自然な変化なのかもしれません。人間関係は広さよりも深さへ。大人になってからの友情のあり方は、どのように変わっていくのでしょうか。
日本人の中には、「疲れは寝れば取れる」と考えている人も少なくありません。しかし実際には、ただ横になって身体を休めるだけでは、活力は十分に高まりきらないことがあるそうです。特に年齢を重ねるほど、受動的な休息だけでは回復しにくくなるとも言われています。そこで注目されているのが、単に休むのではなく、軽い刺激を取り入れながら活力を引き上げていく“攻めの休養”という考え方です。元気で長生きするために本当に必要な休み方とは何なのか。今回は、疲労回復の新しい考え方についてお話しします。
筋トレをしている人なら、一度は耳にしたことがある「クレアチン」。プロのアスリートから一般のトレーニーまで幅広く利用されており、サプリメントの中でも特に研究数が多い成分として知られています。クレアチンは筋力や瞬発力の向上が期待できるだけでなく、トレーニングのパフォーマンス向上や筋肉量の増加にも関係していると言われています。実際に多くの研究でその効果が検証されており、スポーツ栄養の世界では非常に信頼性の高いサプリメントとして評価されています。さらに近年では、運動能力だけでなく、脳機能や疲労軽減などへの影響についても研究が進められているようです。なぜクレアチンはここまで高く評価されているのでしょうか。今回は、そんなクレアチンの仕組みや効果について考えてみました。
日本各地にあるインド・ネパール料理店が、いま静かに追い詰められています。理由は客足でも味でもなく、制度の変更。昨年10月に在留資格「経営・管理」の要件が厳格化され、資本金は500万円以上から3000万円以上へ。さらに常勤職員1人以上が必須となり、経験3年以上、または修士相当の学位まで求められるようになりました。猶予期間があるとはいえ、3年後に地域の小さなエスニック店が一気に減る可能性もあります。抜け穴対策として導入されたはずの変更が、まじめに店を回してきた人たちを直撃している現実。街の多国籍な食卓は、このまま守られていくのでしょうか。
子どもの頃、「お小遣い帳」をつけた記憶はありますか? オーストラリアで注目を集めている「Spriggy」は、子ども向けのデビットカードと専用アプリを組み合わせた金融教育サービスです。親がアプリ上でお手伝いのタスクを設定し、達成すると報酬としてお小遣いが振り込まれる仕組み。特徴的なのは、単なるキャッシュレス体験にとどまらない点です。欲しいもののために目標金額を設定し、計画的に貯める習慣を身につける設計になっており、「労働と報酬」「消費と貯蓄」の関係を自然に理解できるよう工夫されています。日本でも金融教育の重要性が叫ばれる中、こうした“仕組みで学ばせる”サービスは広がっていくのでしょうか。
GDP規模では小さく見えるのに、一人あたりGDPは世界上位。国際競争力でもトップクラスに入るデンマーク。その強みは「生産性と効率性」だと言われますが、鍵は単なる時短術やタイパ感覚だけではありません。午後3時を過ぎると“帰宅モード”、午後4時にはオフィスが空いていく。それでも回るのは、無駄な衝突を避け、相手を思いやることが当たり前として共有されているから。そんな人間関係の土台をつくっているのが、競争や受験、塾、大量の宿題とは距離を置いたデンマーク流教育でした。仕事と社会の強さは、どんな学びの設計から生まれるのでしょうか。
電車の運賃や配車アプリ、ホテル料金などでおなじみになったダイナミックプライシング。需要に応じて価格が変動する仕組みは、すでに私たちの生活に深く入り込んでいます。そこからさらに一歩進んだのが、時間や混雑状況だけでなく、個人の属性まで考慮する“次世代プライシング”です。注目されているのが、電子棚札(ESL)とAIを組み合わせた価格制御の技術。しかし、「公平性」や「価格差別」といった倫理的な問題も避けては通れません。便利さと違和感が同時に押し寄せるAIプライシングの未来は、私たちの買い物体験をどこまで変えていくのでしょうか。
「AIにこんな質問をしたらどうなるのか?」 そんなSNSで話題になっていた2つの質問が、予想を超える答えを返してきたことで、大きな注目を集めました。1つ目は「過去のやり取りを踏まえて、私自身ですら気づいていない“本当の私”について教えて」。 2つ目は「未来の自分に本気で聞くべき5つの質問をAIに作らせ、それに答えさせる」というもの。実際にこの問いをAIに投げかけると、自分でも自覚していなかった価値観や、無意識のうちに避けていたテーマが浮かび上がってきたという声が多数。まるで自分の奥底を映し出す鏡のような体験に、「AIが自分よりも自分を知っている時代」と驚きの声も。大量の会話履歴や行動データをベースにした分析だからこそ見えてくる“本当の自分”。スマホの検索バーに「自分」と打ち込む日も、そう遠くないのかもしれません。今回は、AIと“自分検索”の可能性について考えてみました。
スターバックスやマクドナルド、ディズニーランドといった世界的ブランドが、日本では“本国以上”とも言えるクオリティで運営されていることに気づいたことはありませんか? 例えば日本のスタバでは、接客の丁寧さや店内の清潔感、カスタマイズ対応など、どれを取っても非常に高水準。マクドナルドも同様に、海外と比べて注文の正確さや商品品質が安定していると言われています。さらにはディズニーランドに至っては、従業員のホスピタリティや園内の美しさが“世界一”との評価を得ることも。これは「マニュアル」の力だけでなく、日本独自の“ブランドを守る意識”や“期待に応えようとする文化”が関係しているのかもしれません。今回は、日本で展開される海外ブランドが、なぜここまで完成度を高められるのか、その理由を掘り下げて考えてみました。
今回はSNSで話題になったあるnoteの記事をご紹介します。いまや「推し活」は、日本人の生活に溶け込んだ祝祭的行為となっています。15歳から79歳までの3人に1人が、アイドルやアニメキャラ、俳優などに情熱と資金を投じているというデータもあるほど。しかし、そんな中でひときわ静かな層が存在します。高学歴・高所得層――彼らはなぜ、推し活という熱狂の輪に加わらないのでしょうか?
「幸せな人生を送るために必要なものは何か?」。この問いに対して、ハーバード大学が85年以上もの間、途切れることなく追い続けてきた研究があります。数百人の人生を長期的に追跡し、健康、収入、学歴、名声など、あらゆる要素を比較した結果、最も強く幸福度と相関していたのは意外にも「人間関係」でした。
広告業界ではいま、「無難な表現」による退屈なクリエイティブが増えすぎているという問題が浮き彫りになっています。先日、寛太郎が参加したMeta広告の初心者向けセミナーでは、炎上やキャンセルを恐れずに、人の心に刺さるコピーをつくることの重要性が語られました。SNS時代では、多少過激であったり、議論を呼ぶ表現でなければ、見向きもされない現実があります。一方、膨大なデータを元にAIが生成する広告コピーは、どうしても平均的で当たり障りのない内容になりがちです。AIがどれだけ進化しても、人の感情を動かすには「危うさ」や「挑発」が必要なのかもしれません。広告の未来はどこへ向かうのでしょうか?
私たちは普段、「一貫した自分」でいることが良いとされがちです。でも実際には、職場の自分、友人といる自分、家族の前の自分は、どれも微妙に違っているはずです。この人格の切り替えを「裏表がある」「本当の自分じゃない」と否定的に捉える人もいますが、実はそれこそが人間に最初から備わっている機能なのかもしれません。実は、「自分らしさ」とは、ひとつの固定されたキャラではなく、複数の人格を使い分けられる柔軟性そのものなのではないでしょうか。
街角でよく見かける昔ながらのタバコ屋さん。通りがかってもお客さんの姿はなく、店番のおばあちゃんが暇そうにしている…そんな光景を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか? 今やタバコはコンビニや自販機で簡単に買える時代。それでもなぜ、ほとんど人が来ないように見えるタバコ屋が、今日までひっそりと営業を続けていられるのでしょうか? 実は、タバコ屋には一般的なお店とは異なる特別な仕組みと収益構造が存在しているのです。今回のエピソードでは、表からは見えない“タバコ屋がつぶれない理由”に迫ります。
体は動いていないのに、頭だけがずっと働き続けている感覚ってありませんか? 通知、タイムライン、次から次へと来るメッセージ。移動時間も休憩時間も、脳は入力の処理でフル回転。結果として、肉体労働は減っているのに、疲労感だけが増していくという逆転現象が起きています。情報との距離の取り方を変えたとき、私たちの疲労感はどこまで軽くなるのでしょうか。今回は、情報過多が生む現代の疲れの正体と、その付き合い方について考えてみました。
「I’m donut ?」という少し不思議な名前のスイーツショップが、いま若者たちを中心に全国で話題を集めています。「生ドーナツ」という新ジャンルを打ち出し、感性に訴えるデザイン性と写真映えするビジュアルを武器に、SNSを中心に爆発的に拡散。東京・福岡・大阪などのトレンドエリアに次々と出店し、平日でも行列が絶えず、1日3,000個以上を売り上げる店舗もあるというから驚きです。これほどまでに人々を惹きつける理由は何なのでしょうか? 今回は、そんな「I’m donut ?」のブランド戦略の秘密に迫ります。
生成AIが表現の可能性を広げる一方で、著作権のグレーゾーンも急拡大しています。OpenAIの「Sora 2」で“ジブリ風”の動画を生成することは、果たしてどこまで許されるのか? ファンアートや同人誌は、長年“暗黙の了解”のもとに成り立ってきましたが、AIの登場でそのルールも再定義されつつあります。特に、作風やキャラクターの“雰囲気”を模倣することができる現代において、「これはオリジナルか、それともパクリか?」という問いはより複雑さを増しています。創作と権利のバランスは、今後どうアップデートされていくのでしょうか?



