Discovermffm - エムエフエフエム
mffm - エムエフエフエム
Claim Ownership

mffm - エムエフエフエム

Author: mffm - エムエフエフエム

Subscribed: 6Played: 446
Share

Description

mffmはマネーフォワードの中の人がやっていることをゆるっと話して、
あなたの人生を少しだけForwardさせたいPodcastです。
在宅や通勤のお供にぜひお楽しみください。
107 Episodes
Reverse
# トピックス 今回は久々のゲスト回として、hmskさん(Kengo Hamasakiさん)をゲストに迎え、Fintech業界、特に決済業界について話しました。 hmskさんは、クックパッドに入社後、WebPayのFounding Engineer、クラウドファンディングサービスのIndiegogoを経て、現在はシリコンバレーのテック企業Personaでエンジニアとして働かれています。 今回は、前々回のエピソード「#67 決済業界で話題のPayfac as a Serviceとは?」を踏まえ、より詳細かつ正確に、Payfacの仕組みを解説していただきました。 また、米国で使っているFintechサービス、hmskさんのキャリア等についても触れています。 # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ hmsk https://twitter.com/hmsk 小林 豪 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) Intro: Dune Part2とデヴィッド・リンチ (10:12) Appleの金融API「FinanceKit」と家計簿アプリ (27:46) 英国の銀行競争促進政策で割を食ったのは誰か # トピックス (0:00) Intro: Dune Part2とデヴィッド・リンチ (10:12) Appleの金融API「FinanceKit」と家計簿アプリ AppleはiOS17.4アップデートにて、FinanceKitというAPIをリリースしました。FinanceKitはApple Card、Apple Cash、Apple Savingsから取引や残高情報を取得できるAPIで、オープンファイナンスの波に乗った形となりました。 ローンチ時の提携サービスとして、家計簿アプリのYNAB、Monarch、Copilotが選ばれ、それぞれAppleとの連携機能をリリースしています。 https://techcrunch.com/2024/03/06/apple-releases-a-new-api-to-fetch-transactions-from-apple-card-and-apple-cash (27:46) 英国の金融競争促進政策で割を食ったのは誰か 2015年以降、英国で推進されてきた金融業界の競争促進政策の一つの結果として、中堅銀行の苦戦が露わになってきました。 Monzoが$5Bで$430Mの大型資金調達を成功させた一方、リチャード・ブランソンのVirgin MoneyはNationWide Building Society、Tesco BankはBarclaysに買収され、Sainsbury Bankは徐々に事業を縮小していくと発表しました。 元々、大手銀行の寡占状態に対するカウンターとして、テクノロジーファーストの銀行設立や消費者の銀行のスイッチング簡素化、銀行APIの公開義務化などを進めてきた英国ですが、結果的に中堅銀行が苦しみ、大手銀はそれを吸収してまた大きくなるという皮肉な結果となっているのかもしれません。 https://techcrunch.com/2024/03/05/monzo-the-uk-challenger-bank-with-9-million-customers-raises-430-million/ https://www.ft.com/content/f688848c-df34-42a5-aa6f-1fb73742fd9c https://www.theguardian.com/business/2024/jan/18/sainsburys-bank-takeover-offers-supermarket-food-retail https://www.fca.org.uk/publications/multi-firm-reviews/strategic-review-retail-banking-business-models # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠
# トピックス (0:00) Intro: イタリア旅行でよく見かけたFintech企業 (13:24) 決済業界で話題のPayfac as a Serviceとは? Matrix PartnersのMatt Brownの記事「Payfac in 1,000 words」を元に、去年あたりから話題を集めているPayfac as a Service(PFaaS)について語りました。 PFaaS領域でもその強さを見せるStripeはPFaaSの定義をこう説明しています。 — Payfac as a Serviceとは、企業が他の事業者に対し、Payfacサービスを利用状況に応じて有償で提供するビジネスモデルを指します。 すなわち、事業者が決済処理をサードパーティープロバイダーにアウトソーシングし、そのサードパーティープロバイダーが、事業者に代わって決済処理を管理する責任を負うのです。 — PFaaSの一番著名な事例はShopify。Stripeがホワイトラベルで決済処理機能を提供し、Shopify PaymentsとしてShopifyのマーチャントに提供しています。 StripeにとってもShopifyを通じて顧客開拓ができ、Shopifyにとっても決済処理で収益を上げることができ、マーチャントにとってもよりShopifyと合わせて使いやすい決済サービスが使えるという点で、3方よしのビジネスモデルであるPFaaSがどこまで広がるか、注目です。 Payfac アズ・ア・サービスの説明 | Stripe Payfac in 1,000 words - by Matt Brown (34:32) 米ネオバンクもついに黒字化を見せる 近年一気に勢いが落ち、”永遠に黒字化しない”と揶揄されることもある米ネオバンクですが、数少ない米ネオバンクの上場企業、DaveとMoneylionがFY2023の決算を発表し、ついに黒字化を果たしたことがわかりました。 主な売上は給与などの早期入金やオーバードラフトフィー防止用の小口融資と比較的低所得層向けのサービスですが、ニッチなニーズを捉えており、来期も期待ができる決算内容となりました。 US neobank Dave achieves profitability over Q4 2023 - FinTech Futures # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 https://twitter.com/GOU_0013⁠
# タイムスタンプ (0:00) Nubank、絶好調の決算で株価はIPO時まで回復 (27:06) Cartaはセカンダリー事業を閉鎖へ # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・Nubank、絶好調の決算で株価はIPO時まで回復 毎クォーターごとに取り上げているような気もするNubankの決算。語らずにはいられないほどの好調を続けています。 ユーザーは9,390万人、売上は年間$8B、純利益は$1Bと、圧倒的な決算で、時価総額は$52Bをマークしました。 2024年のテーマの一つはブラジルでの成長に加え、メキシコ、コロンビアにも進出し、成功を収めることとのことで、ブラジルではデファクトにすらなっているNubankを南米全体に広げていけるか、今後も目が話せない企業です。 https://www.investidores.nu/en/ ・Cartaはセカンダリー事業を閉鎖へ 企業のCap Table管理ツール大手のCartaは2021年から「非上場企業向けのNasdaq」に向け、セカンダリー取引所CartaXを運営していました。しかし、Cap Table管理ツール事業で得たデータを用い、スタートアップの投資家にセカンダリー取引の営業をかけていたことが広まり、騒ぎになってから72時間でセカンダリー事業を閉鎖しました。 企業のモラルの問題、多事業展開におけるデータの扱い方、72時間で閉鎖する意思決定ができるほど育っていなかったセカンダリー事業など、様々な観点で語れる出来事だと思います。 エピソード内には上の騒動に加え、Cartaの新サービスである会社閉鎖支援ツール「Carta Conclusion」についても話しています。 Should Carta Facilitate Secondary Trading? | by Henry Ward | Jan, 2024 | Medium Introducing Carta Conclusion # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠
# タイムスタンプ (0:00) SandyさんのVisionPro体験談 (9:20) Capital OneがDiscoverを買収へ (42:47) 地銀の経営不安は続く、NYCBが抱える問題 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・Capital OneがDiscoverを買収へ 19日、米国大手クレジットカード会社であるCapital OneがDiscover Financialを5兆2,600億円買収することが発表されました。 Capital OneはJP Morgan, Amexに次ぐ米国第3位のクレカ会社。1995年にSignetという銀行からスピンアウトした同社は、創業者であるリチャード・フェアバンクの指揮のもと、データを用いた経営で大きく成長してきました。 Discoverは大手小売店シアーズの金融部門として誕生。カードネットワークとしてのDiscoverやダイナースクラブなどのブランドを持つ大手金融機関です。 今回の買収は、Capital Oneにとってカードネットワークを持つことになる点が強調されており、Capital OneがAmexに対抗を強めることができるか、注目です。 Capital One to Acquire Discover Investor Presentation ・地銀の経営不安は続く、NYCBが抱える問題 New York Community Bancorp(NYCB)は商業用不動産ローンの不良債権化に備える貸倒引当金積み増しと赤字決算、さらに減配の発表により経営不安が一気に広がり、株価が半減しました。 SVBの破綻が記憶に新しいですが、今回は商業用不動産が大きな引き金となっている点が注目です。あおぞら銀行も商業用不動産の価値急落により、業績が悪化しています。 金利の高止まり、経済の不安定さが銀行の決算に与える影響はまだまだ強くなりそうです。 SVB破綻とは異なるNYCB経営不安の帰趨(NRI研究員の時事解説) - Yahoo!ニュース Moody’s slams New York Community Bancorp and its stock declines 57% # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Sandy Kimura Money Forward USA, President ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠
# タイムスタンプ (0:00) 「全ての企業がFintechになる」の現在地 (20:38) マネーフォワード meの事例から見るC向けFintechのサブスク (37:10) 家賃をカードで支払えてポイントが貯まるBilt Rewardsが$3.1Bの評価額で資金調達 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・「全ての企業がFintechになる」の現在地 a16zが2018年に「全ての企業がFintechになる」と提唱しましたが、現在、その進捗はどうなっているのでしょうか? ここ1~2年のBaaSトレンドや、GAFAの動き等から、数年に一度の定点観測です。 Every Company Will Be a Fintech Company Dark software - by Matt Brown ・C向けFintechのサブスクについて 大手Klarnaが月額$7.99のサブスクリプションサービスを開始すると報道されました。また、Affirmも同様の動きを予定していたり、様々なC向けFintechがサブスクリプションを活用しています。 この動きについて、過去、マネーフォワードMEではどのように考えていたか、聞きました。 Klarna introduces $7.99 ‘Klarna Plus’ subscription plan as it approaches an IPO | TechCrunch ・家賃をカードで支払えてポイントが貯まるBilt Rewardsが$3.1Bの評価額で資金調達 Bilt RewardsというFintech企業が、$3.1Bの評価額で$200Mの資金調達を行いました。冷え込む市況の中で、異例のメガラウンドとなりました。 Bilt Rewardsは2020年創業で、家賃をカードで支払えて、かつポイントが貯まるサービスを展開。すでに年間GMVは3兆円を超えているという急成長ぶりを見せている企業です。 General Catalyst leads $200M investment into Bilt Rewards, doubling its valuation to $3.1B | TechCrunch # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠
# タイムスタンプ (0:00) 「龍が如く」を語る (9:03) nCinoを生み出した地銀 Live Oak Bankのストーリー (32:40) CFPBのOpen Banking規則案に集まったパブコメを読む # 今回取り上げたトピックと参考資料 nCinoを生み出した地銀Live Oakのストーリー 2007年創業、10年で総資産$100億ドルに到達した地銀 Live Oak Bank。 SBAローンに特化したオペレーション作り、銀行経営3度目の凄腕経営者Chip Mahan, 成長過程で生まれた金融機関向けソフトウェアnCinoなど、語りしろが大きい同社について語りました。 Live Oak: The Small Business Bank | Colossus® Chip Mahan: Banking on his customers' success ("1on1 with Jon Evans" podcast) CFPBのOpen Banking規則案に集まったパブコメを読む 昨年10月に公開され、大きな話題を呼んだCFPBのOpen Banking規則に対し、わずか2ヶ月でなんと11,000のパブコメが寄せられました。 どんなコメントが来ているのか、識者の反応、規則への影響などについて語りました。1033: Letters From the Front Lines - https://www.regulations.gov/docket/CFPB-2023-0052/comments # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 廣瀨 明倫 Public Affairs室 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠⁠
# タイムスタンプ (0:00) Jason Mikulaさんの予測 (3:20) 苦戦するBaaS・銀行 (11:45) 規制当局 vs クレジット・ビルダー (23:55) GS, Appleの金融サービス (28:30) Intuit Ventures、Tanvi Lalさんの予測 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・2024年、Fintech業界予測を読む 2024年が入って2週間、Fintech業界をウォッチし続ける識者が、業界予測を公開する季節になりました。 今回は、Fintech Business Weeklyの著者Jason Mikulaさんと、Intuit VenturesのTanvi Lalさんの予測を取り上げました。 Jason Mikulaさんの予測 BaaSミドルウェアの減速 BaaSを提供する銀行に対する規制の影響は続く 規制当局がクレジット・ビルダーに対抗措置 AIは手探り、実験の継続 Apple、クレジットカードで新たな道を切り開く Goldman Sachsが(ついに)Marcusを閉鎖 Fintech IPOの窓口が再び開く(ただし、実際に利益を上げる企業が対象) Tanvi Lalさんの予測 バーティカルSaaSがFintechの中心になる 債権管理・財務管理分野のテクノロジーはさらに進化する GenerativeAIは、Fintechにおいてキラーユースケースをまだ見つけられないだろう 個人財務管理(PFM)アプリの復活 AI CopilotはCFOツール内で増えていく Tanvi’s Take: Fintech in 2024. My 2 cents on what’s coming up in… | by Tanvi Lal FloatMe Hit With FTC Action and $3 Million Penalty For Deception, Illegal Discrimination # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠ Sandy Kimura Money Forward USA, President ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠
瀧さんの年末のご挨拶はこちら↓ 良いお年をお迎えください(2023) # タイムスタンプ (0:00) 2023年、地力を見せたFintech銘柄の株価 (14:37) 2023年初頭のコンセンサスと現実の比較 (28:10) 2024年の業界予測 (44:25) 雑談:今年観てよかったコンテンツ、買ってよかったもの # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・2023年のFintech業界振り返り Fintech専門のライター、Simon Taylor氏の65Pに渡るFintech業界の振り返りをたたき台に、mffmが見るFintech業界の振り返りを行いました。 Fintech銘柄の株価、銀行、決済、BNPLなど様々なテーマを横断しながら、ざっくばらんに今年のFintech業界を振り返りました。 (また、その中でRevolutの最新決算についても触れています) 今年はジェットコースターのような波乱の年でしたが、Fintechの地力を強く感じた年でもありました。来年は、Fintechにとってもっと飛躍する年になるよう祈念し、今年を締めたいと思います。 来年も、本Podcastをご贔屓にしていただけるますと嬉しいです。 Fintech Brainfood's 2023 in Review - by Simon Taylor Revolut Financial Statement 2022⁠ # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠ Sandy Kimura Money Forward USA, President ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (3:40) 11月に生まれた3社のFintechユニコーンをご紹介 (5:32) ①Enable: リベートマネジメントソフトウェア (19:40) ②InCred: インドの消費者・企業向け融資 (25:32) ③Tabby: 中東最大のBNPL (35:54) a16zのBig Indeas 2024 Fintech編を見る # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・11月に生まれた3社のFintechユニコーンをご紹介 Techcrunchによると、11月に世界で生まれた9社のユニコーンのうち3社がFintech企業と、業界別で見ると最多だったそうです。上場Fintech株も好調を見せるなど、ポジティブなニュースが続いています。 1. Enable シリーズDで$120Mの資金調達を行いユニコーン入りしたEnableは製造業者や小売企業が効率的にリベートマネジメントをできるようにするソフトウェアを提供しています。 特に販売チャネルパートナーなどに対しするインセンティブプログラムとして払い戻しや割引などを行なっている会社を対象に、リベートの請求・支払い管理、契約管理などを提供するプロダクトで、渋くはありますが確実に需要はあるであろう領域をソフトウェアの力で攻略しています。 Enable, a platform for managing B2B rebates, is now worth $1B | TechCrunch 2. InCred InCredは、インドで消費者ローン、学生ローンなどを提供している会社です。インドのKKRの非銀行部門とスタートアップが合併したできた企業であり、6年間で1兆円を超える融資を行なってきたそうです。 InCred Finance raises ₹500 crore, turns unicorn | Mint 3. Tabby Tabbyは主にサウジアラビアでBNPLを提供している企業で、中東・北アフリカ初のユニコーンとなりました。ユーザーは1,000万人を超え、英国でのIPOに向けて着々と成長しているとのことです。 Saudi-based Tabby achieves unicorn status with new funding round | Arab News Here are the newly minted fintech unicorns | TechCrunch ・a16zのBig Ideas 2024 Fintech編を見る 大手VC a16zが毎年発表している、2024年に見るべきトレンドを解説した「Big Ideas 2024」。 その中で、Fintechに関するトレンドは以下の7つです。 金融サービスにおけるバイヤーとしての開発者の台頭 テクノロジーは地域銀行と地方銀行の競争力を高める プロフェッショナル・サービスがソフトウェアでパワーアップ LLMは新たな "Foundational Customer Unit "を獲得する バンキングとトレーディングのための新しいツール  AIがラテンアメリカの中小企業のデジタル化を後押しする AIがROE向上の鍵になる 今回のエピソードは、この中から1と2を取り上げています。 Big Ideas in Tech for 2024 | Andreessen Horowitz # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) Intro: Thanksgiving/Cyber Monday、 (10:51) 最速黒字ユニコーンThrasioが破産申請か (18:49) 決算クイックテイク:①BILL (30:38) 決算クイックテイク:②Block (46:45) 決算クイックテイク:③Affirm (50:44) AppleとGSのパートナーシップ、ついに解消か # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・最速黒字ユニコーンThrasioが破産申請か Amazon上の新興ブランドを買収し、拡大していくロールアップ型ECと呼ばれるビジネスを展開するThrasioが破産申請を提出する可能性があると報道されました。 合計5,000億円超の資金調達をし、史上最速の黒字ユニコーンとして持て囃された同社に何があったのでしょうか? Thrasio Considers Raising Capital or Filing for Bankruptcy ・BILL, Block, Affirmの決算クイックテイク 決算シーズンとなり、Fintech企業の決算も出てきました。 今回は株価を30%近く下げ、決済企業としてのマルチプルとなってきたBILL、Hindenburg Researchの騒動よりも下回る株価を記録し、Jack Dorseyが本腰を入れて改革に取り組み始めたBlock、一方、需要が戻り、新プロダクトも好調なAffirmを取り上げ、それぞれの企業がどんなイベントに直面しているか、取り上げました。 BILL Investor Presentation Block Shareholder Letter Jack Dorsey tells Block employees he's ending performance reviews, PIPs in favor of 'parting ways immediately'・AppleとGSのパートナーシップ、ついに解消か 兼ねてより囁かれたAppleとGSが袂を分つ話ですが、ついに現実味を帯びてきました。 提携プロダクトで、数百万ユーザーがいるApple Card、数千億円の預金を集めたApple Savings、それぞれ今後どうなっていくのでしょうか?Apple Pulls Plug on Goldman Credit-Card Partnership - WSJ # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Money Forward USA, President ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) Binance CEOのCZが衝撃辞任へ (23:04) Wealthfrontの急成長とBettermentとの違いとは (33:05) 差別化が難しいロボアド業界とその歴史 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・Binance CEOのCZが衝撃辞任 世界最大の暗号資産取引所BinanceのCEO、CZが、米国AML法への違反を認め、辞任をし、今後3年間はBinanceの経営から離れることになりました。また、和解の一環として合計$4.3Bの和解金を支払うことにも同意しました。 DOJ、CFTC、SECから訴追され、真っ向から対立していたBinanceですが、これで一旦の手打ちとなりました。 One Binance Saga Comes to a Close ・Wealthfrontの急成長から見る過去と現在のロボアド業界 ロボアドの老舗Wealthfrontは、預かり資産が$50Bを超え、売上も140%成長、EBITDAマージンは40%を超えていると発表しました。 昨年10月にはUBSが買収発表&破談というセンセーショナルな出来事もありましたが、独立したまま、再度大きな成長を遂げているようです。 このエピソードでは、このニュースから、過去から現在まで、ロボアド業界はどう変遷してきたのか、投資環境の違いから生まれる日米ロボアドの違いなど、深掘りしました。 Wealthfront Now Oversees More Than $50 Billion in Client Assets and is on Track to Grow Revenue by Over 140% in 2023 # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 廣瀨 明倫 Public Affairs室 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
タイムスタンプ (0:00) Fintech第一世代の家計簿アプリMintが事業クローズ (28:33) 大手決済アプリにCFPBが規制 (35:15) Plaidが信用情報機関になりレンディング領域へ進出 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・Fintech第一世代の家計簿アプリMintが事業クローズ 2006年創業、家計簿アプリのパイオニアであり、著名なFintech第一世代の企業であるMint。 マネーフォワードの設立にも大きく影響を与えた同社ですが、2009年にIntuitが$170Mで買収して以降、大きなニュースはなく、ついに事業閉鎖となりました。 Mintを利用している300万以上のユーザーは、Intuitが2020年に買収したCredit Karmaへの移行を促されるようです。 瀧さんに、Mintとの出会いから、マネーフォワードMEの誕生まで、当時のことを話していただきました。 アメリカの偉大なPFM:Mint.com – Finance Startups Intuit Is Closing Personal-Finance App Mint, Shifts Users to Credit Karma ・大手決済アプリにCFPBが規制を提案へ CFPBが、Apple PayやGoogle Pay, Cash Appなど大手決済アプリに、"銀行並み"の監査を"連邦レベル”で行うと発表しました。 バイデン政権のもとで活躍するCFPB長官ロヒト・チョプラ氏の元、Fintech業界におけるCFPBの存在感が増しています。 CFPB Proposes New Federal Oversight of Big Tech Companies and Other Providers of Digital Wallets and Payment Apps | Consumer Financial Protection Bureau ・Plaidが信用情報機関になりレンディング領域本格進出 Plaidが、信用情報機関として新たな組織を立ち上げることを発表しました。これまではあくまでデータを仲介していたPlaidですが、実際にデータを加工し、スコアリングし、レンディング領域へ大きく乗り出すようです。 金利が上昇している中、領域全体がにわかに盛り上がり始めています。 Lending smarter with cash flow data: Plaid’s path ahead in Credit ⁠Plaid Officially Jumps Into Lending -⁠ # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠https://twitter.com/sutebuu⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) Intro①:米国のハロウィーン (8:32) Intro②:繁栄するラスベガス (14:00) 米国のオープンバンキングの規則案がついに公開 (46:55) モルガン・スタンレーのCEOを14年務めたジェームズ・ゴーマンがついに退任へ # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・米国のオープンバンキング規則案がついに公開 金融危機後の2010年に制定されたドッド・フランク法、その1033条に書かれていた米国のオープンバンキング規則がついに具体化するようです。 去年CFPBが、消費者保護に強い意識を持つバイデン政権の後押し受けた政策として、銀行やカード会社が他の企業に取引データ等を外部に開放することを義務付けるオープンバンキング規則の作成に着手したと発表してから1年、ついに規則案が公開されました。 今回は、その規則案について、他国のものと比べた時の特徴、CFPBの狙い、今後の影響などについて議論しました。 CFPB Proposes Rule to Jumpstart Competition and Accelerate Shift to Open Banking Fintech 🧠 Food - 1033: Open Banking Endgame ・モルガン・スタンレーのCEOを14年務めたジェームズ・ゴーマンがついに退任へ 米国の巨大金融グループ モルガン・スタンレーのCEOを2007年から務めたジェームズ・ゴーマンが、2024年1月にCEOを退任し、会長職に就くと発表しました。 後任は3名の候補の中から、機関投資家向け証券事業を統括するテッド・ピックが選任されました。 Meet the candidates in the running to replace James Gorman as Morgan Stanley's CEO # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠ Sandy Kimura Money Forward USA, President ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠ 廣瀨 明倫 Public Affairs室 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) Intro:突発で始めた歯科矯正 (5:09) 銀行・BaaS・Fintechの3視点から見る現在のBaaS業界 (30:39) 複数人で共同口座を持てるFintechサービスBraid (45:42) 高齢者向け金融詐欺の検知サービスCarefullが資金調達 # 今回のエピソードについて 銀行・BaaS・Fintechの3視点から見る現在のBaaS業界 銀行免許ホルダーである銀行、銀行機能をモジュール化するBaaS、それを活用し、顧客に届けるFintechの3者からなるBaaS業界。 今回はそれぞれの立場から見た業界の難しさを3つの記事から取り上げました。 業界全体に向かい風が強い昨今ですが、消費者保護やAML等の規制とビジネスの折り合いをつけ、現在は最適な形に収斂していく過程にあるのだと思います。 Tiny Banks That Powered Cash App Grew Like Crazy. Then the Feds Came Calling $13M in Missing User Funds: Evolve, Synapse Play Blame Game as BaaS Crisis Intensifies Braid Is Dead, Long Live Braid ・高齢者向け金融詐欺の検知サービスCarefullが資金調達 銀行APIを用いて高齢者の家族や保護者が異変を検知できるサービスを提供するCarefullが資金調達をしました。 若者向けのサービスと比べ地味で華があるわけではないサービスですが、銀行APIが開くことの社会的意義が改めて実感できる、とても良い事例として、取り上げました。 Carefull lands $16.5M to shield seniors from financial fraud | TechCrunch # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) FTX崩壊の裏側を描いた本の感想・好転したFTXの資産回収 (18:12) Experianが銀行口座をローンチへ (30:33) FTX本とイーロン・マスク本の比較 # 今回取り上げたトピックと参考資料 FTX崩壊の裏側を描いた本の感想 去年11月に破綻したFTXの裏側を、「マネーボール」で知られるマイケル・ルイスが描いた本の感想を(恐らく)日本最速で語っています。 Amazon | Going Infinite: The Rise and Fall of a New Tycoon ・FTXの資産回収の行方 現在、SBFとその側近らの裁判が行われている傍ら、資産の回収も行われています。バハマの不動産やAI新興のAnthoropicへの出資などを元に、73億ドル超の資産を回収。 債権者には1ドル当たり0.37セントが戻ってくると期待されています。 FTX Bankruptcy Claims Soar in Value in Over-the-Counter Markets as Estate Recovers $7.3B ・Experianが銀行口座をローンチへ 3大クレジットビューロー(信用調査機関)の一つであるExperianが銀行口座とデビットカードをリリースしました。 金融機関などに信用情報を販売するB2B事業が本業の同社ですが、ここ最近はB2Cに注力しているようです。 その背景には何があるのでしょうか? Build Credit Debt-Free with the New Experian Smart Money™ Digital Checking Account & Debit Card | Business Wire # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) イーロン・マスクの伝記について Pt.3 (6:50) a16zのグローバルFintech特設サイト (24:05) Fintechの未来を形作る9つのトレンドとは (44:45) Appleが株取引機能をローンチ予定だった? # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・a16zのグローバルFintech特設サイト 著名VCのa16zが「Fintech Fuels Global Payments」と題して特設サイトを公開しました。 面白いのは、各国のBanked率やスマホ浸透率、ローカル決済手段などがまとめられているところで、ポチポチ動かしながら楽しめます。 また、コロンビア、メキシコなどニッチな国のFintech政策や市場環境が分かるDeep Dive記事もおすすめです。 Fintech Fuels Global Payments | Andreessen Horowitz Fintech Sees Renewed Focus in Colombia | Andreessen Horowitz B2B Fintech Drives Market Disruption in Mexico | Andreessen Horowitz ・Fintechの未来を形作る9つのトレンドとは Fintechニュースレターの「Fintech Takes」から、Fintechトレンド9つが発表されました。 「Fintechに退屈すぎる問題はない」「金融における無過失離婚の時代」など、面白い見方、アナロジーが多く、一度流し見程度するのがおすすめです。 9 Trends Shaping the Future of Fintech - ・Appleが株取引機能をローンチ予定だったことが判明 Appleが株取引機能をローンチ寸前だったことが判明しました。 Gamestop事件が盛り上がりを見せていた2020年からAppleとGSは株取引機能の開発をしており、2022年にはローンチを画策していたものの、Appleの方針転換があり、結局高利回り口座がローンチされ、株取引機能はPendとなったようです。Apple and Goldman were planning stock-trading feature for iPhones until markets turned last year # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) イーロン・マスクの伝記について Pt.2 (7:05) 中小企業を買収しまくる謎の企業Teamshares (22:50) 債券取引の民主化を目指すMomentが資金調達 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・中小企業を買収しまくる謎の企業Teamshares 2019年創業、既にシリーズDまで資金調達を実施している謎のスタートアップTeamshares. 創業4年で84社の中小企業を買収しています。 Teamsharesは、引退する経営者から中小企業を買収。一部株式を従業員と新たな経営者に渡し、そこから20年以内に従業員の持分を80%にしていきます。その過程でのキャピタルゲインと、Teamsharesが開発したツールの導入によってマネタイズを行うとのことです。 突飛なビジネスモデルに見えますが、従業員が株式を買い取り、事業の買収や経営権の取得をする「Employee Buyout」や従業員持株制度「ESOP」など、似た概念は既にある一方、FintechやSaaSとの掛け合わせでどんな新しいことが起きるのか、注目の1社です。 This venture-backed startup has quietly bought more than 80 mom-and-pop shops | TechCrunch https://www.teamshares.com/ ・債券取引の民主化を目指すMomentが資金調達 2022年創業、債券取引の民主化を目指すMomentがa16zをリードに資金調達を行いました。 Momentは金利上昇による債券需要の高まりと、債券市場のオンライン化に伴って出現したサービスで、企業が自社サービスに債券取引を簡単に埋め込めるAPIを提供するとのことです。 まだベータ版ですが、自社で債券取引機能を構築することが難しい証券会社がターゲットになるのではないか、と推測しています。 Exclusive: a16z leads $17 million deal in bond trading startup # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) イーロン・マスクの伝記について (4:20) Payroll APIの衝撃とPlaid (24:18) Nubankだけじゃない!南米のチャレンジャー/ネオバンク # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・Payroll APIの衝撃とPlaid 2020年前後から勃興し始めた、Payroll APIというジャンルのFintech企業があります。Payroll APIはADPやPaychexなどの給与計算事業者と連携し、ユーザーの同意を得れば、そのAPIを通じてユーザーの給与データを取得でき、与信やバックグラウンドチェックなど、様々なものに生かすことができます。主にCashAppやDave, Coinbase, Discoverなど金融系の企業がPayroll APIを利用しているようです。 取れるデータは衝撃的なほどに多く、給与の額や勤めている企業、入ったシフトの時間や振込先口座まで、多岐にわたります。 ユースケースが広がり、サービスの裾野が大きく広がる可能性を感じる一方で、API一つでその人のあらゆるものが見れてしまう世界は、何かディストピアも感じます。 ⁠Pinwheel becomes Plaid's Preferred Provider for direct deposit switching and helps power additional payroll data for income verification⁠ ⁠The Promise of Payroll APIs | Andreessen Horowitz⁠ ⁠Has Plaid Lost The Payroll Race? -⁠ ⁠⁠⁠https://argyle.com/use-cases/verification-income-and-employment/⁠⁠⁠ ・Nubankだけじゃない!南米のチャレンジャー/ネオバンク 南米のFintechといえばNubankが一強というイメージもありますが、さすが市場の大きな南米で、多くのチャレンジャー/ネオバンクが出現しています。 Inter&Co:建築系の財閥からスピンアウトして生まれた同社は、2015年からリテールバンキングに進出し、2022年には2,400万人のユーザーを抱えています。バンキングからデリバリーやショッピングまで、Alipayのようにスーパーアプリを目指す、気鋭の企業です。 C6 Bank:南米最大の投資銀行のパートナー4名で2018年に設立された同社は、ローンチ前から$100M以上の資金を使い、銀行免許の一種であるBanco Mutiproを取得、マーケティングにも大きく投資し、6ヶ月で100万ユーザーを獲得しました。 PicPay:2012年創業の同社は、銀行というより電子マネー業者として登場し、3,600万ユーザーを抱えます。米国のCashAppのようなデザインが特徴的です。 他にも数百万規模のユーザー基盤を持つ企業が多数存在し、南米の市場の魅力を感じます。 ⁠Inter&Co, Inc Reports Record-Breaking Second Quarter 2023 Financial Results⁠ ⁠2Q23 Earnings Presentation⁠ ⁠⁠C6 Bank: veja o prejuízo do banco no primeiro semestre de 2023⁠⁠ ⁠PicPay Q4 & 2022 Earnings Release⁠ # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
# タイムスタンプ (0:00) インドが新たな融資向けUPIのパイロット版開始 (17:50) Klarna、ついに単月黒字化 (26:30) 米国のクレジットカード負債が$1Tを突破 (39:12) 番組1周年への感想 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・インドが新たな融資向けUPIのパイロット版開始 アドハーやUPIなどから成るインドの公共API群「インディア・スタック」に新たにクレジットのレイヤーが追加される模様です。 「Public Tech Platform for Frictionless Credit(PTPFC)」と呼ばれるオープンAPIは、アドハーでの本人確認、衛星データ、UPIの取引履歴、果ては酪農業者の生産高までが分かる画期的なものになるとのこと。 先月からパイロット版が始まり、一部の金融機関がPTPFCを使った融資ができるようです。 UPIで決済の世界を変えたインドが、新たに融資にも革命を起こすのでしょうか。 Reserve Bank of India launches innovative public tech platform for effortless credit - BusinessToday ・Klarna、ついに単月黒字化 大手BNPLのKlarnaが2023年第一半期の決算を発表しました。去年の大幅なダウンラウンドから営業費用とCredit lossを減らしてきたKlarnaでしたが、ついに単月黒字を達成した模様です。 一時はFintechのValuationカットの代表例として扱われたKlarnaですが、地力を見せています。 Klarna; Interim Report January - June 2023 ・米国のクレジットカード負債が$1Tを突破 米国消費者のクレジットカード負債が、過去最高の1兆ドルを突破し、話題となりました。 消費が堅調である証左でもある一方、延滞率は上昇基調にあり、以前から消費者債務が爆弾だと言われていたことから、不安の声も上がっています。 家計に占める債務の割合や家計の貯蓄には異変がなく、むしろ改善していることから、状況の読めなさも話題となっています。 Credit Card Debt At $1 Trillion Is a Sign of Consumer Strength - Bloomberg Is It Time to Worry About Consumer Debt? What Is Going On in Seven Charts - WSJ ・番組1周年への感想 WorldFintechNewsが1周年を迎えました!回数も50を迎え、ほとんど休まずに更新することができました。 これはいくらニッチな話題でも聴いてくださっているリスナーの皆さんのおかげです。これからもぜひよろしくお願いします。 リクエストや、ゲスト出演(自薦・他薦)もお待ちしています。 # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
loading
Comments 
Download from Google Play
Download from App Store