Discover橋田壽賀子作品の魅力を再発見! オリジナルサウンドコンテンツ
橋田壽賀子作品の魅力を再発見! オリジナルサウンドコンテンツ
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橋田壽賀子作品の魅力を再発見! オリジナルサウンドコンテンツ

Author: 橋田文化財団

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橋田文化財団によるポッドキャスト配信。
ベテランアナウンサー山根基世による橋田壽賀子作品の朗読により橋田脚本の台詞が持つ力を再検証します。
ひとりが読み分ける何人もの登場人物の台詞を音の情報として聞くことで、一語一語がより鮮明になり、その台詞の持つエネルギーが伝わってくるはずです。
テレビドラマとはひと味違う橋田作品の世界を、是非お楽しみください。
118 Episodes
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《あらすじ》その頃、邦子が「幸楽」を訪れていた。邦子と久子が遺産相続権を放棄したことで、晴れ晴れとした思いのキミと勇は快く迎える。邦子は自分たちのためにも相続放棄してよかったとしみじみと話す。そこへ、久子がやって来た。相続を放棄したことで、計画が頓挫した健治が会社を辞めて家を出て行ったというのだ。
《あらすじ》調理が楽しくなってきた大吉は、弥生の家族に差し入れをしようと腕を振るう。弥生の都合を電話で確認すると、看護師を辞めたと弥生から聞かされ驚いた。大吉と節子は野田家へ急ぐ。弥生は仕事と家事の両立は困難だったと語る。子どもたちの生活が乱れ、武志が警察沙汰を起こしたことを打ち明ける。
《対談》弥生は誕生日を家族には祝ってもらえず寂しい思いをしていたが、入院中の小学生、恵美に思わぬプレゼントをもらい涙をこぼす。山根基世は恵美がプレゼントに添えたメッセージに注目。働く弥生の「手」が好きだと語る恵美。山根は自身の取材体験や、感銘を受けた映画を例に出し、橋田壽賀子が「手」に込めたメッセージを紐解く。また、セリフを朗読する時はその人物の顔をイメージすることが大切だと山根。短いセリフながらも重要な役を演じる恵美もしっかり人物像をつかんで臨んだとのことだ。
《あらすじ》警察から帰って来た弥生と良、そして武史。良は武史をいきなり平手打ちする。武史は仲間外れになりたくなくて、仕方なく弱い者いじめをしたのだと打ち明ける。良は弥生が働いていることが、原因だと決めつけ、弥生を責めるのだが…
《あらすじ》節子が葉子のマンションを訪れ、太郎の食事の世話をする。節子が自分の味方になったと察した太郎は大喜びだ。一方、弥生は入院中の小学生、恵美に誕生日プレゼントをもらう。家で包みを開け、添えられた思いのこもったメッセージを聴いて弥生は涙をこぼす。その時、警察から武史が補導されたと電話が入る。
《あらすじ》同棲を始めた葉子と太郎、そしてそれぞれの親も揃って再び話し合うことに。太郎は葉子との結婚はあきらめないと毅然と語る。節子はそんな太郎を好ましく思うのだった。
《あらすじ》遺産相続について一応の決着がついた「幸楽」では穏やかな時が流れていた。機嫌のいいキミは五月に仕事を休んで子どもたちと遊びに行ったらいいと提案する。その頃、岡倉家では太郎と別れた葉子がサバサバした表情で今後は仕事に専念したいと大吉と節子に告げていた。一件落着と思いきや、太郎が葉子と一緒に暮らそうと突然葉子のマンションに押しかけ、急展開。親の反対を押し切ってでも一緒になるという太郎の決意の表れだ。
《対談》「幸楽」の相続問題に一応の決着を見た今回だが、「岡倉家」を誰が継ぐかに心を悩ませる節子に、山根基世は当時はまだこんなことが問題だったんだなあと振り返る。また「ふしだら」「ねずみにひかれる=一人でいて寂しい様。また、気を付けなさいと注意する言葉」など今ではあまり聞かれない言葉が脚本の中に記録されているとも指摘する。五月が子どもを連れて岡倉家に帰るシーンでは、節子が「幸せってこんなこと…」としみじみ語るが、山根はセリフを読みながら自分も幸せな気分になれたと嬉しそうに話す。
《あらすじ》岡倉家VS山口家、レストランでの対決。太郎と葉子は、二人がハワイで出会ったこと、結婚を前提に付き合っていることを説明する。大吉と節子そして政子も初めて二人の真剣な思いを知る。しかし、結婚は認められないと政子。大吉と節子も結婚には反対だ…
《あらすじ》もちろん葉子も黙ってはいない。仕事をして自立している自分には恋愛は自由だと主張する。
《あらすじ》政子は葉子と太郎が恋仲であることを知っており、二人を結婚させることはできないといきなり切り出した。そんな事情は全く知らない大吉と節子には驚くばかりだが、葉子に非があるとする政子の一方的な物言いに怒りを覚え反論する。政子は後日、葉子と太郎も交えて話しをしようと言い残して帰った。憤懣やるかたない大吉は葉子を家に呼び、いきなり葉子に平手打ちを食らわせる。
《あらすじ》「幸楽」の遺産相続問題は久子と邦子が相続権を放棄することで、一応の決着を見る。一安心の五月と勇が、愛と眞を連れて岡倉家を訪れる。大吉は自分が腕を振るった料理を子どもたちが喜んで食べるので上機嫌だ。そこへ見知らぬ婦人が訪ねて来る。葉子の恋人、山口太郎の母親、政子である。その頃「幸楽」へ久子と健治が来ていた。健治はキミを前にして、自分に相談もなく相続権を手放した久子への愚痴が止まらない。
《対談》「幸楽」の存続が大きく揺れる今回。勇のセリフにジーンときたと山根基世は語る。両親と共に「幸楽」を支えてきた勇が、店が壊される危機を迎えた時、キミを案じて吐露する思いだ。五月も踏み込めない、母と息子の強い絆が感じられると山根。また、働く女性を取り巻く時代の変化も読み解くことができるとも指摘する。節子たちのセリフの端々に当時の女性たちの苦労が浮かぶと話す。
《あらすじ》久子と邦子は神妙な面持ちで勇と向き合い、意外なことを語る。一方、葉子は恋人の太郎から予期せぬ思いを告げられ、心穏やかではいられない…
《あらすじ》勇と五月は落胆したキミの心情を察し眠れない時を過ごしていた。その頃、岡倉家では、大吉が退職金の使い道を節子に打ち明ける。一夜明け、久子と邦子が揃って「幸楽」を訪ねて来る。
《あらすじ》その夜、健治が「幸楽」に現れると不動産屋の成田も来ており、驚きの事実が明かされる。健治は成田からさらに借金を重ねており、成田はそれを返済するために「幸楽」を即刻売却するようにとすごむ。が、キミは店は売らないと一歩も譲らない。
《あらすじ》「幸楽」の遺産相続問題が急展開。勇の爆弾発言にキミと久子は仰天する。勇は、久子の夫、健治が抱えていた借金を、五月が大吉から借りた大吉の退職金を使って清算したことを明かす。キミは大吉と五月に申し訳ない思いでいっぱいだ。それでも健治をかばう久子をキミは蹴り飛ばす。キミは詳しい事情を聞くために健治を「幸楽」に呼び出した。
《対談》今回はひな飾りが随所に登場し、人々の心をつなぐ重要な役割を果たす。日本には一年を通して様々な行事があり、それらが家族を結び付けてきたのだと、山根基世は振り返る。ひな飾りを眺めながら長子、大吉、節子が口ずさむ「うれしいひなまつり」の歌が印象的だ。三人それぞれの思いを込めた山根の歌声をお楽しみに。また山根に一人で何人もの人物を語るとき、心掛けていることを尋ねると、人物像を描いた上で、シーンごとに心情に寄り添うことが大切だと明かす。それらのシーンを鮮やかに思い浮かべることが重要だとも語った。
《あらすじ》翌朝、「幸楽」では、キミが自分に断りなく前夜岡倉家へ行った五月に腹を立てていた。間の悪いことにそこへ久子が現れる。五月への当てつけに、「幸楽」を売って久子たちに相続分の金を払うと口走るキミ。一部始終を見ていた勇は、勇と五月しか知らない「幸楽」の金銭トラブルに関わる重大な秘密を打ち明けようとするのだが…
《あらすじ》大吉と節子はひな人形を眺めながら、それぞれの心境を吐露する。節子は大吉の料理人になるという夢を応援すると語る。
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