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2030年のキャリア戦略 ~人生100年時代を幸せに生き抜くために~
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2030年のキャリア戦略 ~人生100年時代を幸せに生き抜くために~

Author: 人材開発コンサルタント 山岸慎司

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人生100年時代と言われる今、年齢に関係なくキャリアの悩みは尽きないはず。
「こんなキャリアの歩み方もあるのか!」という新しい気付きを提供します!

<山岸慎司 経歴>
三菱化学において新規事業分野の開発研究・企画マーケティングに従事。米国系経営戦略コンサルティング会社のアーサー・D・リトルに転じ、主に製造業の販売マーケティング戦略策定、新規事業戦略策定、組織改革、人材育成戦略策定など多数のプロジェクトに参画。その後、複数の外資系日本法人において、経営企画室長、マーケティング本部長、執行役員事業部長、代表取締役社長などのマネジメントポジションを歴任。現在は国家資格キャリアコンサルタントとして、ビジネスパーソンのキャリア開発と人材育成に従事。東京大学農学系修士、ロンドン大学インペリアル校経営管理学修士(MBA)課程修了

<著書>
『40歳からの実践的キャリアデザイン』 https://amzn.to/3uvkfud
『16歳の仕事塾』 https://amzn.to/3uqattp
『成功する就活の教科書』https://www.amazon.co.jp/dp/4502494216
152 Episodes
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今年の10大トピックスの後半です。今回は、働き方改革のさらなる進展、新卒大学生の就活早期化、スカウト型・逆求人型人材サービスの普及、地方移住・多拠点キャリアの増加、女性首相誕生による女性活躍の加速への期待、の5点です。 2019年から始まった働き方改革の「時間外労働規制」は、医師、運送業、建設業では5年遅れて法的適用が開始され、今年ようやく、それぞれの業界で運用方法が決まってきました。他に、最後のブラック職場として、教員と上級国家公務員も話題になっています。 新卒大学生の就職については、3年生の秋までに内定をもらう学生が過去最高水準になりました。早期選考が当たり前になり、究極の売手市場といえるでしょう。
2025年もあと2回を残すだけとなりました。恒例の10大トピックスの前半です。今回は、生成AIの活用、リスキリングの本格拡大、副業・兼業の一般化、30~50代の転職急増、ジョブ型雇用の拡大の5点です。 生成AIは日常業務の中で、誰にでも使えるものになってきました。ホワイトカラーの仕事の進め方を大きく変化させています。大学生のレポートも、見た目は上手になってきました。AIを活用できる人材しか生き残れない時代の入り口にいる印象です。 リスキリングについては、経済産業省が社会人リカレント学習人口を400万人規模にする方針を発表しました。私が所属する社会人研修会社へのお声がけも増えています。
もし文系に進む場合は、英語力が無いと、面白い仕事はできないかもしれません。日本では人口減少により国内市場が縮小していくため、世界で戦える企業しか成長できないからです。例外は、IT系、医療系、観光業くらいでしょうか。 高校生には、まず大学受験の単語と文法は大事だよ、と話します。単語の暗記は退屈ですが、これを避けると英語ができるようにはならないからです。大学生になったら、TOEICを受けましょう。まずは多くの大手企業の足切り点と言われる600点が目標です。 英語と合わせて、異文化受容力も大切です。人種、宗教、嗜好など異なる価値観の人を受け入れて、仲間として協力し合える力です。そのためには、高校生の頃から、できるだけ多くの友達と関わる気持ちを持ちましょう。
高校1年生の正月明けに、文系か理系かの進路選択をする学校が多いと思います。私は高校生向けのキャリア授業を行うNPO「16歳の仕事塾」に所属し、年数回、社会人講師として授業をしています。今回は、その授業からの抜粋です。 私の意見は、「迷ったら理系」です。これからの時代は、論理的思考など理系的な素養が必要です。特にSTEM(科学、技術、工学、数学)人材は圧倒的に不足しています。一方、文系ホワイトカラーの仕事は、一部の例外を除き、大幅に減っていきます。私自身もそうですが、理系から文系に変わるのは容易ですが、逆は難しいです。 大学より、専門学校や高専で、技術やスキルを身につける方が、職業的ニーズはあるかもしれません。看護・医療系、電気工事技師や配管工などの職人系は将来性が高いです。米国では、「ブルーカラー・ビリオネア」(高額所得職人)という言葉もできています。
弊著『40歳からの実践的キャリアデザイン』からの抜粋の4回目です。今回は、中高年が転機に対処するための方法論をお伝えします。著名なキャリア研究者であるナンシー・シュロスバーグは、「人生は転機の連続」ととらえ、転機を乗り越えるための4つのSを提唱しました。 4Sとは、状況(Situation)、自己(Self)、支援(Support)、戦略(Strategies)です。転機に際しては、まず状況を客観的に把握し、自己の強み・価値観などを理解し、家族や友人の支援を受けることで心理的安定を保ち、転機に対処する戦略を練る、という意味です。この4Sは、ミドル・シニアのキャリア再設計にはとても有効です。
今回は、中高年のキャリアを再構築するための精神的基盤(メンタルファウンデーション)とモチベーションについてお話します。まず、健康、家族、経済の3Kが大切です。次に、自己効力感を高める必要があります。 自己効力感とは、「自分はできる」という信念で、挑戦意欲、行動力の源泉です。中高年になると、役職喪失、技術変化、健康不安などにより自己効力感が低下しやすいため、意識的な維持が重要です。また、ブルームの期待理論に基づき、外的報酬よりも自分の内的報酬を確認することが、この時期のキャリアデザインでは核になります。
雇用される力をエンプロイアビリティと呼びます。中高年になり、若い頃に獲得したスキルが陳腐化すると、エンプロイアビリティが低下していきます。時代にあったスキルを意識的に身につけないと、「社外でも通用する力=市場価値」は維持できません。 そのためにはまず、キャリアアンカー(キャリアの軸)を再設計し、組織に依存するのではない人生観、すなわち「キャリア自律」の基盤をつくる必要があります。また、専門性の再定義、リスキリング(学び直し)、社外ネットワークの構築、パラレルキャリア(副業、地域活動など)の実践、学び続ける姿勢、の5点が大切です。
今月は弊著『40歳からの実践的キャリアデザイン』(中央経済社)からの抜粋をお話します。著名な心理学者のユングは、40-45歳を「人生の正午」と捉え、その頃に「中年の危機」が訪れると警鐘を鳴らしました。仕事の悩み、体力低下、家庭の変化などが起こりがちで、「自分の人生はこのままでよいのだろうか」と落ち込む人が多いのです。 中年の危機を乗り越えるには、「自分らしさとは何か」を考え、社会的地位・収入などの外的キャリアよりも、充実感や満足感などの内的キャリアを追求する必要があります。自分は人生の午後(後半)に「どうありたいか」「どう生きていきたいか」を考え、真の自己を確立することが重要なのです。
最近は、大学の体育会などでスポーツをやっている「アスリート学生」を対象にした就職支援サービスが増えています。アスリート学生は、対人マナー、成長意欲、粘り強さ、チームワークなどが鍛えられているため、採用したい企業は多数あります。 一方、体育会学生は、練習や試合に忙しく、就職活動にあまり時間をかけられません。面倒な就活は、4年秋に部活が終わってから考えればいいやと、後回しにする学生も大勢います。 アスナビ、スポナビなどの就活エージェントは、学生が就活と競技を両立できるよう、効率的な就活を支援しています。また、スポーツ庁ではアスリート向けのキャリア支援の専門家を育成しています
企業側から採用したい人に直接アプローチする方法をスカウト型(オファー型)とよびます。サイト上に自分のプロフィールとやりたい仕事を書いておくと、企業から「ウチの説明会に来ませんか?」とメールがくる仕組みです。 元々は専門的な経験がある中途採用が対象でしたが、最近は新卒学生にも普及してきました。自分の価値を見つけてもらえる、知らない業界・企業と出会える、選考スピードが早い、といったメリットがあります。ただし、自分がやりたいことが明確でないと、どの企業からも声がかからない、興味の低い会社ばかりから連絡がくる、ということも起こります。
今回は「アルムナイ採用」、自社を一度退職した人(卒業生=アルムナイ)を採用する手法です。アルムナイ採用は、コンサルティング会社や一部のIT企業などでは、以前から一般的でした。私自身も、一度やめたコンサル会社に再び入った経験があります。 個人は、転職のとき、円満退社することで、その会社に戻れる可能性を残しておけます。また、元上司や同僚と良い関係を維持することは、将来の転職における「レファレンスチェック(推薦者コメント)」をもらうためにも重要です。各企業で、上司、同僚、部下のそれぞれのレベルで親しい人を1-2名もっておくことが、自らの「変身資産」になります。
今回は「リファーラル採用」、自社社員から、友人や知人を紹介してもらう手法です。リファーラルは「推薦、紹介」の意味です。規模が小さな企業では知人のツテで採用するのは、もともと一般的ですが、最近は紹介者に対し、金銭などのインセンティブを支払う制度をつくる企業が増えています。 私自身も外資系医療系企業のとき(約20年前)、この制度があり、知人を自社に紹介して20万円をもらったことがあります。企業としては採用コストが抑えられ、ミスマッチが減るメリットがあります。 今後、リファーラル採用は大幅に増加する見込みのため、企業は適切なインセンティブと採用プロセスを構築する必要があります。個人は自分のネットワークづくりが重要になります。
10月は人手不足時代に対応する採用トレンドについて、5回にわけてお送りします。今回は地方出身者が地元に戻る「Uターン」と都市部の人が地方で働く「Iターン」です。地方企業では、慢性的な人材不足から、UIターン人材の採用を積極化しています。 UターンやIターンに興味がある人には、各自治体の就職支援サイトへの登録をお勧めします。県や地域ごとのUIターンフェアやオンライン説明会などのイベントが探せます。コロナ禍以降はオンライン面接が主流になり、UIターン就転職が容易になりました。 企業側は、都市部のUIターン希望者に届く情報発信を工夫し、オンラインを主体の柔軟な選考プロセスを準備する必要があります。
ベルギーは西欧の中心に位置し、歴史的にドイツ・フランス・英国という大国の間で、バランスをとることが宿命でした。現在は首都ブリュッセルにEU本部があり、ヨーロッパの中心的な機能をもっています。 EU本部では、加盟24カ国の言葉で、「民主主義の信念」を掲げ、多様性、気候変動、失業問題、ウクライナ問題へのメッセージを強く打ち出していました。世界のパワーバランスが複雑化する中で、欧州はバランスをとる役割で、その中心がベルギーであることを再認識しました。
フランスは若者の失業率が20%近い国ですが、多くのフランス人は幸せそうに暮らしています。今回は、フランス人の価値観やキャリア意識を参考に、幸せに暮らすためのポイントを考えます。 フランス人の価値観で特徴的なことは、まず「労働時間とバカンス」についてです。日本人は「働くために休む」という仕事中心の価値観ですが、フランス人は「人生を楽しむために働く」という意識が強く、週35時間労働や5週間以上の有給休暇が保証されています。 また、フランス人は他人と比較するのではなく、「自分らしく生きること」を幸せに感じる価値観が根付いています。「完璧」である必要はなく、「ほどほどで良い」と考える柔軟性も、心のゆとりをもたらします。
フランスは観光産業の先進国です。年間1億人の外国人観光客が訪れ、GDPの8%を観光業で稼いでいます(日本は2%)。日本でも観光産業は成長ドライバーの1つです。フランスの取り組みが参考になる点も多そうです。 久しぶりにパリを訪問したところ、24年のパリ五輪に向けて、道路・メトロ・トイレなどのインフラが整備されていました。以前は道ばたに、犬のフンがよく落ちていたのですが、罰金を厳しくしたそうで、大幅に減っていました。ホテルにエアコンも普及してきました。 外国人(お金持ち)向けの価格設定、事前予約の徹底、パリ以外の都市への誘導、地方空港の整備など、は、日本の観光業の参考になりそうです
世界で活躍するアスリートは、どのようにその個性を開花させたのでしょうか。今回は、8月の全英女子オープンゴルフで優勝した山下美夢有プロと、女子テニスで世界ランキング82位(日本人で2番目)に急上昇の伊藤あおいプロについてご紹介します。 ゴルフの山下プロは、150cmと小柄で飛距離が出ないため、海外では通用しないと思われていました。しかし今年から海外ツアーに参戦し、ランキング6位と大成功しています。テニスの伊藤プロは、自称「へにょへにょテニス」で、スライスを多用する独特のスタイルです。実際に世界ツアーに参戦すると、戦略性とメンタルの強さで評価されています。 面白いのは、2人とも、コーチはお父さんで、ともにそれぞれの競技では素人ということです。山下プロのお父さんは精密な分析力で娘を支えています。伊藤プロのお父さんは、元検事とのことで、戦略的思考で、娘の良さを引き出しています。キャリア開発では「強みを活かし、他人と違ってよい」のです。
今回は、シニア世代が気になる「お金と健康」について考えます。お金については、投資リテラシーを高めることと、支出を見直すことが必要だと言われます。 私は投資の専門家ではありませんが、確定拠出年金に20年加入したことと、毎月定額の投資信託を継続していることは、よかったと思っています。支出については、ライフスタイル次第ですが、クルマをもたない人が増えています。また、生命保険や損害保険を見直すと安くできることも多いようです。 健康管理については、運動や食事の習慣に加えて、毎年の健康診断(人間ドック)が大切だと思います。人間ドック以外に、数年ごとに、がん専門検診や脳ドックに行くと、安心できるのではないでしょうか。
シニア社員には、過去の経験に固執する、柔軟性に欠ける、事務的な仕事を自分でやらない、などの理由で、若手・ミドル社員に疎まれる人もいます。今回は、そうならないためのポイントをお伝えします。 法政大学の石山恒貴教授は、パーソル総合研究所との共同研究で、シニア世代が活躍する5つの行動特性を提示しました。まずやってみる(Proactive)、仕事を意味づける(Explore)、年下とうまくやる(Diversity)、居場所をつくる(Associate)、学びを活かす(Learn)の5つです。石山先生は、頭文字をとって「PEDAL」と呼んでいます。
定年後は、同じ会社に再雇用される以外にも、様々な選択肢があります。大企業の管理職から、ディズニーランドのキャストや霊園の管理人になる人もいます。変なプライドを捨て、「キャリア自律」の意識をもてれば、可能性が広がります。 『ライフシフト』のリンダ・グラットン教授は、自分の「無形資産」の重要性を語っています。無形資産とは、生産性資産(スキル、知識、仕事経験)、活力資産(健康、友人や家族との良好な関係)、変身資産(変化に適応する力)の3つです。夏休みに、1人でゆっくりと自分の資産を棚卸しする機会をもつのはいかがでしょうか。
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