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アートのミーム
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アートのミーム

Author: 鈴木〆太郎/染谷昌宏

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美大出身の編集者・鈴木〆太郎とプロダクトデザイナーの染谷昌宏が、美術やデザインについてゆるゆる語るポッドキャストです。
毎週月曜17時ごろ配信中! 美術やデザインのトピックや、作家の紹介などをわかりやすく話します。

【染谷昌宏のデザインプロダクト sugata】
https://www.someya-shouten.jp/
66 Episodes
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「美学」がテーマの本シリーズ。井奥陽子さんの『近代美学入門(ちくま新書)』をもとに「アート」や「美術」という概念の変遷を追っていきます。 第二回目の今回は、アートはいつから「美術」を指す言葉になったのか? をテーマに、アートという言葉の変遷を紹介します。 まずは第一回のおさらいから/自由なアートと機械的なアートは、それぞれの時代で変化してきた/新旧論争が変えた「自由なアート」/「機械的なアート」を変えた、社会構造の変化 シャルル・バトゥーの「同一の原理に還元された美しい諸技術」/バトゥーが論じた3つの技術/18世紀末にようやく、「アート」というだけで「美術」を指すようになった/18世紀のアートと現代のアートは異なるもの/私たちは無意識のうちに近代的な芸術の概念を前提にしている/無意識に西洋を中心に考えている/次回は「芸術家」という概念の変化を紹介します ▼今回紹介した『近代美学入門(ちくま新書)』はこちら ⁠https://amzn.asia/d/6U1l0Lh⁠ ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼Amazonのほしい物リスト(ご支援・サポートお待ちしています) ⇨https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/7UGKPVNIBMTR?ref_=wl_share ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼染谷昌宏のデザインプロダクト「sugata」⁠⁠⁠https://www.someya-shouten.jp/⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
今回のシリーズは「美学」。「美しい」とは何なのかを考える哲学の一種です。本シリーズでは、井奥陽子さんの『近代美学入門(ちくま新書)』をもとに「アート」や「美術」という概念の変遷を追っていきます。 「なぜこれがアートなの?」その疑問に答えたい/「美しい」という概念は歴史の中で変化してきた/スタートは古代ギリシア・ローマ時代/美術の歴史は西洋社会に引っ張られている/アートとは学芸(人の間で教えられる技術)だった/詩・絵画・演劇・音楽はもちろん、狩猟術・農業技術・料理術・医学もアートだった/ミメーシス(模倣の技術)/精神を使う「自由なアート」と、体を使う「機械的なアート」/ふたつのアートの間にあったヒエラルキー/現代と古代では「アート」の捉え方が大きく違った/「芸術家」という概念は18世紀に入るまで現れなかった ▼今回紹介した『近代美学入門(ちくま新書)』はこちら https://amzn.asia/d/6U1l0Lh ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼染谷昌宏のデザインプロダクト「sugata」⁠⁠https://www.someya-shouten.jp/⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
もう一週だけ漫画・アニメ回が続きます。今回は染谷さんが好きなアニメ「おさるのジョージ」と子育てについて話します。 実はニューヨーク在住のジョージ/舞台設定がよくできている/自身の育児経験と照らし合わせてジョージを見ると……/ジョージを絶対に怒らない黄色い帽子のおじさん/4歳児の頭脳とトップアスリートの身体能力/言葉を喋れないから意図を想像するしかない/もっともらしいことは言えるけど、人は自分の意図を全て説明できない/ドラえもんとは明確に違うキャストの構造/子供は意外と世界の法則を理解している/個々人が独自のルールで動いている/などなど ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼染谷昌宏のデザインプロダクト「sugata」⁠https://www.someya-shouten.jp/⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
興が乗ってしまったため、前回に引き続き続・漫画回です。 今回お話しするのは、漫画と身体感覚について。〆太郎がずっと抱えていた漫画に対する違和感を、「ダンジョン飯」にからめて話します。 漫画の刃物切れすぎ問題/無粋だとはわかっていても、実際そんなに切れないよ/彫刻学科で体験した素材の重さと抵抗感/1mのノコギリで、一日中丸太を切る実習/漫画は記号でできている?/漫画はデータが圧縮されてるから面白い 「ダンジョン飯」は身体感覚が刺激される/ダンジョンでモンスターを狩って食べていく/腹も減るし、消化もされる、けっこうシビアな世界観/モンスターの臭いや肉を切る抵抗感が感じられる作品/スライムの干物が食べたい ファンタジー世界ではいつご飯を食べるんだろう?/魔法で全部解決してる?/「ダンジョン飯」を見ながら野食系YouTuberを楽しむ/この魚やこの野草はどんな味がするんだろう?/ベニテングダケの味を確かめる人々(特殊な訓練をつんでいます)/体験と作品がリンクするから心に響く/多くの人は魔王を倒さない ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼染谷昌宏のデザインプロダクト「sugata」https://www.someya-shouten.jp/ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
絵巻物の鳥獣戯画などのように、昔から日本人は、時系列に沿って展開される物語を楽しんできました。 ゆえに、漫画・アニメ・ゲームの一部の作品は、美術の系譜に連なっているのではないか。アートのミームのふたりはそんなことを考えています。 そこで今回は解釈を広げて、パーソナリティのふたりが好きな漫画やアニメの作品について話してみました。 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
ポットキャストの音声を地図上に設置できるアプリ「⁠RoadVoice⁠」のスポンサードで作成したエピソードです。 今回は上野周辺の美術館や博物館のなかから、「東京国立博物館」の常設展を紹介します。 【PR】 sponsored by:⁠RoadVoice⁠ ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
名画はなぜ名画と評されているのか?その理由を探り、絵を見る技術を体型的に学ぶために、書籍『絵を見る技術(秋田麻早子 著)』を読みました。今回はその中から、導入部分を紹介します。 絵を見る技術は学べるんです/絵を見る技術って学校で習った記憶がないですよね?/絵画を鑑賞するコツは、ビジュアルリテラシーから学べる/センスは学習できるもの/そこで紹介したいのが『絵を見る技術』 鑑賞力の型を学ぼう/6つの章立て/主役となるフォーカルポイント/主役に視線を誘導するリーディングライン/バランスがいい構図とは?/色使いは絵の印象をどう左右するのか?/絵画は論理的に構築されている/名画は情報の塊/何をどこにどう配置するかで、絵の見え方がガラリと変わる/名画の多くはロジカルに描かれていた 書籍の導入部分を簡単に紹介/フォーカルポイントは人が自然に目を向けてしまうもの/視線を誘導するためにリーディングラインを意図的に配置していた/典型的な5つのフォーカルポイント/画家は何を描きたかったのか?主題を読み解く ダヴィンチの「最後の晩餐」から読み解くフォーカルポイントとリーディングライン/ヒントは明暗とパース、登場人物の視線/とっかかりができると、鑑賞の楽しさがわかってくる/ビジュアルリテラシーはデザインにも応用できる?/制作する人にもおすすめしたい本 ▼今回紹介した『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』 https://amzn.asia/d/dvBKIyM ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
ポットキャストの音声を地図上に設置できるアプリ「⁠RoadVoice⁠」のスポンサードで作成したエピソードです。 今回は上野周辺の美術館や博物館のなかから、「国立西洋美術館」の常設展を紹介します。 【PR】 sponsored by:⁠RoadVoice⁠ ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
絵や文章や作品など、何かを制作(創作)していると止め時がわからなくなることがあります。 手を入れすぎて、「手を入れる前の方がよかったな」と思うこともしばしばあります。時間と労力をかければ、必ずしも良い作品になるわけじゃない。この問題にどう向き合っているのか? 〆と染がトークしてみました。 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
ポットキャストの音声を地図上に設置できるアプリ「RoadVoice」のスポンサードで作成したエピソードです。 今回は上野周辺の美術館や博物館のなかから、「藝大アートプラザ」を紹介します。 【PR】 sponsored by:RoadVoice ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
今回は定番企画になってきた「なるほどプロダクト」の第3回目。熊本震災にちなんだお守りを紹介します。 はじめてお守りを買いました/ブルーシートでできた真っ青なお守り/表には、2度と落ちない「後来不落(こうらいふらく)」の文字/廃棄予定のブルーシートを回収・洗浄して再利用したプロダクト/袋の中には熊本城の瓦の破片入り/誰かに話したくなるストーリー/語り部がいれば、忘れられることはない/必ず実現すべきは「売れること」/BRIDGE KUMAMOTO ▼今回紹介した「熊本城瓦御守」はこちら ⇨https://bridgekumamoto.com/project/kumamotocastleomamori/ ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
アートのミームは2024年3月で1周年を迎えました。 この1年で様々なテーマを話し合ってきましたが、今回は原点に立ち返って、第一回のテーマ「アートとデザインの違いってなに?」をバージョンアップしてみます。 この一年で〆太郎と染谷の価値観はどう変わったのか? いつも以上にゆるゆるとお送りします。 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼Amazonのほしい物リスト(ご支援・サポートお待ちしています) ⇨⁠⁠https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/7UGKPVNIBMTR?ref_=wl_share⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼染谷昌宏のデザインプロダクト「sugata」⁠⁠⁠⁠⁠https://www.someya-shouten.jp/⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
美術館に行って周りを見ると、じっくり鑑賞される方やサクサク進む方など、さまざまな人がいます。 人によって鑑賞のペースは違いますが、気をつかうのが誰かと美術館に行く時。「本当はじっくり見たいけど待たせるのもよくないし......」「真剣に作品を見てるし、もう少し待った方がいいかな」など、相手のペースに遠慮してしまいます。 そこで今回は、誰かと美術館に行った時のペース配分について話してみました。 ONION RADIOのカワムラさんとオラファー・エリアソン展に行って来ました/自然法則に作品を作らせるアーティスト/「エリアソンはどこにいる?」という遊び 誰かと美術館に行く時はペースに配分迷いませんか?/人によって速度が違うので、気をつかう/なので、〆太郎はソロ活になりがち/美術館はそもそも一緒に過ごすハードルが高い?/空気の読みあいゲーム 染谷さん、娘さんと美術館に行く時、どうしてるんですか?/僕は子どものペースに合わせます/子どもにとっては、どう考えてもプリキュアの映画の方が楽しいじゃないですか/マティス展に行った時は、年表をつくって生涯を予習していった/「社会には正解がないんだよ」と教えたかった/美術は単体で考えるとわかりにくい/社会の歴史やテクノロジーとものすごく関係している 一緒に行く人と共通の課題を持っていくといいかも/どういうふうに見ていくのか、注目ポイントがあると楽しみやすいかもしれない ▼配信で紹介したONION RADIOさんはこちら ⇨https://podcastranking.jp/1645673028 ⇨ONION RADIOさんのオラファー・エリアソン回 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
画商シリーズの5回目は、アートファンドの「ポー・ド・ルルス」を紹介します。 1900年代前半、投機目的で10年かけて美術作品を買い集め、ピカソやマティスの初期作品も扱った13人の投資家がいました。果たして彼らの目論見は成功したのでしょうか? 熊の皮(とらぬ狸の皮算用)の意味を持つ「ポー・ド・ルルス」/活動した期間は1904年〜1914年の10年間/中心人物は海運業を営む実業家、アンドレ・ルヴェル/ゴーギャンやゴッホ、キャリア前期のピカソやマティスなど、145点を蒐集/1914年3月のオークションでコレクションは買値の3倍で売れた/売上から経費を引いた利益の20%を作家に還元した/利益の還元は当時でも画期的な出来事だった/「モダンアートは値上がりする(作品もある)」と印象付けたポー・ド・ルルス 画商編はいったんおしまい/経済と美術は結びつくもの/どの画商が欠けていても、近現代の名画は生まれなかったかもしれない/漫才にたとえるとボケとツッコミ/実用性がない商品の価値をプロデュースしてきた存在/サブカルチャーそのものを立ち上げたかもしれない/西洋美術史以外にも美術の歴史がある ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99 ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠⁠ 【参考図書】 ・画商が読み解く 西洋アートのビジネス史(ディスカヴァー・トゥエンティワン、髙橋芳郎 著) ・ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?(フィルムアート社、フィリップ・フック 著 中山ゆかり 翻訳) ・ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書、西岡文彦 著) ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
画商シリーズの4回目は、キュビスムの画商「ダニエル=アンリ・カーンワイラー」を紹介します。 ユダヤ系ドイツ人の家庭に生まれたカーンワイラー/金融業を営む裕福な家系/叔父の影響で美術の道へ/貧乏長屋時代のピカソと交友し、「アヴィニオンの娘たち」をはじめて評価した画商 厳格で禁欲的な人物だった/微笑みは好きだったが、ふざけた笑いは嫌いだった/画廊に花を飾らせない/ピカソとブラックの支援者 第一次大戦と第二次大戦で運命を翻弄される/WWⅠで800点の絵を没収された/後ろ盾がなくなり、キュビスムの画家は困窮した/キュビスム=敵国の絵画だった/ピカソのスタイルを変えたWWⅠとカーンワイラーの離脱 画商の領分は「仲介者」であること/画商とは「画家の道から障害をとりのぞき、経済的な不安を味わなくてすむように助ける仕事である」/彼は殉教者だったのではないか?/次回はアートファンドのポー・ド・ルルス ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠⁠ 【参考図書】 ・画商が読み解く 西洋アートのビジネス史(ディスカヴァー・トゥエンティワン、髙橋芳郎 著) ・ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?(フィルムアート社、フィリップ・フック 著 中山ゆかり 翻訳) ・ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書、西岡文彦 著) ※勝手気ままなゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
画商シリーズの3回目はセザンヌを見出した画商、アンブロワーズ・ヴォラールを紹介します。 デュラン=リュエルの次の世代/フランスで活躍/21歳の時に法律を学ぶためにフランスに留学/好きが講じて、画廊を開く/セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルオーなどを扱う/前衛美術が受け入れられやすい時代だった/セザンヌ生涯最後の10年間で、3分の1位の作品がヴォラールの手を通っていった/セザンヌの泥臭さがピカソやマティスに影響を与えた 「どこがいいのか全くわからない」、キュビスムには興味を示さないヴォラール/巨漢で、声はバリトン、用心深いクマのようだった/作品が乱雑に置かれていた画廊/後年には出版活動に集中/一方で、作品の改ざんや買いたたきもしていた/自身を画商ではなく、表現者だと思っていたのかもしれない/次回はキュビスムの画商、カーンワイラー ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/v5xSyPoTkGGkKf1Q9⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠ 【参考図書】 ・画商が読み解く 西洋アートのビジネス史(ディスカヴァー・トゥエンティワン、髙橋芳郎 著) ・ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?(フィルムアート社、フィリップ・フック 著 中山ゆかり 翻訳) ・ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書、西岡文彦 著) ※勝手気ままなゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
画商シリーズの2本目で取り上げるのは「印象派の画商」ポール・デュラン=リュエルです。 1800年代後半に活躍し、モネやルノワールなどを扱ったデュラン=リュエルは、近代アートビジネスの礎を築いた人物。もしかしたら、西洋美術の歴史を変えてしまったかもしれない、彼の活躍を紹介します。 父の代からの、画材屋兼画商の家/絵の具代の代わりに絵を置いていく画家もいた/レンタルや修復を担う店もあった/ドラクロア・クールベ・ミレー、売れるものはみんな売ったデュラン=リュエル 印象派への支援は先行投資だった/15年経ってもまだ売れない!破産しかけたデュラン=リュエル/彼の手法は何が画期的だったのか?/絵をまとめて買い取る/ 展示方法を工夫して付加価値をつけた/ロココで金縁、豪華な装飾はデュラン=リュエルの演出/オークションにサクラを紛れ込ませる/雑誌やカタログを刊行/新天地アメリカで展覧会を開催/ビジネスの王道を歩んだ画商 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/v5xSyPoTkGGkKf1Q9⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠ 【参考図書】 ・画商が読み解く 西洋アートのビジネス史(ディスカヴァー・トゥエンティワン、髙橋芳郎 著) ・ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?(フィルムアート社、フィリップ・フック 著 中山ゆかり 翻訳) ・ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書、西岡文彦 著) ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼Amazonのほしい物リスト(ご支援・サポートお待ちしています)⇨⁠⁠⁠https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/7UGKPVNIBMTR?ref_=wl_share⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音読さん⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼染谷昌宏のデザインプロダクト「sugata」⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.someya-shouten.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
今回から「画商」のシリーズに入ります。古来から美術品は商いの対象にされ、職人や芸術家たちの生活の糧になっていました。この流通を担ってきた画商はどのように商売をしてきたのでしょうか? このシリーズでは、美術の売り買いの歴史や近代の画商を紹介します。 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/v5xSyPoTkGGkKf1Q9⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠ 【参考図書】 ・画商が読み解く 西洋アートのビジネス史(ディスカヴァー・トゥエンティワン、髙橋芳郎 著) ・ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?(フィルムアート社、フィリップ・フック 著 中山ゆかり 翻訳) ・ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書、西岡文彦 著) ※勝手気ままなゆるゆるトークですので一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
2024年最初のテーマは、2024年に行きたい展覧会について、パーソナリティのふたりが今年行きたい展覧会をピックアップしました。 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/v5xSyPoTkGGkKf1Q9⁠⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠⁠ ※勝手気ままなゆるゆるトークですので一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
2023年最後の更新ということで、今年の配信の振り返りをしてみました。総再生回数や現在のフォロワー数、よく聞かれたエピソードなどについて話しています。今年はたくさん聞いていただきありがとうございました! 2024年最初の更新は1月15日(月)です。それでは皆様、良いお年を! ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/v5xSyPoTkGGkKf1Q9⁠⁠⁠⁠ ▼ジングル音声:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠音声さん⁠ ※勝手気ままなゆるゆるトークですので一部事実と異なる場合があります。ご容赦ください!
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