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敗者のつぶやき
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Author: 敗者のつぶやき
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© 敗者のつぶやき
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人文学とビジネスの交点を探る——。
あらゆる場面で創造性が求められる現代。直感的に奇抜なアイデアを出したり、ロジカルに問題解決を目指すのでなく、社会をよく見て既存の意味のシステムからこぼれ落ちた時代の「敗者」に目を向けることで価値転換を試みる。この考えの背景にある人文学的視座や事例の読み解きを通して、次の時代をつくるアイデアを生み出すヒントを探ります。
▼出演
山内裕(京都大学経営管理大学院 教授)
佐藤那央(京都大学経営管理大学院 特定講師)
▼リンク
山内裕:https://yamauchi.net/
Kyoto Creative Asssemblage:https://assemblage.kyoto/
あらゆる場面で創造性が求められる現代。直感的に奇抜なアイデアを出したり、ロジカルに問題解決を目指すのでなく、社会をよく見て既存の意味のシステムからこぼれ落ちた時代の「敗者」に目を向けることで価値転換を試みる。この考えの背景にある人文学的視座や事例の読み解きを通して、次の時代をつくるアイデアを生み出すヒントを探ります。
▼出演
山内裕(京都大学経営管理大学院 教授)
佐藤那央(京都大学経営管理大学院 特定講師)
▼リンク
山内裕:https://yamauchi.net/
Kyoto Creative Asssemblage:https://assemblage.kyoto/
68 Episodes
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弦間一雄先生(大阪経済大学教授)をゲストにお迎えし、ディストピアとユートピアが入り混じった1990年代の「世紀末感」を、技術 / 政治 / 文化などの観点から考察しました。▶Topics Y2K / 世紀末 / 過剰 / オウム真理教 / 科学万能主義 / 個人の原子化 / コミュニティ / 20年サイクル / マトリックス / 2ちゃんねる / エヴァンゲリオン
前回に引き続き、昨年末に開催したイベント「無言の声を聞く: 解放とイノベーションのアート」の振り返りを行いました。バイクライフとヒップホップの文化をヒントに、普遍性の政治への可能性を議論しました。▶︎Topics沖縄/ヒップホップの政治性/セルアウト/アイデンティティ・ポリティクス/言霊が宿ること/1=多様性/個別性の政治から普遍性の政治へ▶︎References 「無言の声を聞く: 解放とイノベーションのアート」趣意書:https://assemblage.kyoto/topics/post/artxinnovation-2025-textアーカイブ:https://assemblage.kyoto/archives/post/symposium-artxinnovation-2025
昨年末に開催したイベント「無言の声を聞く: 解放とイノベーションのアート」前半の振り返りを行いました。Blacknessの観点から、システムを撹乱するアートとして、バイクライフとヒップホップを読み解きました。▶︎Topicsウィリー / Blackness / Double consciousness (二重意識) / Redouble (倍加) / Fugitivity (逃げること) の政治 / Opacity (不透明性) / システムからの排除と欲望 / 神秘化することの解体▶︎References 「無言の声を聞く: 解放とイノベーションのアート」趣意書:https://assemblage.kyoto/topics/post/artxinnovation-2025-textアーカイブ:https://assemblage.kyoto/archives/post/symposium-artxinnovation-2025
今回は、2022年に始動したKyoto Creative Assemblageのこれまでの歩みを振り返るとともに、今後の展望についてお話しました。▶︎Topicsデザイン思考/サービスデザイン/人間〈脱〉中心設計/ビジネスとエスノグラフィー/佐藤可士和さんとの出会い/「よく見る」こと/ 来年度以降のKCA▶︎ReferenceKyoto Creative Assemblagehttps://assemblage.kyoto/▶︎Event象徴をデザインする: 佐藤可士和の仕事を読み解くhttps://assemblage.kyoto/topics/post/dialogue-2026-satokashiwa日時:2026年1月24日(土) 15:00-17:00 (14:30開場)場所:東京ミッドタウン八重洲 イノベーションフィールド5階 イベントスペース登壇者:佐藤可士和(クリエイティブディレクター/ 京都大学経営管理大学院特命教授),山内裕(京都大学経営管理大学院教授)申込:https://kca202601.peatix.com
社会が行き詰まり未来を思考できなくなっていることを踏まえ、別様の社会を想像することの意義と問題を議論しました。今回は、ポール・リクールの議論をもとに、イデオロギーの成立を可能にしている、外部にある空虚な点(=ユートピア)に着目して、イマジナリーを捉え直しました。▶Topicsイデオロギー / ユートピア / Nowhere / 外部のアナーキー(空虚)な点 / マンハイムのパラドックス / 解釈学的循環 / ロングターミズム / エフェクティブアルトリズム (効果的利他主義) / 未来予測の危険性・不可能性▶ReferencesP. リクール 著(2011)『イデオロギーとユートピア —社会的想像力をめぐる講義』(川﨑惣一 訳,新曜社)https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455767.html
リュック・ボルタンスキーとエヴ・シャペロの著書『資本主義の新たな精神』を取り上げ、60年代から現代に至るまでの経済・政治・文化の変遷について議論しました。これまで何度か80年代という軽い時代に触れてきましたが、その背景にある「批判」の弱体化を考察しました。▶Topicsプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神/学生運動・カウンターカルチャー/批判の弱体化/社会的批判と芸術的批判/ マネジメント理論・消費者文化の変化/資本主義による「批判」の回収▶︎References『資本主義の新たな精神 上』(リュック・ボルタンスキー 、エヴ・シャペロ 著,三浦直希、海老塚明、川野 英二、白鳥義彦、須田文明 、立見淳哉 訳2013,ナカニシヤ出版)https://www.nakanishiya.co.jp/book/b135062.html『資本主義の新たな精神 下』(リュック・ボルタンスキー、エヴ・シャペロ 著,三浦直希、海老塚明 、川野英二、白鳥義彦、立見淳哉 訳,ナカニシヤ出版)https://www.nakanishiya.co.jp/book/b135063.html
今回は、人々の想像が社会を作るという「社会的想像 (social imaginary)」の概念を議論しました。これまで現在が終末論やディストピアが優勢であることを議論してきました。だからこそ、別様の世界を想像したいという衝動もあり、近年さかんに議論されている「イマジナリー」を取り上げました。▶Topics社会的想像(social imaginary)/ チャールズ・テイラー / コルネリュウス・カストリアディス/ 社会を可能にする意味作用 / 同一性以前の意味作用 / マグマ (magma) / 自律的な虚無からの創造▶References コルネリュウス・カストリアディス (1994)『想念が社会を創る―社会的想念と制度』(江口幹訳, 法政大学出版局)https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-00452-0.html
世界的に流行しているキャラクター「ラブブ」をヒントに、気持ち悪さをもつものが受け入れられる、2025年の文化について、議論しました。▶Topics終末論/現実感/不気味/過剰/アメリカ大統領選/ストレンジャー・シングス/ちいかわ/ミャクミャク/「いのち」/8番出口/リミナル・スペース/2000年代・2010年代・2020年代
ボルタンスキ & エスケールのエンリッチメントの概念を元に、未来ではなく過去が価値となる新しい経済原理を議論しました。▶Topics伝統・工芸・アンティーク / LVMH / コレクション・フォーム / プライスレスの価値 / シンギュラリティ(唯一無二) / 資本主義リアリズム▶ReferencesBoltanski, L., & Esquerre, A. (2020). Enrichment: A Critique of Commodities (C. Porter, Trans.). Polity.https://amzn.asia/d/7RKDYT3https://books.rakuten.co.jp/rk/c4944c7bad323a26a2707281e8ca473e/?scid=we_line_item_share
今回は、最近勢いを増しているノスタルジーを考察し、過去を理想化する危険性などを議論しました。また、革命の切断を考えるにあたって、過去を参照することの意味も説明しました。▶Topicsレトロブーム / MAGA / モーニング&メランコリア(Mourning & Melancolia)/ ゴールデンエイジシンドローム / ノストス+アルジア / 過去へのタイガージャンプ / 「死者は死者に葬らせろ」▶Referencesフロイト, S. (2018) 「喪とメランコリー」『 メタサイコロジー論』(十川幸司訳) 講談社, pp. 131–153.https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000211939
今回はジル・ドゥルーズの著書『差異と反復』の議論を軸に、エステティック・ストラテジーと関連する概念やキーワードについて議論しました。ドゥルーズは、意味の連関を「切断」することを考え抜いた学者として、エステティック・ストラテジーの理論的基盤となっています。▶Topics同一性なき反復 / 純粋な差異 / 骰子の一擲 / 潜在的・現働的 / 脱根拠化(effondement) / 中間休止=句切り(césure)▶︎Referencesドゥルーズ『差異と反復』(ジル・ドゥルーズ 著 ,財津 理 訳,河出書房新社)https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309462967/https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309462974/『ドゥルーズ『意味の論理学』の注釈と研究』(鹿野 祐嗣 著,)https://www.iwanami.co.jp/book/b496851.html
#57 象徴のデザイン前々回の美学における象徴概念に基づき、引き続き象徴を取り上げました。特に、スラヴォイ・ジジェクなどの理論を交えて、マクドナルドなどの例を取り上げて、空虚な象徴をどのようにデザインするのかを議論しました。▶Topicsイデオロギーの呼びかけと振り向き / クッションの綴じ目 / 意味作用の反転 / 閉じると綴じる / 潔い「切断」 ▶Referencesスラヴォイ・ジジェク (2025).『イデオロギーの崇高な対象』(鈴木晶訳).河出書房新社.https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309468174/
近年のアメリカ政治を大きく動かしている思想で注目を集める、AIと人類滅亡に関連した言説を議論しました。▶Topicsテックライト/新反動主義(neoreactionary)/民主主義からのエグジット/プレッパー/トランスヒューマニズム/ロングターミズム/IQリアリスト/人種主義/終末思想/ニック・ランド▶Referencesランド, N. (2022). 絶滅への渇望: ジョルジュ・バタイユと伝染性ニヒリズム (五井訳). 河出書房新社.※オンライン収録のため一部音声が聞き取りづらい箇所がございます。ご了承ください。
イノベーションを起こすには、「象徴」をデザインしなければなりません。しかし象徴自体は空虚でなければならず、空虚をデザインするという難しさがあります。今回はこの理論的な背景について、美学における象徴概念に基づいて議論しました。▶︎Topics空虚と無意味/2つの無意味/アレゴリー(寓意)/瞬間性/道徳と美的判断/ヌーメナ(noumena)/2つの過剰/近代におけるアート/ドラァグ
2025年9月から開講するKyoto Creative Assemblage 第4期に合わせ、改めて、イノベーションを人文学的に捉えるということについて、議論しました。▶︎Topicsイノベーションとは/意味のシステムの解体/社会をよく見る/敗者を救済する/無-意味を表現する/象徴をつくる▶︎LinksKyoto Creative Assemblagehttps://assemblage.kyoto/※今回初めてのオンラインでの収録となりました。一部音声が聞き取りづらい箇所がございます。ご了承ください。
意味のシステムの解体に人々が熱狂することを説明するためには、「享楽」の概念が必要です。ニーズ、欲望、享楽の違いを整理し、享楽が逆説的に倫理になる可能性を議論しました。▶Topicsニーズと欲望と享楽/「自分が何者か」というトラウマ的問い/自己破壊的な享楽(jouissance, enjoyment)/欲望の対象原因(objet a)/自由/社会批判としてのイノベーション▶︎Referencesアレンカ・ジュパンチッチ『リアルの倫理』https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309242811/
今回は、バートルビーの政治について議論しました。アメリカの作家ハーマン・メルヴィルの小説『バートルビー』をヒントに、様々な政治が模索されています。Blacknessで議論した、Fugitivity(逃げること)に関連して新しい政治の可能性を探ります。▶Topics革命/出来事(event)/actとaction/ I prefer not to… / Aggressively passiveとPassively aggressive/法は欲望に支えられている▶︎ReferencesBadiou, A. (2009). Logics of Worlds (A. Toscano, Trans). Continuum Intl Pub Group.https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780826494702『パララックス・ビュー』,スラヴォイ・ジジェク著,山本耕一 訳,作品社,2010https://sakuhinsha.com/philosophy/22766.html
今回は「Blackness」とエステティック・ストラテジーの目指す政治性を中心に議論しました。▶TopicsWhitenessとの関係/「人種は存在しない」の危うさ/アイデンティティポリティクス/ダブルコンシャスネス/Fugitivityの政治/パラオントロジー ▶Referencesデュボイス, W. E. B. (1992). 黒人のたましい (黄寅秀, 木島始, & 鮫島重俊訳). 岩波書店.https://www.iwanami.co.jp/book/b247582.htmlMoten, F., & Harney, S. (2016). the undercommons: Fugitive planning & black study. Minor Compositions.https://escholarship.org/uc/item/4kh543b2Chandler, N. D. (2013). X―The Problem of the Negro as a Problem for Thought. American Literatures Initiative.https://www.researchgate.net/publication/289751782_X-the_problem_of_the_Negro_as_a_problem_for_thought
今回は井登友一さん(株式会社インフォバーン副社長、立命館大学経営学部教授)をお招きし、ロベルト・ベルガンティが提唱する「意味のイノベーション」の概念を軸に、デザインが持つ革新力について掘り下げました。▶︎Topics: 意味のイノベーション /テクノロジープッシュ vs マーケットプル/イタリアデザイン/デザインディスコース/デザイン思考・アート思考・意味のイノベーションの違い/立命館大学デザイン・アート学部▶︎References: ロベルト・ベルガンティ『デザイン・ドリブン・イノベーション』(同友館)https://amzn.asia/d/2bwKABLロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP社)https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/17/P55250/Verganti, R. (2003). Design as brokering of languages: Innovation strategies in Italian firmshttps://www.researchgate.net/publication/228026221_Design_as_Brokering_of_Languages_Innovation_Strategies_in_Italian_FirmsAndreas Reckwitz. (2017). The Invention of Creativity: Modern Society and the Culture of the New https://www.politybooks.com/bookdetail?book_slug=the-invention-of-creativity-modern-society-and-the-culture-of-the-new--9780745697031立命館大学デザイン・アート学部/立命館大学大学院デザイン・アート学研究科 https://www.ritsumei.ac.jp/da/
アートの表現について、エステティック・ストラテジーの考え方とのつながりを中心に議論しました。▶︎Topicsアート作品の制作とは/意味の連関を宙吊りにする/社会批判としてのアート/批判を表現することなく批判する/象徴の微妙な距離▶︎References判断力批判(全二冊)カント著, 篠田 英雄訳,岩波書店,1964https://www.iwanami.co.jp/book/b246741.htmlhttps://www.iwanami.co.jp/book/b246742.htmlKyoto Creative Assemblage ダイアログ:現代美術の(無)意味 -石原友明との対話-https://assemblage.kyoto/archives/post/dialogue-ishihara-2025




