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PARAKEET CINEMA CLASS
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PARAKEET CINEMA CLASS

Author: POPEYE Web

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映画批評家の廣瀬純さんとライターの鍵和田啓介さんが、公開中の映画をネタバレ上等で語り明かす、”真の映画批評に触れられるこの世でただ1つ”のポッドキャスト番組、「PARAKEET CINEMA CLASS」。記事はコチラ→https://popeyemagazine.jp/tag/parakeet-cinema-class/
※「ネタバレ上等」がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
cover design: Katsuyoshi Mawatari
jingle: Kensuke Ide
host: Jun Hirose, Keisuke Kagiwada
14 Episodes
Reverse
「あの声の主は東出昌大なのか?」 今回は番組初となる日本人監督による映画『悪は存在しない』(濱口竜介・監)を取り上げます。舞台となるのは、自然豊かな高原が広がる長野県の水挽町(みずびきちょう)。その地に先祖代々暮らす巧(大美賀均・演)と娘の花(西川玲・演)が主人公だ。ある日、近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。コロナ禍のあおりを受けた芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したものだったが、ずさんな計画に町内は動揺し、その余波は巧みたちにも及んでいく。 濱口監督の新たな実験精神に溢れる本作は「良い意味での”普通の映画”」という廣瀬さん。「小さい驚きが次から次へと連続的に起こる」本作をショットごとに分析。そして「画面外から”あの人”の声が聞こえる」真相とは!? 縦横無尽に広がる話を聞き逃さぬよう! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!  
「オッペンハイマーは"原爆の父"なのか?」 第96回アカデミー賞で作品賞含め7部門で最多受賞を果たした本作。監督は『ダークナイト』『TENET テネット』などの大作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン。第二次世界大戦下で原子爆弾の開発を指揮し、「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマー(演・キリアン・マーフィー)の生涯を描いた作品だ。 この映画は「連鎖反応(chain reaction)」の「原因」と「結果(効果)」の話が描かれていると廣瀬さん。物理現象としてだけではない、様々な意味での「連鎖反応」を分析していきます。縦横無尽に広がる話を聞き逃さぬよう! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!  
「愛らしい犬はなぜ映っているのか?」  22年前、映画『別れのまなざし』撮影中に謎の失踪を遂げた、かつての人気俳優・フリオ(ホセ・コロナド・演)。元映画監督であり、親友でもあったミゲル(マノロ・ソロ・演)は、テレビ番組をきっかけにその真相を追い始める。ふたりの記憶をめぐる 「人生」と「映画」の物語だ。 「監督がこの映画でやろうとしていることを一言で表すと、『映像の二重性』である」と廣瀬さんはいう。過去と現在、映像と現実、均衡と不均衡、母と子……様々な「二重性」が存在する本作を読み解いていきます! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
2024年最初の放送は「特別編」をお届け! 題して「廣瀬純はどう生きてきたか」。ポッドキャスト開始から一年ほど経ちましたが、そもそも廣瀬さんとは何者なのか、気になる方も多いはず。幼い頃の映画体験から、映画ゼミの思い出、『パート2理論』、紅白歌合戦を目指した話、「音楽」を書けない理由……etc。鍵和田さんが根掘り葉掘り質問するエクスクルーシブ・バージョン(続編も計画中)です!ぜひお聴きください!
「なぜ1個目のドーナツはあれほどまでに光を放っているのか?」 今回取り上げたのは、廣瀬さんが「現代の最も優れた監督」と太鼓判を押すケリー・ライカート監督による『ファースト・カウ』。 舞台となるのは1820年代、西部開拓時代のオレゴン。アメリカン・ドリームを求めてやってきた料理人のクッキー(ジョン・マガロ・演)と、中国人移民のキング・ルー(オリオン・リー・演)。甘いドーナツで、ちょっぴり危険な一攫千金を夢見る友情物語だ。 『神の道化師、フランチェスコ』(ロベルト・ロッセリーニ・監)との類似性をみつつ、廣瀬さん曰く本作は「地面を撮る映画」!? 「大画面での見方以外ない」と語るこの映画を、ぜひ劇場で鑑賞してからポッドキャストをチェックしてみて下さい! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
「二人の間に映る”三人目”は何を表しているのか?」 今回は初の試みとして、現在リバイバル上映中の過去作をピックアップ。テリー・ツワイゴフ監督による『ゴーストワールド』(2001)です!  監督はロバート・クラムを描いた『クラム』(1994)など、ドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフ。アメリカで「ティーンエイジャー のバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズ の同名グラフィック・ノベルを原作とした本作は、2001年の公開当時、“低体温系” 青春映画 として大ヒットを記録。「時代を先取りしていた」と再評価がすすむなか、11月23日(木・祝)より、22年ぶりの全国ロードショー。 ポッドキャストでは、「ステレオタイプに満ち溢れた世界で、どのようにリアルを見つけることができるのか」そんな主人公の悩みと「色」に着目し、ミケランジェロ・アントニオーニ監督『赤い砂漠』、エリック・ロメール監督『緑の光線』と比較。そしてこの作品のポイントとなる「二人の間に一人が入ってくる構図」について解説。それでは、縦横無尽に広がる話しを聴き逃さぬように!
「ロバート・ロドリゲスはヒッチコック主義者なのか?」 監督は『エル・マリアッチ』や『シン・シティ』を手がけたロバート・ロドリゲス。主人公となるのは、最愛の娘が行方不明になってしまった刑事のダニー・ローク(演:ベン・アフレック)。彼は”決して捕まえられない男”を追い、現実と見紛う〈世界〉に踏み込み追い詰められ……。多重構造のストーリー&世界観が展開されていく。 ポッドキャストでは、本作におけるヒッチコックへのオマージュ描写や登場人物の「外観」と「内実」の差異について考察。また、監督の「催眠術への関心」を『Cure』(黒沢清・監)と比較する。最後に廣瀬さんが語る「この作品の強さ」とは? 縦横無尽に広がる話しを聴き逃さぬように! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
Vol.5「”ウェス・アンダーソンすぎる風景”に穴は開けられるのか?」 ポッドキャスト後編では、細かなシーンに触れながらシステムの「穴」がどこにあるのか考察していきます。縦横無尽に広がる話しを聴き逃さぬように! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
Vol.5「”ウェス・アンダーソンすぎる風景”に穴は開けられるのか?」 1955年のアメリカ南西部に位置する砂漠の街・アステロイド・シティを舞台に、5人の天才キッズや町の人々が宇宙人の襲来騒動に巻き込まれる……。ジェイソン・シュワルツマンを筆頭に、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、マーゴット・ロビーなどハリウッドスターが集結したウェス・アンダーソン監督の最新作。 「ウェス・アンダーソンの本当のクリエイションは『アステロイド・シティ』から始まった」!? そんな廣瀬さんの言葉でスタートした今回は、収録時間を延長して前・後編でお届け。番組前編では、ウェス作品全体の見取り図と、今作冒頭のシーンについて解説! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
特別編「僕たちはなぜPARAKEET(インコ)なのか」 スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』(監:宮﨑駿)にも登場し、当番組タイトルにも使用している「PARAKEET(インコ)」。実は前回収録時の廣瀬さんのトークにて、この「PARAKEET(インコ)」の示す壮大な意味について触れる場面がありました。「ネタバレ上等」を謳う『PARAKEET CINEMA CLASS』ですが、いわば、本番組のネタバレともいえる話に。これはカットするにはもったいない! ということで今回はちょっと短めに「特別編」をお送りします。ぜひお聴きください。
Vol.4「クリステン・スチュワートはなぜ人を制止しまくるのか?」 数々の受賞歴と共に物議をかもしてきた鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作。舞台となるのは、医療技術が進化し人類が痛みを感じることがなくなった未来。⾃⾝のカラダから臓器を⽣み出すアーティスト・ソール(演:ヴィゴ・モーテンセン)、パートナーのカプリース(演:レア・セドゥ)らによるアートパフォーマンスは思わぬ方向に進んでゆき……。「人類の進化」について恐ろしくも刺激的な世界が描かれる! トークでは、クローネンバーグ監督が徹底する構図・システムについて分析。また、廣瀬さんが語る「この映画での一番面白いシーン」とは!? 番組の最後には夏休みの宿題も出題。ぜひ挑戦してみて下さい! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を! 関連記事はこちら:https://popeyemagazine.jp/post-172570/
独創的なスタイルから、“韓国のゴダール”、”エリック・ロメールの弟子“などと称され絶賛されてきたホン・サンス監督日本公開最新作。主人公となるのは長らく執筆から遠ざかっている著名作家のジュニ(演:イ・へヨン)。今は第一線を退いている人気女優のギルス(演:キム・ミニ)との偶然の出会いから、ジュニは短編映画を作る話を持ちかける……。人との出会いと創作をめぐる物語だ。 ポッドキャストでは、「今作は決定的に画面外が重要」と語る廣瀬さん。カール・テオドア・ドライヤーとの共通点を分析しつつ、今作において「唯一、繋ぎ(モンタージュ)がある」シーンも考察。また、「ジェントルマンなズーム」とは? 縦横無尽に広がる話しを最後まで聴き逃さぬよう! ※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
『タクシードライバー』、『レイジング・ブル』など、これまでに数々の傑作を手掛けてきたポール・シュレイダーが監督・脚本を手掛け、盟友マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた最新作。主人公となるのは、刑務所で服役し、現在はギャンブラーとして慎しくも孤独な生活を送る元上等兵のウィリアム・テル(演:オスカー・アイザック)。ある青年との出会いから、人生を賭けた復讐と贖罪のゲームに巻き込まれていく様がスタイリッシュに描かれる。 ポッドキャストでは廣瀬さんのショット分析によって、奇しくも前回に続いてロベール・ブレッソンからの影響が明らかに。批評家時代のポール・シュレイダーが著した『聖なる映画(Transcendental style in film)』についてや、黒沢清監督『スパイの妻』との共通点、さらには”優れた映画”とはなんたるか、その真髄にまで迫っていきます! 縦横無尽に広がる話しを最後まで聴き逃さぬよう!
記念すべき初回で取り上げるのは、ポーランド映画界の巨匠、イエジー・スコリモフスキ監督の『EO』(2023年5月5日公開)。本作の主人公はなんとロバ。EOという名のこのチャーミングな動物が、ひょんなことから方々を巡ることになるある種のロードムービーだ。廣瀬さんは本作について、果たして何を語るのか?
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