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日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast
日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast
Author: 育ちネット多文化CROSS
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© 育ちネット多文化CROSS
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TCK、帰国子女、そして海外ツールを持つ方々の人生をテーマに、海外生活や異文化体験がもたらす強み&豊かさをお伝えする情報発信番組です。元帰国子女やTCKのインタビューコーナーでは、海外移動が人生にもたらした影響のみならず、“Where is your HOME”という大胆な質問を軸に、個人のHome感についてもお聴きしていきます。また、TCK基礎知識のみならず、日本社会に適応するためのコツ、アイデンティティーや自分らしさを考える一助となる番組です。TCK以外の日本の皆さんにも、この番組を通じて、国際化日本の未来を一緒に創っていきたいです。 一般社団法人 育ちネット多文化CROSS 代表理事 初田美紀子 https://www.crossactnet.com/
341 Episodes
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TCK Podcast 最終回
本番組がスタートしたのは、2020年1月27日。3年10ヶ月間発信しきてた番組ですが、200回を以って最終回となりました。最終回は、ナビゲーターさんお二人および、MIKIKOが各々テーマを挙げて語っています。
【テーマ詳細】
・芙美さん(タイ在住TCKママ)→ 『感謝』
・麻衣子さん(マレーシア在住TCKママ)→ 『移動』
・Mikiko(元TCK)→ 『Where is your HOME ?』
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク
TCK Podcast 【最終回を迎えて…】
★ありがとう!
Podcastを最後までお聴きくださり、本当にありがとうございました。TCKの皆さん、TCKのご両親や関係者の皆さん、そして元TCKの皆さん、お一人一人が「日本で」「日本でも」自分らしく自己表現が出来て、自分らしく居られますように応援しています。
困ったら、困っていなくても話したくなったら、CROSSにアクセスください。居場所を一緒に感じていけたらと思います。
「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座
ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)
https://reserva.be/crossactnet
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This program produced you by
一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
代表/ 初田美紀子
資格:公認心理師、臨床心理士
プロフィール:
父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
一般社団法人育ちネット多文化CROSS
元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第100回目のインタビューは、嘉納 ももさんのお話です。
・海外渡航歴 1回
(神戸生まれ/ 東京・渋谷へ引越/
3歳 イギリス・ロンドンへ引越。ナーサリー、幼稚園に通う/
4歳 フランス・パリへ引越。パリ郊外で、現地校に通う/
15歳 日本に帰国。神戸のカトリック系女子高校に編入/
関西学院大学社会学部、同大学院修士課程を卒業/
トロント大学博士課程に留学、社会学博士号(PhD.)取得/
京都女子大学准教授を経て、2009-2020年トロント大学にてエスニシティ研究プログラム事務局長/
現在トロント郊外で通訳・翻訳業を営みながら、カナダ人の夫と愛犬と暮らす。)
・活発でおてんばな女の子だった。
イギリスの記憶は定かではないが、フランスでは飛び級を果たしてしまった!
小学校の読み書きテストにパスした自分は、1年生を飛ばして2年生から小学校生活をスタートさせた。作文や暗唱を重視していたフランスの学校教育では、言葉を叩きこまれた。そのお陰で、高校まで語学において苦労せず学校生活を送れたことに感謝している。
・中学3年暗唱クラスでの先生とのバトルは、忘れられない出来事として影響を受けている。
戯曲の暗唱を課せられるクラスで、準備不足のために先生に叱責を受けた。通常は2週連続で同じ生徒が当てられることがないのに、自分が当てられ再び暗唱できなかったことを先生に罵倒された事件が忘れられない。学期中の最後には、全て暗唱できたにもかかわらず、褒められることはなかった。フランス学校生活における理不尽な扱いを経験し、その後の日本での学校生活は、非常に優しく「楽勝だ!」と感じたことを鮮明に記憶している。
神戸の学生時代
・日本帰国後、半年間はフランスに戻りたいと思っていたが、父母のネットワークのお陰でコミニュティーに慣れていった。
よそ者はすぐには受け入れてもらえないと、フランスの体験上、心得ていた。様子見の期間を過ぎ、自分の長所を周りに理解されれば、なんとかやっていけるという考えは備わっていた。例え、その場所で躓いても、「他に行けば、自分のやれることはある」という信念は持ち合わせていたと思う。
トロント大学の博士課程卒業式
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
移動がそれほど多くはなかったため、フランスでの11年間は移民のような立場で育ったと思う。それ故に、自分のベースを創れたと感じるとともに、不安定さもないと感じる。また、15歳時の日本帰国は、それなりに成長していたため、冷静であったと振り返る。
移動の影響を敢えて挙げるとしたら、あまり色んな場所に移りたくない傾向が強い。当時も、折角日本に馴染んだのだから、どこにも行きたくないと思っていた。日本に過剰適応していた時期がある一方、海外生活の影響がないはずはないと考えている。
たくさんの言語が飛び交う環境で過ごしてきたせいか、様々な言語を操る人々の中で生じるミスコミニュケーションに堪えられない自分がいる。それに対して、自ら何かを発することで誤解が解けたり改善するならば、役に立ちたいと強く思うのも特徴的と言えるだろう。
と語られるももさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。ももさんのTCK体験をお楽しみください。
◆自分を知るカウンセリング&家族講座
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お問い合わせ
詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
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代表/ 初田美紀子
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友人にできること―できれば慰める
本日は、マレーシア在住のナビゲーター/麻衣子さんとお送りしています。
オープニングトークは「気が合うと感じる瞬間」です(^^♪
シリーズ「友人にできること」の最終回になります。本日のテーマは「できれば慰める」です。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク
TCK Podcast 【今週のポイント】
★友人にできること-できれば慰める
慰めるという言葉が与えるイメージが、個人により異なります。したがって、受け取る側にとっても、受け取ることが非常に難しい行為です。一方、悩みが当然であることを認めてあげる行為に繋がります。大人になったTCKたちには、救われることが多いです。存在が認められなかったものが、形になって実存するものになること。それは「安心」に代わります。
「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
◆TCK基礎講座(オンライン)
文化適応を余儀なくされるTCKの特徴や伸ばしていきたい点をオンラインで解説しています。下記URLより詳細をご覧いただき、お申込みください。お待ちしています。
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◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座
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代表/ 初田美紀子
資格:公認心理師、臨床心理士
プロフィール:
父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
一般社団法人育ちネット多文化CROSS
友人にできること―他人の話と比較しない
本日は、マレーシア在住のナビゲーター/麻衣子さんとお送りしています。
オープニングトークは「季節と性格」です(^^♪
シリーズ「友人にできること」として、「他人の話と比較しない」についてお話しています。参考図書の319ページを麻衣子さんに朗読していただきました。是非、お聴きください。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
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TCK Podcast 【今週のポイント】
★友人にできること-他人の話と比較しない
自分の話をフリーに、遠慮せず語れること。誰にとっても、健康であることに繋がっています。TCKは、過去の経験から、海を越えた生活が豊かで恵まれたことであったと嫌というほどわかっています。それでも、悶々とする想いや周りとの違和感を感じる自分を、自分が悪いと責めていることも多いのです。それを打破するきっかけが、パスポート国の友人であり、そんな友達に出逢えたら素晴らしいですね。心からそうあってほしいと願っています。
「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
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代表/ 初田美紀子
資格:公認心理師、臨床心理士
プロフィール:
父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第99回目のインタビューは、中村 いづみさんのお話です。
・海外渡航歴 2回
(千葉県生まれ/ 小1 日本の公立小学校に入学/
小1‐3 中国・上海へ引越。補習校(午前)および現地校(午後)に通う/
小3(6月)‐中2 シンガポール引越。日本人学校に通う/
中3(4月) 日本に帰国。公立中学に編入/
高校・大学・大学院ともに日本で進学。卒業後、日本企業に就職。
現在、会社員として海外のお客様に対して産業プラントを提供する海外営業部で活躍中)
・上海行きは急に決定された。心の準備など無く、母の覚悟で決まったと記憶している。
初めて飛行機に乗れるとワクワクしていた。80年代の上海はモノトーンで物も豊富ではなく、異なる星にタイムトリップしたかのようだった。 現地校では音楽や図工など創作に関する授業が多く、自由に過ごしながらも、学校の雰囲気が異なると感じていた。
・シンガポール行きの決定は、母は嬉しそうにしていた反面、自分はとても悲しかった。
仲の良い友人がお餞別としてネックレスを渡してくれたことが、大事な記憶となっている。シンガポールのマンモス校はショックだったが、街のCDショップに通うことが楽しみで仕方なかった。レートの良いお店で換金した後、CDを買うのが好きで、行きつけのお店まで出来た。当時、インド人と中国人の仲介をして、人と人を繋げる原体験も経験したのはシンガポールだったと振り返る。
・人生最大のカルチャーショックは、日本帰国後の公立中学時代だと思う。
周りから異質な人間と自分が見られていることが分かってしまい、馴染めると思っていたのに出来ない全てが辛かった。ただ平然と無反応を徹して乗り越えた経験から、高校は帰国生の多い環境を選んだ。非言語コミュニケーションが読めないと空気が読めない子とのレッテルを貼られることを経験し、多様なバックグラウンドがある友人を求めたと思う。実際に、本当に話せる相手、本当の話を開示できる場を見つけられたことが嬉しかった。
帰国後、周りにシンガポールの植民地時代を知る人がいない事に驚き、日本とアジア諸国との間に残る歴史的しこりにいつも心が痛んだ。何か自分に出来る事はないかと大学院に進学。シンガポールの対日感情の変遷と背景について現地調査し、異文化トレーナーになる夢を抱いた。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
現在の仕事に影響があると思う。海外のお客様と社内の技術職の調整役として入ることが多く、お客様の要求を噛み砕き、お互いの事情を理解し合うことを大切にしている。両者の着地点や譲り合うポイントが見えるのかもしれない。
と語られるいづみさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。いづみさんのTCK体験をお楽しみください。
◆自分を知るカウンセリング&家族講座
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お問い合わせ
詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
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代表/ 初田美紀子
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友人にできること―話を聴き、適切な質問をする
本日は、マレーシア在住のナビゲーター/麻衣子さんとお送りしています。
オープニングトークは「引越した麻衣子さん」です(^^♪
新しいシリーズ「友人にできること」に入ります。第83回からスタートとした回復シリーズですが、TCK自身の回復することがテーマ。次の「親はどう助ける?」シリーズは、親がどのようにTCKの回復を助けるかをテーマにしていました。
今回最後のシリーズ「友人に出来ること」は、「友人や親戚が、大人になったTCKの回復プロセスにおいて、最初の第一歩を手助けすることができる。」と書籍では説明されています。友人や親戚は、TCKと親の間の相反発する空間の外にいるからですね。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク
TCK Podcast 【今週のポイント】
★友人にできること-話を聴き、適切な質問をする
質問は友人がさらに込み入った話を用意があることを示しています。さらに、大人になったTCKがいままで立ち止まって考えることをしなかった問題についても、もう一度深く考えるきっかけとなるかもしれません。友達は大きなギフトです。
「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
◆TCK基礎講座(オンライン)
文化適応を余儀なくされるTCKの特徴や伸ばしていきたい点をオンラインで解説しています。下記URLより詳細をご覧いただき、お申込みください。お待ちしています。
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代表/ 初田美紀子
資格:公認心理師、臨床心理士
プロフィール:
父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
一般社団法人育ちネット多文化CROSS
元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第98回目のインタビューは、藤田 友海さんのお話です。
・海外渡航歴 2回
(東京生まれ/ 小1、公立小学校に入学/
小1の冬、フィリピン・マニラへ引越。インターナショナルスクールに通う/
小4 中国・上海へ引越。アメリカンスクールに通う/
小6 日本帰国。東京のインターナショナルスクールに通う/
高1 横浜のインターナショナルスクールに進学/
大学 カナダ・バンクーバーの大学に進学。
卒業後、日本企業に就職。現在、会社員(7年目)で活躍中)
・大人しいシャイな女の子だったが、フィリピンへの引越にワクワクしていた。
椰子の木がある国を想像していた。人は優しく、意外と馴染みやすい環境だった。インターナショナルスクールへの転校には言葉の壁があり、自分の意見を伝えられないことに戸惑った。最初の頃は、お友達に苛められることもあったが、両親に相談して乗り越えられた。
・上海への引越は、フィリピンで仲良くなったお友達とお別れすることが寂しかった。
アメリカンスクールに転校して慣れてくると、次第にお友達にも恵まれ、楽しめるようになった。2年間の上海生活は謳歌できたと思う。そして、“いよいよ”日本帰国の時が近づくと、複雑な気もちになった。日本の学校で勉強に付いていけるのか不安になったことを覚えている。
・日本でもインターナショナルスクールに通い、濃い時代を過ごせた。
中学の一番の思い出は、スキー旅行である。大変な時期を乗り越えてこそ、得られた楽しさだったと思う。高校もインターナショナルスクールに通った。その後、カナダの大学を選んだ理由としては、再び海外に出て学びたい意欲が大きかった。一方、日本語の授業を受ける不安があったことも遠因としてあると感じている。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
英語が話せることは、やはり強みである。国籍やその他のバックグランドが異なる多くの人たちと接したことにより、様々な考え方を有している人たちが存在していることも理解してきた。そのような違いの中で、自分自身は柔軟に対応出来るようになっていると思う。
と語られる友海さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。友海さんのTCK体験をお楽しみください。
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親はどう助ける?―必要とされていると信じる
本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「世界における親子支援」です(^^♪
「親はどう助ける」シリーズの最終回です。「子どもが大人になっても親を必要とし、自分たちの人生にかかわってほしいと願っていることを親は信じることが大切だ」と言われています。
【参考図書】
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TCK Podcast 【今週のポイント】
★親はどう助ける?-必要とされていると信じる
親が大人になった子どもたちを、人としてリスペクトする態度は何よりも大事なスタンスですが、いつまで経っても、子どもにとって親は親なんですよね。また、親にとっても子どもは子どもです。ただ、異なるのは、もう必要以上に具体的な手助けは必要とされていなくても、必要な時にいつでも手を貸してくれる存在としていてほしい。そんな甘えられる存在が世の中にいることは大きな支えです。
「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
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父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第97回目のインタビューは、奥村 美智子さんのお話です。
・海外渡航歴 1回
(埼玉県朝霞市生まれ/ 埼玉、千葉、茨城と引越を繰返す/
小3 イギリス・ロンドンに引越。小3,ローカルスクールに通う。
小4-中2 郊外の学校に転校して寮生活/
中3 日本帰国準備のため、ロンドンの学校に転校/
高1 日本帰国。帰国子女の多い高校に進学 /
大学 日本で進学後、日本企業に就職/
現在、UNDP総裁付 上級特別補佐官としてNYで活躍中)
・「イギリスに行くのは嫌!」と引越に反発してみたくて、抵抗した女の子だった。
外で遊ぶのが大好きな活発な女の子。引越の準備が進むにつれて、移動の覚悟が固まっていったと思う。イギリスのローカルスクールに入ると、ネットボールにのめり込んだ。それが功を奏して、友人の輪が拡がっていった。算数が出来たことも相俟って、交流が増えていった。
・小4、「あしながおじさん」の主人公に憧れを抱き、寮生活ができる学校へ転校した。
伝統的な校風でありがながらアットホームな学校で、自分のやりたいことを追究できる生活を過ごせた。約4年間、課外活動を通じても、人の本質を学べる環境に身を置いた。中3は日本帰国を見越して、ロンドン近郊の学校に転校した。1年後に帰国が確定していても、最後の1年間はストレスの溜まる生活だったと振り返る。
・日本帰国後、帰国生の多い高校に進学した。上手にソフトランディング出来たと感じている。
自分がどうあるとよいのか、徐々に理解しながら日本社会に適応していった。しかしながら、最も日本を学ぶ時期となったのは大学4年の就職活動。全てのプロセスがカルチャーショックで、上手く出来ない自分が歯がゆかった。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
ジェンダーニュートラルという言葉があるように、「カルチャーニュートラル」で居られることが、自分の強みである。表現方法、態度、マナーなどに翻弄されることなく、人間としての本質は何かに注視し理解して、人間関係を築いていくことを意識している。
と語られる美智子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。美智子さんのTCK体験をお楽しみください。
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親はどう助ける?―許す
本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「わたしの挑戦」です(^^♪
「親はどう助ける」のTCKをサポートするシリーズです。本日は「許す」というテーマでお送りします。
「親はときに子どもに許しを乞うことも必要である」というフレーズが書籍にあります。この内容を表す大きな一文ですね。
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★親はどう助ける?-許す
TCK親子は、海を越えて特別な体験をしてきた同士でもあります。親子の関係を越えて、荒波を潜り抜けてきた人間対人間の結びつき。そんな関係性をお互いに許し合えるのは、大きな回復のプロセスです。非常に重要な意味あいのある「許し」のプロセスを受け入れてくださいね。
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父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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親はどう助ける?―説教しない
本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「インターの日本人PTA」です(^^♪
「親はどう助ける」のTCKをサポートするシリーズです。本日は「説教しない」というテーマでお送りします。
親は「説教しているつもりはない」のに、子どもにとっては「説教に聞こえる」という事実。「親はよかれと思って」という枕詞は、TCK親子に限らず、どの親子でも発生する問題です。書籍では、子どもが自己破壊的な行動を重ねるうちに、親が所属している価値観で説教してしまうことが多いと指摘しています。
【参考図書】
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★親はどう助ける?-説教しない
子どもの価値観を育てる上で、子どもの感じ方を否定することはあってはならないとはよく言われます。TCKは、大人になれば、TCK自身が言語化して自分を表現できるようになります。その際に、自分のことを最も聴いてもらいたい相手が親なのかもしれません。そんな日が来るのです。
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父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第96回目のインタビューは、沖本 麻衣子さんのお話です。
・海外渡航歴 2回
(大阪生まれ/
5歳 香港へ引越。プレスクール卒園後、日本人学校に進学/
小4 日本に帰国。公立小学校に通う/
中1 台湾へ引越。日本人学校に通う/
高校・大学共に日本で進学後、日本企業に就職/
駐在妻として3年間シンガポール帯同経験あり)
・香港の現地文化を怖がらず馴染んでいた。ダイバーシティー豊かな日本人学校で伸び伸び過ごしていた。
言葉の壁はあったものの、生活には困らず英語を話していた幼児期だったと聞いている。小学校では自由な校風な中、周りの目を気にすることなく発言していた自分は楽しかった。
・帰国後、状況は一転した。日本文化や常識の理解不足が大きなショックを招いた。周りを気にするようになった。
友人から弾かれる異質な自分を感じていた。小4で編入した小学校には馴染めなかったが、小5で転校した際には、無意識ではあったものの、努力して馴染もうとする自分がいたと振り返る。
・中1の夏、2回目の海外生活として台湾へ引越。香港とは異なる穏やかな台湾には、異なる良さを感じた。
香港を彷彿とさせる感覚が蘇った。日本人中学校では、自由な校風で違いを違いと感じずに、伸び伸び暮らせた。中学生としての日本帰国は、すんなりと溶け込めたと思う。中1に通っていた同じ中学校という理由もあるが、日本をある程度知っている基盤があったことが大きな要因だと考えている。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
アジア圏を幼い頃より見て体験していることから、文化における偏見が自分の中に無いように感じている。日本帰国後の葛藤を体験したことからも、コミュ二ケーションの取り方や空気を読むことなど、文化に対するバランス感覚が研ぎ澄まされた。現在の強みになっていると思う。
と語られる麻衣子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。麻衣子さんのTCK体験をお楽しみください。
◆自分を知るカウンセリング&家族講座
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お問い合わせ
詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
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代表/ 初田美紀子
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親はどう助ける?―慰める
本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「TCK母のHOME」です(^^♪
「親はどう助ける」のTCKをサポートするシリーズです。本日は「慰める」というテーマでお送りします。
子どもを慰めるとは、第三者や傍観者のように他者としての共感ではなく、当事者ではないが、限りなく当事者に近い存在=親として「理解と愛をもって傍らにいる」という慰めです。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク
TCK Podcast 【今週のポイント】
★親はどう助ける?-慰める
親が子供の気もちを否定せず、また親自身を責めたり言い訳さえもしない‟やりとり”が、大人になったTCKとその親との間で繰り広げることが理想です。海を越えた生活をした者同士だからこそ、可能な関係性です。最終的な旅の終わりを意味する「大きな癒し」をもたらますね。「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
◆TCK基礎講座(オンライン)
文化適応を余儀なくされるTCKの特徴や伸ばしていきたい点をオンラインで解説しています。下記URLより詳細をご覧いただき、お申込みください。お待ちしています。
https://crossactnet.com/tck-basic/
◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座
ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)
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代表/ 初田美紀子
資格:公認心理師、臨床心理士
プロフィール:
父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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親はどう助ける?―話を聴き、理解する
本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「海外在住者のあるある」です(^^♪
「親はどう助ける」と題して今回より開始するシリーズです。本日は、「話を聴き、理解する」というテーマでお送りします。
TCKが成長過程で幸福感を持つためには、どんな家族関係であるかは非常に重要な鍵となります。親が大人になったTCK(ATCK)を支える方法はたくさんありますが、その一つとして「話を聴き、理解する」ことができます。しかし、ATCKが一旦過去の思いを言葉にし始めると、攻撃の矛先を親に向けてしまうことも少なくありません。親と子どもの主張が食い違うことは、往々に生じてしまうのも事実です。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク
TCK Podcast 【今週のポイント】
★親はどう助ける?-話を聴き、理解する
親が何よりも大切にして欲しいことに、当時、子どもが持ち合わせ隠していた感情を一緒に感じてあげることです。ただ、ただ聴く。彼らのより早い回復は、親の支えが必要です。「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
◆TCK基礎講座(オンライン)
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資格:公認心理師、臨床心理士
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父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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TCKの回復―選択肢を自覚する
本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「家族の習慣」です(^^♪
「TCKの回復」と題したシリーズの最終回になります。本日は、選択肢を自覚する、というテーマでお送りします。
未来の選択の自由が得られるためには、過去をしっかり受け入れる必要があります。最終的に自分の行動に自ら責任をもつことを受け入れなければ、未来は見えてきません。過去を無視したり軽視するのではなく、きちんと向き合ってこそ、未来が見えてくるのですね。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク
TCK Podcast 【今週のポイント】
★TCKの回復-選択肢を自覚する
大人になった現在、自分にある程度の折り合いをつけて、未来の自由な自分へ一歩踏み出しましょう。将来どのように生きる選択をするのかは、自分自身の判断という責任が付いて回りますが、楽しみですね。「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
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TCKの回復―傷を自覚する
本日は、NY在住のナビゲーター/麻衣子さんとお送りしています。
オープニングトークは「生きた軌跡」です(^^♪
「TCKの回復」と題したシリーズをお届けしています。本日は、傷を自覚する、というテーマでお送りします。自分の傷を明らかにした後、自分を傷つけた者に対して怒りを抱き続けるか、許すのか。大きな決断が必要であると書籍に書かれています。大きな焦点は、傷よりも「怒り」の扱い方です。
この怒りを「許し」に転換できなければ、傷ついた者たちは、傷つけた加害者にずっと支配されることになります。怒りを扱うとは、大変な作業ですね。
【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
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TCK Podcast 【今週のポイント】
★TCKの回復-傷を自覚する
「怒り」をケアすることは非常に大事です。傷から生まれた怒りは、復讐心となり「こころ」を支配してしまいます。真の回復とは、正々堂々とした人生を送ること。防衛的にならず、人間関係を信じられる自分の在り方とも言えます。「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
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TCKの回復―自らの喪失を自覚
本日は、NY在住のナビゲーター/麻衣子さんとお送りしています。オープニングトークは「世界の学び方」です(^^♪
「TCKの回復」と題したシリーズをお届けしています。本日は、自らの喪失を自覚する、というテーマでお送りします。書籍「サードカルチャーキッズ」の305ページをご紹介してますのでお聴きください。
回復するためには、ある程度の苦しみを引き受ける覚悟も必要です。これは本当に大変な作業です。肯定するために、一旦否定するプロセスが必要です。多くの場合、苦しみから単純に自分を切り離してやり過ごそうとします。
やり過ごせる場合は良いですが、大人になる過程や様々な人間関係の中で、哀しみが降りかかってくる、追いかけてくる場合があります。こうであるなばら、やはり「向き合うサイン」ですね。
【参考図書】
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TCK Podcast 【今週のポイント】
★TCKの回復-自らの喪失を自覚
喪失を自覚する。喪失は哀しみという感情を伴います。時には怒りとなって噴出することがあります。怒りを怖れず、表現してみてくださいね。それは回復に必要なプロセスだからです。「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
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父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。
産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com
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TCKの回復―怖れているものとは
本日は、NY在住のナビゲーター/麻衣子さんとお送りしています。オープニングトークは「HOME」です(^^♪
「TCKの回復」と題したシリーズをお届けしています。本日は、自分が怖れているものを自覚する、というテーマでお送りします。
大人になったTCKが、海を越えた経験が苦しかったからこそ、その時代に向き合うことが苦痛だという人がいます。そのような方はチャンスです。現在が上手くいかなかったり、自分が頑張っているのに、もっと頑張らないと!と焦燥感に近い向上心が生じる場合は、過去の何かを克服したくて、現在があるからかもしれません。
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★TCKの回復-怖れているものとは
自分が怖れていたものを自覚する。過去の苦しみを感じると、多少の痛みを感じることは避けられませんが、自分の人生に確からしさ、ありのままの自分の強さが宿ってきます。是非、自分のために、自分を深く知ってくださいね。「今日もTCKの氣もちにありがとう!」
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元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第95回目のインタビューは、Shotaさんのお話です。
・海外渡航歴 1回
(大阪府堺市生まれ/
小3 ルクセンブルクへ引越。
インターナショナルスクールおよび補習校に通う/
高1 京都の私立高校(帰国生が8割)へ入学/
日本の大学を卒業後、金融機関に就職/
現在タイ・バンコクに駐在。TCK2人の子育て奮闘中)
・サッカースクールに通う運動好きの少年だった。ルクセンブルク行きを言い渡され、泣いていたのを覚えている。
家族全員がリビングルームに集合して、ルクセンブルクに行くことを聴かされた。突然のことだった。友人と離れることが嫌で、悲しくて泣いた記憶がある。
・英語が話せないことはストレスで、周りの人に自分が分からないと思われるのが嫌だった。
ESLを利用することで英語が話せるようになった。一方、日本のコンテンツには助けられたと思う。ポケモンカードが流行っていた時期に、レアカードを持っていた自分はそれを保持していたお陰で、コミニュケーションが出来る経験ができた。中2-3年になると、周りの日本人が帰国することで日本人が自分だけになった。それにより、様々なコミニュティーでいろんな国の友人との交流が拡がった。楽しい記憶が鮮明に残っている。
・高校1年時に、日本へ単身で帰国する選択をした。
キラキラした日本を想像していながらも、日本を7年も離れたことから日本を怖いと感じる面もあった。帰国生の多い高校に進学して寮生活を送った。テニス部は日本的な体育会組織であり、慣れるまで時間を比較的要した。しかしながら、一旦慣れてしまうと、高校生活が(授業もテニスも)全般的に楽しめるようになった
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
様々な国の人たちに出逢い、日本を逆に意識させられたと感じている。例えば、ヨーロッパで生活しているとアジア人として一括りにされることも多い。そんな場面では、「自分は日本人だ!」と主張したくなった。このように、自分の国を見つめる機会が多く得られたのだと思う。
と語られるShotaさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。ShotaさんのTCK体験をお楽しみください。
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詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
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代表/ 初田美紀子
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元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第94回目のインタビューは、元津 弘晶さんのお話です。
・海外渡航歴 1回
(奈良市生まれ/
6-11歳 仏アルザス地方へ引越。現地校および補習校に通う/
小6 奈良市の公立小学校に編入/
中学~大学まで日本で学生時代を過ごす/
電子部品メーカーに就職。物流会社に転職され活躍中)
・活発な少年だったが、フランス行きは不安だった。
フランスの当初の印象は、自然豊かなイメージ。現地校ではフランス語の習得に苦戦し、日本人とばかり一緒に過ごしていた。5年目になり、クラスに1人も日本人がいなかったことから、学校生活が楽しくなったのを思い出す。数学が得意だったことは利点で、フランス語はダメでも数学は人に教えられる自信が付いたと思う。
・小学6年、奈良に帰国後、日本では目立ってはいけないことを悟った。
日本はフランスにあるような積極性を感じにくい社会だと思った。学校の授業で挙手するのが普通だったフランスとは一転し、日本では先生が生徒を当てる方式を見て、自分の中に培った積極性を一旦控えたように感じている。
・中学から6年間、帰国生が多い学校に進学したことは、自分にとって大きいと感じている。
自分以外の帰国生と一緒に過ごせることは、ポジティブな面が多い。フランス帰りの帰国生はいなかったが、海外で生活した経験が共通している仲間と出逢い、疎外感を感じずに過ごせたことは、仲間意識を醸成できた点が良かったと思う。自由な校則にも支えられたと振り返る。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
「地図」が大事なアイテムである。陸続きのフランスでは、旅行した都市を地図上にマーキングした。その経験が社会の科目を好きになることに繋がり、大学では政治学に興味を持ったと感じている。自分のベースを培ったのかもしれない。
と語られる弘晶さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。弘晶さんのTCK体験をお楽しみください。
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