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Author: ラジオ沖縄

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40年以上続く超人気番組。沖縄の「今」を沖縄の「言葉」で紹介します。

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2025年9月11日(木)琉球新報の記事から紹介します。上地和夫さんです。「第70回沖縄全島エイサーまつり」が12日から14日まで沖縄市のコザ運動公園陸上競技場などで開かれます。1956年、コザ市の誕生と同じ年に開催された「全島エイサーコンクール」がその始まりでした。当時のコザ市は、軍用地の接収を巡りアメリカ軍と県民の間で対立が起きた島ぐるみ闘争や住民運動に対するアメリカ軍の経済的な対抗措置とも言える「オフリミッツ」が行われるなど混迷を極めていましたが、当時の大山朝常コザ市長は「自分たちの町として市を活性化するためには若者のエネルギーが必要」と考え、全島エイサーまつりを企画していたということです。第1回からエイサーコンクール形式で開催されましたが、青年会から順位に不満の声が上がるなどトラブルが頻発。77年の第22回から「全島エイサーまつり」の形式に変更になり、今や県を代表するイベントに成長を遂げました。「沖縄全島エイサーまつり」は初日の12日午後7時からは、沖縄市の胡屋十字路周辺で「道ジュネー」が行われ、中日の13日は午後3時から、第47回「沖縄市青年まつり」が開催されます。最終日の14日午後2時半からは本祭が開催され、大トリは沖縄市の園田青年会が務めます。  (了)
2025年9月10日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。 ハブ関連の通報が1年で600件以上寄せられる県警。沖縄の警察官として必須の捕獲技術を習得しようと、県警察学校は3日、初任科長期課程生を対象にハブの捕獲訓練を実施しました。訓練を前に、ハブの種類や特徴などを学ぶ講義も実施し、本島にはハブ、サキシマハブ、タイワンハブ、ヒメハブの4種が生息し、それぞれ模様や体長が異なることなどを学びました。訓練では生きたハブとヒメハブをかごから外に出して観察した後、毒のないアカマタで捕獲器の使い方などを学びました。ハブを捕獲する際、頭から見て体長の3分の1程度を捕獲器の先でつかむ必要がありますが、素早く動くアカマタを前にした生徒らは、後ずさりしたり、尻もちをついたりと苦戦しながらも捕獲に挑んでいました。ハブを初めて見たという生徒は「動きが速く、難しかった」と話し、別の生徒は「怖かった」と驚きを隠しませんでしたが、2人とも「今回の訓練を生かしたい」と意気込んでいました。訓練の講師を務めた県衛生環境研究所主任研究員の寺田考紀(てらだこうき)さんは、特に9月から11月に被害が多くなるとして「見つけても近寄らず、通報してほしい」と呼びかけました。              (了)
2025年9月4日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。那覇市が管理・運営し、市の歴史や文化を発信してきた那覇市歴史博物館が8月31日、2006年から19年にわたった歴史に幕を下ろしました。那覇市のパレットくもじ4階にある博物館では午後7時から閉館セレモニーが開かれ、集まった大勢の市民や関係者らが別れを惜しみ、午後7時20分すぎにシャッターが閉まると、市民から「ありがとう」の声や指笛が飛びました。那覇市歴史博物館は、尚家22代当主の故・尚裕氏が1995年、那覇市に尚家関係の文書などの文化財を寄贈したことを契機に2006年7月に開館しました。文化財の一部は国宝にも指定されており、セレモニーであいさつした古謝玄太副市長は、「『駅から5分の国宝』をキャッチコピーに市民・県民をはじめ国内外の多くの皆さまにご愛顧いただいた」と振り返りました。市所有の文化財は、県が整備を進める首里の中城御殿跡地御内原エリアに来年以降に開館予定の新しい博物館に移します。2009年から2012年まで館長を務めた那覇市の我謝幸男さんは「19年間、この場所で市の歴史を伝える役目を果たしてくれた文化財が、あるべき場所に帰っていくことになる」と感慨深げに語りました。   (了)
2025年9月3日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。総務省がこのほど発表した昨年度のふるさと納税寄付額によりますと、沖縄全体では県と41市町村の合計が前の年度に比べて11・4%増の165億7400万円となりました。19年度との比較ではおよそ2・5倍に達しています。返礼品の調達経費や寄付の流出による減収額、国からの補てんまでを加味した「実質収支額」を算出すると、宜野湾市と渡名喜村を除く39市町村が黒字となっています。昨年度の受け入れ額、実質収支とも上位3自治体は恩納村、石垣市、宮古島市となり、全国的にも知られる人気観光地が独占しました。 県市町村課によりますと、全県的に返礼品の数自体が増え、特に観光地の自治体ではホテル宿泊券、ペイペイ商品券など現地決済型の返礼品が呼び水になっています。一方で、人気の返礼品に寄付が集まることで、苦戦を強いられる自治体もあります。昨年度の実質収支は宜野湾市と渡名喜村で赤字でした。宜野湾市の実質収支の赤字は3年連続です。市企画政策課は寄付額が伸び悩む要因として、自治体によってホテルの立地や、知名度がある特産品を持つ事業者が所在する状況に差があることや、市内がほぼ市街化区域で返礼品となる農産物が少ないことを挙げています。                      (了)
2025年8月28日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。全国中学校体育大会の剣道女子個人の決勝トーナメントが25日,宮崎県の早水(はやみず)公園体育文化センターで行われ、決勝戦に進んだ上山(うえのやま)中学校3年の富島花音(とみしま かのん)選手が千葉県の選手に延長の末、面1本を決め、優勝しました。1、2回戦はともに相手に1本を先に取られる試合展開でしたが、負けていても、焦らずに自分の剣道を貫き、下がらずに攻撃を重ねることで生まれる相手の隙を見逃さずに勝機をものにしました。「初戦と2回戦を勝つことで、緊張感もなくなり、より自分の剣道に集中できるようになった」 と言うように、相手を崩してからの胴や飛び込んでの面など、得意とする技が決勝に近づくにつれ、磨きがかかっていきました。決勝では、お互いなかなか1本が決まらず、延長にもつれましたが焦りはなく、相手の動きを冷静に見ながら、ペースに巻き込まれることなく自分の剣道ができました。細かく動き、勢いのある相手に苦戦しながらも、わずかにできた隙を見逃さず、面を決めました。黒島選手は「今回は試合を重ねながら勢いが出てきた。その勢いを最初の試合から出せるように練習を積み重ねていきたい」と新たなる目標を見定めました。  (了)
2025年8月27日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。 宮古テレビ制作の啓発CM「STOP不法投棄」が、ケーブル・アワード2025第18回ベストプロモーション大賞で県内では初となるグランプリを受賞しました。制作した営業部部長の荷川取辰彦さんが13日、社内で受賞を報告しました。CMは市の不法投棄撲滅キャンペーンで制作され、シリーズ5年目で、宮古テレビ職員がバスガイドに扮し、島内の名所を巡るという内容です。訪れた場所は不法投棄の現場で、島の美しさとのギャップをユニークに表現したと評価されました。 観光客は市職員が好演し、ごみの散乱を見て「あー、がっかり」と最後は肩を落としました。荷川取さんは、受賞を喜ぶとともに「こうしたCMを放送する必要のない島になってほしい」と話しました。受賞作品はQRコードから視聴できます。              (了)
2025年8月21日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。戦時中に使われたとみられるバッジのようなものが糸満市真栄里で見つかり、発見者の那覇市の男性が持ち主や関係者を探しています。数年前、糸満市真栄里の「歩兵第32連隊終焉の地碑」近くで土を掘っている際に、表層近くでバッジのようなものを見つけました。真ちゅう製とみられ、大きさはおよそ3センチ、沖縄本島を、桜の花が囲む図柄で、裏側には、留め具の土台のようなものがついています。関係者に返却したいと思い、インターネットで戦時中の校章などを探しましたが、一致するものは見つかりませんでした。歩兵第32連隊は山形県出身者が多く、付近には沖縄戦で命を落とした山形県出身者を慰霊する「山形の塔」もあり、男性は「もしかしたら山形の方のものかもしれない」などと思いを巡らせています。沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんは発見状況などから戦時中のものとみられるとした上で「当時のもので沖縄がデザインされているのは珍しい。関係者が見ればすぐに分かるのでは」としています。バッジについての問い合わせは琉球新報暮らし報道グループ、電話098(865)5158です。  (了)
2025年8月20日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。北部地区医師会が運営する北部看護学校の経営安定化や教育環境の充実に向けて、北部市町村会と北部地区医師会、名桜大学の3者は看護校を公立化し「名桜大学付属北部看護学校」とする方針を固めました。文部科学省などに必要な申請を提出しており、来年4月から、公立の専修学校として運営を目指します。文部科学省によりますと、公立大学が付属の専修学校を運営した事例はなく、全国で初めてとなります。北部看護学校は、若年人口の減少や高額な授業料、公立校に比べるとブランド力が低いことなどから、入学者数が減少傾向にあり、昨年度と今年度の入学者数は「定員割れ」となりました。3者は公立化で学生を呼び込み、慢性的な看護師不足の解消、安定的な地域医療の構築を目指す考えです。看護師学校指定の認可は10月ごろに下りる見通しだということです。名桜大学で14日、関係者による記者会見が開かれ、北部地区医師会の石川清和会長は公立化について「北部の看護師の育成継続と、医療、介護、福祉を含めた、地域医療包括ケアの強力な推進力となる」と説明しました。  (了)
2025年8月14日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。 県内のスーパーやコンビニなどの小売店と連携して防犯活動を推進しようと、県警は5日、県店舗対象犯罪防止連絡協議会を那覇市の県警本部で開きました。16事業者と県警関係者の19人が参加し、万引や特殊詐欺の被害防止に関する情報を共有しました。県警によりますと、去年、県内で発生した万引の認知件数は1406件で、窃盗犯全体の24%を占めました。特殊詐欺は171件でした。県警は、増加する被害を食い止めるために活用してもらおうと、各種被害の発生件数や場所、被害品などの情報を共有しました。また、万引が犯罪と示すための店内放送を流したり、特殊詐欺の金品のやり取りで使われやすい電子ギフトカードの購入者に、県警作成の注意喚起カードを渡したりするなど、対策の協力を呼びかけました。連絡協議会の高江洲会長は「情報を有効活用し防犯対策に反映してほしい」と呼びかけました。 (了)
2025年8月13日(水)琉球新報の記事の中から紹介します。担当は上地和夫さんです。中部観光バス会長の島袋隆さんが、復帰前最後の琉球大学の卒業証書を手にし、「53年前の卒業証書を受け取ることができた。奇跡。」と感激しています。島袋さんは当時の法文学部法政学科で学びましたが、諸事情で卒業式に出席できず、「保存されていること自体が信じられなかった。経年劣化や黄ばみもほとんどない」と驚いています。島袋さんは、最近、県外の市長の学歴詐称問題がニュースになっているのを目にして、自身が卒業証書を手にしてないことに気付き、大学に問い合わせました。琉大は79年から82年にかけて首里キャンパスから西原キャンパスに移転した際、膨大な設備、器材、資料などの移転作業があったにもかかわらず、卒業証書などの資料は厳重に保管していました。大学側によりますと、卒業証書の問い合わせや、紛失による証明書発行などの問い合わせは年間通して少なくないということです。卒業証書は高良鉄夫学長名で1972年3月25日付です。島袋さんは「保存されていることを知った時は本当にびっくりした。思いがけないプレゼントをされた思い」と母校の琉大に感謝し、卒業式に参加できなかった同窓生に「人生の一つの節目である卒業証書をぜひ受け取ってほしい」と呼びかけました。(了)
2025年8月7日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。名護市内の賃貸物件の不足に伴い名桜大学の今年度の新入生の一部が入居先を見つけられず学内の施設で寝泊まりしていた問題で、今月8月中に全員が住まいを確保して学内の施設から退去できる見込みであることが2日、分かりました。市内では、空室の賃貸物件が数年前から減る中、テーマパーク「ジャングリア沖縄」の開業に伴う需要増加などが重なり、特に空き室の賃貸物件がない状態となっていました。市は、ジャングリア沖縄の運営会社ジャパンエンターテイメントと工事関係者の賃貸物件からの退去情報を共有し、大学は不動産業者や物件オーナーらと協力して空き物件情報を学生に提供していました。大学によりますと、7月25日現在も暮らす8人のうち、7人は住居が決まるなどし、残り1人も8月末までに入居先が決まるとみています。名桜大生の住居不足を巡っては、市と大学、北部広域市町村圏事務組合が協議会を立ち上げ、住居確保に向けた話し合いを重ねてきました。今後、次年度以降の対策などを話し合う予定で、卒業生が退去した物件を可能な限り新入生に紹介することなどを、県北部地区宅地建物取引業者会の会長に要請するということです。  (了)
2025年8月6日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。グーグルが提供する地図情報サービス「グーグルマップ」が開設20周年を記念し、発表した47都道府県の人気場所ランキングによりますと、県内では本部町の「沖縄美ら海水族館」が1位に輝きました。7月末時点で、6万5千件の口コミ数があり、レビュー評価は5点満点4・6でした。1位の沖縄美ら海水族館は24年度の来場者数は343万人と県内屈指の観光施設です。24年度8月には来場者6000万人を達成し、口コミでは「巨大なジンベエザメが泳ぐ黒潮の海大水槽は圧巻」「見どころいっぱい。何時間いても、何回行っても飽きない」といった声が並びます。2位は那覇市の「首里城」、3位は北谷町の「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」、4位は那覇市の「那覇国際通り商店街」、5位は恩納村の「万座毛」でした。都道府県ランキングはグーグルジャパン公式ブログで紹介しており、グーグルマップは「夏休みの旅行で、または家にいながらストリートビューで、日本の素晴らしい場所を訪れてほしい」と呼び掛けました。  (了)
2025年7月31日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。 ハンドボール分野で児童生徒の県外派遣を支援し、県内大会も開催してきた国際旅行社が、今月7月から中学生女子を対象にした「ITS U―15ハンドボールクラブ」を始動させました。少子化や部活動の地域移行化で競技人口や練習環境が減少する中、ハンドボール文化を盛り上げようと構想2年で実現しました。女子の競技人口が減少しているということで、小学校で練習を積んでも、中学校で活動の場がない事例もあるため、受け皿になる考えです。メンバーは数人程度のため、那覇市以南からの参加を募集しています。部費は2千円で、気軽に参加できるようにユニホームやボールなどの備品は会社で準備したということです。規模や活動機会を広げるためスポンサーも募集中です。創部間もないため手探りな部分もありますが、国際旅行社の大浜課長は「競技を通して子どもたちの人間力も育てていきたい。われわれの活動がモデルケースとなることで、ハンドを楽しむ子どもたちが夢を持てる環境が広がると思う」と語りました。参加した女子生徒らも「みんなで楽しくハンドボールができるチームにしていきたい」と参加を呼びかけました。   (了)
2025年7月30日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。 沖縄が誇る伝統空手の魅力を発信しようと、2024年の第2回沖縄空手少年少女世界大会で上位入賞した中高校生8人が8月9日、大阪・関西万博会場で演武を披露します。「平和の武・沖縄空手を世界へ~空手と芸能が奏でる伝統の輝き~」と題した舞台には、上地流の段位を持つ玉城デニー知事も出演する予定です。本番は、総勢およそ250人で、伝統空手の首里・泊手系、那覇手系、上地流の型、棒やサイなど古武道の演武のほか、琉球舞踊やエイサー、獅子舞も披露します。21日には、豊見城市の沖縄空手会館で玉城知事と、伝統空手各流派の空手家らも参加して通し稽古が行われ、玉城知事は本番で披露する型「十六」の演武や板割りの手順を確認し、「万博への出演が伝統を絶やさず伝えていく大きな一歩になる。万全な態勢で舞台に立ちましょう」と出演者を激励しました。棒術を披露する那覇市立金城中学校2年の金城葵依さんは「先輩たちとなら本番も頑張れると思う」と語り、剛柔流の「シソーチン」を演武する小禄高校1年の玉城颯環さんは「この8人でかっこよくきれいな演武を見せて沖縄空手を広めたい」と意欲を見せました。   (了)
2025年7月25日(金)放送回担当は赤嶺啓子さんです琉球新報の記事の中から紹介します。名護市の辺野古区多目的運動場で5日、辺野古青年会が主催して角力大会が開かれ、区内外から総勢80人が参加し、技を競い合いました。大会には、小学生から一般までが参加し、小学生らは小さな体でも気迫を帯びた取組を見せ、観客らを沸かせました。地域に隣接しているアメリカ軍キャンプ・シュワブの兵士らと、辺野古青年会の交流戦もあり、会場は熱気に包まれました。小学1年から2年生の部で優勝し、賞品の自転車を勝ち取った男の子は「みんな強かったけど、初めて優勝できた。自転車がとても欲しかったから優勝できてとてもうれしい」とかわいらしい笑顔を見せていました。辺野古青年会の宮城会長は「会長になったばかりだが、みんなが大会を盛り上げるために協力してくれた。楽しい大会になったと思う」と話しました。
2025年7月24日(木)琉球新報の記事の中から紹介します。担当は上地和夫さんです。 与那原町の与那原マリーナの港内周辺に12日ごろから大量のハブクラゲが確認されていることが分かりました。隣接する西原町の西原きらきらビーチでも例年より多くハブクラゲが発生しているということです。きらきらビーチの施設関係者によりますと、ビーチの遊泳区域外では水難救助員2人がクラゲに刺される被害も出ました。いずれも軽症で済みましたが、皮膚の弱い人や幼児が刺されるとショック症状や重度の腫れなど命に関わる恐れがあるということで、両町や県は安全対策や注意喚起を呼びかけています。 ビーチではハブクラゲ侵入防止ネットを設置していますが、うねりの影響で侵入リスクがゼロではないことから、毎朝の水中確認や、地引き網でクラゲの捕獲作業も実施しています。クリード西原マリンパーク現場統括責任者は「子どもが刺されると命の危険性が高まる。人によっては腫れがひどくなる人もいる」と指摘し、遊泳区域外で泳いでいる人も見受けられるため、「刺される危険があるので、遊泳区域外で絶対に泳がないように」と注意を呼びかけています。ハブクラゲが成長する7月から9月にかけて被害も多くなるため警戒が必要です。  (了)
2025年7月23日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。県酪農農業協同組合の加入酪農家数が2024年度は46戸と過去最低となりピーク時の1970年代から7割減と大幅に減少しています。供給が十分ではなく、学校給食にも影響が出ていますが、飼料や光熱費の高騰などで農家経営が苦しいことが要因です。およそ8割が赤字経営だということで、離農も増えています。生産戸数は最も多かった1974年が203戸で、当時から77・3%減少しました。飼養頭数も減っています。24年度は1940頭で、20年度の2561頭から24・2%減少しました。生乳の生産量も19年度は1万9906トンでしたが毎年減少傾向で、直近の24年度は19年度に比べて22・6%減の1万5402トンまで落ち込みました。現在は1戸当たりの平均飼養頭数は成牛46頭で、組合の担当者は「生産者の高齢化や人手不足の影響で、飼養頭数を増やすことは限界がある」と説明します。生乳の供給が十分ではなく、給食では月に数日、加工乳で賄っている学校もあります。生産規模がさらに縮小した場合、給食への供給にさらに影響が出る恐れもあります。  (了)
2025年7月22日(火)放送回担当は中川信子さんです琉球新報の記事から紹介します。第30回「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」が13日、宮古島市のマティダ市民劇場で開催され、宮古島市と多良間村から7組8人が出場し、「ばんたがすまがーらす=私の地元の自慢」をテーマに発表しました参加者は、自分が生まれ育った地域の方言で、地域の伝統行事や身近な出来事を発表し、話が盛り上がり、ほとんどの出場者が5分間の制限時間を超過しましたが、ユーモアに富んだ語り口に観客は引き込まれた様子で、客席は大きな笑い声に包まれました。最優秀賞には、共に伊良部島の佐良浜集落出身の普天間一子さんと砂川小夜子さんのコンビが選ばれ、佐良浜のお母さんたちが子どもの運動会におしゃれをして応援に行くというエピソードを交えながら、佐良浜の地域性をユーモラスに表現しました。普天間さんは「まさか選ばれるとは思わなかった。方言を教えてくれた人、応援してくれた人たちに感謝」と話し、砂川さんは「先人たちの歩みがあったから今がある。今日は、私たちが一番楽しめた」と喜びを語りました。
2025年7月21日(月)放送回担当は上地和夫さんです琉球新報の記事から紹介します。県環境再生課は17日、アカギの木に被害を与える外来種の昆虫「アカギヒメヨコバイ」を宮古島市で確認したと発表しました。先島での確認は初めてです。2019年に国内で初めて那覇市内で確認された後、急速に被害が広がっており、県は警戒を強めています。アカギヒメヨコバイは体長4ミリほどのセミに似た小さな虫で、中国や台湾などに分布しています。アカギの葉の汁を吸い、変色や落葉などを引き起こします。樹皮がはがれ、枝が枯れてしまう場合もあります。県内では19年に那覇市で初めて確認された後、久米島町や伊江村、座間味村など周辺離島にも被害が広がっています。7月7日に宮古農林水産振興センターの職員が宮古島市内のアカギで葉の脱色や落葉を確認し、その後、県森林資源研究センターなどが、葉に付着していた虫をアカギヒメヨコバイと特定しました。県は宮古島市と多良間村に注意喚起をし、防除方法について伝えました。県環境再生課の担当者は、人の衣服にヨコバイが付着して分布を拡大する恐れがあるとし「被害木を処理する際は、服などに付着しないように注意してほしい」と呼びかけました。
2025年7月18日(金)放送回担当は赤嶺啓子さんです琉球新報の記事の中から紹介します。恩納村内で救護された、絶滅危惧種のリュウキュウオオコノハズクの幼鳥が11日夜、恩納村の県民の森周辺で放鳥されました。親鳥から離れて、うずくまっていたところを村内の男性が保護し、知人を介して琉球野生動物救護保全センターの金城輝雄代表に野生復帰に向けた飼育を依頼し、男性や金城代表らが見守る中、夜の森へと帰っていきました。男性によりますと、5月20日ごろ、車道の脇にカラスが群がっているのを発見し、不審に思って近づいたところ、成鳥が死んでいたということです。車道向かい側の土手を確認すると、ひながうずくまっており、飛べなくなっていると思い救助しました。ひなは雄とみられ、大きなけがはなく、当初から餌への食いつきも良好だったということです。11日夜に放鳥すると、ひなは近くの木にしばらくとどまっていましたが、徐々に木を移り、森の奥へと向かっていきました。男性は放鳥を見守り「いつまでも、大自然で元気に羽ばたいている姿を夢見ている」と話しました。金城代表は「放鳥したひなに  健康状態に問題はなく、あとはうまく生き延びることを願う」と話しました。
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