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まるっと!しあわせ川柳
まるっと!しあわせ川柳
Author: MBSラジオ
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Description
【毎週土曜日5時30分ごろ更新】
川柳をきっかけに、「どうすれば心身ともに健康でいられるのか。
幸せな生き方が出来るのか」を笑顔で探求する番組。
暮らしの中で生まれた川柳を持ち寄り、出演者・リスナーが一緒になって、
しあわせに生きるコツを見つけていきます。
師範はいません。生活者であるリスナー・出演者の体験こそが師となります。
〈出演〉水野晶子(フリーアナウンサー)、東村雅夫(まるむし商店)
76 Episodes
Reverse
「宝くじ空想いっぱい発表まで」(トラのネコ)
年末ジャンボに夢見る季節になってきました。
一方で
「年賀状ハガキ値上げで今年まで」(人見知りぼっちライダー)
夢のない現実に直面する日々ですね。
だからといってストレスを発散する場所を間違えないように気をつけなくては。
「飲み会はハラスメントに気を揉んで」(堺市のターチン)
そして、この時期は別れのときにどんな声を掛けるか、ビミョ~なんてす。
「良い年を挨拶早すぎまた出会う」(淀屋橋大江橋)
そろそろ、こんな締めくくりの句も頂くようになりました。
あー、焦る?!
「振り返り今年一年何をした」(名探偵粉モン)
(水野晶子)
今日は桐子先生のご出演でした。
「ヒト科住む動物園を熊見てる」(堺ワクワク)
熊の立場から物事を見れば、こう言えますよね。
桐子先生は「なりきり川柳」だとおっしゃいます。
熊になりきってみれば、ものの見方が変わります。
何にでもなりきってみれば、新しい発見につながります。
あなたなら、何になりきりますか?東村さんは、マスクになるんですって。
「北風が老いた夫婦を引き寄せる」(テコ&コテ)
これは「引き寄せる」という言葉選びが抜群た、と桐子先生。
北風を嫌なものだと思い込まずに、磁石のように2人をくっつけてくれる「北風効果」だととらえると、ほっこりする一句が生まれます。
どちらの作品も、視点がガラリと変わるところが、魅力です。(水野晶子)
「木枯らしが吹いても短パン男の子」(あさまがたけ)
子供の頃は、私もストッキングなんて履かずにスカートで平気でしたっけ。
いつから、こんな寒がりになってしまったのやら。
でも、年を重ねたからこそわかる幸せってものがあります。
「日向ぼこじんわり心あたたまる」(ゆみちゃん)
幼いときには、この感覚、わかりませんでしたねー。
こちらの一句も、若い時には分からなかった思いです。
「年寄りに便座はいつも温かい」(テコ&コテ)
便座は、裏切りません!(水野晶子)
「七五三今日はお宮で五七五」(田原勝弘)
七五三のお祝いで一張羅の子供たちの姿に出会える日。
おじいちゃんおばあちゃんに抱かれた一枚の写真は、一生大切な想い出になりますね。
孫のためなら!と出費もかさむことでしょう。
「七五三お祝い多く爺誤算」(井上良登)
音でうまく遊んでくださいましたね。
「天気良く気温も下がり紅葉めで」(和子のダンナ)
週末は紅葉狩りにお出かけの方も多いでしょう。これぞ!という一枚、撮影したいです。
気をつけなくてはいけないのが
「ついに出たっ!ウチの前にもクマ親子」(こうみちゃん)
どうぞ、穏やかな紅葉シーズンを。(水野晶子)
「孫たちになんと伝えよくまさんを」(坂の上のひこうき雲)
私は朗読するための本を探すため、絵本もよく手にします。
動物が登場するお話は多くて、中でもクマは絵本の中では大スターです。
無邪気な子熊や、愛情深いお母さん熊など、愛すべきキャラクーとして描かれますよね。
けれど、このところ熊による被害が連日のように伝えられて、なんとも辛い気持ちになります。
「なんやろか今年の漢字米か熊」(紀州の梅里)
確かに、米の不足、高騰、そして米国大統領の発言に一喜一憂せざるを得ない現状。
そして熊問題。
どちらに対しても即効の手立てはなく、不安を解消できない秋です。
最後にほっこりする秋の一句を。
「秋風が離れた心くっつける」(背黄青鸚哥)
(水野晶子)
早苗といえば、お米の話だと思い込んでいましたが、今は違う意味で、川柳ワールドにデビューしてきました!
「裏金もサラッと混ぜて早苗色」(菩提寺太郎)
驚きましたよ、早苗人事。もう、あの問題は、なかったことに??
「早苗植え実りの秋までもつやろか」(あさまがたけ)
ノーベル平和賞に推薦された人が、核実験再開を宣う現実。早苗川柳の盛衰や、いかに?(水野晶子)
今朝は桐子先生が、川柳アドバイザーとしてご出演くださいました。
話題の中心は「膝ポン!川柳」。
思わず、膝を叩いてしまう川柳です。
「朝晩はちょっと冷たい便座かな」(ゆみちゃん)
この季節、誰もが感じる瞬間ありますよねえ、でもそのことをわざわざ誰かに話す程でもない。
そんな小さな発見を五七五にまとめると「わかるわかる?!」と、膝を叩きたくなるものです。
「スーパーに上着一枚いる季節」(モンブラン)
これも、わかるわかる!
両方の句に共通しているのは、ごく日常空間の、ごく日常動作の中に、小さな発見をしたところですよね。
何も特別なことをする必要はありません。膝ボン川柳のタネは、日々の暮らしで、誰もが思っていることに在るようです。
そう思えば、お手洗いもスーパーも、一気に川柳ワールドへの旅となりますよ。(水野晶子)
「ちゃんと来たないかと思った秋が来た」(良牙さまのいいなずけ)
ほんまですねえ、来ました来ました!
「あれっ!いまの振り向き探す金木犀」(坂の上のひこうき雲)
香りも秋のものになってきます。でも、食卓はというと、
「新物のサンマ買えても米買えず」(山本忠明)
一方、政局は秋の大波乱。
「早苗さん上り詰めたね高い位置(高市)」(くずれ荘管理人)
「早苗さんわたしやったらねられへん」(花散里の母)
でも、数合わせの渦に、お米のや物価高対策は、どこへやら。
「どうなってる新米出ても値下がらず」(ピンクなアン)
センセイ方ど、っちを見てますかー?(水野晶子)
「バケバケ」を「ゲバゲバ」と言うシニアです」(花散里の母)
思わずゲバゲバ90分を思い出した私も、シニアです。
「立ち上がり何で立ったか妻に問う」(酔いどれおやじ)
今しがたのことも、アレレ?では長期記憶はいかがですか?
「記憶消え黙って過ごす同窓会」(吉川泰司)
同窓会川柳はこれまでにも沢山お寄せ頂きましたが、沈黙の同窓会川柳は初めてかも?
みんな弱点を持ち合って集まるのが、同窓会かもしれません。
ところが、忘却力を発揮できず、かえって辛い思いをするときもあるから、ややこしいですねー。
「忘れたいこと覚えてる頑固脳」(歩くアザラシ)
(水野晶子)
「貧困の話できるの?料亭で」(トラのネコ)
この一句は、政界の中枢と国民感情の乖離を、見事に表してくれていると思います。
「また値上げつぎの節約知恵絞る」(たっくる)
まだやれること、ありますか?私はお風呂の水位を下げました。
首まで浸かるのは、難しいです、トホホ。
「秋の季語総裁選を加えます」(やぶちゃん)
国のリーダーよ、川柳に込められた怒りを、読み取れますかー?(水野晶子)
桐子先生の赤い口紅の話題から始まった、今日の番組。秋は色の変化に敏感にさせてくれる季節です。
「暑くてもビールの缶には秋がくる」(坂の上のひこうき雲)
秋の彩りを感じるために、どこかの森や山など自然中に出向かずとも、日常の人工的なもので面白い発見ができますよね。変化は、目に見える色だけではありません。
「イヤホンを外して気づく森の息」(逆さ蛍)
虫や風の音も秋のものになります。それを森の「音」とせずに「息」としたことで、生命感が伝わってくるようですね。一文字を工夫するだけで効果絶大!あなたもどうぞ、秋の描写に一工夫を加えてみてください。(水野晶子)
彼岸花の赤い姿に、今シーズン初めて出会いました!
「まんじゆしゃげまんじゅしゃかなら百恵ちゃん」(老ーmanおじん)
今週、皆さんから頂戴する川柳がいきなり秋色に彩られ始めました!
「サツマイモ柿栗さんま梨きのこ」(明石の小町)
「久しぶりいただきましたデカ!秋刀魚」(まさじい)
季節が移ろうときには、川柳がより楽しく踊り出すように感じます。
あなたの日常には、どんなことから秋がやってきましたか? 五七五に託してお送りくださいね!(水野)
「『愛してる』だけは言えます五か国語」(長岡正広)
あなたは何か国語言えますか?
「愛してる」だけを世界中の言葉で言えたら、楽しいことになりそうですよね。
さらに川柳で「愛してる」を表現するとすれば?
「夫逝き川柳の種無くなった」(モンブラン)
この一句も、思いっきり「愛してる」のように思います。(水野晶子)
今日は何の日?
9月6日は黒酢の日でもあり、黒豆の日でもあり、そしてクロスワード、クロレラの日でもあるとか。
9(く)6(ろ)と語呂合わせするなら、いろんな発想ができそうです。
でも、松崎しげるさんの日でもあったとはー!
東村さんの狙いは「愛のメモリー」の熱唱だったのでしょうねえ。最初から、その罠に気づくべきでした。ああ、悔しい...。
桐子先生にご出演いただきました。
今日アドバイスもらった「省略」の話、いかがでしたか?
「いけるかも年賀と残暑一枚で」(淀屋橋大江橋)
「ハガキ」という文言はないのに、すぐにハガキのイメージがこちらに伝わってきます。
「年賀状」とも「残暑見舞い」とも書いていないのに、すべて理解できますよね。
省略の妙ですね。(水野晶子)
連日の猛暑に、なんとか涼しさを届けたい!と、東村さんのダジャレが怒涛のように繰り出されました。
凍りつくダジャレの渦に巻き込まれ、あなたの体感温度は少し下がりましたでしょうか?
風鈴や虫の音など、音を耳にして想像するちからで、私たちの脳は涼しさを感じることが実証されているとか。
東村さんのオヤジギャグにも、そんな効果があったと信じたいです・・・(水野晶子)
お盆のこの時期、あなたはどんなふうにお過ごしでしょうか?
いつもよりお忙しい方もいますよね。
「袈裟の下玉の汗かき走る盆」(小太郎)
また、平和への思いを深めるときでもあります。
「手を止めて終戦の日手を合わす」(徳田忠広)
戦後80年。核兵器の使用をちらつかせるリーダーが出現してきた世界に、私たちは今暮らしています。
近藤勝重さんなら、どんな言葉を発するかなあ、と思いを巡らせています。(水野晶子)
いよいよお盆休みだ!という方も多いことでしょう。
子どもさんやお孫さんを迎える準備にお忙しいかもしれませんね。
今年は、集まる人たちに涼やかに過ごしてもらうために、様々な工夫が必要かもしれません。
「お泊りのオムツを背負って曾孫来る」(コッペパン)
「ばぁちゃん家ナスとキュウリの馬並べ」(農道のポルシェ)
賑やかなご様子がうかがえます。
物価高の折ですが、みなさんが美味しい食卓を、笑って過ごせますように!(水野晶子)
吉田拓郎さんが歌った「夏休み」。1年前に東村さんが疑問を呈した歌詞。
「姉さん先生もういない きれいな先生もういない」の部分。
「姉さん先生」という造語は、一体どんな人のことを指しているのか?
なんと1年ぶりに、その答えを引っさげて、東村さんが現れました!
1年前のあの放送、あなたは覚えていらっしゃいましたか?
この酷暑の中でも、東村探偵、なかなか粘り強いですねー。
八日目の蝉。
東村さんが、その言葉を発した時、私の胸に浮かんだのは、この言葉をタイトルにした映画。
愛に飢餓感を覚える女たちの切ない物語でした。
蝉は地中に平均数年間生きているそうです。私たちの目に見えない世界での営みが、実は長いのですね。
地上では切ないけれど、1個の生命としては、ドッコイたくましく生
きている。
そんな意外性から、今朝の東村ワールドは始まりました。なんと到達した先は、文珍さんと八方さんの違い。
こんな意外なコーナー展開って、あるかしらー?(水野晶子)






















