Discover旅する民俗学 Zip Code Journey
旅する民俗学 Zip Code Journey
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旅する民俗学 Zip Code Journey

Author: Azuki58

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地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。
日本人とは?日本とは?
あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。
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知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。
民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。
あなたの暮らしの片隅に、そっと寄り添う番組です。

更新頻度:月・木
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メール:zipcodejourney@gmail.com
Xアカウント:https://x.com/Appletaro

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以下のテーマに関心のある方におすすめです:
歴史 / 民俗学 / 郷土史 / 日本文化 / 伝承 / 風習 / オカルト / 社会構造 / ローカル文化 / folklore / japanese history
84 Episodes
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北海道・小樽に残る「鰊御殿(にしんごてん)」ニシン漁で財を成した青山家が築いた豪邸は、かつて“海の米”がもたらした繁栄の象徴だった。春、海が乳白色に染まる「群来(くき)」の光景。肥料として全国へ運ばれた鰊粕(にしんかす)。そして、乱獲と化学肥料の登場によって失われた豊漁の時代。取り壊し予定のイギリスから渡ってきたステンドグラス。教会の窓が、遠い異国で再び光を受ける。聖と俗、過去と現在の光が交錯する、そんな北海道旅二日目。
北海道・洞爺湖の虻田神社に導かれた旅は、思わぬ“腹痛事件”から幕を開ける。絶体絶命の危機を乗り越えて辿り着いた登別では、アイヌの熊祭〈イヨマンテ〉の記録から、熊と人との関係をたどる。佐々木長左衛門『アイヌの熊狩と熊祭』(大正15年)をもとに、アイヌの熊飼育・熊送り儀礼(イヨマンテ)を民俗学的に読み解く。神の使いを殺し、神のもとへ送る現代の観光と信仰のあいだに、どんな断層があるのか?北海道を舞台に、人と熊の距離を見つめなおすフィールドノート。
「法事の夜に現れた曾祖母」「玄関の雲壁に貼りつく影」「河童に孕まされた女」雪女の正体は歳神(来訪神)?河童伝承は間引きを語り変えたもの?遠野に息づく「生と死」「性と禁忌」「神と妖怪」のグラデーションを、民俗学・宗教・社会史の観点から語る。✉おたよりはコチラ
千年前の日本に生きた人の声を聴く。鴨長明『方丈記』を、現代の語りで。無常を語ることばが、静かな眠りへ。
1950年、会津の山村で妊婦の遺体から胎児を取り出して埋葬するという「胎児分離埋葬事件」が起きた。警察が動いたこの奇怪な事件の背景には、「祟り」を恐れる村の信仰と、妊婦の死を“穢れと罪”と見なす民俗的世界観があった。産女伝承から水子供養まで、「命」が人になる前に抱えていたものとは何かをたどる民俗学エピソード。参考文献『怪異と身体の民俗学: 異界から出産と子育てを問い直す』安井 眞奈美 2014『山口弥一郎の東北研究再考』内山大介 2022『堕胎・中絶・間引きに見る生命観と倫理観』松崎憲三 2000✉おたよりはコチラ
遠野物語に現れる数々の「死のしるし」をめぐる回。 大病の人が最後に外出して人々に会う臨終外出譚、火事を予言した芳公馬鹿の奇妙な力、臨死体験として描かれる芥子の花畑、津波で妻子を失った福二の再会、そして夢の中で妻の魂が狐に憑いて現れた物語。これらの話は、死を「突然の終わり」ではなく、共同体の中に現れる予兆や魂の外出として捉えていたことを示している。✉おたよりはコチラキーワード:遠野物語/柳田國男/民俗学/死後
民を守ったとされる安曇野の八面大王は、朝廷からは鬼とされた。善光寺に封じられた物部守屋の記憶。戸隠に伝わる鬼女紅葉の伝説。本エピソードでは、「鬼」と「信仰」が交錯する伝説ををめぐり、三層レイヤーで掘り下げ。地域に残る史跡と人々の記憶を辿る。「鬼」とはなにか?
黒曜石の産地として知られる長野・星糞峠と、戦国大名の夢が刻まれた国宝・松本城。古代の交易と城下町の歴史をつなぐ「石」と「城」の物語を、民俗学と歴史の視点から掘り下げ。旅好き・歴史好きに向けた知的エンタメPodcast。旅の臨場感と、文献からの学びを一緒にどうぞ。
【仏像ビギナーも安心】東京国立博物館で開催中の特別展「運慶 祈りの空間─興福寺北円堂」をきっかけに、如来・菩薩・明王・天部の分類、弥勒信仰の歴史、運慶作の仏像の見どころ、無著・世親兄弟像、四天王像まで、しっかり初心者ガイド。「仏像ってどう見ればいいの?」という疑問から、「鎌倉時代の運慶仏はなぜ迫力があるのか」まで、初心者にも分かりやすく語る。
遠野の家には、ただの住居以外の意味が宿ってた。L字の家「曲がり家」、キノコの毒で全滅した長者の家、正月の門松にまつわる不思議な風習、狼に襲撃された家、そして幻の家「マヨイガ」。今回のエピソードでは、遠野に伝わる家と運命の物語をめぐる。✉おたよりはコチラ
今回の旅の舞台は、日本三景・松島。その中心にある瑞巌寺には、知られざる“謎”がいくつも眠っている。①本当に円仁は開山したのか?②源義経を呪った?③北条政子の手紙と仏舎利容器④天台宗から禅宗へスイッチの真相⑤伊達政宗の野望⑥荒廃を乗り越えて明治に復活⑦境内に佇む謎の石碑「鰻塚」時代とともに「語られ方」が変わっていく寺の歴史は、まるでパズルのようである。
本エピソードでは・神隠しの女・嫁姑問題殺人事件・お稲荷さん自宅に構築・耶蘇教と西洋人単なる怪談ではなく民俗学的テーマを読み説く。遠野に生きた人々の記憶と外来文化との交錯。『3×3×3』ゆらゆら帝国✉おたよりはコチラ キーワード:遠野物語 / 神隠し / 山姥 / 狂気 / 異人伝承 / 柳田國男
Podcast『イヴォンヌの話』ちとせさんをお招きして、挑戦したテーマ、「唯識」後編。どうすれば日々の苦を和らげることができるのか?✉おたよりはコチラ
Podcast『イヴォンヌの話』ちとせさんをお招きして、挑戦したテーマ、「唯識」。”この世のすべては識(心)が生み出したものである。”カレーになぞらえてのポップな理解を目指す。✉おたよりはコチラ
印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワール。柔らかな光の表現、肌や髪の質感、古典的な構図と印象派らしい瞬間のきらめき。絵を前にすると、まるで“永遠に続く幸福の時間”に立ち会っているよう。芸術の裏にあるユーモアと情熱を知ると、ルノワールの絵がぐっと身近に感じられる。note記事はコチラおたよりはコチラ
「姥神」と岩手の農村にひっそりと伝わった「隠し念仏」について。寺院や僧侶に頼らず、在家の人々が夜中に戸を閉ざして唱えた禁じられた信仰は、なぜ密かに続けられたのか。「助け給へ」と唱える密儀、仏ではなく人に救済をもとめる異端の宗教。聖と俗、救いと禁忌が交錯する東北の宗教文化を文学と歴史の両面から考察。『隠し念仏を竹中直人が突撃取材』✉おたよりはコチラキーワード / 柳田國男 / 遠野物語
日本列島を東西に分ける「フォッサマグナ」。その地質の裂け目から生まれた奇跡の宝石、新潟・糸魚川のヒスイ。縄文から弥生へと受け継がれたヒスイの歴史は、一度は奈良時代以降に途絶え忘れられたミステリーとなった。そしてこの地には、ヒスイを巡る女神の物語が残る。裏切られた悲劇の女神・ヌナカワヒメ伝説。神話、歴史、そして味覚まで。「石の物語」があなたを新潟の旅へと誘う。✉おたよりフォームはコチラ
今回のテーマは 白鹿伝説・千人塚・ホウリョウ権現・安倍貞任。白鹿を追って山に迷い込む猟師の物語、決して足を踏み入れることができないエリア。 蛇神信仰「ホウリョウ権現」、そして前九年合戦で名を馳せた武将 安倍貞任 の痕跡。白鹿と神の使い千人塚に宿る「祟り」と「聖地」の二面性ホウリョウ権現と蛇神伝説安倍貞任と源義家祟りと信仰、戦と伝承が交差する遠野の物語を、民俗学と歴史の視点から掘り下げ。キーワード / 柳田國男 / 遠野物語
ボクが子供のころから拗らせている妄想について語るお!体調がすぐれないときは聴かないでね!✉おたよりフォームはコチラ
餃子だけじゃない!宇都宮は“石の街”。長岡百穴古墳で横穴墓の歴史をたどり、大谷資料館の巨大な地下迷宮に立つ。なぜ宇都宮で石が掘られ、街が育ったのか。歴史と現地体験でつなぎ直す。“石が編んだ宇都宮を解説。観光の予習に最適。餃子も食べたお。✉おたよりフォームはコチラキーワード:宇都宮/大谷資料館/大谷石/横穴墓/長岡百穴古墳/餃子
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