Discover
旅する民俗学 Zip Code Journey
旅する民俗学 Zip Code Journey
Author: Azuki58
Subscribed: 24Played: 261Subscribe
Share
© Azuki58
Description
地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。
日本人とは?日本とは?
あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。
_____________________________
知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。
民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。
あなたの暮らしの片隅に、そっと寄り添う番組です。
更新頻度:毎週月曜日
_____________________________
メール:zipcodejourney@gmail.com
Xアカウント:https://x.com/Appletaro
_____________________________
以下のテーマに関心のある方におすすめです:
歴史 / 民俗学 / 郷土史 / 日本文化 / 伝承 / 風習 / オカルト / 社会構造 / ローカル文化 / folklore / japanese history
日本人とは?日本とは?
あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。
_____________________________
知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。
民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。
あなたの暮らしの片隅に、そっと寄り添う番組です。
更新頻度:毎週月曜日
_____________________________
メール:zipcodejourney@gmail.com
Xアカウント:https://x.com/Appletaro
_____________________________
以下のテーマに関心のある方におすすめです:
歴史 / 民俗学 / 郷土史 / 日本文化 / 伝承 / 風習 / オカルト / 社会構造 / ローカル文化 / folklore / japanese history
102 Episodes
Reverse
嫁盗みはただの野蛮なだけの風習ではなかった。(いや、野蛮なのは間違いないが)それは、結婚制度や家の都合をすり抜けるための、民俗的な抜け道だった。長崎や高知の事例を補助線に、民俗と法が入れ替わる過渡期に起きた摩擦を探る。民俗が壊れるとき、血の惨劇が起こる。
リスナーさんのおかげさまで100回までこぎつけられました。ありがとうございます。
都会のど真ん中に突如として現れる神田明神の美しい参道。そこに祀られるのはまさかの平将門。なぜ反逆者として処刑され、怨霊となった男が守護神となったのか? 御霊信仰にもとづく日本特有の信仰メカニズムを民俗学の視点で探る。トークライブ情報はコチラ
東北の冷害と飢饉、火山噴火、そして一人の青年技師の自己犠牲。賢治晩年の作『グスコーブドリの伝記』を題材に、気象・火山学・農業・貧困といった背景と、「ほんとうの幸い」をめぐるスピリチュアルなテーマをじっくり掘り下げます。物語の舞台となる冷害の東北、ヤマセ、石灰肥料と酸性土壌、火山噴火で気候を変えようとするブドリの決断。そこに重なるのは、教職を辞め農民に寄り添おうとした賢治自身の人生、妹トシの死、そして「みんなの幸せ」を願い続けた彼の祈りではなかったか。アニメ版『グスコーブドリの伝記』の演出やビジュアル、銀河鉄道の夜とのモチーフのつながりも紹介。宮沢賢治ギークのアスさんをお迎えして語る後編。
宮沢賢治ギークのアスさんをお迎えして語る。宮沢賢治の鉱石ワールド。鉱物描写のリアリティ、地質学×文学という異色の創作背景などを実体験と熱量を交えて語り尽くす。科学・鉱物・民俗学・文学。ジャンルを軽やかに越境していく賢治の世界に、アスさんと一緒に潜る特別編。ポッドキャスト「アスチャンネル」100回放送記念イベント応援フォーム
小泉八雲『耳なし芳一』を、静かな語り口でじっくり朗読する大人のための寝かしつけ。深い呼吸を誘うテンポと落ち着いた音声設計で、夜のリラックスタイムに最適。物語の舞台となる阿弥陀寺、平家の亡霊、芳一の琵琶法師としての悲劇。日本怪談文学の名作を、原文の美しさを生かしつつローテンションで朗読。ゆっくり目を閉じて、物語の余韻とともに眠りへ落ちていく時間をお楽しみください。
戦国期から明治にかけて、日本列島の村々は“水”をめぐって争い続けた。堰の形が変わるだけで、川底が少し浚われるだけで、村の運命は傾き、命さえ奪われる。水争いは、生存をかけた交渉の歴史でもあった。なぜ水争いが起こるのか/村社会はどう統治されたのか/権力機関はどう裁いたのか/水利と漁撈と生活世界民俗学・社会史の視点からムラを探る。番組100回放送イベント応募フォーム
本エピソードでは、六車由実著『神、人を喰う』を手がかりに、人身御供・人柱の歴史を読み解く。1925年の皇居「人柱事件」で発見された16体の人骨、新聞報道の過熱、黒板勝美による“否定説”と批判、大正期に花開いた供犠論、そして昭和の沈黙。「神はなぜ人を要求するのか」「なぜ人を埋めると建物が守られるのか」「私たちの中に残る“暴力の記憶”とは何か」。民俗学の視点から、タブーの核心に迫る1本。『神、人を喰うー人身御供の民俗学』Iannis Xenakis 『Metastasis』100回放送記念イベント応募フォームい・う・い・え・か
全12回で読み解いてきた『遠野物語』シリーズがついに完結。遠野物語を読み解く旅は、単なるローカル民話ではなく、「人はどう恐れ、祈ってきたか」を知る民俗学的航海。シリーズを通して興味をもった方は、ぜひ遠野の土地を歩いて、自分の感覚で“物語の地形”を体験してみてください。か・そ・い・ま・に
日本探偵小説三大奇書『ドグラ・マグラ』で有名な夢野久作。学生時代に『ドグラ・マグラ』を読んで挫折したAzuki58に救いの手が差し伸べられた。ポッドキャスト『イヴォンヌの話』ちとせさんが再降臨、夢Q情弱のAzuki58に入門編を指南する。今回は『空を飛ぶパラソル』&『瓶詰地獄』について語る。夢Q特集の後半戦でちとせさんの妄想が炸裂!! 8・う・か・な・な
日本探偵小説三大奇書『ドグラ・マグラ』で有名な夢野久作。学生時代に『ドグラ・マグラ』を読んで挫折したAzuki58に救いの手が差し伸べられた。ポッドキャスト『イヴォンヌの話』ちとせさんが再降臨、夢Q情弱のAzuki58に入門編を指南する。今回は『一足お先に』について語る。夢Q特集の前半戦!3・ほ・の・の・は
おしらせの内容①番組放送100回記念プレゼント企画②番組の今後③『昭和オカルト奇譚』チーム入りの経緯今後ともご愛顧のほど、よろしくおねがいいたします。ビデオポッドキャストが見れない方はnote記事をどうぞ応募フォームはこちら
日本五大昔話のひとつ「舌切り雀」を、民俗学・構造主義の観点から徹底考察。お爺さんとお婆さん、善と悪、慈悲と暴力、自然と文化──そのあいだを媒介するのが一羽の雀。“舌を切る”という行為が象徴する「言葉」と「関係の断絶」、そして太宰治版が描く戦中の人間ドラマまで掘り下げる。韓国説話「興夫伝」や『宇治拾遺物語』の「腰折雀」との比較も交え、因果応報の道徳物語を超えて、構造主義の視点から「善悪を超えた関係の理解」へ。昔話をもっと深く、もっと面白く。
明治11年、神奈川県真土村で起きた村民蜂起「真土事件」。地租改正による土地制度の変化、地主の搾取、そして“怨と法”の衝突。本エピソードでは、事件の史実と上申書・嘆願書の実録をもとに、「公怨」と「罪」に込められた意味を読み解く。社会史×怪談×民俗学の交差点から、150年前の夜に潜む“情と正義と刑罰”をたどる。おたよりフォームはコチラ真土事件/松木騒動/一揆/地租改正/民俗学/村社会/明治/義民/祟り/土地制度/怨親平等/野村靖/岩倉具視/伊藤博文/Podcast/歴史
平安の北国で繰り広げられた「前九年の役」と「後三年の役」。源氏、安倍氏、清原氏。裏切りと忠義、地の利と兵糧、極寒の奥州を舞台にした戦の裏には、現代にも通じる組織心理とリーダーシップの教訓があった。源義家の「雁行の乱れ」から兵糧攻め、そして横手焼きそばの食レポまで。歴史とグルメが交差する“戦場トラベル民俗学”で、教科書の裏側に眠る物語を旅する。
『遠野物語』に登場する山の獣たち──猿の経立、御犬(狼)、熊、そして狐。彼らは単なる動物ではなく、山の神域と人の世界の境を生きる存在だった。“経立(ふったち)”とは、長く生きて姿を変えたもの。猿は性的で境界的、狼は報復と守護の神、熊は人と山の融合、狐は死と霊の媒介者。それぞれが“異界と現実のはざま”に立ち、信仰と観察が交差する。今回のエピソードでは、猿から狼、熊、狐へと連なる“山の生態信仰”を辿りながら、遠野という土地が描く「神と自然のリアリズム」を深掘りする。
文豪と科学者の二つの顔を持つ寺田寅彦。彼が1929年、伊香保温泉を訪れたときの記録が、この随筆『伊香保』。騒がしい団体客、ぬるい湯、足音の響き──そんな一見ありふれた風景を、科学者の観察眼とユーモアで描き出した名文。風の音、湯のぬくもり、人のざわめき……寺田寅彦の静かな声が、あなたの耳にそっと届くように。キーワード:寺田寅彦/伊香保/朗読/温泉/日本文学/科学随筆/エッセイ
北海道旅三日目、札幌の円山動物園へ幻を探しに行った。その名はユキヒョウ。「山の幽霊」とも呼ばれるこの美しいネコ科動物は、標高3000m以上の雪山に生きる孤高の存在。今回はその生態、絶滅危惧の現状、そして中央アジアに伝わるユキヒョウの伝承や呪いを紹介。キーワード:ユキヒョウ / 雪豹 / 円山動物園 / モンゴル / 絶滅危惧種 / 民俗学 / 北海道 / パンロール
北海道・小樽に残る「鰊御殿(にしんごてん)」ニシン漁で財を成した青山家が築いた豪邸は、かつて“海の米”がもたらした繁栄の象徴だった。春、海が乳白色に染まる「群来(くき)」の光景。肥料として全国へ運ばれた鰊粕(にしんかす)。そして、乱獲と化学肥料の登場によって失われた豊漁の時代。取り壊し予定のイギリスから渡ってきたステンドグラス。教会の窓が、遠い異国で再び光を受ける。聖と俗、過去と現在の光が交錯する、そんな北海道旅二日目。
北海道・洞爺湖の虻田神社に導かれた旅は、思わぬ“腹痛事件”から幕を開ける。絶体絶命の危機を乗り越えて辿り着いた登別では、アイヌの熊祭〈イヨマンテ〉の記録から、熊と人との関係をたどる。佐々木長左衛門『アイヌの熊狩と熊祭』(大正15年)をもとに、アイヌの熊飼育・熊送り儀礼(イヨマンテ)を民俗学的に読み解く。神の使いを殺し、神のもとへ送る現代の観光と信仰のあいだに、どんな断層があるのか?北海道を舞台に、人と熊の距離を見つめなおすフィールドノート。























