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ドリアン助川 ECHO WORDS
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ドリアン助川 ECHO WORDS

Author: ドリアン助川

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詩や小説、エッセイなどの朗読も含め、言葉で表現される世界を楽しく探求していきます。
24 Episodes
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三宅島にはたくさんの魅力があります。冬季は、ザトウクジラの姿を海岸や波止場から見られることでしょうか。海面を割って飛び出すクジラの迫力を「言葉で」お伝えします。学生たちには海辺でのmeditation(瞑想)も好評でした。際のない海や空、自分の心と向かい合ったとき、どんな境地になるのか。学生たちの詩を朗読します。
学生たちを連れて、毎年三宅島に滞在していますが、そもそものきっかけは、調理用のイタリアントマトでした。しかもその始まりは、ニューヨークにあったのです。なぜ活火山の三宅島とイタリアントマトがつながるのか?いったいどういうことなのか?この話には樹木希林さんも登場します。大航海時代も含めたトマトの歴史についてもお伝えしますよ。お楽しみに。
苦手だという人もいらっしゃいますが、私は虫が好きです。詩集のタイトルにセセリチョウを選んだのも、子どもの頃からの虫への想いが昂じてでしょうか。渋谷ロフト・ヘブンでの『原発回帰を考える』(集英社新書)刊行記念ライブ・シンポジウム。ライブ・ペインティングで参加してくださった画家の山内若菜さんが、お手製のクッキーを、セセリチョウの絵の写真シールで留めてくれました。嬉しかったなあ。仲間を見つけた、という気持ちになりました。今回の「勝手に応援団」は、『地球の生物多様性詩歌集』(コールサック社)より「フンコロガシ」(苗村和正さん)「緑色の繭」(馬場晴世さん)「ブンキ テン」(梶谷和恵さん)を紹介するとともに、『幸運であるトムとセセリチョウの世界』(薄月)からは「シオカラトンボ」を朗読します。
毎年、学生たちと詩集を作ります。詩を印刷した紙を折り、ホチキスでとめていくアナログな詩集です。今日は男子学生が3人、作業を手伝いに来てくれました。ついでに朗読もしてよ、と頼んだら、3人ともマイクの前に座ってくれました。1人は、三角巾で腕を吊っての参加です。1人は、中国からの留学生です。1人は、ゼミ生たちの作品に触れて、詩の印象が変わったと言います。何がどんなふうに変わったのでしょう。今回はエンディングである曲をフルヴァージョンで流します。ギターは、「アルルカン洋菓子店」時代のMITSU君です。


毎日同じような暮らしぶり。この社会がいつまでも続くような錯覚を私たちは持ちがちです。でも、たった1日の動きによって、当たり前だと思っていた社会構造がすっかり変わってしまうことはあり得ます。

実は、誰もが時の先端に立っていて、毎日、新しい世界を生きているのです。未知の空間に向かって、風を受けて飛ぶカラスのように。その先に何が待ち構えているかは、本当は誰にもわからないのです。

19年前に私が書いた詩篇から成る物語
『カラスのジョンソン』の冒頭と、詩集『幸運であるトムとセセリチョウの世界」より「カラス」を朗読します。
#19 電力と叡智

#19 電力と叡智

2026-02-0422:39

電力を始めとするエネルギーを、私たちはどこに求め、どう活かしていくべきなのでしょう。本当の叡智が発揮されるのは、「これから」の時間のなかです。今回は、国立民俗学博物館の川瀬慈(いつし)教授の詩集
『叡智の鳥』より「叡智の鳥」『見晴らしのよい時間』より「獣がかじるのは」また、福島の詩人、若松丈太郎さんの詩集より「ある海辺の小学校」を朗読します。『原発回帰を考える』(集英社新書)の刊行を記念し、2月16日、渋谷ロフトヘブンにて、朗読ライブとシンポジウムを行います。私はこの本の巻末に長いなが〜い詩「忘却の果てに」を書いています。
心は、頭のなかだけにあるのでしょうか。意識するかどうかはともかく、私たちにとっての第一の世界は、個々の身体であるような気がします。知覚を通じて、私たちの内部は外部と交流し、またその内側の光と影を時々刻々表現します。大いなる過去と虚空に向けた未来をも含む、壮大な時の広がりにおける「今」、詩人の肉体から終わりのない言葉があふれ出します。今回は、管 啓次郎さんの詩集 Agend’Ars(Sayusha)より、私が完全に持っていかれてしまった詩を2つ、『来者の群像 大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』(木村哲也 水平線)より、小島幸二さんの『舌読(ぜつどく)』を朗読します。
どこの国がどちらにつくのか。国と国をめぐる緊張感が増し、世界から平穏さが失われつつあるように感じます。私たちは、何をよりどころにして生活や表現をしていくべきなのでしょう。それぞれの考え方はありましょうが、私個人の思いであれば語れます。永瀬清子さんの詩集『諸国の天女』より、「ある夏の日」を紹介するとともに、中国を旅した際のエピソードを話します。また、いじめを受けているというリスナーに詩集『幸運であるトムとセセリチョウの世界』より、「ナマコ」を捧げます。
久米宏さんが旅立たれました。私たち「叫ぶ詩人の会」は生放送の「ニュースステーション」でライブをしたことがあります。それをきっかけに、私はこの番組に複数回出演しました。ある日、久米さんから電話をいただきました。ご夫妻でプラハを訪れるとのこと。プラハは私にとって、とても意味がある街だったのです。今回はチェコの詩人、Miroslav Florianの「大寒」、拙著『湾岸線に陽が昇る』より、テレジンの子どもたちの囁き、そして、U2のBonoが私宛てに残していったくれた手紙を紹介します。
#15 応援ハイ

#15 応援ハイ

2026-01-0719:11

皆さんは、自分で自分を応援する技術をお持ちでしょうか。私の場合は、食べたり、飲んだり、歩いたりになってしまうのですが、誰かを応援することで自身を支えているようなときもあります。

考えてみれば、深夜放送をやっていた頃から今に至るまで、
私は一人応援団のように振る舞って生きてきたのかもしれません。

今回は成人式が近いこともあり、二十歳を迎えた学生の詩を紹介します。勝手に応援団は、詩人野口やよいさんの第一詩集『天を吸う』。
また、皆さんへの応援メッセージとして、小説『あん』のある一節を読みます。
新年あけましておめでとうございます。正月らしいことを話そうかなと思ったのですが、人生の本質的な部分・・・つらいできごとや苦しい日々をどう乗り越えるかについて、『夜と霧』のフランクルの言葉や『青とうずしお』に登場するおばあちゃんのセリフなどを借りて、私の思うところを語っています。2026年、微笑む時間を多くしたい人はぜひ聴いてください。『幸運であるトムとセセリチョウの世界』からは「オットセイ」を朗読しています。
日本現代詩の母、とも呼ばれる詩人永瀬清子さん。岡山県赤磐市の永瀬清子さんの生家で、永瀬さんの詩を朗読し、その孤高からの創造について語る機会をこの晩秋に得ました。ただ、私にはそれだけではなく、永瀬清子さんの直筆の原稿を生家保存会に届けるという大役があったのです。私たち詩を愛する者にとって、永瀬さんの生原稿は(心的な)重要文化財です。もう道中の一歩ずつが緊張したのなんのって、3億円運んでいてもあんな気持ちにはならなかったと思います。皆さんに永瀬清子さんを知ってもらいたい。できれば詩集も入手していただきたい。そのような思いを込めて、永瀬さんの詩を朗読します。ああ、これが今年最後のECHO WORDSですね。皆さん、お聴きいただいて、ありがとうございました。穏やかな年末年始お過ごしください。
下関で金子みすゞさんの詩を朗読したり、歌ったりするステージをピアニストの髙橋望さんとやってきました。とても良い時間になりました。大学の授業でも年に一度、金子みすゞさんの作品と人生を紹介しています。今年もまた、学生たちが金子みすゞさんの視点に呼応する形で、新しい詩を書いてくれました。それを朗読しますね。そして・・・私の深夜放送を聴いてくれていた皆さんは知っているはず。かよちゃんについても語っています。
#11 名詞の森

#11 名詞の森

2025-12-1023:34

自分なりの名詞の森を育てていくことでなぜ創造性が生まれるのか?15年前、朝日新聞に掲載された「名詞の森」のエッセイや『プチ革命 言葉の森を育てよう』(岩波ジュニア新書)の内容をお伝えします。今回、皆さんに紹介するのは、ロッカー弁護士の島昭宏さん。ザ・ジャンプスというバンドを率いて40年、尚且つ環境法や動物愛護法問題を中心に活躍する弁護士です。彼が弁護士になると思い立ったのは40歳を過ぎてから。法律をゼロから勉強し始めた島さんにはどのような秘策があったのでしょう。詩集『幸運であるトムとセセリチョウの世界』からは「砂の犬」を朗読。いえいえ、途中から朗読ではなく、別の表現が始まります。お楽しみに。
新刊小説『青とうずしお』がいよいよ刊行されました。淡路島を舞台に、人形浄瑠璃にかける青春を描きました。なぜこの物語が生まれたのか、冒頭のページの朗読も含めて話します。詩集『幸運であるトムとセセリチョウの世界』からは、
ピアニスト髙橋望さんのリクエストがあった作品を朗読します。
詩とは何? と問うところから受け持ちのゼミ生たちは一行ずつ綴っていきます。心象風景と向き合い、自分自身を知るための旅の始まり。今回は、二十歳の学生たちの詩を紹介しますね。『幸運であるトムとセセリチョウ』からは「サンショウオ」の朗読。新刊小説『青とうずしお』についてもお伝えします。
私たちのなかに残っている「子どもの目」を復活させると、普段の風景が一変し、未知の街を歩いているような気分になることがあります。かつて、幻冬舎の『GOETHE』(ゲーテ)という雑誌で、巻頭の「ゲーテのコトバ」を書いていた時代があります。文豪ゲーテの名言や格言を私流の解釈でエッセイにしていたのです。そのなかから、大人のなかの子どもの目について書いた文章がありますので紹介します。詩集『幸運であるトムとセセリチョウの世界』からは「ホタル」を朗読します。
#7 子どもの視線

#7 子どもの視線

2025-11-1222:37

詩に限らず、あらゆる新鮮な表現の根っこには「子どもの視線」が含まれているような気がします。あるいは、子どもが捉えた世界のみずみずしさを再感受できる者、それが詩人なのかもしれません。勝手に応援団では、西宮の詩人、今村欣史さんを紹介します。お孫さんとのやり取りから生まれた詩には、私たちをも刷新させる「子どもの視線」が素朴に、そして劇的に内包されています。また先日、逗子の小坪漁港で披露した即席の詩の中から「鳶(とび)」をあらためて朗読します。
なにごとも良い出来を目指したいけれどそうはできないのが私たち人間。ミスをして落ち込んだときに、「まあ、いいか。大丈夫」と思うことができればいいですね。岡山のヤッシーさんからのメッセージに含まれていた言葉が、今回のテーマとなりました。失敗が多い私も、この種の言葉に救われたときがあります。それは「半年たったら笑い話」。勝手に応援団、今回は詩人の海野剛さんの詩集『ぼくはそこに』より2作品を紹介します。私の朗読は、『幸運であるトムとセセリチョウの世界』より「ラクダ」です。
言葉についての最初の思い出。皆さんにはどんな記憶がありますか? 私は意外な言葉が、心の奥深くでいまだに何かを問いかけてきます。その言葉から生まれた詩も、朗読しますね。ラジオの深夜放送をやっていた頃から、25年ぶりの声の表現です。
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