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グーテンベルクの銀河系
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グーテンベルクの銀河系

Author: Tatsuya Hirohata + Kouta Omori

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Description

「グーテンベルクの銀河系」は、編集者の廣畑達也と本屋の大森皓太による番組です。

みなさん、本は読みますか。
読んでいる人、いつもありがとうございます。
読んでいない人、大丈夫です、引け目を感じないでください。

本を読むって難しいことなんですよ。
いろんな娯楽がある時代において、時間のかかる読書はやや分が悪いです。
だからこそ、「読みたい」と思う人が多くなっているのではないかと思います。

しかし、本は意地悪ですぐには期待に応えてくれないんですよね。
せっかく買って読んだのに損したなぁ、と思うこともよくあります。

でも、もう少し読み続けてほしいなと思います。
読み続けていると、本と本がつながってきます。
そして、本は人とも繋げてくれます。

本は読んだ後にもずっと力を発揮してくれます。
今日の一冊が、次の一冊を導き、
明日会う人との話題の一つになります。
そうして日々は、思いがけない軌跡を描いていきます。

この番組でも、話題はさまざまな方向へ広がっていくでしょう。
二人とも本の仕事をしているので、本もたくさん登場します。
そうして描かれた星座が、みなさん自身の星座の一部になれば嬉しいです。

さあ、今日はどんな星座を描けるでしょうか。
「グーテンベルクの銀河系」へ、ようこそ。

スピーカー:廣畑達也、大森皓太
アイコンイラスト:林史也さん
12 Episodes
Reverse
たびたび話題にあがっている往復書簡『本をひらく』がついに完成しまして、発売になります。往復書簡というフォーマットにどんな魅力があるのか。一人で書く場合とどう違うのか。全然違うんですよね。往復書簡に限らず、誰かとのコミュニケーションでは一人では出てこない言葉が引き出されます。そうした言葉に出会ったとき嬉しくなります。言語コミュニケーションの醍醐味だと思います。一方で、「言語化」という言葉が流布しているように、言葉にしなければならないという圧も生まれています。往復書簡で言葉が生まれる現場と「言語化」はどう違うのか、具体的に話しています。今回の星座杉江由次・大森皓太『本をひらく』(4B)伊原康隆・藤原辰史『学ぶとは』(ミシマ社)岩野卓二『返さない借り つながる贈与』(朝日新聞出版)
今回はいろんなところに飛びました。最初はエストニアから、そして北軽井沢に飛び、最後はブルデューまで。最近「間」に関心があります。「人間」「時間」「空間」。間の中で生きています。だから、間とはうまく付き合っていかないといけないのですが、それが難しくなっているんですよね。けれど、立ち現れた「間」を無理矢理にないものにしようとすると、余裕がなくなってきて、人間らしさを失っていきます。人間であるために、どう間と向き合えばいいのか。そんなことを話したような気がします。今回の星座孫泰蔵・小島健志『つまらなくない未来』(ダイヤモンド社)梨木香歩『エストニア紀行』(新潮文庫)梨木香歩『渡りの足跡』(新潮文庫)梨木香歩『炉辺の風おと』(毎日文庫)レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)きたやまおさむ『「むなしさ」の味わい方』(岩波新書)ピエール・ブルデュー『資本主義のハビトゥス』(藤原書店)
大森が本を作っています。出版社の方と往復書簡をしていて、『本をひらく』という書名で2月21日に刊行します。普段は本を売ってばかりなので、作るのは新鮮で楽しいです。なにかを生み出すことにしかない愉しみがあります。そして、誰かを何かを生み出しているということも、それを後押ししてくれます。ああでもない、こうでもないと言いながら、本を形作っています。装丁、組版、タイトル、価格、刷り部数。決めることが多くて大変だけれど、楽しいんですよね。今回は、本作りの具体的なところを語り合いました、というよりも本職の廣畑さんに聞いてもらいました。先日入稿も終えて、あとは出来上がるのを待つだけです。下記リンク先にて、書影や目次、「はじめに」などを公開していますので、ご興味のある方は覗いてみてください。https://note.com/4books/n/n109f35acb823ご予約も承っております!https://unite-books.shop/items/698319c1c5d1bb399366f3d0
前回に引き続き、習慣の話です。どうすれば習慣にできるのかを起点に、物事に取り組むときの姿勢について語り合いました。なにかに習熟しようとするとある程度の期間が必要にはなりますが、そのときに大事なのは対象の習慣化を目的にしないことではないか。その先に自分がなにを成したいのか、どうなりたいのかをイメージして、そのための手段をいくつも作って行くことこそ習慣化ではないのかと結構深い話になったような気がします。なりたい自分に向けて、とりあえず続けてみる。そしてそれに固執せずに、柔軟に複線化していく。いろんな自分へとつながる道が広がるヒントがここにもありました。10年後、どんな自分でありたいですか?
心を亡くすと書いて「忙」しいとよく言われますが、新年はなぜかとても忙しくしていました。その要因に手帳があるのではないかと大森は考えました。というのも、今年から手帳をつけ始めまして、それでスケジュールが埋まっているとどうにも忙しいような気がしてくるのです。忙しくしたいわけではないのに、埋まっていないと不安になる。それはなぜだ、そもそも人はいつから時間を管理するようになったのか、と手帳からいろいろ話し合ってみました。そして、手帳の付け方も人それぞれです。大森は手帳になにを書いているのか、なぜ廣畑は手帳を続けられないのか。手帳談話をお楽しみください。
本屋という肩書きにしっくりこないまま本屋をしていた大森。そんなときに『「be」の肩書き[完全版]』(兼松佳宏著、英治出版)という本がでました。なにを隠そう、廣畑さんが担当された本です。ということで今回は肩書きについて話しました。肩書きには一般的なイメージが付き纏ってきますが、それがコミュニケーションの障害になることが結構あります。あるいは肩書きの方に飲み込まれてしまうことも。どうやったら自分のしっくりくる肩書きを見つけられるのか、というのはぜひ『「be」の肩書き』を読んでいただきたいところですが、本屋の場合も例に漏れず「本屋=本が好き」というイメージがついてまわり、そこから始まるコミュニケーションが難しいなと思っていました。本っていろんな種類があって、好きといっても好みが分かれてしまいますから。本を読む人なら経験したことがあるであろうこの難問、みなさんはどうしていますか?
30代になり、若くなくなったと感じる大森。20代と何が変わったのかという話から、店の棚づくりの話題に。鴨葱書店は比較的客層が若いのですが、なぜ若い人が訪れるのか。店づくりにおいて、何を意識しているのか。どこに面白さを感じているのか。話しているうちに、20代をリングで拳を振るっていた大森は、30代になってリングの清掃員になっていることに気がつきました。清掃員からの景色もいいものです。
あけましておめでとうございます。先月、手帳をいただいたのですが、その手帳が馬の柄でなぜなのだろうとずっと疑問に思っていたのですが、今年は午年で、そういうことかと腑に落ちました。今回は昨年の変化を振り返りながら、日記の話になりました。そう、大森は1年間日記をつけることに成功したのです。30歳にしてようやくこの偉業をなしとげました。日記をつけているとどんないいことがあるのか、読書にもつながってくる、書くことのハードルについて語り合いました。まずは手帳を買いましょう。
今回は主にビジネス書を中心にジャンルについての話をしました。ビジネス書を手に取りにくいと感じている大森が、ビジネス書を編集されている廣畑さんに「そもそもビジネス書って?」と尋ねるところから、ビジネス書を手に取りにくい理由を探求してみました。そこにあったのは変なジャンル意識であり、ビジネスへの変な先入観でした。「仕事をしている自分として相対するちそれはビジネス書になる」という言葉はまさにそうだなと思い、どんな本でも自由に自分なりに読むことが大事なのだと思いました。ジャンルの垣根を取り払って、いろんな本を読んでみてください。メリークリスマス!
今回は、それぞれの読書スタイルについて話し合いました。本を読むということは、同時に読まない本も生まれるということです。読もうと思って買ったのに、読まないままの本はみなさんにもあるのではないでしょうか。「どの本を読むか」はいつだって真剣勝負です。読まれた本は読まれなかった本も背負っているのです。シビアなトーナメントを勝ち抜くのはどんな本なのか。未だ読まれていない本に想いを馳せる回になりました。
本とお酒はコミュニケーションを円滑にする。読んでいる本がきっかけとなって、初対面の人とも盛り上がれることもあります。本はそれぞれの関心を可視化してくれるアイテムといえるかもしれません。本屋に行ったとき、本棚の前に立ったとき、本が自分自身の関心を教えてくれることもありますよね。マニアックな分野の本も出版されているのは本のいいところです。たくさん本が出版されているなかで、二人はどんなふうに本を選んでいるのか。話しているうちにみえてきたのは、お互いに本を特別視しないというスタンスでした。一文でも一節でも、いい言葉に出会えれば万々歳。期待しすぎることなく、失敗を重ね続ければ、徐々に本に呼ばれてきます。思わぬところから本がやってきて、本と本とがよくわからない繋がり方をしてきて、そして知らぬうちに本が積み上がっている…ややオカルトめいたトークをお楽しみください。
本を読み続けて、本を仕事にした二人。私生活においても仕事においても付きまとうのが「なぜ本を読むのか」という問いです。京極夏彦さんの(分厚い)本に付箋を立てて読んでいた廣畑に対して本にコンプレックスを抱えていた大森。編集者と本屋のそれぞれの立場や経験から、どう回答するか考えてみました。読み始めたばかりで同様の問いを抱えて不安の方もいらっしゃることと思います。少しでも気楽に本と付き合えるようになれば嬉しく思います。
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