Asia Frontline

ホストはジャーナリストの舛友雄大です。アジアの最前線を知るエキスパートをお迎えし、リスナーの皆さんと一緒にこの地域についてもっと深く知っていきたいと思います。政治や経済、外交、文化など、幅広いテーマを楽しく掘り下げていきます。更新は月1回程度の予定です。ご感想やご意見は、ぜひ asiafrontline@gmail.com までお気軽にお送りください!

#37「北米ツアーのご報告〜ワシントンの中国ディアスポラ書店からカナダの反移民感情まで」

11月21日〜28日にかけて、カナダのトロントとエドモントン、米国のワシントンDCで講演してきました。今回の北米ツアーの雑感のほか、ワシントンDCに誕生したJF BOOKS(季風書園)、カナダで増えるインド人移民などについてお話しました。(収録日:2025年12月4日)【タイムライン】1:16 今回の北米ツアーの雑感6:55 ワシントンにオープンしたJF BOOKS(季風書園)16:53 カナダで増えるインド人移民と岐路に立つ多文化主義31:37 おすすめのアジア作品36:14 エンディング舛友雄大おすすめのアジア作品『象の白い脚』『熱い絹』(松本清張著)

12-05
38:17

#36 「中国新移民報告第7弾 : 日本企業が潤マネーシフト/港区会所潜入/フェンタニル事件の現場から」

ご好評をいただいている中国新移民シリーズの最新回をお届けします。今回は、超富裕層の流入が進むなかで、日本企業がどのように「潤マネー」に対応し始めているのかを取り上げます。金融や不動産、教育などの分野で中国人顧客を意識した動きが目立ち始めており、大企業の中には専任チームを立ち上げるケースも。また、都内で増えつつある中国人富裕層向けの「会所(HUISUO)」への潜入取材の様子、さらに名古屋で摘発されたフェンタニル密輸事件の現場にも足を運び、現地の空気をお伝えします。(収録日:2025年11月7日)【タイムライン】0:42 潤マネーと日本企業の動き7:00 都内で増える中国人富裕層クラブ「会所」潜入記14:07 名古屋・フェンタニル事件の現場から17:14 おすすめのアジア作品24:20 エンディング舛友雄大おすすめのアジア作品『The Troublemaker』(Mark Clifford著)

11-07
26:13

#35「なぜ起きた?ネパールのZ世代暴動」(ゲスト: 武徹・国際吉備大学教授)

9月にネパールではSNS規制が引き金となってZ世代が中心の大規模抗議活動が発生。議会の放火、政治家への襲撃、略奪や1万人以上の脱獄といった事態に発展し、オリ首相の辞任にまでつながりました。ネパール政治がご専門の武徹・国際吉備大学教授は背景に、「長年蓄積した政治への不満」があったと話します。ネパールで広がる縁故主義とは?そもそもなぜ不安定な政治状況が続いているのか?中国とインドの間でネパールはどのように独立を維持していこうとしているのか?じっくり伺いました。武さんおすすめのアジア作品小倉清子著『王国を揺るがした60日』小倉清子著『ネパール王制解体』寄付・サポートをしてくださる方はこちらからご連絡お願いいたしますhttps://takehiro-masutomo.jimdosite.com/

10-10
54:48

#34 「再生回数2万回突破スペシャル:中国・台湾の深層――ポスト習近平を見据えて」(ゲスト:垂秀夫前駐中国大使)

今回のエピソードは、再生回数2万回突破記念スペシャル。ゲストに前駐中国大使で立命館大学教授の垂秀夫さんをお迎えしました。中華圏外交に長年携わってきた垂秀夫大使を迎え、人生観や外交官としての歩み、台湾有事の可能性、ポスト習近平体制の行方、さらにいま注目の「潤日」現象まで、じっくり伺いました。垂秀夫著『日中外交秘録 垂秀夫駐中国大使の闘い』https://shorturl.at/0XcmD

09-12
48:38

#33「自由貿易体制崩壊?関税のアメリカ vs 生産過剰の中国」(ゲスト:渡邉真理子・学習院大学授)

今回のゲストは、学習院大学の渡邉真理子教授です。ここ数ヶ月、トランプ関税が世界を揺るがしていますが、そもそも自由貿易体制の「場外乱闘」がなぜ続いているのでしょうか。中国やアメリカの経済事情や国内の議論も交えつつ、じっくり丁寧に読み解きます。後半では、これまで経済安保一辺倒で対応してきた日本が持つべき戦略についても考えていきます。収録日 2025年8月8日【タイムライン】0:00      オープニング1:15       渡邊さんご登場〜トランプ関税をどう見る?14:07 自由貿易体制の「場外乱闘」とは?32:44 中国経済の現状は?過剰生産問題の行方49:25 世界経済のブロック化?戦争は避けられないのか59:05 おすすめのアジア作品1:05:00 エンディングおすすめのアジア作品「世界で一番ゴッホを描いた男」(2016年)

08-15
01:08:51

#32 「在日コリアンが北朝鮮最高指導者の母になるまで」(ゲスト:ジャーナリスト五味洋治氏)

今回のゲストは、長年にわたり北朝鮮問題を取材し続けてきたジャーナリスト、五味洋治さん。北朝鮮の最高指導者・金正恩の母が、在日コリアンの高英姫(コ・ヨンヒ)であることをご存知でしょうか?彼女がなぜ北朝鮮の「ファーストレディ」となったのか。、大阪、済州島、そして平壌。三つの土地をまたぐ壮大な人間ドラマに迫ります。後半では、北朝鮮の国内情勢や外交戦略にも言及します。北朝鮮の現在と未来を読み解く30分。ぜひお聴きください。収録日 2025年7月16日【タイムライン】0:00      オープニング1:15       五味さんご登場〜なぜ在日コリアンが北のファーストレディに?3:46  日本と朝鮮半島をつなぐ人間ドラマ11:46    高英姫さんが今の北朝鮮に与えた影響15:50    北朝鮮取材のリアル23:05    北朝鮮の国内情勢と対外関係29:53 おすすめのアジア作品32:05 エンディング五味さんおすすめのアジア作品「工作 黒金星と呼ばれた男」(2018)

07-18
38:45

#31 「崩れた長期政権と脱・最貧国――バングラデシュのリアル」(ゲスト:日下部尚徳・立教大学准教授)

今回のゲストは、バングラデシュがご専門の日下部尚徳立教大学准教授です。2024年、長期にわたって政権を握ったハシナ首相が退陣しインドへ脱出し、世界を驚かせました。学生によるデモに端を発し、誰にも予想不可能だった政変の舞台裏とは?さらに、2027年の「後発開発途上国」卒業を見据えた経済成長の現状や、1億7000万人の人口を背景にした新興工業国としての可能性、日本との経済連携や自由貿易協定の行方、そしてインド・中国・アメリカとの複雑な外交関係にも迫ります。政治・経済・安全保障の交差点として、世界の注目を集めるバングラデシュのリアルとは?収録日 2025年6月18日【タイムライン】0:00      オープニング1:15       日下部さんご登場〜バングラデシュってどんな国?4:40  2024年政変の背景は?13:50    ユヌス暫定政権のゆくえ20:23    バングラデシュ経済の現在地24:54    日本政府がバングラデシュに熱視線を送る理由 27:19     バングラデシュの全方位外交33:00 おすすめのアジア作品36:17 エンディング日下部さんおすすめのアジア作品「マダム·イン·ニューヨーク」(2012)

06-20
38:59

#30 「越境する弾圧と日本」(ゲスト:ヒューマン・ライツ・ウォッチ アジア局プログラムオフィサー笠井哲平氏)

今回のゲストは、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の笠井哲平さんです。前半はロイター記者から国際人権NGOへと転じた彼のキャリアを中心にお話をうかがい、後半は中国政府による越境弾圧、ミャンマーやカンボジアにおける人権侵害、日本政府の対応のあり方についてじっくり語っていただきました。収録日 2025年5月13日※HRWのレポート「日本:中国当局が海外にいる政権批判者に対して嫌がらせ」はこちらから https://www.hrw.org/ja/news/2024/10/09/japan-chinese-authorities-harass-critics-abroad※笠井さんのX:@TeppeiKasai【タイムライン】0:00 オープニング1:18 笠井さんご登場〜記者から国際NGOに転職した経緯16:41 中国の越境弾圧に関するHRW報告24:50 ミャンマー・カンボジアにおける人権侵害の現状39:50 おすすめのアジア作品42:53 エンディング笠井さんおすすめのアジア作品追跡団火花著『n番部屋を燃やし尽くせ』(2023年)

05-23
45:40

#29 「中国新移民報告第6弾 : 今関西で起きていること/ジャック・マー氏再来日/中国系AIが続々日本進出」

今回はご好評をいただいている中国新移民レポート第6弾をお届けします。先日、関西を取材した際の雑感をご紹介します。大阪の島之内というエリアが現在、チャイナタウン化しつつあるという話を聞き、実際に周辺を歩いてみました。万博やカジノを見据え、中国系の民泊も急増しているようです。一方で、中国新移民の一部は、インターナショナルスクールが集まる神戸方面にも流入していることが明らかになりました。そのほか、ジャック・マー氏の再来日や、中国系AI企業がステルス的に日本市場へ参入している動きについても触れています。(収録日:2025年4月22日)【タイムライン】2:45  関西で起きていること21:31  ジャック・マー氏再来日24:18  中国系AI企業が相次いで進出30:43   おすすめのアジア作品34:22   エンディング舛友雄大のおすすめアジア作品 岩間一弘著『中国料理の世界史:美食のナショナリズムをこえて』

04-25
35:07

#28 「現場から見た東南アジア詐欺拠点の知られざる実態」(ゲスト:泰梨沙子・東南アジア専門ジャーナリスト)

今回のゲストは、調査報道で注目を集める東南アジア専門ジャーナリスト・泰梨沙子さん。テーマは、日本国内では十分に報じられてこなかった、東南アジアに広がる詐欺拠点の実態です。タイやミャンマーなどで急増する詐欺活動。その背後には、人身売買やオンラインカジノ、国家ぐるみの黙認といった、国際的にも複雑に絡み合った構造が存在します。秦さんには、なぜ日本でこの問題があまり報道されてこなかった背景や、現地取材で判明したリアルな現状をお話しいただきました。泰さんのYouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@hatarisako泰さんのX:@hatarisako収録日 2025年3月14日【タイムライン】0:00      オープニング1:12       泰さんご登場〜詐欺拠点が日本で大きく報道されてこなかったのはなぜ?8:57      東南アジアで詐欺拠点が増えている背景14:05 現地取材で分かったことは20:56 出稼ぎ売春とのつながり30:08 日本とのつながりは?36:28 おすすめのアジア作品41:44 エンディング泰さんおすすめのアジア作品「ノー·モア·ベット: 孤注」(2023)

03-28
44:06

#27 「タイ長期混迷の正体とは?『司法クーデター』を読み解く」(ゲスト:外山文子・筑波大学准教授)

複雑すぎてなかなか理解しにくいタイ政治。その混迷の経緯と根本原因を、筑波大学准教授の外山文子さんと深掘りします。タイでは、王室を中心とする「黄色」勢力と、タクシン派の「赤」勢力の対立が長年続き、軍事クーデターも発生してきました。さらに近年では、王室改革を掲げるZ世代を中心とした「オレンジ」勢力が台頭し、新たな局面を迎えています。こうした長期にわたる政治的混乱の根底には、「司法クーデター」という考え方があると外山さんは指摘します。勢いを増す「オレンジ」勢力が次期総選挙で勝利した場合、タイ政治にどのような変化が起こるのでしょうか? 王室にメスが入るのか、それとも対外関係に大きなシフトが生じるのか――。タイ政治の今と未来を徹底解説します。収録日 2025年1月31日【タイムライン】0:00 オープニング1:13 外山先生ご登場〜タイは「民主主義の優等生」?5:23「赤対黄色」の対立から、「赤・黄色対オレンジ」の対立へ13:08 政治の混迷で経済低迷に拍車?17:44 問題の核心「司法クーデター」とは22:00 王室の関与は26:53 世界中で模倣される「司法クーデター」31:24 米中対立の影響、対日外交は?33:56 タイ政治、今後の見通しは45:50 おすすめのアジア作品47:40 エンディング外山さんおすすめのアジア作品ベネディクト·アンダーソン著『想像の共同体』(1983年)

02-28
50:04

#26 「再生回数1万回突破スペシャル:ハリウッド視点で読み解く日本とアジアのエンタメ業界」(ゲスト:映画パーソナリティ・エンタメ評論家 コトブキツカサ氏)

番組の総再生回数が1万回を突破したことを記念して、スペシャルゲストに映画パーソナリティでエンタメ評論家のコトブキツカサさんをお迎えしました。前半では、松本人志問題や中居正広・フジテレビ問題など、スキャンダルが相次ぐ日本のエンタメ業界が抱える構造的な課題について掘り下げます。後半では、ハリウッドから見たアジア映画の位置づけについて語り、さらに、コトブキさんおすすめのアジア映画もご紹介いただきます。 収録日 2024年12月20日 【タイムライン】 0:00 オープニング 3:02 コトブキさんのご紹介 9:10  YouTube番組「週刊寿司特」〜日本のエンタメを語る(ジャニーズ問題、音事協と五社協定、芸能事務所の引き抜き) 26:46 アカデミー賞とアジア映画、ソーホワイトムーブメント、パラサイト、パストライブス、A24 38:47 韓国映画の盛り上がり、おすすめのアジア映画 45:42 コトブキさんの新刊『教養として知っておきたい映画の世界』 1:01:39 エンディング コトブキさんおすすめのアジア映画 「タクシー運転手 約束は海を越えて」(2017) 「1987、ある闘いの真実」(2018) 「偽りの隣人」(2020) 「ペパーミント·キャンディー」(1999) ※舛友雄大、初の著書『潤日(ルンリィー) 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』好評発売中です! Amazon : ⁠https://shorturl.at/uV3js⁠ 楽天 : ⁠https://shorturl.at/RPvbq⁠

01-31
01:03:19

#25 「トランプ再登場 : 激化する米中対立、その未来図」(ゲスト:佐橋亮・東京大学教授)

世界の二大国、アメリカと中国の対立が続いています。そもそも、10年ほど前から始まったこの新局面は、どのような文脈で出現したのでしょうか?バイデン政権が終了し、2025年1月20日に第二次トランプ政権が発足する中で、アメリカの対中政策はどのように変化するのでしょうか?そして、長期的に見て米中対立はどこに向かうのでしょうか?世界はブロック化していく運命にあるのか、台湾有事は起こりうるのか、そして日本の役割とは何なのでしょうか? 近著『⁠米中対立──アメリカの戦略転換と分断される世界⁠』を執筆された佐橋亮・東京大学教授にじっくりとうかがいます。 収録日 2024年12月9日 【タイムライン】 0:00 オープニング 1:16 佐橋先生ご登場〜米中対立の原点とは? 10:16 第二次トランプ政権の対中政策はどうなるか 20:13 米国は対中政策で一枚岩なのか? 28:33 米中対立の長期シナリオは? 35:04 台湾有事で日本はどうなる? 37:47 世界のブロック化は不可避か 42:08 日本の役割は? 46:47 おすすめのアジア作品 48:22 エンディング 佐橋さんおすすめのアジア作品 映画『ソウルの春』(2023年) ※舛友雄大、初の著書『潤日(ルンリィー) 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』好評予約受付中です! Amazon : https://shorturl.at/uV3js 楽天 : https://shorturl.at/RPvbq

01-03
51:14

【番外編#1】初の著書『潤日(ルンリィー)日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』が1月22日に出ます

舛友雄大の初の著書『潤日(ルンリィー)日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』が2025年1月22日に東洋経済新報社から刊行されます。 昨今注目を集める中国新移民に多角的に迫ったノンフィクションです。詳細はこちらからどうぞ(https://str.toyokeizai.net/books/9784492224243/)。 Amazon(https://shorturl.at/uV3js)などでご予約いただけます。ぜひお手にとってみてください!

12-13
03:46

#24 「リトルインディア誕生?知られざる在日インド人コミュニティの実情に迫る」(ゲスト:元江戸川区議ヨギさん)

今回のゲストは初のインド系区議を務めたヨギさんにお話を伺います。現在は、茨城県立土浦第一高等学校・附属中学校長でいらっしゃいます。 欧米を中心にインド系の躍進が目立ちます。スナク首相、ハリス大統領候補、GAFAMのトップ....一方、日本では東京都江戸川区を中心にインド人人口は5万に迫る勢いであるものの、まだまだインド系移住者の政治的、経済的活躍は目立ちません。 よぎさんは、日本が戦略的に移民を受け入れていないことを嘆きます。曰く「2流の日本に来る移民は2流でいい。」 【タイムライン】 0:00 オープニング 2:05 よぎさんご登場〜来日の経緯は? 11:27 江戸川区のリトルインディア構想 21:58 世界中で目立つインド系移民の活躍ぶり 33:15 日本にやってくるブリッジ人材とは 39:04 在日インド人コミュニティーの今後は 41:54 インドのIT教育〜日本の移民政策に対する提言 55:05 おすすめのアジア作品 1:05:23 エンディング よぎさんおすすめのアジア作品 よぎ 著『日本に導かれた運命:隣に住む、隣で働く外国人との真の多文化』

12-06
01:07:54

#23 「中国新移民報告第5弾 : 爆建ての現場を直撃/「3S1K」人気の理由/詐欺拠点まで移転?」

今回は好評の中国新移民レポート第5弾です。 まずは、爆建ての現場に直撃した時の模様をお届けします。中国系企業が着工に向けて準備を進めるマンション計画では住民の8割がたが中華圏出身者で占められる見込みとなっており、地元からは戸惑いの声も聞かれました。 そのほかにも、文京区の有名私立小学校3S1Kが中国新移民に人気となっている背景や、詐欺拠点までもが日本に進出してくるようになっているのではとの疑惑についてお話ししました。 (収録日2024年10月30日) 【タイムライン】 1:00  「爆建て」の現場から 12:05  3S1Kと「学区房」 20:37  詐欺拠点も日本に進出? 23:38   おすすめのアジア作品 25:48   エンディング 舛友雄大のおすすめアジア作品  譚璐美著『帝都東京を中国革命で歩く』

11-08
31:28

#22「GDPで日本と逆転へ 注目のインド経済を総点検する」(ゲスト:佐藤隆広 神戸大学経済経営研究所教授)

2025年には日本とGDPが逆転するとも言われ、世界的に注目を集めるインド経済。その潜在力や課題を徹底的に議論します。 西側諸国と中国の経済関係が微妙になる中、インドは果たして中国に取って代わる「世界の工場」になれるのか?3期目に突入したモディ政権は従来の保護主義的な政策を改めることができるのか?自動車やITといった産業をさらに振興することができるのか?日印関係や中印関係はどうなっていくのか?長年インド研究を続けてこられた佐藤教授に詳しく伺います。 収録日 2024年9月2日 【タイムライン】 0:00 オープニング 1:27 佐藤先生ご登場〜インド経済が世界的に注目される理由 9:43 逆にインド経済の弱みは? 16:40 インドは中国に替わる世界の工場になれるのか? 22:22 モディ政権をどう見る? 33:40 インド経済、ミクロ的には? 46:24 インドと中国の経済関係 55:00 おすすめのアジア作品 1:03:00 エンディング 佐藤さんおすすめのアジア作品 ヴィカース スワループ 著『6人の容疑者』

10-12
01:05:00

#21「中国新移民報告第4弾:中国系ライブハウス爆誕/大学が中国語コースを開設/「新ガチ中華」」

今回は好評いただいている中国新移民報告の第4弾です。 まずは、東京・六本木にオープンしたばかりの「School Live Bar Tokyo」をご紹介します。都心に中国系ライブハウスが誕生するのはこれが初めてだと思われます。中国の音楽関係者が次々と来日している背景とは。 その他、日本の大学が相次いで中国語で授業をするようになってきていたり、高級中華料理店が日本に進出してき来るようになっている新現象について語ります。 (収録日2024年8月27日) 【タイムライン】 1:01  School Live Bar Tokyoに行ってみた 15:28  日本の大学が相次いで中国語で授業を提供 20:58  「新ガチ中華」とは何か 23:33   おすすめのアジア作品 25:58   エンディング 舛友雄大のおすすめアジア作品  湊 一樹著『「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義』

09-13
27:15

#20「来年ASEAN加盟へ 東ティモールってどんな国?」(ゲスト:福武慎太郎 上智大学教授)

今回は日本では知名度の非常に低い東南アジアの小国、東ティモールをあえて取り上げます。 2025年にはASEAN11カ国目のメンバー国になる予定で、これからますます注目を集めそうです。 ゲストの福武先生に、地理的な繋がりから生まれた多様な文化、ポルトガルの植民地から独立に至るまでの歴史、先進的な民主制度など、網羅的に東ティモールの特徴を解説していただきました。 収録日 2024年7月10日 【タイムライン】 0:00 オープニング 1:03 福武さんご登場〜東ティモールってどんな国? 7:02 ポルトガル植民地時代 9:39 独立までの経緯 17:41民主主義先進国 19:55外交関係は? 24:30 ASEAN加盟に向けて 33:59 おすすめのアジア作品 41:30 エンディング  福武さんおすすめのアジア作品 アンドレア・ヒラタ 著『虹の少年たち』 アンドレア・ヒラタ 著『少年は夢を追いかける』

08-16
42:25

#19「脱北者の私が日本で朝鮮料理店を開いた理由」(ゲスト:ソルヌン創業者 ムン・ヨンヒさん)

今回は千葉市稲毛区に今年3月にオープンしたばかりの朝鮮料理店ソルヌンからお届けします。ゲストはこのお店を切り盛りするムン・ヨンヒさんです。 北朝鮮で生まれ育ったムンさんは2015年に脱北を断行。紆余曲折を経て、中国・ラオス経由で、韓国に至りました。番組では、彼女の半生を振り返りつつ、平壌冷麺にかける想いを聞いていきます。 収録日 2024年6月24日 【タイムライン】 0:00  オープニング 2:52  ムンさんご登場〜北朝鮮での暮らしぶりは? 14:15  脱北して中国・ラオス経由で韓国へ 27:00 韓国での生活〜日本へ移住 37:32  北朝鮮の食文化 49:55 おすすめのアジア作品 53:11 エンディング ムン・ヨンヒさんおすすめのアジア作品 長渕剛さんの楽曲

07-19
54:56

Recommend Channels