クラフトビールの定期便Otomoniで毎年恒例の大人気企画、周年記念ビール醸造。 今年はBREWER'S HIGHにも出演していただいていた金沢百万石ビールさんに醸造をお願いしていましたので、その裏話を収録させていただきました。 なんとこの「和嗜-washi-」と名付けられた5周年記念銘柄は、原料100%純国産。 麦・ホップ・酵母と全て国産のものを使っています! 麦は通常ビール造りで使われない六条大麦を。ホップは3種類の自家栽培ホップを。そして酵母には兼六園の桜からとれる兼六桜酵母を使用しており、そこに山田錦ともち米の二種類のお米を使うという「日本てんこ盛り」で造られた低アルコールなクラフトビールです。 この要素もりもりさ加減はどこからきたのか。そのコンセプトやラベルに込めた想いを金沢百万石ビールの入口さんとお話ささせていただきました。 【商品情報】 https://brewtope.jp/washi 【金沢百万石ビール】 ブルワー 入口 https://www.wkwk-farm.com/ 【Brewtope株式会社】 代表 金澤, ブランドマネージャー 藤本 https://brewtope.jp
今回は、北海道・札幌のまち角に“光”をともす〈StreetLight Brewing〉さんの回です。ゲストは、札幌市役所で地域イベントを手がけ、ハスカップ復興ビールを機にクラフトの世界へ飛び込んだ “ビール王子” こと宮口さん。――行政、インフルエンサー、そしてブルワリーの運営へと変遷した異色のキャリアは、「クラフトビールを広めたい」「クラフトビールを通じて人が集う場所をつくりたい」という情熱から参加されました。大規模設備を導入してでも“北海道から全国へ”届けるスケール感、タップルームで直接魅力を伝える透明度、そして〈コピーライター/デザイナー×ブルワー×タップルームマネージャー〉の三位一体チームで、クラフトと大手の垣根を越えた“第三の選択肢”を提案しています。―――――〖出演(敬称略)〗 StreetLight Brewing 宮口https://shop.streetlight.jp/
今回は、タンチョウが舞う、人口約2400人(令和7年4月末時点)の北海道・鶴居村にある、旧小学校を改装したブルワリー〈Brasserie Knot〉さんの回です。COEDO「毬花」を造り、うしとらや忽布古丹醸造の立ち上げを経験し、今でもなお多くのブルワーの醸造技術支援を行う植竹さん。確かな味わいでクラフトビール好きからも人気を集め続け、クラフトビールを“文化”へ醸し替える実験を続けています。「まだクラフトを知らない人こそ届けたい」と人口の少ない土地を選びながら、理系の実験精神と“ビールの学校”という教育視点で、人も地域も育てる――その高い視座と驚くほど謙虚な語り口に、クラフトビールの未来が見えてくる一時間になりました。-------【出演(敬称略)】Brasserie Knot代表取締役 植竹https://brasserieknot.jp/
今回は千葉・舞浜の商業施設〈イクスピアリ〉内で醸造を続ける ハーヴェストムーン さん。ゲストはブルワーに転身し、2022年ワールドビアカップ〈ピルスナー部門〉で金賞を掴んだ 園田さん です。「数値は信じる、でも頼りきらない」「ゴミに気づいたら拾う」。そんな “いつもと違う”に気づく丁寧さ が、未経験者を世界一へと押し上げました。マスタービアジャッジの客観的視点を持ちながら自らを磨き続けた軌跡をお聞きしました。-----【出演(敬称略)】ブルーマスター: 園田https://www.ikspiari.com/harvestmoon/
今回は大阪・西成にあるDerailleur Brew Worksさん。フランス語で『道を外す者=生き方を自分で選ぶ者』を掲げ、その名の通りエッジの効いたラベル・ネーミング・売り方が目立つDerailleur Brew Worksさんですが、その裏に息づく矜持と社会的意義は重厚。ギャグセン全開の軽妙なトークの中に、思わず天を仰がずに入られないアツさが光ります。BREWER'S HIGHとしても初となった4人での鼎談。“美談”と“本音”がせめぎ合う、笑えて感動できる回となりました。------【出演(敬称略)】代表: 山崎デザイナー: 岡本ヘッドブルワー: 沖吉https://derailleurbrewworks.com/
今回は大阪府のMARCA BREWINGさん。元カーデザイナーのブルワーである神谷さんは、部品単位で車のフォルムを磨き上げてきたプロダクト思考そのままに、ビールにも「余白」を与えます。瓶はシルエットを主役にし、ラベルはあえて最小限に。「文字情報はエンタメ。書けば書くほど濁る」という独自の美学が、味わいとともに際立つ潔さを生み出しました。盛り上がり続ける関西クラフトビールシーン。「自分が飲みたい」をとことん削ぎ落として突き詰めるMARCA流びものづくりが、どうやってファンと市場を開拓してきたのか。ボトルデザイン誕生秘話、そして「好きなものは作ってみたい」で走り抜けた神谷さんの決断力とクリエイティビティに迫った回となりました。【出演(敬称略)】MARCA BREWINGヘッドブルワー 神谷https://beermarca.com/
今回は和歌山・白浜の老舗ブルワリー、ナギサビールさんにお邪魔しました。ゲストは、ペールエールのファンから作り手へと転身した飯村さん。30年近く愛される定番ビールを守りながら、「次はもっとこうしたい」と味を磨き続けるその姿勢は、クラシックへの深いリスペクトと探究心に満ちています。飲んだ瞬間に“心がグッとなる”ような一杯を届けたい——。そんなまっすぐな情熱と、ビール造りのロジックを愚直に学び、反映させていく誠実なものづくりのお話をうかがいました。
今回は、元英語教師が元保育園をリノベーションしてできた和歌山県有田川町にあるブルワリー「NOMCRAFT BREWING」さん。NOMCARFTさんといえばIPA。移住者たちを含む多国籍チームが数々の試行錯誤を経て織りなす本場仕込みの確かなビール造りで輝かしい受賞を果たした背景には、地域に根ざす温かな人々の情熱が息づいていました。【出演(敬称略)】NOMCRAFT BREWINGGareth(ギャレス)https://nomcraft.beer/Brewtope株式会社代表 金澤https://brewtope.jp/
ニホンオオカミが最後に捕獲されたという奈良県の山奥、東吉野村にあるグットウルフ麦酒。この場所とクラフトビール造りを、好きだから選んだと楽しそうに話す代表の石井さん。話を聞いていると、なんだか聞いている側まで東吉野村を好きになってしまいそうな、そんな人情味あふれる方。狼と土地とビールと。好きに溢れて造られたものが本当に美味しいということに嬉しくなれる回でした。【出演(敬称略)】グットウルフ麦酒代表 石井https://www.thegoodwolf-brewery.com/Brewtope株式会社代表 金澤https://brewtope.jp/
奈良県にある酒蔵、長龍酒造が始めたCHORYO Craft Beer。 なんとCHORYO Craft Beerさんは、元となる会社でクラフトビールの原料を売り始めてから、原料の使い方の知見を深めていく意味合いを兼ねて立ち上がったブルワリーでもあるとのこと。 そんな原料1つ売るにも自分たちで実際に触ってみるというクラフトマンシップ全開のCHORYO Craft Beerでヘッドブルワーを務める樋代さんに、日本酒造りに影響を受けたCHORYO Craft Beerらしいクラフトビール造りについてお聞きしました。 【出演(敬称略)】 CHORYO Craft Beer / 長龍酒造 ヘッドブルワー 樋代 https://www.choryo.jp/beer/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
ビールが苦手だった浪岡さんがクラフトビールと出会ってブルワーになり、今ではクラフトビール業界屈指のかっこいいクリエイティブを誇る奈良醸造さん。 様々なカルチャーを遊び心として加え、手に取った人の飲むシーンを想像しながらビールを造っています。 奈良を想って造られる確かな味とアート性の高いラベルで人気を博し、今のクラフトビールシーンになくてはならない存在となっています。 今回はそのクリエイティビティの源流をお聞きしました。 【出演(敬称略)】 奈良醸造 代表取締役 浪岡 https://narabrewing.com/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
今回は福井県にあるクラフトビール醸造所、OUR BREWINGさん。 戦略的にブルワリーを立ち上げた経営者とブルワーのお二人をお迎えし、クラフトビールへの情熱と独自のアプローチについてお話を伺いました。 毎回異なるホップを使用し、バッチごとに新しい味わいを提供する革新的な醸造スタイルや、「飲みやすさと飲みごたえ」という相反する要素の絶妙なバランス。 豊かな地元の水や六条大麦といった原料へのこだわりなど、ものづくりへの愛と福井への愛に溢れたお二人とのトークをお楽しみください。 【出演】 OUR BREWING 代表 岡田 ブルワー 中西 https://ourbrewing.com Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
石川県金沢市にあるクラフトビール醸造所、BREW CLASSIC(ブルークラシック) さん。 「いつか”クラシック”と呼んでもらえるようなクラフトビールを目指す」 という思いが込められている元総務の方という異色の経歴の方が立ち上げた醸造所です。 丁寧にどっしりとスタイルに根ざした味わいの上に、そこにとらわれることのない遊び心を入れこんだ味の厚みが特徴のBREW CLASSICさんのルーツをお聞きしました。 【出演】 BREW CLASSIC ブルワー 酒尾 https://brewclassicbeer.com/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
岩手県のクラフトビール消費量は、令和4年度の岩手県全体のビール消費量の「約3-4%」に相当すると推計されており、これは全国平均のクラフトビールシェア(1-2%と推定)を大きく上回っています。 この消費量は、20年以上も前からクラフトビール文化を地道に根付かせる活動を行なってきたベアレン醸造所の努力の結晶とも言えるでしょう。 ブルワーさんに「目指すブルワリーの在り方」をお聞きすると名前の上がることの多いベアレン醸造所。 一つのロールモデルとなった彼らのこれまでの軌跡と想いに迫ります。 【出演】 ベアレン醸造所 代表 嶌田 https://www.baerenbier.co.jp Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
震災復興をきっかけに、福島県の名産品である桃を使って作られた「桃のラガー」。 そんな桃のラガーは、みちのく福島路ビールさんのロングセラー商品になり、県外の若者の飲み手を増やしてきました。 そして今回はそんな桃のラガーをきっかけにブルワーとして働くことになった新人ブルワーの阿部さんにお話をお聞きしています。 【出演】 みちのく福島路ビール ブルワー 阿部 https://www.f-beer.com/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
神奈川県横浜市にある、大変おしゃれなブルワリーレストランのREVO BREWINGさん。 クラフトビールのブルワリーさんとしては珍しく、ワークショップなどを通して飲み手とコミュニケーションをとりながら、徹底したコンセプトメイキングによって商品開発を行います。 今回はそんな飲み手のシーンを考え抜いて作るに至る背景をお聞きしました。 【出演】 REVO BREWING ヘッドブルワー 水沼 セールス 諸藤 https://www.f-beer.com/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
モノづくりの街と呼ばれる東京浅草橋にある醸造所、VectorBrewingさん。 遊び心満載、面白さ駆動で醸す自由さはまさにクラフトビールならでは。 心から楽しそうにお話しされている木水さんから、クラフトビールの懐の深さと魅力がひしひしと伝わる回となりました。 【出演】 Vector Brewing ヘットブルワー 木水朋也 https://vectorbrewing.co.jp/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
今回のブルワリーは2018年に山形県で立ち上がった米沢ジャックスブルワリーさんです。 「日本人は輸入した文化を独自の文化に育ててオリジナルにブラッシュアップしていくのが得意だと思う」と語る代表の槙山さん。 クラフトビールも同じように自分たちならではのブラッシュアップの仕方をしていきながら文化を広めていきたいと、原料に山形の郷土料理である「笹巻き」に使われているものを全て入れてビールを作るなど、面白い取り組みを続ける背景をお聞きしました。 【出演】 米沢ジャックスブルワリー 代表 槙山秀都 https://jacks-beer.com/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
宮城県気仙沼市にあるBLACK TIDE BREWING。 ドラマでも舞台になった気仙沼は、「おかえり」で人を迎えてくれるあたたかさのある魅力的な場所。 「復興していく街の様子に、逆に自分が前に進む力をもらった」と話す丹治さんに、気仙沼という場所やそこでのものづくりについて話をお聞きしました。 【出演】 BLACK TIDE BREWING 営業部長 丹治 和也 https://blacktidebrewing.com/ Brewtope株式会社 代表 金澤 https://brewtope.jp/
硫黄の香りがふわりと漂う、新潟「月岡温泉」でビールをつくる「月岡ブルワリー」。 今回はブルワーの新保さんをお迎えし、その歩みと、温泉地での挑戦についてお話を伺いました。「温泉を飲めたらいいよね」というアイデアから生まれた、月岡温泉を表現したエメラルド色のビールや湯上がりにすっと飲めるペールエール……「人をつなぐビール」というテーマのもと、温泉地だからこそ生まれる発想と工夫が語られます。地元の人々を驚かせ、旅人を土地へとつなぐ一杯は、どのようにして生まれるのか。その想いと挑戦に迫るエピソードです。