D-Radio

坂本龍一、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が中心となり、震災Disasterから10年Decadeという節目に、さまざまなDをテーマに過去と向き合い、未来を志向するためのムーブメントであるD2021のラジオ。民主主義Democracyを維持するためのDemonstrationとして、問いをなげかけたり、悩んだり、考たりすることができるようなDialogueの場を目指しています。 不定期更新

#024 楽じゃなくても、気まずくてもいいから、話そう 選挙権がないことについての対話:後藤正文×Yuri Kim×Hibi Bliss×永井玲衣

選挙権をもっていないわたしが選挙について語ること / 自分が住む場所について話せない / 決められる人たちが決められない人たちのことを決めている / 「なんでお前が言うの」/ 在日韓国人の歴史 / 日本人として生きなければいけない / ここにも、向こうにも自分の居場所がない / くやしいなあ / 一体何を恐れているの? / 同じ税金は払っているけれど / マジョリティこそが話すべき / 僕が政治の話をしてもいいんだろうか / 「ごめんね」で終わり / 民主主義国家はボトムアップであるべき / 投票だけじゃない / 俺たちはもう変え始めている / 緊張感がある中で思いを共有する / 気まずくても、楽じゃなくてもいいから、話せるということ / 変わった / 安さが担保しているもの / 過激なブログかと思ったら / 日本人じゃなくて日本語人 / 在留カードの問題 / 外国人の監視 / 怯えさせたいのかな? / 僕たちの次は日本人 / 「ジョンレノンに見えてきた…」 / 既に一緒に生きているというのは変わらない事実 / 過去を見よう、難しいことをやろう  田中宏『在日外国人 第三版ー法の壁、心の溝』岩波新書 https://www.iwanami.co.jp/book/b226216.html

10-26
01:20:31

#023 いい政治家ってどんな政治家? : 後藤正文×今井るる×永井玲衣

25歳で政治家にチャレンジ / 政治ってなんだろう / どうして政治家を目指す? / 希望を語ることの難しさ / 震災から10年 / 公の仕事が報酬と感じる / 弱さは呼びかけになる / 選挙が軋轢を生む / 自分はたまたま政治家を目指せた / 一緒に悩みたい / なんで政治家を偉いって思っちゃうんだろう / 先生って先生という生き物だと思っていた / 権威に敏感でありたいけど / ときどき触ってしまう権威 / APPLE VINEGAR賞での悩み / 「どこの記者だ」 / それでも続けることのすごさ / ペンスルール / 権威性の責任のとり方 / なんで政治家をやりたくないのか? / 権威への嫌悪かもしれない / 利用されている? / 自分は一つのピース / 自分は転換点にいるだけ / 大いなる流れの中で自分をとらえる / 点と点の比較になるとつらい / わたしたちはどんな社会を目指したいんだろう? 松村圭一郎『くらしのアナキズム』https://mishimasha.com/books/kurashinoanarchism.html

10-19
01:09:53

#018 なぜわたしはあきらめないのか?#絶望しないための公開会議 : 永井玲衣×宮木快×Yuri Kim

わかりやすさって必要? / わかりやすさって先がない / 知の消費者へ / 「さらに」をどう伝えるんだろう / 見れるデザイン / 余白をつくる / 突如反応するSiri / 発信者もまた受信者 / 疑うことは孤独なこと / どうやったら共に悩めるんだろう? / あきらめとの戦い / あきらめた人とどうやって一緒に悩める? / なぜわたしはあきらめていないんだろう? / くやしい / 純ジャパという言葉 / 道に落ちているまきびし / meとpeopleとhuman being / まきびしの上手い避け方 / 今日わたしは傷つかないでいられるかな / 「そこまきびしあるよ!!」 / 「ごめん、撒いてたら言って?」 / お互いに確認できること / みなさんの#まきびし についての話、教えてください

09-13
57:21

#017 連帯について考える #絶望しないための公開会議 : 永井玲衣×宮木快(紡 / Green Tea)×川村里紗(Voice Up Japan 明治大学)×Yuri Kim(D2021)

連帯って何だろう / 生活の中で「連帯している」と感じているときってどんなとき? / 連帯は非常事態以外でも / 連帯は気持ち悪い? / バラバラのまま共にあるためには / 言葉をさがす / 気軽に使えない言葉“多様性” / 君は君だよね / 大丈夫と思える場って何だろう / 不特定多数に呼びかける語り、そして場の設定 / 上から目線はやだ / 緩急をつける / 「あ、人間なんだ」と思われること / 身近の言葉のこわさ / #絶望しないための公開会議 はつづきます 参考:Vol.7 Dialogue 「やっぱり社会は変わらない? 絶望しないための公開会議」https://www.youtube.com/watch?v=JVGm_ftXLUc 紡:https://www.instagram.com/tsumugi2690/?hl=ja Voice Up Japan:https://voiceupjapan.org/ja/ もやもや大放出CLUB:https://open.spotify.com/show/6p9bjfJYsbvItsrKNqK1T2

09-06
53:01

#014 わからないまま、あなたを尊重することについての対話:後藤正文×荒井裕樹×永井玲衣

「ダイバーシティ」へのもやもや / スローガン社会 / 将来の目標ではなくて喫緊の課題としてのダイバーシティ / 侵害と調整 / 声を上げられる社会 / トーンポリシング / 分かりあいたくない / 「分かり合うより想い合うように」 / 読み手を信頼する / 難しく書きすぎてない? / 言葉の身体感覚 / 哲学者たちの奮闘 / ダイバーシティと差別 /メニューが2つしかないレストランの例え / 角度を奪う太字のスローガン / 理屈抜きに楽しかったり、しんどかったり、ふつうだったり / 権威にしない / ちゃんとバラバラになりたい / まとまらなさを、まとまらないままに書きたい / どんな言葉が降り積もった社会にしたい?

08-09
01:02:51

#013 まとまらない言葉を生きる、わたしたちの対話:後藤正文×荒井裕樹×永井玲衣

ずっとひっかかっている詩 / 歩けることは、歩けないことを差別することになる? / 詩人横田弘とのまじわり / 「元気な赤ちゃんを産んでね」 / 愛と正義を否定する / アライシップ / あなたにだけ反応しない自動ドア / かけがえのないわたし、たまたまのわたし / “特権”という言葉のあやうさ / 反転する言葉 / マジョリティの罪悪感 / まじめに引き受けすぎない / 私は生き直すことができない / 私らは生き直すことができる / 「君と話をしているんだけど」/ 大きな社会を見据えながら小さな主語で考える / 朗らかな解消 / また反省って言っちゃった! / 誰かのため、わたしのため TOPPAN INNOVATION WORLD ERA 荒井さんゲスト回(https://www.youtube.com/watch?v=ISMvZ3Zlicg) 荒井裕樹『障害者差別を問いなおす』(https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480073013/) 坂本いづみ・茨木尚子・竹端寛・二木泉・市川ヴィヴィカ『脱「いい子」のソーシャルワークー半抑圧的な実践と理論』(http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-3582-3.htm) 大江健三郎『晩年様式集』(http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/inlatestyle/)

08-02
01:05:55

#010 自分自身の特権性と加害性に向き合うための対話:後藤正文×SIRUP×永井玲衣

自分の持っている加害性、特権性にどう触れていくのか / 怒りだすひと / 何も考えずに暮らせるという特権 / 想像力によって乗り越えられること、乗り越えられないこと / 「どうしてボールが入ったの?」 / CDバブル / 下の世代を感じずにいられた特権 / 変わる姿勢 / 加害者になるかもという恐怖 / なぜ学ぼうと思えるの? / 社会の進歩とリンクしていたい / 女性を消費している空気感 / 「聞く」を上手になりたい / 違和感を察知する能力 / 自分の苦しみと思いたいと思うこと / 自分はどこまでやればいいのか / セルフケアとアーティスト / 考えをどう浸透させていくんだろう? / 個人を責めずに事柄について考えていくためには? 対話の中に出てきた本たち: 荒井裕樹『まとまらない言葉を生きる』(https://honto.jp/netstore/pd-book_30882702.html) ダイアン・J・グッドマン『真のダイバーシティをめざしてー特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育』(https://honto.jp/netstore/pd-book_28352529.html)

07-12
01:02:56

#009 資本主義の中でミュージシャンたちが語ること:後藤正文×SIRUP×永井玲衣

過去の自分を恥じながら / 音楽に対する潔癖さ / LIVE音源をどこまで直すか / いい空気を社会に波及させたい / そんなに有名にならなくていい / 「売れる」ってなんだ? / ミュージシャンたちの働き方改革 / 「資本主義と社会がわるい」 / たったひとりから始める / 完璧じゃないならやめよう / 学校のテストを変えたい / 多様な読み方を知ること / 「ゆう、じゃなくていう、でしょ」 / 上滑りしていく議論

07-05
52:27

#008 身体を思い出し、想像力を養うための対話 : 後藤正文×コムアイ×永井玲衣

押し付けじゃない対話って何だろう? / 問いがひとをつなぐ / 動き続けること / 身体が緊張する / 勝手に最初から最後までうまくいくとき / 歌詞が間違ったとしても正解になる / 朗らかな身体づくり / 自分の身体の面倒を見てあげる / 怒っている人を減らすためのクラブ / 毎日忙しすぎる / これだけ働いてこれだけ貧乏っておかしい / 「なんでこれでこんなに儲かるの」 / 本当に労働って義務なのか? / バーチャル公共事業 / 「作れないコンペ」をやりたい / SFにヒントをもらう / 想像力を訓練する / 理想をあきらめない / コムアイとゴッチの問いへ  

06-28
52:39

#007 大丈夫ですか?と見知らぬあなたに声をかけるための対話:後藤正文×コムアイ×永井玲衣

話し出すきっかけをつくるにはどうしたらいいの? / 自治会に参加するゴッチ / 参加しなければいけない民主的な場は本当はたくさんあるかもしれない / 鍵のかかる公園 / おじさんのぶちまけられる怒り / コムアイ、不機嫌を分析する / 言うことと言いたいことは違う / 空気をつくる、つくられる / 空気を振動させる音楽 / もっとDIVAぶろう / 対話がこわい / ひとりで背負わないこと / 無責任な放棄と自由の尊重は違う / 「ちょっと席見ておいてもらっていいですか」 / 人との関わりの中で発動される倫理 / どこまで責任をもつべき? / 全体の社会を居心地よくするために

06-21
58:26

#35 震災について考えるための対話:後藤正文×Yuri Kim×永井玲衣

番組をいまつくっています / それぞれの震災 / 震災とアジカン / 原発について考えていた2011年 / 「砂の上」 / こんな時に曲をつくれないなら / 自分が思っていたよりズタズタな社会 / 震災と向き合うってなんだ? / 代弁できなさ / はじめてヘイトスピーチを受けた年 / twitterと震災 / ヤフコメがつらい / デマと大量の情報と出会う / 軽はずみさ / つくられるボーダー / 東京で電力を使うということ / 「東京に帰ってきちまった!」 / 福島とは何かではなく東京とは何かと問うこと / トウキョウという概念 / わたしの中のトウキョウ的な暮らし

03-08
48:31

#34 わからないって何だ?:後藤正文×温又柔×永井玲衣

わからないがわからない / わかるっていう時に何が起きてる? / わかるって言われて憤る / わかってほしくて書いてるのに、なぜ? / 相手のスケールを疑いたい / 共感できればいい作品? / 「新しいね〜」 / 手渡すという気持ち / わからないものを受け取りました / 贈り物をわたすことについて考える / 一緒に持ちたい / わかると受け取るを分けよう / コミュニケーション能力ってやり過ごす力なの? / 本当に武器になるのかな / カードの切り合いモデル / 表現者が加担したくないもの / 武器はいつか兵器になる / 自分をさらにわからなくさせてくれる読書体験を信じる / 「哲学するコツ」 / 安心してつまづきたい / 自分が自分であることを楽に肯定したい / ヘイト本のかなしみ / 手を止めたら即干からびてしまう社会 / 「俺もうわかんなくなってきちゃったよ」 / 自分が言い続ける責任を楽しみたい / 荒野を食い止めたいひとたち / 「長い目」ってどう持つことができるんだろう? ローマン・クルツナリック『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』

02-07
54:33

#33:「言葉が通じる」って何だろう?:後藤正文×温又柔×永井玲衣

twitterをやめた温又柔さん / ことばって何だろう? / 日本語って誰のもの / 宙吊り状態であること / 言葉の方がずっとのろま / 書けないからこそ書く / 感情と言葉の一番ちかいところ / twitterって何でこんなにつらいんだろう / 奥行きがない / そのとおりに読んでいるのに、そのとおりにならないこと / 答えってそんなに必要? / 間違ってokだった時間が少ない / 台湾人?日本人? / 「ヒンディー語がとどまっている」 /  ただの器 / 私の中に滞在するという感覚 / わからないことへの快感 / 相手のことを全部わかったら / 「俺という人格が崩壊する」 / わかるとこわい、わからないとこわいは違う / わからないことに救われる / 言葉以前の世界 / 話すことばかりに夢中になってる 温又柔『真ん中の子どもたち』(集英社) 中島岳志『思いがけず利他』(ミシマ社)

01-31
47:58

#32 「受け手」であることについての対話:後藤正文×Yuri Kim×永井玲衣

#32 「受け手」であることについての対話:後藤正文×Yuri Kim×永井玲衣 "嫌な社会”に加担するということ / そこにいないと生きられない切実さ / ゆるせなかった自分をゆるす / 世の中って無邪気にひどい / 違うって言ったら干されちゃう / 自己否定が他者否定へ / 自己嫌悪は自己愛の可能性をもてる / どこからこの技術がやってきたのか / どうやって社会に参加したらいいんだろう / 参加しなきゃいけないって思った / 正しさではなく、よりまし / 恥に突き動かされる / 使っちゃえ / 手渡していく責任 / わたしたちは受け手でもあり渡し手でもある / やってきて、とどまっている / 僕たちの中に社会がある / 利他は過去からやってくる / バトンを受け取る感度 / きれいなことばをうけとるとは / 「ことわざつくろうかな」 / 未来のことを考えられるってすごいね / 日本語も受け取ったもの / よい受け手ってなに? 中島岳志『思いがけず利他』(ミシマ社)https://mishimasha.com/books/omoigakezurita.html

01-24
48:32

#31 自然とわたしの関係について、何とか立ち止まって考える:後藤正文×Yuri Kim×永井玲衣

はじめにおしらせです / CLPについて / 自分で殺せないものを食べるってどういうことなんだろう / 立ち止まってぐずぐずしたい話 / 自然とわたしたちのあいだのグラデーション / ピュシスとロゴス / 非倫理的な中でのかろうじての倫理学 / ふしぎなニュース / 不義さ / 動物園とか水族館とか / 自然の解釈と改良 / 自然主義からすべりおちる優生思想 / ままならなさにどうやったら立ち止まれるんだろう / バサッと切れなさ / 考える猶予がほしい / 追い込まれた先で答えを出したくない / でも、何かを選べないわけではない / 何かを通って言葉にする / ナウシカから考えることたち / 「論破とかよくないっすよ」 / 論破じゃなくて説得 / 論破は可能性の破壊 / 「パクって使おう」 福岡伸一・伊藤亜紗・藤原辰史『ポストコロナの生命哲学』(集英社新書)https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-721185-6  カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(ハヤカワepi文庫)https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/310051.html  宮崎駿『風の谷のナウシカ』(徳間書店)https://www.tokuma.jp/book/b504001.html

01-17
46:44

#30 なぜつながりあえないの?:後藤正文×塩田潤×永井玲衣

競争原理を内面化したわたしたちはどうやったらつながりあえるんだろう / 数値化の呪い / 芸術を大切にしない社会 / 自由なことばって何だろう? / ドミソ / 「なにこれ!?全然楽しくねえ!」 / どう愛していいかわからない突然のたて笛 / 丸付けしやすい教育 / 教科書が正解じゃないマリ共和国の話 / 「正解がないけど、間違いがあるときってある」 / 就活と失敗 / 「まちがえつづけてここにいますね」 / 弱さをシェアする / 不確実性に免疫ある哲学者たち / 日常の中に散らばってるつながり / 身体性をもったつながり / ドアに入ってくるだけでわかる怒り / 場作りって大事なんだなあ / 都会的になることは切り離されていくこと / 売るものはもう時間しかない / 土を育てることと運動 / 死んだあとに芽が出る / 「活動家とは場をつくること」 / つねにすでにあったものを見つける / 土をつくるのではなく耕す / 「まるごと土だよ」/ この社会は誰にとって都合がいいのか? / 権力について考える 湯浅誠『活動家一丁あがり!社会にモノ言うはじめの一歩』(https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000883432011.html)松村圭一郎『くらしのアナキズム』(https://mishimasha.com/books/kurashinoanarchism.html)

12-21
01:07:18

#29 世界は関係でできている?:後藤正文×塩田潤×永井玲衣

ゴッチさんが最近考えていること / 正しい尺度のなさ / 関係性でしかないわたしたち / コペル君の気付き / なんでこの感覚は失われたの? / 個ってなんだろう / 確固たる個というときに想定するわたし / 議論と対話のちがい / 「みんな死ぬじゃん」 / 流れの一部でしかない自分 / 「確固たる」のしんどさ / 自己更新 / 変わるし流れていくし / 失敗と地続きだと呪われる / 失敗したLIVEの話 / 新陳代謝するように生きている / 瞬間を生き返す / わたしもまた過程 / 「アップデート」という言葉への違和感 / アップデートよりも読み込み中 / 計画的陳腐化 / わたしたちはあらゆるものと関係している / 前回の放送は寝てしまった / お呼びでない / 聞く耳を持つこと  カルロ・ロヴェッリ『世界は「関係」でできているー美しくも過激な量子論』(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140818817) 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(https://honto.jp/netstore/pd-book_28640808.html)

12-13
48:32

#028 よく「聞く」とはどういうことか?: Yuri Kim×塩田潤×永井玲衣

「聞く」って当たり前じゃない / 受け渡しとしてのケア / 相手の言葉を引き受けるってなに? / 伝えると聞くは一体なのかも / 使っているのは耳だけじゃない / 聞いてるときは考えているとき / 能動的行為としての聞く / 「聞く」を強いることのつらさ / 吐き出す場としてのtwitter / 見ると聞く / 潜ると聞く / 一緒に潜っているという瞬間 / 「聞かれる」体験って何だろう? / 「聞かれない」社会 / 心拍数が速い社会 / 応答関係に入ること / めちゃくちゃ喋る聞き手 / 賛同しているからって聞かれてるわけじゃない / 連帯と「聞く」 / 「賛同であっても連帯ではない」 / 運動を自分の中に取り込むこと / 人間と人間の連帯がつくられる場が対話 / 「これだからやめらんねえな」 / 哲学対話を観察することはあまり意味がない / 聞くことをゆるさない社会ってなに? / お風呂が湧く音が入ってすみません / なんで聞いてほしいと思うんだろう? / 対話ってアナーキー?  BUMP OF CHICKEN「メーデー」https://www.youtube.com/watch?v=4N8miWIdD54

12-06
01:07:36

#027 「対話がうまくいく」ってなんだ?:田代伶奈×永井玲衣

対話可能性をどのくらい信じるのか / あえて場を作らないといけない / 話せばわかるかもしれないけど、話はじめることができない / 日常生活の中の対話 / 身近なひとと対話できないのはなぜ? / 知らないひとだからこそできるんだよ / 自分を言語化することのくるしさ / 孤独な自分とコミュニケーション的自分 / 自己内対話できないのかも / 自己と向き合うってなんだ? / 文章を書くことはどうだ / 書かれたものってわたしなの? / 確固たるマジな自分はいるのか / 対話がうまくいくってどういうこと? / 悪い対話は存在するのか / みんながそうでないとそうではない / わからないって言えない / なぜ対話するのかな / ひとりでやるためにみんなが必要 / 対話の席につけない / 対話はいつはじまるのか / 「問い」があるから対話ができる / 問題と問いは違う / なんでも対話で解決すればいいの?

11-23
47:36

#026 ケアについて悩みながら考えてみる対話:宮木快×塩田潤×永井玲衣

ケアってなに? / 今日受け取ったケアってなんだろう / ケアは人類的な活動 / セルフケアについて考える / セルフケアって本当にセルフなの? / わたし「を」・わたし「で」のちがい / 貨幣によって不可視化されるケア / 自分はどういうケアを与えているのか / 水中の哲学者たち / エンパワメントよりもささやか / ケアとしてのBTS / BTSめっちゃ好き… / ケアは革命的な実践 / コミュニティ形成に必要 / やさしいけど抵抗運動 / 新自由主義は個人をバラバラにする / ベタに聞こえちゃう / わたしたちはなぜこんなに自立が好きなのか / 地球環境にもケアされている / 人間の価値なんて無数にある / 生きてるだけで充分でしょ / 全員遅刻した / 今日のケア実践 / ただ存在するだけ運動 / 「全部ケアじゃん…」 / ケアじゃないものって何だ? / ケアを与えるひとの不均衡さ /   ジョアン・トロント『ケアするのは誰か?ー新しい民主主義のかたち』(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784768479827) The Radical History of Self-Care(https://www.teenvogue.com/story/the-radical-history-of-self-care) 永井玲衣『水中の哲学者たち』(https://honto.jp/netstore/pd-book_31196011.html) ケア・コレクティヴ『ケア宣言』(http://www.otsukishoten.co.jp/book/b583928.html) 熊谷晋一郎「自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと」(http://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_56_interview.html)

11-15
01:07:08

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