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みきひかりの朗読たいむ
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日々を過ごす中でなるべく、心掛けるようにしている気持ちのあり方を、そのまま詩にしてみました。
寂しい木のためにお祭りをしようと計画したちょうちょたち。でも、ちょうちょたちにとっても、美味しい蜜のごちそうが食べられて、仲間になれないんじゃないかと思っていたホタルも仲間になれて、みんなの力になれて……。人間で言えば、それぞれ人種は違うけど「みんなが思いやりの心を持って、力を出し合えば、こんなに素敵なことが出来て、素晴らしい時間が過ごせるんだよ。」と言うメッセージが込められているのではないでしょうか。 お話しの後半はみんなで楽しく賑やかに過ごしているイメージを出したくて2つのファイルにし、音楽を変えてみました。
作中の最後の言葉にあるように、「人間もかえるも、良く眠ったあとは機嫌が良くなる。」のでしょうが、お互いに体を洗ったことで「今まで見えていなかった相手の素晴らしさ」に気付いた。と言うことは私たち人間も「相手を表面的にしか見ていないと素晴らしい部分を見落としてしまいますよ。」と言うメッセージが含まれている作品ではないかと思います。
北原白秋さんが「かな学習歌」として作られたものです。声を使ったお仕事をされる方は、皆さん「発声練習・滑舌練習」慣れたらスピードを変えて早口言葉の練習としてやられて来ているものになります。「おうち時間」が多い今、話さないことが減ると、声も衰えます。お子さんやご家族で楽しみながら挑戦してみるのも楽しいのでは無いでしょうか?読み聞かせが上手になりたい方にも役立ってくれる作品です。また、お子さんとのコミュニケーションの一助などになっていただければ幸いに思います。 「五十音」こちらに掲載しておきます。 あめんぼ 赤いな アイウエオ。 うきもに 小海老も 泳いでる。 柿の木 栗の木 カキクケコ。 キツツキ こつこつ 枯れけやき。 ささげに 酢をかけサシスセソ。 その魚(うお) 浅瀬で刺しました。 たちましょ ラッパで タチツテト トテトテ タッタと 飛び立った。 なめくじ のろのろ ナニヌネノ。 納戸にぬめって なにねばる。 鳩ぽっぽ ほろほろ ハヒフヘホ。日向(ひなた)のお部屋にゃ笛を吹く。 マイマイ ねじまき マミムメモ。 梅の実 落ちても 見もしまい。 焼き栗、ゆで栗 ヤイユエヨ。 山田に灯(ひ)のつく 宵(よい)の家。 雷鳥(らいちょう)は寒かろ ラリルレロ。 蓮華(れんげ)が咲いたら 瑠璃(るり)の鳥。 わいわい ワッショイ ワイウエヲ。 植木屋 井戸がえ お祭りだ。
損得勘定を抱かずに純真な心で人々に尽くせる人になりたい。と言う「無償の奉仕精神」を語っている詩。
豊かな暮らしをしている人がたくさんの寄付(お布施)などをされることも素晴らしい行いだと思いますが、自分が困っていても、そして「誰が見ている、いないに関係なく無条件で、まず人様のために」との「大乗精神」を描き、見返りを求めず、人様のために尽くしていると、自然と自分は護られて不思議と困らない生活が出来る。まず、人様のために尽くす「大乗精神」は結果的には自分のためになるのですよ。「大乗精神」と「陰徳」の素晴らしさ、大切さを老若男女問わず伝えている作品なのではないかと思います。
養子に入った先の破産や父の死など様々な心労が重なり統合失調症を発症し、最終的に粟粒性肺結核で亡くなる瀬戸際の様子を詠った詩。油絵の才能や切り絵の才能を持ちつつ、とても悔やまれる死である。享年52歳。夫・高村光太郎さんの愛妻を失った喪失感は筆舌に尽くせぬものであったことがありありと伝わってくる。
最愛の妻、千恵子さんがピュアな心で語った言葉を、ありのままに綴った温かい詩。 私見になりますが、このような詩は「作られた」というより純粋に心の底からしみじみと湧き出た気持ちそのままだと感じるため「朗読」と言うより、高村光太郎さんの心情を「代わって語らせていただいている。」と言う感覚のため「朗読」ではなく「語り」とさせていただいております。また、先に記載させていただきましたように「作られた」と言うより「自然と湧き出た気持ち」と言う感覚から音声上におきましては「作」と言う言葉を入れておりません。
赤とんぼの目線から見た小さな女の子への気持ちと小さな命を大切に扱う女の子が、赤とんぼに思う気持ちが良く表れていて、お互いにコミュニケーションを取っている描写がとても温かい、優しくピュアな女の子のひと夏の物語―。
高村光太郎さんの作品には奥さまである智恵子さんへの愛に溢れた作品が多いですが、本作はその愛情が特に強く描かれているように感じます。また生活感や背景が、ありありと思い浮かぶ作品になっているのではないでしょうか。※本作はナレーション的にしたため「朗読」ではなく「語り」と言う表記とさせていただいております。
生まれたばかりのデンデンムシの子供にとって、見るもの全てが新鮮で好奇心いっぱい。そんな我が子をお母さんデンデンムシが優しく、温かく見守るストーリー。
お菓子箱に入っている、キャラメル・飴玉、それらの仲間となるお菓子たちの様子がユーモアかつコミカルに描かれている作品。 昔、子供だった大人たちは「子供時代あるある」を懐かしく、微笑ましく思い出すような作品なのではないでしょうか?
病気の和尚さんの代わりに檀家さんのお宅へお経をあげに行った小僧さん。途中でウサギと出会い、つい、遊んでしまったら、覚えたてのお経をうっかり忘れてしまいます。そこで、ウサギさんが良いことを教えてくれ、小僧さんはウサギさんに教えて貰った通りに唱えて、檀家さんからいただいたおまんじゅうを帰り道に、ウサギさんにも分けてあげました。「受けたご恩は忘れず返す。」心と「嬉しいことは一人占めしないで、お福分け(福のお裾分け)をする」と言う清らかな心を、ホッコリしたストーリーで教えてくれている作品になっています。
新しい命の誕生を待ちわびている雀の母親の気持ちを代弁している、優しく、温かく、そして生命力に溢れた詩
井戸は当時の村の方々の憩いの場の1つだったんでしょうね。水面に反射して映る、お空やお花って幻想的で素敵だなぁ。と思いながら朗読させていただきました。
春がどんなものか、花はどんなものか知らない子鹿が、ある日、ある音に誘われて、初めての冒険に出ます。両親や出会ったおじいさんが子鹿の成長を温かく見守るほのぼのストーリー。
次代を担う子どもたちへ「明日への希望」を綴った作品。
懐中時計とネズミをユニークに擬人化し、見返りの心を持たず、陰徳を重ねる大切さを語り伝えたい作品になっています。
大人が聴いても楽しい新美南吉さんの「飴だま」短い作品の中に実にお見事な展開です。
誰もが一度は手に取ったことがあるであろう、お馴染みのキューピーさんのお人形。夢野久作さんがおもちゃ箱のおもちゃたちにお見事に命を吹き込み、純日本版「トイ・ストーリー」のように動いたり話したりしています。 さて、キューピーの結末はいかに⁉️




