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バトル・ニュース(プロレス&格闘技)
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7日、東京みやこ・後楽園ホールにてSTARDOM『第15回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ開幕戦~ in KORAKUEN』が開催。フワちゃんがプロレスラー転向を電撃発表した。 フワちゃんは、日本テレビ『行列のできる相談所』内の企画でプロレスデビューすることとなり、2022年10月23日にスターダムでデビュー。 芸能人のネタの一部として軽く終わるかと思いきや、フワちゃんは約4ヶ月の練習でしっかりとした危なげない受け身を習得。オカダ・カズチカ直伝のドロップキックも見事なものであり、ミサイルキックの滞空時間と飛距離は一線級のプロと遜色ないレベル。 プロレスにドはまりしたフワちゃんはどんどん試合をしていくことを熱望したが“大人の事情”があってのプロレスデビューであったため、3回目の試合は組まれないまま時が過ぎた。 そして、フワちゃんは昨年8月にSNS上で女性お笑い芸人に向けて発した不適切発言で大炎上。レギュラー番組も降板となり、一気にテレビからも姿を消して干されたままフェードアウトしていくものと思われていた。 しかし、今大会では岡田太郎社長とともにフワちゃんがリングに上がり、場内は大きなざわめきに包まれる。 緊張のあまり笑顔が引き攣った状態でマイクを取ったフワちゃんは「皆さん、お久しぶりです。フワちゃんです。昨年は私の発言でお騒がせをしてしまいまして申し訳ございませんでした。(※ふかぶかと一礼)今日は皆様にお話したいことがあり、お時間を頂戴してもよろしいでしょうか。あれから1年半、時間をかけて自分自身を振り返り、私なりにたくさん考えてきました。改めなければならないことがたくさんあり、猛省しております。一方で、自身の強みをまた発揮できるところはあるのか試行錯誤しながら考え、日々精進し生活しておりました。この期間で敬語も学びました。そして、新しい夢ができました!この1年間、いろいろな可能性を考えている中で、私にとってどうしてもまた挑戦したいもの……それはプロレス一択でした!反省や禊ぎのためではありません。私自身、プロレスには3年前のテレビ番組の企画で挑戦して以来、ずっと大切に思っていた存在であり、かつ、命をかけて闘う覚悟がある者しか上がれない舞台です。
12月5日~7日に幕張メッセで開催される『東京コミックコンベンション2025(以下東京コミコン)で、小橋建太トークショー&ウナギ・サヤカのプロレス試合の開催が発表された。 東京コミコンとは、8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。 今年は『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役などのジョニー・デップ氏、『ロード・オブ・ザ・リング』フロド・バギンズ役などのイライジャ・ウッド氏、『グーニーズ』マイキー役などのショーン・アスティン氏、『DEATH STRANDING』主人公のノーマン・リーダス氏、『インディー・ジョーンズ/若き日の大冒険』インディー・ジョーンズ役のショーン・パトリック・フラナリー氏、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』40周年を記念してドク役のクリストファー・ロイド氏、ロレイン・マクフライ役のリー・トンプソン氏、ビフ役のトム・ウィルソン氏、ジェニファー役のクローディア・ウェルズ氏など20人の来日が発表されている。 展示ブースには撮影で実際に使用された貴重なアイテムが展示される予定だが、今回もブースの一角にプロレスのリングが組まれる事が決定。STARDOM、アクトレスガールズ、関東学生プロレス、怪獣プロレス、SET UP&IWAタイランドが参戦するほか、ないとう哲也&ぶしのトークショーやジョーズ50周年記念サメ映画トークショー、全日本プロレスが協力している映画『ブゴン対ジュンダ対レイガ 別府最大の決戦』イベントなども行われる予定。 今回そのリングステージに後楽園ホールを有する『Tokyo Dome City』が協力し、として小橋建太トークショー&ウナギ・サヤカのプロレス試合が行われる事となった。 小橋さんはプロデュース大会『Fortune Dream』を後楽園ホールで開催しており、ウナギ・サヤカも里村明衣子とのワンマッチや自主興行で後楽園ホールを満員にしてきた。その縁もあり、ウナギ・サヤカが東京コミコンでプロデュース試合を行う事に。
7日、東京みやこ・後楽園ホールにて『第15回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ開幕戦~ in KORAKUEN』が開催。メーガン・ベーンが衝撃のスターダム再登場を果たした。 『ゴッデス・オブ・スターダム』はスターダムの秋の風物詩であるタッグリーグ戦。年末~年明けのビッグマッチのカードを大きく左右するシリーズだ。 ユニットやパートナー間の絆が試されたり、余り物同士で組まされたとしか思えないタッグが思わぬ化学反応を起こしてタッグ戦線の光景を変えたりするというプロレスの醍醐味が味わえるシリーズとして注目を集めている。 今年も【レッドゴッデス】【ブルーゴッデス】の2ブロックに分かれ、16組(32名)が参戦している。 この日の第6試合では、今大会では公式戦がないメンバーで8人タッグマッチを実施。 HANAKO&X&月山和香&梨杏vs壮麗亜美&レディ・C&ボジラ&鉄アキラというカードであり、“X”がHANAKOのタッグパートナーであるということで当日まで期待を集めていた。 一番最後にまんをじして入場してきた“X”の正体は、なんとメーガン・ベーン。 メーガンは 2023年7月に初来日を果たし、180cm超えの圧倒的パワーで大暴れ。舞華とのタッグで『GODDESSES おぶ STARDOM 2023』優勝を果たしたり、当時中野たむが保持していた赤いベルトへ挑戦していたりと、数年スターダムを見ているファンには馴染みの深い選手だ。 2024年1月に日本ラストマッチを行い、現在はAEWで活躍。米国でのGCWではボジラとのシングル戦を経験し、そのボジラに鈴季すずが目をつけてスターダムへと呼び込んだという経緯がもあり、メーガンのスターダム再参戦は様々なストーリーが収束する最後のピースとなった。 これにより、181cmのボジラとHANAKO、180cmのメーガン、177cmのレディ、170cmの壮麗が暴れまわることになり、6m40cmのリングがとても小さく見えるという女子プロレスではめったに見られない光景が広がった。 ゴングを前にメーガンとボジラは好戦的な笑みを浮かべながら額を突き合わせての視殺戦を展開。これを梨杏とアキラが引き剥がして先発で出ていき試合開始。
7日、東京みやこ・後楽園ホールにて『第15回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ開幕戦~ in KORAKUEN』が開催された。 『ゴッデス・オブ・スターダム』はスターダムの秋の風物詩であるタッグリーグ戦。年末~年明けのビッグマッチのカードを大きく左右するシリーズだ。 ユニットやパートナー間の絆が試されたり、余り物同士で組まされたとしか思えないタッグが思わぬ化学反応を起こしてタッグ戦線の光景を変えたりするというプロレスの醍醐味が味わえるシリーズとして注目を集めている。 今年も【レッドゴッデス】【ブルーゴッデス】の2ブロックに分かれ、16組(32名)が参戦している。 この日は、ブルーゴッデス公式戦として[さくらら]さくらあや&玖麗さやかvs[New☆Sisters]こなみ&吏南、[Gorilla trigger]飯田沙耶&ビー・プレストリーvs[02line]AZM&天咲光由、[凹アネコン凸]しゅり&鹿島沙希vs[押忍!血みどろ女塾]鈴季すず&山下りなの4試合が実施。 レッドゴッデス公式戦として、星来芽依&水森由菜vs Sareee&叶ミク、[なつ&さおりー]なつぽい&あのうサオリvsテオトレコ&オシータ、[BMI2000]刀羅ナツコ&琉悪夏vs妃南&八神蘭奈の3試合が実施。 10月30日にNEW BLOODタッグ王座を獲得したばかりのさくららだったが、New☆Sistersのラフ攻撃を交えた連携には及ばず。最後はこなみがトライアングル・ランサーでさくらを仕留めて順当に初戦白星。 STARS内で最強のパワーファイター2人が組んだことで生まれたGorilla triggerは、タッグ歴も長くなってきた02lineを圧倒。パワーvsスピードの好勝負となったが、最後はビーが天咲をプラン・ビーで仕留めた。 凹アネコン凸vs押忍!血みどろ女塾という、なにかのタッグ王座戦でもおかしくない豪華カードの試合。しかし、山下がわざわざしゅりの土俵に上がって同じ技で勝負して押し負けるというコミカルな展開からピンチに。ならばと女塾は鹿島をターゲットに定めるも、鹿島は逃げ回りつつ美味しいところだけいただき、最後は起死回生で山下からすりーかうんと。 ハイスピード王座戦を経て絆を育んだ星来&水森は序盤からスピーディな連携で先攻し、キャリアの浅いミクに集中砲火。
6日、東京みやこ・後楽園ホールにてどらごんげーと『KING おぶ GATE 2025』が開催。ISHIN、シュン・スカイウォーカー、田中良弥、吉岡勇紀が1回戦を突破した。 毎年恒例となっているどらごんげーとのシングルNo.1決定戦『KING おぶ GATE(以下KOG)』が今大会より開幕。今年は32選手が参加し、全国を巡業しながら14大会に渡って開催。12月3日の後楽園ホール大会にて優勝決定戦が行われる。 この日は、KOGトーナメント1回戦としてルイス・マンテvsISHIN、土井成樹vsシュン・スカイウォーカー、田中良弥vs帆希、吉岡勇紀vs菊田円の4試合が実施。 最初に行われたのはマンテvsISHINの1回戦。 マンテはマスクマンのディアマンテ時代にはドリームゲート王座の戴冠歴もあり、ツインゲートは1回、トライアングルゲートは3回も戴冠している実力者。対するは、2度のブレイブゲート王座戴冠歴もあり、現トライアングルゲート王者のISHIN。 スピードや跳躍力ではマンテが勝るものの、パワーやインサイドワークではISHINが上回るという勝負論のある対面だ。 ISHINは正々堂々のルチャ・リブレで闘うことを宣言するが、もちろんこれは真っ赤な嘘でありISHINの奇襲から試合が始まる。しかし、マンテのルチャに対応した結果ISHINも結果的に正統派のルチャで闘ってしまい、大歓声を受けて苦笑い。 マンテが3次元的な動きで翻弄してトペ・スイシーダを決めるが、2発目を放ったところをISHINが鉄板で顔面をぶん殴ることで阻止。最後はマンテがウラカン・ラナを狙ったところをISHINが全体重をかけてのスクールボーイですりーかうんと奪取。 次に行われたのは土井vsシュンの1回戦。 シュンはユニットや団体の枠に縛られない型破りのサイコパス系ヒールであり、3度のドリームゲート王座戴冠などの経歴よりも唯我独尊なそのキャラクターが高く評価されている選手。 対する土井は数々の栄冠を手にしてきた説明不要の実力派ベテラン。現在はどらごんげーとの所属ではなくなってしまったものの、どらごんげーとと全日本プロレスへ継続参戦し、両団体の橋渡し役としてプロレス界全体の活性化の立役者となっている。 試合は土井の奇襲から場外乱闘となる中で始まるが、ここではシュンが圧倒。
5日、東京みやこ・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見を実施。ホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級王座へ野村駿太の挑戦が決定した。 サトシは2019年にRIZINへ初参戦し、2022年にライト級王者へ。以降は日本人相手には無敗の圧倒的な強さを誇っている。そのサトシへ挑戦するのは、現DEEPライト級王者でありアメリカン・トップチームの野村駿太。 野村は今年3月のRIZIN初参戦でルイス・グスタボから勝利し、7月の『超RIZIN.4』で元Bellator世界ライト級王者のパトリッキー・ピットブル相手に判定勝利。最短距離で王座戦へと上り詰めた。 野村は「こんにちは、DEEPライト級チャンピオンの野村です。僕がデビューする前から、サトシ選手がRIZINライト級のベルトをずっと守ってくれてたんですけど、10周年大晦日、僕がそれを奪って、新時代のライト級を築くんで、みんな応援お願いします!(堀口恭司からは)技術的なこと。まあ気持ちとかじゃなくて、まあこういうことやってった方がいいよねとか、こういう感じで作ってった方がいいよねっていうのは、やっぱ一緒の空手ならではの対処法だったりいろいろ教えてもらったんで、もうそれをしっかり試合で実践したいなと思っています」と意気込む。 サトシは笑顔で「もちろんみんなこのベルトが取りたいけど、まだまだ5年、6年、7年ぐらい絶対にこのベルト守るから。日本のため、RIZINのためだから、大晦日にみんな楽しみに見てください。彼のスタイル面白いね。大晦日何が勝った道とか、ミスポイントとか、絶対に面白いの試合ですね。応援よろしくお願いします」と強者の貫禄を見せた。
6日、東京みやこ・後楽園ホールにてどらごんげーと『KING おぶ GATE 2025』が開催。新橋二郎が後楽園ホールに初出勤を果たした。 新橋二郎は、今月2日にデビューしたばかりのサラリーマンレスラー。 現代のビジネスマンらしくコンプライアンス意識が非常に高く、出身地(島根県出雲市)を除いた身長・体重・生年月日などの情報はすべて「個人情報に関することはお答え出来かねます」と回答を拒否する徹底ぶり。どらごんげーとの巡業先に合わせて全国を飛び回る営業マンであることしか分かっていない。 しかし、二郎は今月2日のエディオンアリーナ大阪大会でのデビュー戦でくいしんぼう仮面を破ってオープン・ザ・お笑いゲート王座を戴冠。サラリーマンとしての営業力と、プロレスラーとしての実力は確かであることは判明した。 この日の第2試合では、望月成晃vs新橋二郎のシングルマッチが実施。 二郎はスーツ姿でビジネスバッグにビニール傘を携え、さながら仕事帰りにふらりと寄ったサラリーマンような格好で入場ゲートから登場。 観客へ名刺を渡して顔を売りながらリングインし、週末の接待ゴルフに向けて傘でスイングして練習を始める。しかし、試合前のボディチェックではビジネスマンの身体の一部とも言えるスマホも凶器として没収され「仕事の電話がかかってくるんですよぉ!」という抗議もむなしく本部席に預けられてしまう。 大人と大人の付き合いは名刺交換から始まる。リング上では初対面の望月に対して二郎はしっかりと挨拶をしながら名刺を差し出す。望月が困惑しながらも名刺を受け取ると、二郎は何かをやり遂げたような晴れやかな表情でそのまま帰ろうとする。 望月が「お前プロレスラーだろぉ?!何しに来たんだ!」と蹴飛ばすと、二郎は「なにをなさるんですかァーッ!」と顔面をぶち抜く打点の高いドロップキック。望月も思わず素で「いいドロップキックだったじゃねーかぁ」と褒めてしまう。 その後、二郎は傘を差しながら望月の手首を取ってロープ渡りを始める。望月は「これどっかで見たことあんなあ。俺どっかで見たことある気がすんだよなあ……」とぼやきながらも付き合うが、二郎が足を踏み外してロープに股間を痛打。その後に望月が逆エビ固めに捕らえると、二郎は身体の一部(?)である傘の持ち手をロープに引っ掛けることでブレイク。望月は「これも見たことあんなあ。
5日、東京みやこ・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見を実施。井上直樹の持つRIZINバンタム級にダニー・サバテロの挑戦が決定した。 RIZINバンタム級は不遇の王座となっており、初代王者の堀口恭司が防衛戦をせずに怪我で返上、2代目王者のマネル・ケイプは防衛戦をせずにUFCに移籍したため返上、3代目王者の朝倉海は初防衛戦で堀口恭司に敗北するも、堀口はフライ級転向に伴い防衛戦をせずに返上、5代目王者のフアン・アーチュレッタは初防衛戦で体重超過により王座を剥奪され、6代目王者の朝倉海は初防衛をせずにUFCに移籍し返上。2024年に井上直樹が王者となると、やっと防衛戦が普通に組めるようになった。 井上は2017年に19歳でUFCと契約するが、2018年にフライ級が廃止され2020年にRIZIN初参戦。アーチュレッタとの王者決定戦に敗れたものの、キム・スーチョルを倒して王座戴冠。以降は元谷友貴、福田龍彌を相手に防衛を果たした。 対するサバテロはBellatorで活躍し、2023年の『超RIZIN.2』でRIZIN初参戦。2025年の『RIZIN漢祭り』で2度目の参戦となり、太田忍から3RTKO勝利をしていた。 この日の会見にサバテロは現れなかっったものの、「RIZINファンのみんな元気か?前回の試合の後に次に日本に戻る時、俺はあの美しいベルトを賭けて戦うと言っただろう。そしてどうだ?大晦日にさいたまスーパーアリーナでやっと俺のベルトをかけて試合をする。俺が生きている間ずっと夢見ていたベルトがついに自分のものになる。その日は俺の人生最高の日になるだろう。そしてみんなにとっても特別な日になるから、是非会場に来てほしい。ただ単純に井上直樹に勝ってベルトを取るわけじゃない。奴の顔面を粉砕して自分のものにするんだ、2ヶ月後に会おう」と傲岸不遜なメッセージ。 これを聞いた井上はイラつきを隠さず「やっと強いアメリカ人選手と戦うことができてワクワクしてます。まあ、サバテロ選手口うるさいんで、その口かち割ってやろうと思います。この前の試合みたいにつまんない試合になっちゃうと思うんで、まあ早めに顎打ち抜いて喋れなくしてやろうと思うんで、ストレートで決めてやります」とコメントした。
5日、東京みやこ・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見を実施。元谷友貴vs扇久保博正のRIZINフライ級王座戦が発表された。 RIZINフライ級は2023年大晦日に神龍誠を倒した堀口恭司が初代王者へ。1年後の2024年大晦日に一度防衛戦が組まれたものの、その後堀口がUFCへ移籍したため空位となっていた。 今回RIZINが10周年ということもあり、7月から開幕していたRIZIN WORLD GPフライ級トーナメントを勝ち抜いた元谷友貴と扇久保博正による決勝戦が2025年大晦日で決定した。 RIZINはたあげげ戦から参戦している元谷友貴は「DEEPの元谷です。僕が優勝してベルトをいただきます。フライ級グランプリの決勝、相手が扇久保選手ということで本当に楽しみです。RIZIN10周年の年末に自分を出し切って、扇久保選手を超えて、僕を応援してくれる皆さんと一緒に喜びたいなと。ベルトを手に入れる準備はできているし、いいパフォーマンスできると思います。年末はRIZINで一緒に楽しみましょう。ありがとうございました」と、会見には出席できなかったが代読にてメッセージ。 これを聞いた扇久保は「7年間、RIZINで戦ってきました。とにかく、今、RIZINのベルトが欲しいです。元谷選手、本当に強い選手なんですけど、その元谷選手に勝てば、誰もが認めるチャンピオンになれると、そういうふうに思っています。大晦日、絶対僕が勝ってチャンピオンになります。この戦いは本当、僕の中で集大成だと思ってるんで。今までやってきたものを本当全てぶつけて、あの元谷選手と一緒に最高の戦いがしたいなと、そういうふうに思っています」と真っ直ぐな目で思いを語った。 元谷が36歳、扇久保が38歳。ともに格闘家としてはベテランの域に達している2人が集大成として見せる戦いに注目だ。
5日、東京みやこ・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見が実施。ラジャブアリ・シェイドゥラエフと朝倉未来のRIZINフェザー級王座戦が発表された。 朝倉未来は日本のフェザー級を代表するMMA選手の1人であり、その強さもさることながらYouTuberとしても確固たる地位を獲得。1分間最強の選手を極める大会『BreakingDown』も手掛けており、日本格闘技界になくてはならない存在となっている。 一時は戦績も振るわず引退をほのめかすこともあったが、今年5月の鈴木千裕戦、7月のクレベル・コイケ戦と連勝し完全復活。RIZINフェザー級の元王者たちを破った未来に期待される相手はただ1人。RIZIN参戦から無敗の5連勝でチャンピオンの座まで駆け上がった現王者、ラジャブアリ・シェイドゥラエフだ。 この会見では、シェイドゥラエフvs未来のフェザー級王座戦が正式発表。シェイドゥラエフの相手として会場スクリーンに未来の姿が映った際には、集まったファンからは歓声というより雄叫びのような声が六本木の夜空に響いた。 会見に出席した未来は「今回史上最強の相手用意してもらって、相手にとっては不足ないと思うんで、全力で1ラウンドから倒しにいきたいと思います。命がけじゃないけど、本当に見てる人が心を震わすような、そういう試合をしたいと思ってますね。覚悟は決まってるんで、あとは殺りに行くだけです。喧嘩しに行きます」とコメント。アマチュア時代を含むシェイドゥラエフの試合をすべて見て研究を進めているという。 今会見中、未来は「シェイドゥラエフ相手に喧嘩しに来た奴って今までいない」「クレベル、ビビってたじゃん。俺は喧嘩しに行くんで」など“喧嘩”というワードを多用。喧嘩に明け暮れた“路上の伝説”の再臨を思わせる気迫を見せた。 一方、シェイドゥラエフは未来を「経験豊富なスポーツ選手」と評価。通訳による言葉の綾がある可能性はあるが、“格闘家”としては見ていないとも取れる評価だ。 そして未来対策について問われると「今まで2試合ぐらい見ましたが、印象はストライキングが上手かなという感じです。未来選手より上回ってるところは、レスリングの技が上手です。
東京女子プロレスが11月4日、みやこ内で『ALL RISE '25』(11月9日、東京・後楽園ホール)で行なわれる三大タイトルマッチの調印式を開催した。初来日で“ジ・アルティメット・アスリート”の異名を取るJ-RODがプリンセス・オブ・プリンセス王座(王者はわたなべみう)獲りを宣言した。 日本デビュー戦となった11・1新宿FACE大会では、キラ・サマーに圧勝し、鮮烈なインパクトを残したJ-RODは「映像などでミウ選手の試合を見てタフな選手だな、すごいなと思っていたんですけど、実際に会ってみると思ったより小さいという印象を受けました。私はプロレスをやるために生まれてきた人間で、日々の生活の中でも鍛錬、食事、すべてを獣のように行ってプロレスに向き合っています。プロレスは戦いであって、おとぎ話なんかじゃないのよ。この試合に私は勝って、チャンピオンとしてこのベルトを(米国に)持って帰ろうと思います」と揺るぎない自信を見せた。 受けて立つ渡辺は「今回、V2の防衛戦になります。前回、(10・18)後楽園で愛野ユキさんに勝って、ここからもっともっとこのベルトともに強くなっていきたい、キラキラしていきたいという気持ちが強くなってきました。J-RODさんの挑戦が分かって、筋肉だったり、圧倒的にすごいアスリートさ、写真で見て圧倒されるものもあったし、新宿FACEで見て、これはマズイなと…。私は元々インターナショナルの海外の方とやっている時からビビりだとよく言っていたので、結構ビビっている面もないと言ったら正直ウソになります。でも、私がここまで培ってきたもの、自信を胸に頑張って防衛したいなと思っています」と王座死守を誓った。さらに「このベルトを防衛して、年を越してイッテンヨン(1・4後楽園)、さらにその先にある3月(29日)の両国国技館に向けて、もっともっと防衛して、このベルトと一緒に両国国技館、さらにその先の会場とかまで、もっともっと強くなっていきたいなと思っています。そんな中で、私はこのベルトを防衛したら、一人やりたい相手がすでに浮かんでいます。前回はやりたい相手(愛野)とできなくて、それはもうできたんですけど、今回やりたい相手が私の中でハッキリと決まっていて。その相手はまだこのベルトに挑戦したことがない選手なので、その子とやるために防衛したいなと思っています。
東京女子プロレスが11月4日、みやこ内で『ALL RISE '25』(11月9日、東京・後楽園ホール)で行なわれる三大タイトルマッチの調印式を開催した。プリンセスタッグ王者組のOber Eats(かみふくゆき&上原わかな)に挑戦する、Bumping gRitters(パンピング・グリッターズ)のHIMAWARI&鈴木志乃がベルト奪取後の“謝罪”を求めた。 挑戦者組の鈴木は「今回、同期であるわかなさんがベルトを獲られて、私が一番に思ったことは同期がベルトをとることはうれしいとともに、とても悔しいんだなと感じました。そして、その後にHot Shot(まなせゆうな&凍雅)で同期の凍雅ちゃんのチームがベルトに挑戦して。同期たちがベルトを巡って熱く戦っている中で、自分たちが仲間に入れなくてというか、まったく関係ないところにいるのがすごく悔しくて。でも私は結果を何も出してなくて、ベルトに挑戦するって口に出すことが今までなかったんです。でも、挑戦するって思った日に勝つことができて、その時、隣にHIMAWARIさんがいてくれて。私たちはタッグトーナメントに一緒に出たり、大切な時にいつもHIMAWARIさんは隣にいてくれて。そしてその日は勝って、今なら挑戦できると思って、こうやって挑戦表明しました。それが同期だけじゃなくて、わかなさんの隣がかみふくさんであろうとも、私は絶対にHIMAWARIさんとベルトが獲れると思って挑戦表明しました。前哨戦もあった中で、この前はボロボロに負けてしまったし、かみふくさんの(ビッグ)ブーツを受けて体がボロボロになったけど、心は全然まだまだ折れてません。当日は2人を知らない未知の世界にご案内したいと思います。ベルト、絶対に獲ります!」と決意表明。 HIMAWARIは「気持ちは志乃さんと一緒だし、志乃さんがHIMWARIと一緒なら獲れるって言ってくれたことがすごくうれしくて。今まで言葉にしてこなかった志乃さんが自信を持って口に出してくれたことがすごいうれしいからこそ、私は志乃さんと一緒に横に並んでこのベルトを獲りにいきたいと思ってます。しかもこのベルト、私は挑戦するのが2回目で、1回目はわかなさんと一緒に獲りにいっているわけですよ。で、一緒に組んで戦った仲間が今度は先にベルトを獲っている。
東京女子プロレスが11月4日、みやこ内で『ALL RISE '25』(11月9日、東京・後楽園ホール)で行なわれる三大タイトルマッチの調印式を開催した。V2戦に臨むインターナショナル・プリンセス王者の遠藤有栖が挑戦者の高見汐珠に余裕を見せた。 先の『ねくじぇねトーナメント'25』を制覇して、インター王座挑戦を表明した高見は「背中を見てきた尊敬している先輩である有栖さんの持つベルトに挑戦することはとても覚悟のいることだけど、それでも私は自分でつかんだこのチャンスを絶対に逃したくないです。そしてここまできたことをしっかり胸に止めて、胸を張ってここに今立っているので。とても自信を持って、当日を迎えたいと思います。そして私がこれまで見せられなかったものを見せる日にしたいと思います」と力強く語った。そして「汐珠はアイスが大好きなので、よくアイスを買いに行くんですけど、いつも何のアイスが買いたいか思い浮かべていて。ここ3日間はたまたま毎日パピコが食べたくて、買おうって思って行ったら、3日間ともラスト1個のパピコがあったんですよ! その1個をゲットできたので、超ラッキーハッピースター状態・汐珠なので、何でもできる気がします!」と言い出した。 遠藤が「アイス食べたって言ったっけ?」と聞き返すと、高見は「パピコのチョココーヒー味です」と笑み。遠藤は「ごめん、私昨日ハーゲンダッツ食べちゃった。高いよねー、こっちの方が。この時点で私の勝ちです」と話し、調印式の場がなぜかアイスクリームの値段を競う場に発展。 改めて、遠藤は「汐珠はめちゃめちゃいい武器を持ってるから、この『ねくじぇねトーナメント』優勝して、ここまでこれたと思ってるんだけど。最初のうちは挑戦するって言ったのに自信なさそうで。これは100回やったら100回勝てるなって思ってたんですよ。でも前哨戦と今日の高見汐珠を見て、1000回やったら1回負けるかもなーくらいになりました。でも、後楽園、このベルトは絶対に渡さないよ。全力で闘おうね」と余裕を見せるも、1000分の1の不安が出てきたことを吐露。「1000回に1回負けるかもと思った理由」を問われると、遠藤は「この間の前哨戦で自信ない自分が吹っ切れた目をしてて。自分を信じてあげたんだなって感じがしてて。
5日、東京みやこ・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見を行った。 この会見では、ラジャブアリ・シェイドゥラエフvs朝倉未来のフェザー級王座戦、ホベルト・サトシ・ソウザvs野村駿太のライト級王座戦、井上直樹vsダニー・サバテロのバンタム級王座戦、伊澤星花vsRENAの女子スーパーアトム級王座戦、アレクサンダー・ソルダトキンvsライアン・ベイダーのヘビー級王座戦、扇久保博正vs元谷友貴のフライ級トーナメント決勝戦&王座決定戦という6大タイトルマッチが発表され、出し惜しみ無しのビッグカード連発に場内に詰めかけたファンは大興奮の雄叫びを上げていた。 しかし、事件は会見終了後に発生。 BreakingDownでベアナックルファイターとして人気の大宮喧嘩自慢【クレイジージェントルマン】メカ君が突然ステージに上がり、芦澤竜誠との対戦を要求。しかし、メカ君は相手にされることなくマイクも渡されずスタッフに引きずられるように退場させられた。 メカ君は9月の『BREAKING DOWN 17』で勝利後に「芦澤竜誠とベアナックルMMAでやりてーなと思って。おい芦澤、ナマズ!おいやろうよベアナックルで最近燃えてねーもんな見てると。お前俺が燃え上がらせてやるよ喧嘩で。な?」と対戦要求を行っていた。 会見終了後の囲み取材でメカ君について問われた榊原信行しーいーおーは「アレはやらせではないです。違います。警察を……誰ですかアレは。BreakingDownの選手?あぁ、そうなんだ……」と怒りを通り越して無関心かつ呆れた様子。 横に控えていた笹原広報も腹に据えかねるものがあったのか「話題にしなくて大丈夫です。話題にすると調子に乗るんで。触れないでください」と珍しく口を挟んで援護射撃。 その上で榊原しーいーおーは「逮捕したほうがいいよ。ごぼうの党のおっさんもそうだったんだけど、結局今ってもう愉快犯で“悪名は無名に勝る”って感じでああいうことばっかり仕掛ける人がいるんで。ああいうことをやる人は名前を出されることを、イジってくれることを待ってるわけだから」と苦虫を噛み潰したような表情で吐露した。 順当に行けばRIZIN出場の可能性も0ではなかったはずのメカ君だが、今回の“アポ無し乱入”によって信頼を失いRIZIN進出の可能性は限りなく0に近づいたと言える。
3日、東京みやこ・R’sアートコートにてTTTのプロレスリング『PROGRESS 8.5』が開催。【黒帯軍団】バナナ千賀&塚本拓海&KURO-OBIがインディー統一6人タッグ王座戴冠を果たした。 TTTが管理するインディー統一6人タッグ王座は、世界三大美女が霞むほどの色気に溢れた美老女・松澤さん(64)によって支配されていた。ルックスと実力を兼ね備えたイケメンワンちゃんたちを従える松澤さんの王権は永遠のものとなると思われていたが、松澤さんが持つ女の魅力を駆使した下品な勝ち方に異を唱えた真琴が反旗。 今年10月の新宿FACE大会にて真琴&マスクドミステリー&橋之介が松澤さん率いるイケメンたちを蹴散らして6人タッグ王座奪取に成功。ようやくTTTに性のモラルを取り戻した。 しかし、試合後には松澤さんに剥き出しの性欲を向け続けてきたバナナ千賀が突然現れ、松澤さんからベルトを奪った新王者組に逆恨みの挑戦表明。 空手黒帯(自称)の千賀、柔術黒帯のKURO-OBI、柔道黒帯の塚本拓海という実力派が揃った【黒帯軍団】にて11月3日のTTT新大久保大会(R'sアートコート大会)で挑戦することが決まった。 試合が始まると、黒帯軍団が序盤から黒帯を武器に大暴れ。 美女レスラーとして名高い真琴が集中攻撃を浴びる形となり、千賀は「緊縛ショーを見せてやる」と下卑た笑いとともに真琴を縛り上げたり、柔術の達人であるKURO-OBIが寝転んで足を狙うフリをしながら真琴の股間を凝視したりと、令和のコンプライアンス的にアウトな場面が続く。 しかし、前王者であり真琴の盟友である松澤さんがリングに飛び込んできて救出。その後も黒帯軍団の黒帯攻撃が続いていくが、真琴のスピアー、ミステリーの暗闇脳天落とし、橋之介のスワントーン・ボムと必殺技ラッシュを決めて勝利を目前まで手繰り寄せる。 橋之介が奥の手の中の奥の手である変形スターダスト・プレスを狙ってコーナーへ上がるが、塚本のパワーボム+千賀が黒帯で首を絞めながらのローリング・ネックブリーカーという大技合体攻撃が炸裂。KURO-OBIが橋之介を胴絞めフロントネックロックで絞り上げると、橋之介もたまらずタップ。
ダブプロレスの谷嵜なおきです。10月もやはり高速で過ぎ去り11月に突入。しかももう5日です。ダブプロレス広島可部でのフェスからGLEATさんの横浜、天龍プロジェクト後楽園ホールの連戦も無事に終了。連戦ついたち目は早朝4:30に起きて神戸リングソウルへ向かいそこから車で自走して広島へ。初日からなかなかハードなスタート。車内で色気やオーラを纏うレスラーとは?みたいな話や他愛ない会話をしたり睡眠を試みたりしつつ広島の可部駅に着。まずは去年も泊まらせてもらったホテルへチェックイン。1年ぶりとは思えない、つい最近来たんじゃないかって言う感覚でした。ここのホテルがおしゃれで綺麗で部屋も広くて部屋の中に洗濯機があると言うプロレスラー的に最高な造りとなってます。イベントも可部の噂通りのプロレス祭の実行委員会の皆様の熱い思いがSNSからずっと伝わって来てたので、こちらもそれ以上の力で表に立とうと言う思いで挑みます。フェスで踊っていたキッズダンサー達のキラキラや来場者の皆様の笑顔が忘れられないです。うちの娘達もキッズの頃からダンスをしていたのでこう言う場面では気になるしがんばれ!ってなりますね。そして親御さんのアテンドや準備の大変なとこ等も。今年も大盛況で大成功だったかと思います。その後は打ち上げにも呼んで頂きまた来年もと決起。このイベントに関わる皆様の情熱がびしびしと伝わって来ます。せっかくなので可部の街でまだ飲み続けたい気持ちを圧し殺して、ホテルへ戻り即寝といきたいけど、脳が興奮状態でなかなか寝付けないけどなんとか就寝。2日目の朝。試合直後にコスチュームのままホテルへ戻り部屋で脱いでそのまま洗濯機に入れて部屋干ししていて乾いたコスチュームをスーツケースに詰め込み準備して8時に出発です。イベント実行委員会の方に広島駅まで送って頂いて新幹線で横浜を目指します。ありがたいです。連戦の心得は休める時に休む。と言う感じですがこの日の取り組みに気持ちが昂って目を閉じててもなかなか意識は落ちずに寝たのか寝てないのか分からないまま横浜に到着して試合。久しぶりのT-hawkとタッグを組んで山村入江組との対戦。T-hawkはこの取り組みが発表されてからテンション高めのLINEを送って来たり、当日も期待を込めた感じでテンション高め野郎になっていたのはが嬉しかったですね。
4日、後楽園ホールにて天龍プロジェクト『天龍源一郎 引退10周年記念興行~革命飛翔~』が開催された。 天龍さんは相撲界からプロレス界に入り、1976年11月にプロレスラーデビュー。三冠ヘビー級王座を幾度も戴冠し、ジャンボ鶴田との鶴龍コンビや阿修羅・原との龍原砲などタッグ戦線でも活躍。全日本プロレスから離脱後はSWS、WAR、WJ、ハッスルなど様々な団体に関わり、2010年に天龍プロジェクトを設立した。 2015年11月にオカダ・カズチカを相手に現役を引退。昨今は車椅子姿でファンの前に姿を表していた。 この日は天龍プロジェクト15周年・天龍源一郎引退10周年・誕生75周年のトリプルイヤーを祝い、こしなか詩郎や鈴木みのるのようなベテラン選手から、大日本の吉田和正や永尾颯樹のような若手まで幅広く参戦。メインイベントでは現役を支える鷹木信悟&こぶし剛vsいわもとこうじ&海野翔太というカードが組まれた。 全試合終了後には、天龍さんは歩行器を使い自らの足で歩いて入場ゲートからリングへあがり「下で選手、珠玉の試合を見てたんだけど、面白かったよね?これからもずっとプロレスを愛して、これからも新しい皆さんで築いてください。これから先も皆さんの思いを込めて感謝の気持ちを伝えたいと思います」と挨拶する。 横で支えていた娘の紋奈代表は「皆さんの前で歩く練習を毎日大将がしてたので、その姿を少しでも見せられて本当によかったです。ほんとに長生きするのって楽じゃないなって思いますし、こうして今日33選手もの豪華な選手に出ていただきましたけど、リングを無事に降りるってとっても大変なことだと思います。プロレスラーの皆さんには尊敬しかありません。これからも天龍源一郎の反骨精神をみんなと分け合って、プロレス界にたくさん残していければと思いますので天龍源一郎とここにいるプロレスラーに、これからも熱い声援をよろしくお願いします」と涙ながらに想いを伝えた。 バックステージで天龍さんは「これはね、俺の遺言ですよ。この闘いを見に皆さん集まってくれて、レベルの高いプロレスを今日見に来てくれたお客さんに提供できたっつう自負があるから。『これが天プロだッ!』っていう。だからこれが俺の遺言で、後世に残していきます」とメッセージ。
DDTプロレスが11月3日、東京・両国国技館で年間最大のビッグマッチ『Ultimate Party 2025』を開催した。クリス・ブルックスが“親友” ザック・セイバーじゅにあと約8年ぶりの一騎打ちに臨むもリベンジはならなかった。 両者は母国の英国時代からしのぎを削り、約8年前の英国レボリューションプロレスリングでシングル戦を行い、ザックが制している。その後、2人ともに日本を戦場とするようになり、私生活では親友関係。ザックは昨年4・7後楽園に初参戦し、友人のクリスとコンビを結成。その際、ザックは「次DDTに来るときはIWGP世界ヘビー級王者として来る」と発言していたが、今年8・30ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)に公約を果たし、IWGP王者として参戦。藤田晃生と組み、クリス&正田壮史と激突し、ザックが正田に勝利。試合後、日本では初となるシングル戦を約束した。 ザックが英国流レスリングで攻めていけば、クリスはジャパニーズスタイルで応戦していった。ところがザックがPKを決めてカバーすると、松井幸則レフェリーのカウントが2で止まってしまう。ビジョンではクリスと松井レフェリーの仲睦まじい画像が映し出される。クリスと衝突した松井レフェリーがダウンすると、クリスのセコンドに就いていた中村宗達が助太刀。アントーニオ本多も入って、イス攻撃にいこうとするもできず。ビジョンでは今度はザックと本多のラブラブ写真が映し出される。本多が味方であるはずのクリスにごんぎつねを狙うも誤爆。とんでもない展開のなか、ザックは足を極めていく。抜け出したクリスは変型オクトパスストレッチで締め上げた。クリスがそうまとうもカウントは2。さらにパイルドライバーを見舞うも、切り返したザックはヨーロピアン・クラッチで丸め込みすりーかうんとを奪取し、クリスのリベンジはならなかった。2人は仲良く手をつないで退場した。 バックステージで2人は揃ってコメント。クリスが「8年後にもう1回やりましょう」と言えば、ザックは「レフェリーとあんな関係になるなんて、プロレスで許されていいのか?」と異議。クリスは「おまえこそ新日本とDDTの禁断の愛。じゃあ、おまえは本多、俺は松井と組んで試合する」と言い返し、ほとんど漫才のような状況となった。
DDTプロレスが11月3日、東京・両国国技館で年間最大のビッグマッチ『Ultimate Party 2025』を開催した。ストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)のまお&KANONが王者・飯野雄貴&納谷幸男、チーム200キロ(橋本千紘&ゆう)とのサバイバル3WAYマッチを制して、KO-Dタッグ王座初戴冠を果たした。 サウナカミーナを脱退していたまおが4・6後楽園でダムネーションT.Aから追放されたKANONと合体し、S.L.C.を結成。王者組のThe Apexは10・19後楽園で樋口和貞&石田有輝を破りV5。試合後、チーム200キロがビデオメッセージで、S.L.C.が直接挑戦を表明して、サバイバル3WAY戦によるタイトル戦が決まった。 試合はノータッチルールとあって、6選手が目まぐるしく動き回る大乱戦に。橋本はまお、KANON、飯野、納谷を立て続けにオブライトでぶん投げる圧倒的なパワーを見せた。チーム200キロは飯野にダブルで重爆ダイビング・ボディプレスを決めるもカット。過去に何かと縁があった飯野と橋本がバチバチの攻防を見せ、ゆうが納谷に払い腰もカット。飯野はスピアでチーム200キロを2人まとめて吹っ飛ばすと、ゆうにラリアット、スピアを叩き込んですりーかうんとを奪取。チーム200キロがまずは脱落した。 The ApexとS.L.C.の戦いになると、まおが2メートル超えの納谷にみちのくドライバーⅡ。さらにまおは飯野に掌底連打で攻めていく。飯野がまおにバックフリップ、納谷がダイビング・エルボードロップもカット。飯野がまおにラリアット、納谷がダイビング・エルボードロップもカウントは2。まおが掌底連打、ヘッドバット、ミドルキックを叩き込めば、納谷はミドルキック、ニーリフトで返す。まおが納谷にスリングブレイドを決め、飯野のスピアを納谷に誤爆させる。最後はKANONが納谷にロンリー・デザイアーズで叩きつけ、まおがキャノンボール450°を投下しすりーかうんとを奪った。 コンビ結成から7ヵ月にして、初のタッグベルトを手にしたKANONは「このタッグで誰もが歴史に残るDDTのチャンピオンになりたい」、まおは「KANONはやればできる子なんだぜ。これがゴールじゃないから。どんな奴らが挑戦表明してくるか分からないけど、負ける気はしない。
DDTプロレスが11月3日、東京・両国国技館で年間最大のビッグマッチ『Ultimate Party 2025』を開催した。KO-D無差別級王者・うえのゆうきがDDT UNIVERSAL王者・鈴木みのるとの史上初のダブルタイトル戦を制し、シングル2冠王座に輝いた。 3・20後楽園で当時UNIVERSAL王者だった上野を鈴木が破り、同王座を戴冠。上野は8・31後楽園で平田一喜を下して、KO-D無差別級王座に返り咲き。『いつでもどこでも挑戦権』を行使した須見和馬の挑戦をしりぞけ初V。試合後、鈴木が現れ、両者ともにベルトをかけた対戦を希望し、団体史上初の2冠戦が実現することになった。 序盤レスリングの攻防から、エルボーのラリーに。花道での戦いになると、鈴木は走り込んでサッカーボールキック、さらに鉄柱に投げつけた。リングに戻ると、鈴木は左足攻め。エルボー、張り手の応酬となり、両者ダウン。その後、鈴木の地獄の攻めが待ち受けていた。左足にイス殴打、アキレス腱固めで締め上げた。それでも上野は場外でムーンサルトアタック、シャイニング・ウィザード。リングインすると、ブリザード・スープレックス、シットダウンひまわりボムと猛攻も、BMEはかわされた。すると鈴木はアキレス腱固め、ヒザ十字、クロス・ヒールホールド、アキレス腱固め、ヒールホールドで締め上げると、上野はギブアップ寸前でなんとかエスケープ。張り合いから、上野が人でなしドライバー、投げ捨てジャーマン。鈴木はドロップキック、スリーパーで反撃。上野のWR狙いは、鈴木が足を蹴って阻止。上野はカウンターでWRを決めるも、足の痛みでカバーが遅れる。鈴木のスリーパーを抜け出した上野はドロップキック、WRでダメージを与えると、フロッグスプラッシュを投下して執念ですりーかうんとを奪取した。 上野は引き揚げようとする鈴木に「鈴木さん、僕と何もかも違うけど、ずっと僕を一人のプロレスラーとして向き合い続けてくれてありがとうございます。何回でもDDT制圧しに来てください。そしたら僕が何回でも迎え撃ちます。これから何回も跳ね返して見せますから、いっぱい遊びましょう」と投げ掛けた。 鈴木が退場すると、上野は「シングルのベルト、2本とることができてやりたいことがあります。一つ目は、僕のプロレスで、僕たちの力でみんなに活力を与えること。



