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バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

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18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。メインイベントではCMパンク&中邑真輔vsブロン・ブレイカー&ブロンソン・リードが行われた。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 日本公演ラストとなる試合だが、序盤からCMパンクと中邑はリードに圧倒される場面が続く。だがブレイカーをCMパンクがGTSで排除しリードにハイキックを叩き込むと、中邑がキンシャサを突き刺しすりーかうんとを奪った。 勝利した中邑は「東京!感無量、感激の一言。どうもありがとうございます!日本人スーパースター、俺も含めて、ASUKA、イヨ、カイリ、ジュリア、戸澤、WWEという世界の舞台で身を削ってます。応援よろしくお願いします!」と挨拶。 マイクを持ったCMパンクは「日本のファンの前で試合ができることが光栄だ。プロレスに夢中になった子供の頃、ずっと日本に行きたかった。テリー・ファンクのようになりたかった。東京に来て伝説のレスラーたちと一緒にいられること、日本人レスラーたちとロッカールームを一緒にできて本当に光栄だ。だがもう1人同じ気持ちでいる男がいる。多分その男は日本で試合をするのは最後になるだろう」とAJスタイルズを呼び込む。 AJは中邑真輔に通訳を頼み、中邑が「皆さん、私が初めて日本に来た時、正直何を期待されてるのかわかりませんでした。こんな自分のような男を受け入れてもらえるのかもわからなかった。でも、初日から、あなた達は敬意と情熱を持って迎えてくれた。日本のリングに立つたびに、俺は持てる全てを出し切ってきた。それがあなた達にふさわしいと思ったからです。その代わりに、あなた達は俺に、決して忘れないものをくれた。
伊藤道場が1年ぶりの新宿FACE大会を開催。メインイベントでは『スパーク・ラッシュ』Sareee&いろは匠の持つAAAWタッグ王座に、デビュー36周年を迎えた『いとなべ』伊藤薫&渡辺智子が挑戦した。この試合に向けて可能な限りコンディションを整えてきたという伊藤は、盟友・渡辺とともに重量感あふれるファイトで猛攻。伊藤がいろはに必殺のダイビング・フットスタンプを突き刺すと、渡辺がGO TO HEAVENを放つもSareeeのカットが間に合う。形勢を入れ替えたスパーク・ラッシュは渡辺に大技攻勢でたたみかけると、最後はいろはのランニングスリーが火を吹いて3度目の防衛に成功。6年越しのリベンジを果たしてみせた。 マイクを持った伊藤は「これが今の女子プロ界だと思います。悔しいです…! でも36年やってきて、ここのところ刺激になる試合っていうか、ここまで本気でベルトを獲りにいった試合は久しぶりだと思います。36年選手としては満身創痍。2人が“超えなくてはいけない壁”として逆指名してくれたこと、ホントに感謝します。これからもっと自分たちのスタイルを作って、クラッシュ(ギャルズ/長与千種&ライオネス飛鳥)を継承したんじゃなくてその上をいってほしい」とエール。これにSareeeは「今日しっかり勝利することができて本当に良かったなと思うし、私たちの歩んできた道のりは間違いじゃなかったんだなって…この結果も1つの納得できる勲章になったんじゃないかなと思ってます」と返答。続いて「さっき“刺激のある闘いがない”っおっしゃってましたけど、そんなのは自分たちで作るものなんじゃないですか? まだまだ強いじゃないですか。伊藤さんが私に教えてくれたんじゃないんですか!? もっともっと背中見せてくださいよ」と、師匠に対して強い口調で叱咤した。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。ステファニー・バッケルの持つ女子世界王座にリア・リプリー、イヨ・スカイ、ラケル・ロドリゲスが4WAYで挑戦した。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 試合はイヨとラケル、バッケルとリプリーの絡みから始まり、打ち勝ったリプリーとラケルが四股を踏んで相撲を始めようとしたため、イヨが行司となりがっぷりと組み合う。だがラケルがボディへの膝蹴りを叩き込んでいき、さらにロープに投げ捨てる。続けてイヨを場外に投げ飛ばしていくが、バッケルがスワンダイブクロスボディでラケルをなぎ倒し、イヨがスワンダイブミサイルキックでラケルを場外に落とす。 イヨとバッケルのハイスピードな攻防はラケルがダブルラリアットでなぎ倒しカット。その後はラケルとイヨ、バッケルとリプリーでの攻防が続き、イヨとリプリーがリングから排除されると最後はバッケルがスパイラルタップ(=カンクーントルネード)をラケルに投下しすりーかうんと。バッケルが王座防衛に成功した。 次の試合ではライラ・ヴァルキュリア&ベイリーvsASUKA&カイリ・セインが行われ、身体能力の高さで攻めるベイリーをASUKAがいなし、カブキ・ウォリアーズが連携攻撃で攻め立てると最後は合体インセインエルボーをライラに投下しすりーかうんとを奪取。日本公演での勝利に抱き合って喜びをあらわにした。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。ジュリアが女子ユナイテッド・ステイツ選手権を防衛した。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 2日目もジュリアの女子ユナイテッド・ステイツ選手権が組まれ、ロクサーヌ・ペレスが挑戦。 日本式のオーソドックスなグラウンドの攻防から、ジュリアがエルボーでなぎ倒しブレーンバスター。さらに顔面バーンからキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと顔面に低空ドロップキックと攻め手を緩めない。 ならばとロクサーヌはサミングやコーナーでのラフファイトを仕掛けていき、ビンタの相打ち連発からエルボースマッシュの打ち合いになるが、ジュリアがドロップキックで制するとグロリアスバスターを狙う。これをロクサーヌがスクールボーイで丸め込み、返したジュリアに変形ラ・ミスティカから側転ダブルニー。さらにロープに足をかけての丸め込みを仕掛けるがレフェリーが気づいてカウントをとめる。ならばとロクサーヌはソバットからヨシタニックで叩きつけフォールも2。 ロクサーヌは雪崩式の攻撃でトドメを刺そうとするも、ジュリアがコーナーでヘッドバッド連発から雪崩式ダブルアーム・スープレックスで叩きつけ、ノーザンライトボムで突き刺しすりーかうんと。見事防衛に成功した。
18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。AJスタイルズが日本最後の挨拶を行った。 昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。 前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステーツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。 中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。 2日目は第2試合にAJスタイルズが登場し、コフィ・キングストンと対戦。試合前に客席にいる丸藤正道のもとに駆け寄り抱き合う場面も。 試合はコフィのヘッドロックから始まり、ヘッドバッド連発からナックル。だがAJもリープフロッグからのドロップキックで場外に落とすとエプロンを走り込んでのランニングニーを叩き込む。 リングに戻るとバックブリーカーも、コフィもロープを使ったチョーク攻撃からスリーパー。AJのシーソーホイップを着地したコフィが逆にシーソーホイップで投げ捨てフォールも2。 AJがコンビネーションナックルからランニング・フォアーアーム。さらに串刺しラリアットからの牛殺しと連撃。スタイルズクラッシュとSOSの切り返しあいを制したコフィがPK連発からブーン・ドロップを投下しフォールも2。再度ブーン・ドロップもAJはキャッチしてシーソーホイップで投げ捨て、最後はフェノメナール・フォアアームを叩きこみ逆転勝利した。 メインイベント終了時にCMパンクに呼び込まれたAJが再度リングに登場。英語で挨拶したあと中邑真輔に通訳を頼み、中邑が「皆さん、私が初めて日本に来た時、正直何を期待されてるのかわかりませんでした。こんな自分のような男を受け入れてもらえるのかもわからなかった。でも、初日から、あなた達は敬意と情熱を持って迎えてくれた。日本のリングに立つたびに、俺は持てる全てを出し切ってきた。それがあなた達にふさわしいと思ったからです。その代わりに、あなた達は俺に、決して忘れないものをくれた。
17日、レフェリーの笹崎勝己さん(60)がクマに襲われて亡くなった。 笹崎さんは全日本女子プロレスでレフェリーデビューし、昨今は栃木プロレスやマリーゴールドなどにレフェリーとして出場。全女解散後にはぜろわんを運営していた株式会社ドリームオンステージの社長に就任し、レフェリーを継続しながら団体運営を行っていた。 今年3月に6歳と3歳の娘を連れて岩手県北上市に移住し、温泉旅館にて働きながらレフェリーとして活動していた。 16日午前中に温泉旅館の露天風呂を清掃中であった笹崎さんが姿を消し、露天風呂にはメガネやスリッパが散乱。柵に続く多数の血痕とクマとみられる毛が残されていたことから温泉旅館スタッフが通報。17日午前9時ごろに行方不明になっていた露天風呂の北西約50メートルの雑木林内で損傷した遺体が発見された。近くにいた1.5mほどのツキノワグマは猟友会のメンバーにより駆除された。 駆除されたクマは痩せていたといい、クマによるとみられる死亡事故は同市だけで今年度3件目という。 自身も5人の子供がいるプロレスラーの火野裕士は「笹崎さん、めちゃくちゃ優しい人。身体丈夫で力強くて年齢感じさせないくらいもくもくと働いてた。びっくりするくらい働いてた。リング作ってレフェリーして運転もして合間で睡眠とって、その寝顔がおもしろくてよく写真撮ってた。子供と奥さんとうちにも来てくれた。ジムにも来てくれた。悪い印象はゼロ。良い人やったほんとに良い人やった。熊の被害者増えてるのは人間が自然を減らすからよ。自然そんなに壊さないとだめかな?笹崎さん家族の為に働いてたんよな。子供めちゃくちゃ可愛くてね、一生懸命家族の為に働いてたんよね。悲しいよ。ほんとに」と悲しみと憤りをあらわに。 元全女の堀田祐美子は「全女時代に苦楽を共にした笹崎勝巳レフリーの訃報。全女大量離脱、倒産の時も頑張ってくれたささやん。私の興行も手伝ってくれていた。最近会場で会った時も嬉しそうに娘さんの話しをしていて、幸せで良かった思っていたのに…真面目で本当に優しい人だった。心からご冥福をお祈りします」と、ジャガー横田は「熊に寄る事故が多く毎日のようにニュースを目にします…東京に住む私には遠い話のはずが身近に起こってしまった…全日本女子プロレス時代から試合を捌いてくれてたレフェリーの笹崎さん。
10月18日(土)~19日(日)東京・駒沢体育館で行われる、2025年の男子グレコローマン大学日本一を決める文部科学大臣杯全日本大学グレコローマン選手権の決勝戦(19日)を味方冬樹リングアナウンサー(フリー)がスペシャルリングアナウンサーとしてコールする事が発表された。 2001年より開催され24年の歴史もつ今大会の中でリングアナウンサーの起用は初の試みとなる。 同大会は、2005年に吉田万里子さんが主催していた『息吹』にてプロレスラーとして活躍し、レスリングでは全日本選手権優勝、1987年世界選手権61kg級銀メダル、1989年65kg世界選手権銅メダル、1990年世界選手権金メダル獲得、現在はJAPAN YouTubeチャンネルでレスリング普及に活動する成国晶子さんの働きにより実現したもの。 成国さんは「今大会はもとよりレスリングの大会でリングアナウンサーさんにコールして頂く形は未だかつてないです。今年の大学対抗リーグ戦より、決勝演出を導入しレスリングを盛り上げようと考え、私が所属していた『息吹』関係者にお願いし味方リングアナにご参加頂く事になりました。レスリングもプロレスも盛り上げたいです。よろしくお願いします」とコメント。 味方レフェリーは「今回はレスリング業界での初の試みという事で、自分を選んで頂き光栄に思う気持ちとレスリングという1つの形が出来上がっている物にしっかりと融合出来るか?という若干の緊張もあります。ただ、リングアナウンサーとしては戦う選手への激励と尊敬の念を持ってコールする事はプロレスの時と何も変わらないので、しっかりと今回の大役を務めさせて頂きます」と意気込みを語った。
17日、笹崎勝己さん(60)が仕事中にクマに襲われて亡くなった。 笹崎さんは1989年に全日本女子プロレスに入社し、その後同団体でレフェリーデビュー。全女解散後には様々な団体でレフェリーを行い、2015年にぜろわんを運営する株式会社ファーストオンステージの副社長に就任。その後ぜろわんの運営を継承した株式会社ドリームオンステージの社長に2018年に就任し、レフェリーを継続しながら団体運営を行っていた。 2022年には第二児が誕生し、現在は岩手県の温泉旅館にて働きながら栃木プロレスやマリーゴールドなどにレフェリーとして出場していた。 16日午前中に温泉旅館の露天風呂を清掃中であった笹崎さんが姿を消し、露天風呂の柵に続く血痕とクマとみられる毛が残されていたことから温泉旅館スタッフが通報。17日午前9時ごろに行方不明になっていた露天風呂の北西約50メートルの雑木林内で遺体が発見された。近くにいたツキノワグマは猟友会のメンバーにより駆除された。 全日本女子プロレス時代から親交があるマリーゴールド代表のロッシー小川氏は「岩手県北上市の温泉施設で熊に襲われ行方不明だった笹崎勝巳の遺体が発見されたという痛ましいニュースが入ってきた。笹崎の最後のレフェリーはマリーゴールドのリングだった。全女の後輩であり寡黙だが仕事熱心であり、まだ幼い女の子が二人いる。新木場大会に来るはずが欠場となり、何の言葉も交わすことなく別れとなってしまった。こんな最期はありえないし残念無念としか言えない。ご冥福をお祈りします」と追悼した。 名レフェリーとして業界を支えてくださった笹崎レフェリーの御冥福をお祈りいたします。
ほんの4日前は久しぶりのダブプロレス東京公演でした。ご来場頂きました皆様ありがとうございました。個人的に前日から13日の朝までずーっと酒を浴びながら起きる&うたた寝を繰り返して過ごしていたので途方も無く時間が過ぎた気持ちでがまだ4日かい!と言う感覚です。矛盾した言い回しになるけどめちゃくちゃ充じつの酔生夢死みたいな感覚です。その数日間は夢の中で生きてたような。良い意味でね。東京のインディ団体の新しいプロレスの聖地と言われるTOKYO SQUARE in Itabashiこの会場とダブの世界のマッチングが素晴らしいと今回も強く思いましたね。アングラぽい雰囲気、スタンディングゾーン、バーカウンター、爆音OKと。自分もこう言うところは大好きです。普段の地上での生活からその重厚な扉を開けると異空間が広がる。お客さんもレスラーも日常を忘れて束の間の非日常の世界に浸かる。その行為が好きなのもあります。日常を生きていると色んな喜怒哀楽の場面に出くわしてその当事者となる事が多々あるかと思います。それに対して真正面から時をかけて向き合う事も大切ですが、特に負の感情なんかは誰しもが忘れたかったり何かに没頭する時間を作って塗りつぶし払拭たくなるんじゃないかと。日々の陰鬱なんかは激動の中で上書きしてしまうのもありじゃないですかね。正に今回は実は自分がその状況だった事もあったので掻き消しました。もちろんリング上ではプロとしての魅せ方に抜かりなく!ひとりの人間でもありながら生き様を投影するプロのプロレスラーですので。その板橋公演の前日にはマグナムさんとサシで会いました。この間ゆっくり喋れなかった事を色々とお話させて頂きました。夏はおおぜい居たのでゆっくり話す事があまり出来なかった事もあったので。時が経っても一瞬で縮まる距離で当時の延長です。あの頃の話を色々と詳しく聞いたり、ダブプロレスってどんな団体とか、大阪ミクスチャの事も最近のプライベートな事とかも。本当にこのキャリアと年齢にならないと気付けない事が多すぎる。キャリア=年数ではなくキャリア=経験値と言う意味で。そこでダブプロレスvsストロングハーツの対抗戦の大阪でのダブ主催のCIMAvs谷嵜の試合の配信も見て貰ったり。当時のプロレスのプの字も何も分からない頃から20年経って成長した姿をかつての師匠に見て貰う嬉しさもありました。
ガンバレ☆プロレスが10月13日、東京・高島平区民館で『バッド・ルーテナント2025』を開催した。9・27所沢でわたせみずき&いりえしげひろを下して、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座を奪取した、BASARAツートップの中津良太&塚本拓海がいしいけいすけ&川上翔大を破り、初防衛に成功。11月9日、新木場1stRINGでおおか健&趙雲子龍の日大OBコンビが挑むことが決まった。 デビューから1年5ヵ月にして、SOG王座初挑戦となった川上は気合満点で塚本に怒涛のエルボー連打。石井が中津に両腕決め式ドライバーを見舞えば、中津は石井にラリアットを叩き込む。石井が塚本にニールキックを繰り出せば、川上はバックドロップ・ホールド、フィッシャーマンズ・バスターで猛攻もカウントは2。中津が投げ捨てジャーマンで石井を排除すると、塚本がブレーンバスター・スラム2連発からずどんを決めて、大奮闘した川上を仕留めた。 試合後、おおかがリングインし「デビュー間もない川上が頑張ったんだ。大将の俺が挑戦するよ。ベルトかけろや!」とアピール。王者組から「2対1ですか?」と問われると、趙雲子龍が登場。おおかが「趙雲とは日大の10代の頃から、25年以上の付き合いなんだ。挑戦させろ!」と迫ると、中津は「いいですけど、いつですか?」と問う。おおかが「一番早い11月9日、新木場だよ」と提示すると、中津は「新木場と言えば、結構私たちのホームですけど大丈夫ですか?」と余裕の回答。おおかは「新木場でやった試合数、俺と趙雲で合わせたら、おまえらの3倍くらいあるよ。俺たちのホームだよ!」と言い返した。王者組が受諾したことで、三島通義社長が11・9新木場でのタイトル戦を決めた。 中津は「強かった。川上君が気合入ってた。石井さんはすごすぎる。衰えを知らない。でもふりーだむすの方ばかり向いてると、ダメですよ」、塚本は「序盤、いいチョップをもらって。気持ちが空回りしてる感がなくて、真っ向勝負で強い気持ちを感じました。気持ちいい試合で、初防衛でめちゃくちゃ気持ちいい。ビックリしました。まさかここで趙雲さんと…。あの2人の気持ちは響いてるんで。とことんやりましょう。ベルトを獲り返したい気持ちは分かるけど、俺らは負けないから。2度目の防衛、成功させましょう」とコメント。
ガンバレ☆プロレスが10月13日、東京・高島平区民館で『バッド・ルーテナント2025』を開催した。勝村周一朗がスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者・望月成晃(ドラゴンゲート)に挑むも、壮絶死闘の末、両者KOのドローとなり、1年半ぶりの王座奪還はならなかった。 8・26後楽園で望月がいまなり夢人を破り、同王座を奪取。望月は初防衛戦の相手に勝村を指名するも、おおか健が名乗りを挙げた。9・15高島平では勝村とおおかによる挑戦者決定戦が行われ、勝村が勝利して挑戦権を手にした。ルーツをたどれば、望月は空手の士道館出身、勝村は総合格闘技で世界の頂点を極めた男で、格闘家同士としてのリスペクトをもっての一戦となった。 序盤はグラウンドでのレスリングの攻防。場外に出た望月は勝村の足を鉄柱にぶつけ、足に集中砲火。勝村がマウントポジションからエルボーを連打すると、望月は体勢を入れ替えるが、勝村は三角締めで締め上げた。勝村が腕を蹴っていくと、望月はドラゴンスクリュー。さらにミドルキックからツイスターもカウントは2。コーナーでの攻防から勝村が雪崩式で腕十字を決めるも、望月は切り返してアンクルホールドで締め上げた。勝村はグーパンチ、フィッシャーマンズ・バスターも2カウント。ミドルキックの応酬から、勝村が飛びつき腕十字。抜け出した望月はドラゴン・スープレックスも決められず。蹴り合いで両者ダウンも、起き上がると壮絶な張り合い、ヘッドバットの打ち合いに発展。勝村がハイキックを放てば、望月は真・最強ハイキックを繰り出した。勝村がヒザを叩き込むと、望月は強烈な張り手を見舞い、再度両者ダウン。2人ともダメージが大きく、立ち上がることができず、両者KOとなった。 ガンプロのメンバー、レギュラー参戦選手がエプロンに上がると、望月は「勝村さん、俺が知り得た以上の男だったね。初防衛戦でキッチリ勝てない俺もどうかと思うけど、勝村さんは49、俺は55。こんなオッサンどもが殴って蹴って、張り合って極め合って、おまえらにそういう試合できんのか? おまえら勝村周一朗という男がいることを誇れよ。俺は誰の挑戦でも受けるよ。あとはおまえらが決めとけ!」と言うとリングを降りた。 ここで、おおかが「勝村周一朗がこんなに頑張ったんだ。俺が行くべきだろ!」と発言すると、選手たちが詰め寄って自己主張を始める。
13日、東京みやこ・後楽園ホールにてマリーゴールド『Marigold BATTLE HEART 2025』が開催。いわたにまゆが山岡聖怜を制してスーパーフライ級王座(※55kg以下の軽量級王座)の3度目の防衛に成功した。 いわたには2011年のデビューから所属していたスターダムを今年4月に退団し、3日後にマリーゴールドに入団。5月の代々木大会でスターダム時代にいわたにに師事していたビクトリア弓月を下して第3代スーパーフライ級王者となった。 そんないわたにだが、今夏開催されたシングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP』にてデビュー7ヶ月で18歳の新人・山岡聖怜(やまおかせり)にたった6分16秒で敗れるという事態に。 聖怜はアマレス一家で育ったレスリングエリートであり、デビュー前から“スーパールーキー”の名を欲しいままにしている大型新人。成長著しい聖怜はこの実績を引っ提げていわたにの持つスーパーフライ級王座挑戦へと名乗りを上げた。 いわたには10月26日の両国大会で現WWEスーパースターのイヨ・スカイ(しらいいお)との7年半ぶり対戦が決定済み。王者としてベルトを持って“お姉ちゃん”と対峙するためにいわたには絶対に負けられない覚悟を背負って防衛戦に臨んだ。 いわたにvs聖怜のスーパーフライ級王座戦は、この日のメインイベントで実施。 試合はじっくりとしたグラウンドレスリングに始まり、聖怜が歴戦のいわたにを圧倒。流れを変えようといわたにが放ったトペ・スイシーダをビンタで撃ち落とすという離れ業まで見せ、普段は見せないプランチャで追い打ちをかけるという意表をついて試合の流れを掌握。 聖怜は逆水平チョップを連打していくが、その中の一撃がいわたににクリティカルヒット。これで顔色を変えたいわたにはえげつない威力のビンタで聖怜の脳を揺らし、強烈なエルボー連打で聖怜を叩き伏せて一気に逆転。 聖怜も折れずに吶喊してロコモーション式ジャーマン・スープレックス・ホールド3連発や青木真也直伝のエイオキクラッチまで繰り出していくが、いわたにを倒すには至らず。エイオキクラッチを先読みしていたいわたには自ら回転して抜け出し、ドドンパからバズソーキック。さらにドラゴン・スープレックス・ホールドで叩きつけてすりーかうんとを奪った。
13日、東京みやこ・後楽園ホールにてマリーゴールド『Marigold BATTLE HEART 2025』が開催。MIRAIがマリーゴールド所属ラストマッチを終えた。 岩手県宮古市出身のMIRAIは、小学生のときに東日本大震災で被災した1人。 2012年5月に初代タイガーマスクが東日本大震災で被災した家族を大会に招待し、MIRAIはそこでプロレスを初観戦。MIRAIはこれをキッカケにプロレスラーを目指すようになり、初代タイガー&しんま寿の後押しを受けて2019年5月に東京女子プロレスでデビュー。その後はスターダムへの所属を経てマリーゴールドはたあげげに参画。団体の中核をなす屈指の実力者となった。 2024年7月には宮古市観光親善大使に任命され、自らも初代タイガーのように子どもたちを導けるような“ちびっこたちのヒーロー”を目指している。 そんなMIRAIだったが、今年9月にマリーゴールド退団を発表。その理由についてMIRAIは「やりたいと思っていて出来ていないこと、今までやりたいなと思ったけど諦めてきたこととか、もう1回叶えられないかなという気持ちが湧いた」と語っており、団体側もその意志を尊重。 約3週間という短い期間ではあるものの、MIRAIのマリーゴールドでの思い出を振り返るようなカードや新人たちに未来を託すようなカード、お別れの全員掛けのカードなどが組まれる退団ロードが用意され、この日が所属最後の試合に。 MIRAIの所属ラストマッチは、【ミライサク】MIRAI&桜井麻衣vs【ダークネス・レボリューション(以下DR)】野崎渚&CHIAKIのタッグマッチ。 MIRAIと桜井はスターダム時代からの親友であり【ミライサク】というタッグチームで活躍。MIRAIと野崎はライバル関係としてバチバチやり合った仲であり、CHIAKIはMIRAIが特に目をかけている後輩の1人。両チームはタッグ王座を巡ってぶつかり合ったことも複数回あり、MIRAIがマリーゴールドでの最後を締めくくるにふさわしいカードとなった。 試合はそうそうに場外乱闘となり、DRのセコンド陣も加わってMIRAIを袋叩きにするというDRなりの門出祝い。MIRAIと野崎の抗争で“お約束”となっていた台車を巡った攻防も展開され、中盤戦までは明るく楽しい雰囲気で進行。
13日、東京・新宿FACEにて『乱丸フェスタ vol.43』が開催。みんなの“特攻隊長”本間多恵が引退試合を行った。 多恵は女優として活動しながら、2015年に当時スターダムの芸能部門であったびぎにんぐプロモーションが主催した女子プロレス団体『びぎにんぐ』でアクトレスガールズデビュー。 明るい性格と入場から盛り上げるパフォーマンス、相手の動きやお客さんの目線を察する事ができる目と感の良さから、誰と闘っても良い試合にする技巧派レスラーとして日本の女子プロレス団体のほぼ全てに参戦。2018年からはメキシコCMLLと提携したJ@stとの2団体所属となり、翌年にはメキシコに遠征する。 同期の尾崎まいかとのタッグチーム“SPiCEAP(すぱいすあっぷ)”で様々な団体のタッグ王座を獲得し、かくた奈穂との“以下省略。(いかしょうりゃくまる)”でも業界を盛り上げた。 2022年からはフリーとして活動していたが、今年4月にこの日の現役引退を発表していた。 多恵が引退の場に選んだのは、救世忍者乱丸が主催する“世界一オモロいプロレスの大会”乱丸フェスタ。コミカルな展開が売りの、選手を闇鍋に詰め込んでちゃぶ台返しでぶちまけるような何が起こるかわからないハチャメチャ興行だが、第2試合では『SPiCEAPラストマッチ』が組まれ“SPiCEAP”本間多恵&尾崎まいかvs“アジュール・レボリューション”世羅りさ&雪妃真矢が実現。世羅が来年1月に引退が決定しており、雪妃も長らく左腕骨折で欠場していたことから実現しないと思われていたカードだ。 スパイスアップの連携攻撃でアジュレボは序盤から攻められ、多恵がまとめてぶら下がり腕ひしぎからミサイルキックで吹っ飛ばす。アジュレボは多恵の尻に狙いを定め、世羅がダブルチョップ、雪妃がミドルキックを連発し多恵の尻が真っ二つに。 さらにアジュレボは雪妃がまいかを、世羅が多恵をセラリズムバスターで叩きつけるが、まいかが雪妃をアルゼンチンから俵返しで投げ捨てて反撃。 まいかのスパインボムから多恵がジャックナイフも、返したアジュレボが合体ニーアッパーから合体ボム。スパイスアップも合体619から合体キン肉バスター。だが最後は雪妃が多恵の顔面にハイキックからスピンキックを叩き込み、ジャンピングニーから御神渡りと連撃。ダメ押しのタイガードライバーでトドメを刺した。
1ついたち、両国国技館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS れっする ODYSSEY』が開催。セミファイナルでは高橋ヒロムの持つGHCジュニアヘビー級王座にEitaが挑戦した。 7月のNOAH後楽園ホール大会に突如登場したヒロムはYO-HEYの持つGHCジュニアに挑戦を表明。しかしYO-HEYの左眼窩底骨折により一度は王座戦が流れるものの、9月の後楽園ホール大会で王座戦が組まれヒロムが勝利。試合後には小峠篤司、小田嶋大樹、宮脇純太の3人がリングに上がるが、ヒロムは「今日のところはお帰りください。ちょっとやりたい相手がいるんでね。俺はアナタたち3人よりか、Eitaさんに興味がある」と指名し、Eitaも“NOAHジュニアの顔”として至宝奪還に乗り出した。 だがヒロムがタッグマッチで敗北した石森太二に「ヒロムちゃん、思いついちゃいました~!9月28日神戸、高橋ヒロムvs石森太二のスペシャルシングルマッチを、GHCジュニアヘビー級選手権に変更いたします!」と宣言し、無事に防衛に成功するものの独断での王座戦決定は物議を醸していた。 試合はハイスピードな攻防となり、ヒロムが優勢になると「どうした?NOAHジュニアの顔」と挑発。さらにヒロムがトラウマを叩き込むと、これに奮起したEitaがImperial Unoからトラウマ。改めてImperial Unoでトドメを刺したかに見えたが、返したヒロムへEitaがサラマンダーを狙う。だがこれを切り返したヒロムが雪崩式TIME BOMBで叩きつけすりーかうんとを奪った。 勝利したヒロムのもとへ現れたのは宮脇純太。しかし観客の指示を得ていないのを見たヒロムは「宮脇くんと高橋ヒロム、どちらにノアジュニアを盛り上げてほしいですか?」と問いかけ観客は大ヒロムコールを起こす。 これを受けて動揺する宮脇に、ヒロムは無情にも次の後楽園ホール大会でノンタイトル戦でのシングルマッチを決定した。 生え抜きの意地を叫ぶ宮脇がどのように新たな“NOAHジュニアの顔”に挑むのか注目だ。
1ついたち、両国国技館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS れっする ODYSSEY』が開催。メインイベントではKENTAの持つGHCヘビー級王座にマサ北宮が挑戦した。 6月の大阪大会を終えてから疾走し、8月大会で突如T2000X入りしたマサ北宮。選手会長として傍若無人な要求を様々行い、謎の勢いのままN-1を制覇してこの日の王座戦にこぎつけた。 試合開始前にWWE・NXTに武者修行中の稲村愛輝が客席へ現れ騒然に。KENTAと北宮も意識し、場外乱闘で稲村を巻き込み睨み合って挑発する。さらに試合にヨシ・タツとタダスケが乱入してKENTAを痛めつけると、稲村はリングに上がりラリアットで排除。北宮自体はいぶし銀に光る試合運びで攻め立てるが、KENTAがgo2sleepで葬った。 勝利したKENTAの前に歩みを進めた稲村は「コングラッチュレーションズ、GHCヘビーウェイトチャンピオン!ミスターKENTA。ワッツアップ!プロレスリングNOAHのファンの皆様!ヨシキ・イナムラが、アメリカからこのプロレスリングNOAHのリングに、カンバックしました。ミスターKENTA、YOUの持つ、そのGHCヘビーウェイト、そのベルトに、是非、チャレンジさせてください」と独特な言い回しで挑戦表明。 KENTAは「一応、ここにいるお客さん全員を代表して言わせてもらうわ。どうした急に?どうした?どうした?1年行っただけで絵に書いたようなアメリカかぶれてるんじゃねーかよ。こっちは10年以上住んでんだよお前」と冷静にツッコミ。 稲村は負けじと「ミスターKENTA、わかってます。だけど僕がアメリカで得たエクスペリエンス、それを十分活かして、あなたのそのベルトにチャレンジさせてください。僕は、ダーティなファイトは嫌いです。是非、僕と、フェアーアンドスクエア、正々堂々、勝負しましょう」とキャラを貫いて再度挑戦を表明する。 折れない稲村にKENTAは「多分なんだけど、昨晩一生懸命メモってきたんでしょう!大きな拍手を!」と観客を煽り、「おい稲村、アイアクセプトユアチャレンジ」と挑戦を受け入れた。 しっかりと握手した2人だったが、稲村がそのまま担ぐが投げずに着地させてハグ。王座戦の健闘を称えた稲村は余裕を持ってリングを後にする。
1ついたち、両国国技館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS れっする ODYSSEY』が開催。藤田和之と鈴木みのるによるシングルマッチが行われた。 9月23日の後楽園ホール大会に、2015~2017年頃に鈴木軍としてNOAHを荒らし回っていた鈴木みのるが突如現れ「お前らに用事があって来たんじゃね―んだよ。波風立てに来たんだよ。おい、お前だ、藤田。どっちが強いか、俺と勝負しねーか?」と宣戦布告。藤田もこれを受け、この日のシングルマッチが決定した。 お互い確かめ合うようなグラウンドの攻防から、スタンドになると激しいエルボーやビンタの打撃戦へ。場外戦でも激しい打撃戦になるが、そのまま殴り合うのをやめず9分39秒両者リングアウトとなった。 鈴木は「俺は今日藤田和之と喧嘩やりにきたんだよ。途中で止めんなよ」やっと会えたんだからよ。40年越しだぞ、あいつと初めて向き合ったの。藤田よ、次会ったら必ず仕留めてやる」と語り、お互い再戦を誓い会場をあとにした。 以前は組んでいたこともある2人だけにこの先があるのか期待が高まる。
1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM in KORAKUEN 2025 Oct.』が開催。【BMI2000】刀羅ナツコ&琉悪夏がゴッデス・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。 タッグ王座であるゴッデス・オブ・スターダム王座を持つのは【H.A.T.E./BMI2000】の刀羅ナツコ&琉悪夏。 ナツコは昨年9月にNetflixで世界独占配信されたドラマ『極悪女王』で一躍脚光を浴びたダンプ松本に目をかけられ、ダンプは「俺はナツコを応援してんだよ。ナツコを昔の俺みたいにしたいんだ。ナツコが有名人になるまで、知名度が上がるまで俺はずっと応援する」とナツコを後継者として指名。ナツコはこれからの“女子プロレス”という文化そのものを背負っていく存在に。琉悪夏もナツコの教えを受け、若くしてヒールのエリートとしての日々成長している。 この日、BMI2000に挑んだのは【令和東京タワーズ】壮麗亜美&レディ・C。 170cmの壮麗に177cmのレディという女子プロレス界屈指の長身タッグであり、これからのタッグ戦線を担うことを期待されるチーム。2023年のタッグリーグで当時は別ユニット所属だった2人が組んだことで誕生したタッグだが、現在は同じ【God’s Eye】所属に。解散と再結成を繰り返してきたタッグではあるが真の仲間となった現在の戦績は良好であり、番狂わせの王座奪取も十分あり得るものと期待されていた。 試合は開始早々に場外乱闘となり、BMI2000が圧倒。ナツコのチェーン攻撃を受けた壮麗が集中砲火を浴びる展開となり、我慢の展開が続く。 しかし、壮麗が自力で生還すると鬱憤を溜め込んでいたレディが大爆発。2人まとめてコブラツイストで絞り上げたり、コーナーに上ったナツコの顔面をぶち抜くビッグブーツを放ったりと体格を活かしたダイナミックなファイトで躍動。これに鼓舞された壮麗も復活し、高さのあるダブルフラップジャックを決めたり得意のラリアットで琉悪夏をふっ飛ばしたりと大暴れ。 苦境に立たされているはずのBMI2000だったが、どんなに攻め込まれても余裕の笑みを崩さず。壮麗のラリアットを受けきったナツコが逆にラリアットでなぎ倒してダイビング・ボディプレス。
1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM in KORAKUEN 2025 Oct.』が開催。葉月がコグマとの盟友対決を制してCMLL女子王座戴冠を果たした。 かつてブル中野、吉田万里子、栗原あゆみ、しゅり、ウナギ・サヤカなども巻いていたCMLL日本女子王座。9月まではCMLLの女子トップ選手の1人であるダーク・シルエタが王者として君臨していたが、同月の後楽園ホール大会にてコグマが王座に挑戦。 この試合では序盤からスピーディでテクニカルな攻防が展開されたが、シルエタが場外でスイングDDTを決めた際に右ヒジから着地してしまい負傷。右肩を押さえて動けなくなってしまったシルエタを見たバーブ佐々木レフェリーは「肩外れてる!」と叫んで即座にレフェリーストップ裁定を決断。試合は4分54秒で突然の終わりを迎えた。 笑顔などあるわけもなく泣きながらベルトを巻くコグマであったが、そこへ盟友・葉月が颯爽とリングに飛び込んできて「このままでチャンピオン名乗っていいのかな?ウチとこのベルトかけて久しぶりにシングルやろっ!」と明るく語りかけて挑戦表明。 コグマは涙を拭いながら葉月に向き直り「とったら同じこと言おうと思ってた。私がチャンピオンになって葉月を指名したかった。葉月、ボッコボコにします!」と力強く叫んだ。 【FWC】としてタッグを組み最近では他団体での活躍も増えてきた2人だが、同ユニットだった期間も長く、互いにブランクがあって在籍期間が被らない時期もあり対戦経験は思いの外少ない。 2014年7月の葉月のデビュー戦、15年3月のコグマのハイスピード王座初防衛戦、同年4月のシンデレラトーナメント2回戦、21年10月の葉月の復帰戦、22年4月のシンデレラトーナメント準決勝と過去に5戦行っており、葉月が勝利したのは21年の復帰戦のみ。今回の試合はタイトルマッチであると同時に、“天才”と呼ばれた同期と常に比べられてきた葉月の正念場と言えた。 試合前には2人でしっかり握手をしてからゴングが鳴らされ、互いの歩んできた歴史を確かめ合うかのような堅実なレスリングから試合が始まる。 葉月が得意の顔面ウォッシュを狙うと、コグマが切り返して掟破りの顔面ウォッシュ。さらに顔面へビッグブーツを連打していくなど葉月を強く意識した攻撃を展開。
DDTプロレスが10月8日、東京・新宿FACEで『リングの秋場所2025』を開催した。10・19後楽園でのKO-D6人タッグ王座戦(王者組=うえのゆうき&To-y&武知海青《ざ RAMPAGE》vs挑戦者組=鈴木みのる&HARASHIMA&高鹿佑也)、及び11・3両国国技館での上野(KO-D無差別級王者)vs鈴木(DDT UNIVERSAL王者)のダブルタイトル戦の初の前哨対決を鈴木が制して、DDTでの3冠王となることを宣言した。 この日、上野はTo-yと組み、鈴木&HARASHIMAと激突。上野と鈴木が先発し、レスリングの攻防で渡り合った。To-yにタッチすると、鈴木に『熱波WER!!』を連呼して驚かせる。場外戦になると、鈴木はTo-y、上野をじゅうりんし、上野をイス殴打。上野と鈴木がエルボーのラリー。上野のWRを切り返した鈴木は張り手からスリーパーもカット。To-yがHARASHIMAにマシンガンチョップを叩き込むも、T・O・Yは自爆。To-yがHARASHIMAにコジマワンダーランド、上野がTo-yの肩越しにダブルニーを投下。さらに上野はフロッグスプラッシュを敢行も剣山で阻止された。HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスターで反撃。上野と鈴木が再びエルボーの打ち合いとなり、HARASHIMAがリバース・フランケンシュタイナーで上野を排除。鈴木がTo-yに張り手を見舞うと、To-yも張り手で返す。鈴木はエルボーからゴッチ式パイルドライバーを繰り出して、To-yからすりーかうんとを奪取した。 試合後、鈴木は「オイ、上野。(KO-D)6人タッグも、両国のダブルタイトル戦も、てめえは俺の前にひれ伏すんだ。息切れしてんのか? 練習足りねぇんじゃねえのか?」と勝ち誇った。上野が「リングで練習のこと言うなんて、野暮なこと言いますね。鈴木さんに勝つ準備はもうできてますから。DDTの両国のメインイベント、最後にこのマットに寝転んでるのは、鈴木みのるですよ」と言い返すと、鈴木は「甘いな。準備って何だよ? 両国が本番だと? 俺はすべての試合に命かけて来てんだよ。てめえと覚悟が違うんだよ!」と吐き捨ててリングを降りた。 バックステージで鈴木は「上野よ、そして後楽園、武知…クソガキが。もう一人、あのうるせぇ奴(To-y)。おめえら、命あって家に帰れると思うな。