ひとりで落ち着きを過剰摂取 #126
Update: 2025-10-04
Description
「落ち着きがない」と教師に欠かさず書かれていた、どうにも落ち着きのない子どもだった。14歳の頃、落ち着くための薬をもらった。飲むと確かに、頭の中を飛び交っていた音や字が減っていった。
真っ白な部屋。やろうと思ったことを最後まで実行することができた。それで毎日をスムーズに乗り越えていった。
とある嵐の日曜日、なんにもやる必要がなくなったので薬を飲まなかった。懐かしいノイズたちが脳に湧き出した。
窓の外は雨風が騒がしい。静かな部屋で、ぼくは自分から生まれてくるノイズに耳を澄ませた。
するくすりぼくをただしくするくすり飲まないでいる雨の日曜
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