エピソード13 『近所の駄菓子屋さん』お寄せいただいた想い出を配信しています。
Update: 2022-06-10
Description
『近所の駄菓子屋さん』 〜家から5分くらいのところに、4畳?ほどの小さなトタン屋根の駄菓子屋さん。
父の子供の頃からあった、週末限定で開くお店へ、私も小さい頃から100円握りしめて通っていました。
少し重たい磨りガラスの引き戸を開けて、入り口にある駄菓子の空き箱を取ると、そこに自分で計算してしながら、お菓子やくじ引きの紙を入れていきました。
一個、10円か20円(途中から始まった消費税も取らなかったな笑)だったので、指で何度も数えました。
80歳を超える店主のおばあちゃんは、勉強だからと、お金の計算は最後の会計まで、絶対口出ししないんです。
中学の頃には、お店が閉まりっぱなしになり、ガラスの先に広がる夢の世界は見られなくなりました。そして、しばらくすると、更地になりました。
昭和ガラスを見ると、おばあちゃんの顔と夢を与えてくれた素敵な場所が蘇り、感謝の想いが込み上げてきます。 〜
父の子供の頃からあった、週末限定で開くお店へ、私も小さい頃から100円握りしめて通っていました。
少し重たい磨りガラスの引き戸を開けて、入り口にある駄菓子の空き箱を取ると、そこに自分で計算してしながら、お菓子やくじ引きの紙を入れていきました。
一個、10円か20円(途中から始まった消費税も取らなかったな笑)だったので、指で何度も数えました。
80歳を超える店主のおばあちゃんは、勉強だからと、お金の計算は最後の会計まで、絶対口出ししないんです。
中学の頃には、お店が閉まりっぱなしになり、ガラスの先に広がる夢の世界は見られなくなりました。そして、しばらくすると、更地になりました。
昭和ガラスを見ると、おばあちゃんの顔と夢を与えてくれた素敵な場所が蘇り、感謝の想いが込み上げてきます。 〜
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