ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第10回]「魂の死後の裁き」
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すでにお話してきたとおり、プラトンが書いた『パイドン』において、ソクラテスは魂の不死不滅を「証明」します。では不死不滅の魂は死後どこに行くのでしょうか。
『パイドン』で語られる神話(ミュートス)によると、人間は死後、魂が裁きにかけられます。そして生前よい行いを積みあげた魂は清浄な上方へ、神聖なものを冒瀆するなど悪しき生を送った魂はタルタロスと呼ばれる地下世界へと送られるとされています。
この神話はソクラテスの死とどう関わるのでしょうか。ギリシャで行われていた犠牲式の話なども含めて、死後の魂について語ります。
0:00 〜 魂は死後に裁かれる
1:11 〜 現世で敬虔に生きた魂のゆくえ
3:55 〜 古代ギリシャの犠牲式/犠牲式に参加するソクラテス
5:49 〜 肉体から離れる魂
7:03 〜 現世で神聖を汚した魂のゆくえ
9:05 〜 死後の裁きとソクラテス
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出演:栗山はるな/土岐悠太/渡辺洋平
構成:土岐悠太
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