バッハ 「パルティータ2番」
Update: 2009-03-23
Description
先日、バッハ「パルティータ2番」の本番が終りました。
バッハ難しくて苦しみました。
基礎がしっかりしていないとここまで手が動いてくれないのかと、そしてバッハの暗譜がこんなに難しいのかと思い知らされた日々。
本番が近づいて来るのにまともに弾けない、暗譜があやふやな状態が続き、とうとう本番の日が来ても曲は仕上がりませんでした。
失敗必至の状態で本番に臨み、演奏もかなり不味いものになってしまいました。
「次はこの音」と頭の中でなぞりながら弾きますが、まるで地雷をいつ踏むか戦々恐々状態で音に集中できないから弾けるところも弾けなくなるという悪循環。
それでもあちこち座礁しながら最後なんとか港まで帰ってきたって心境で、終った時嬉しかったのです!
何故か心は晴れやか♪
ただ喜んでる場合ではなく...
この曲、2ヶ月の練習期間で舞台に上げられると考えていた自分のヴィジョンの甘さも良くわかったし、またその期間である程度仕上がると思って下さってた師匠に応えられなかったことも残念に思います。
そして何よりこの曲の素晴らしさを聴いてくれる人に少しでもに伝える事が出来なかったことが悔いられます。
本番の音源、載せれません。余りにもひど過ぎます。
今日の午後、まだ練習中のパルティータ2番より本番で弾いた「シンフォニア」「アルマンド」「カプリッチョ」です。楽譜を置いて落ち着いて弾くと止まらずに弾けます。
多分パルティータ2番のレッスンはもう無いので、一段落の意味で記録に残そうと思います。
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バッハ 「パルティータ2番」より 2009年3月
「シンフォニア」
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
「アルマンド」
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
「カプリッチョ」
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
「シンフォニア」はピアノ室のドアを開けた状態でICレコーダーを廊下に置いて録音しています。
「アルマンド」と「カプリッチョ」はドアを閉めたピアノ室に置いて録音。
廊下に置いた方が雑音は多いけれど響きが良いような気がします。
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