Discoverつぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜光る君へ日記 第37回 「波紋」
光る君へ日記 第37回 「波紋」

光る君へ日記 第37回 「波紋」

Update: 2024-09-30
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Description



  「波紋」とは、波が作り出す紋様のことを言います。


 まひろが投げた『源氏物語』という石が思ったより、つまり、隕石級に大きかったもので、見上彰子様(藤原彰子・見上愛さん)の心を開き、塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)の心を惹きつけ、次期東宮を爆誕させ、柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)の政権を盤石なものとし、三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)の呪詛を薙ぎ払うがごとく無効力化するに至りました。その有様を「見える化」してくれたのがこの第37回だったように私には思えます。


 そうそう。藤壺で行われる「源氏物語を音読する会」は次はいつございますか?私、十二単を寝押ししなくてはいけないので、早めに知りたいのです。なんせ、秋山実資(藤原実資・秋山竜二さん)に数えられてもいいように12枚用意しなくてはいけませんでしょ?ご存じの方がいらっしゃいましたら・・・、え?もう『日記』の時間ですか?あ、わかりました。


 では、今宵もつぼねに集い、友がたりをいたしましょう。




<今回配信の注意>


※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。


※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。




<おぎ注> 


・須磨:源氏物語第12帖。光源氏が都を追われ須磨に隠遁する様子が描かれる。


・初音:源氏物語第23帖。須磨・明石で出会った女性・明石の君が産んだ女の子が歌を詠むシーンが描かれている。


・蛍:源氏物語第25帖。光源氏の住む六条院の女性たちの間で物語が大ブームになり、「日本書紀などの公式の歴史書よりも物語のほうが人間の真実が書かれている」的なことを光源氏が言うシーンがある。


※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!



 <参考>


・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれますhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pwn95kPaMJ/



【ドラマをもっと楽しむコラム】をしへて! 佐多芳彦さん ~彰子が発案! 紫式部も行った『源氏物語』の冊子づくり


https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pAjY4jqLNd/



 【用語集】第37回より「『日本紀』/女房ほか」


https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pO4WPMpZJz/




※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。


※内容は諸説あります。



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