日本の偉人「野口英世」
Description
毎月日本の偉人を紹介しています。
今回は「野口英世」
今、1000円札の写真は「北里柴三郎」ですが、その前は長い間「野口英世」でしたね。
野口英世と言えば「夜もほとんど眠らず勉強に励んだ」というところでの知られています。
今、小学生中学生のみなさんに「こういう人がいたんだよ」ということを知って欲しいので、小さい時からお話しましょう。
有名な話として、先ず英世の左手です。
英世は明治9年、福島県の貧しい農家に生まれました。1歳5か月の時、お母さんが農作業でちょっと目を離したすきに、藁で編んだ寝床から這い出して、囲炉裏に転落してしまいました。この時火傷をしたのですが、皮膚の表面だけでなく、皮下組織まで達していたので、左手は指が全部くっついて内側に曲がった形になってしまいました。
お母さんは、この子は一生自分が養うと決心します。
それに、この手のでことで、周りの子どもたちにいじめられて、不登校になったそうです。
お母さんはそんな英世に言いました。
「お前が人からいじめられるのはこの母のせいだ。すまない。しかし、これに負けないためには学問で身を立てるしかない。家のことなぞ心配しないで、一所懸命勉強して欲しい」
親なら誰しも子どもは可愛いですよね。その子どもが、自分の所為でいじめられている、その子どもに対してしっかりと前を向いた指針を指し示しているこのお母さんは本当に素晴らしいですね。
お母さんの言葉を聞いて、英世の向学心は一気に燃え上がり、小学校を一番で卒業しましたが、それだけではなく、和尚さんから漢字を、そして駐在所の巡査から英語を習いました。
すごいですよね。この続きはまた来月お届けします。
【昴インフォメーション】
5月25日(日)は全九州模試です。勉強の成果をあげ、第一志望校合格を勝ち取るには昴の模試がぴったりです。
正確な合格判定と的確なナビゲーションが受けられ、優秀者にはビッグな特典もあります。中学生の皆さん、ぜひ受験しましょう。
また、6月1日(日)の全国統一小学生テストの申込も受付中です。
詳しくは昴のホームページをご覧ください。
今週の放送はこちらから!