武村のミンナの介護360_20250910

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Update: 2025-07-30
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小関さんのこれまでのキャリアは、ヘルパーさんから始まり、常勤、正職員、そして現在の所長・管理者へとステップアップされてきたとのこと。

管理者という立場になられてからは、ご自身が担当する利用者様だけでなく、障がいをお持ちの方々も含め、より広く多くの方々と関わるようになったそうです。

また、請求業務などの事務処理が増えたほか、法人の内部、特に本部とのやり取りが増えることで、自分たちの働き方がどのような仕組みになっているのか、組織全体の構造が見えるようになったと語られています。


小関さんが22年間で感じた介護業界の変化には、以下のような点があるそうです。


• 利用者様の生活様式の変化:以前はヘルパーが調理を行うことも多かったそうですが、現在は配食サービスが増え、ヘルパーの業務は身体介護がメインへと変わってきていると感じているそうです。

• 記録方法のデジタル化:かつては紙のノートに手書きが主流だった記録が、今ではヘルパー全員がスマートフォンを持ち、手元でリアルタイムに記録し、それが事務所と共有されるようになったとのこと。これにより、ペーパーレス化と生産性の向上が進んだと実感されています。

• テクノロジーの導入:小関さんのいらっしゃるグループホームでは、ベッドの下に薄いシートを敷き、振動で利用者様の身体状況や睡眠状況を把握できる「眠りスキャン」という画期的なシステムが導入されており、体調関連の情報がデジタルで入手できるようになったと驚きをもって語られています。施設のテレビもインターネットに接続され、YouTubeなどを流せるなど、IT化が進んでいることにも触れられています。


• 職員構成の変化:小関さんご自身は「昭和世代」と前置きしつつ、スマートフォンを駆使して情報処理を迅速に行う若手世代との情報量の差を感じているとのこと。また、介護業界全体で外国人材が増加しており、小関さんの施設でも外国籍の男性職員と女性職員が在籍していることを紹介されています。

長年の経験と新しい技術への適応、そして業界の変化を肌で感じていらっしゃる小関さんのお話、大変興味深かったですね。

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▽パーソナリティ:社会福祉法人 小田原福祉会 井口健一郎