Discoverhkpodcast第288回 イスラエルの十部族は失われていないという意見もある
第288回 イスラエルの十部族は失われていないという意見もある

第288回 イスラエルの十部族は失われていないという意見もある

Update: 2023-06-03
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イスラエルの失われた十部族と言われています。

しかし、失われていないという意見もあります。

北イスラエルのヤロブアム王が、偶像を作った時に「やってられん」と主だった人達、つまり真面目に神様に従う人達は、南に移住していたからです。

つまり南北に分裂したとはいえ、出入りが出来ない程ではなく、移住も出来たわけです。

南の預言者が北に対し、神の警告を預言すべく遣わされる事もありました。

それで、イスラエルの失われた十部族などナンセンスという人達もいます。

あるいは、アッシリア捕囚されたのは有力者や金持ちであり、残った人達が大勢いたという事実もあるからです。

しかし、残った人達、それは貧しい人達でしたが、アッシリアが連れてきた他の民族と、混ざってしまいました。

すでに北イスラエルは偶像崇拝に染まっていたましたが、そこへさらに異教の民との融合により、混血の民、サマリア人と呼ばれるようになりました。

新約聖書を読めば、ユダヤ人はサマリア人を混血として、差別しており、付き合いをしなかった事が分かります。

この事から「失われた十部族」などナンセンスという人もいます。

しかし、新約聖書を読むと、世界中に散ったイスラエル人がエルサレムに巡礼に来ている様子が、分かります。

ですので、新約時代には、既に世界中に離散したユダヤ人コミュニティがあった事が分かります。

失われた十部族の行方は、完全に失われてはおらず、ずっとエルサレムを行き来していたという事です。

この知識を得ておく事は重要です。

なぜならば、これらの理由から「十部族は失われてはいない」という意見を、聖書から説明し、十部族に関する情報は陰謀論と一蹴する人がいるからです。

牧師がそういうのですから、信徒も信じてしまうでしょう。

十部族は失われてはおらず、しかし世界中に離散し、増え広がってもいたというのが真実です。

なぜなら、世界中にイスラエル民族の説があるからです。

ただ注意しなければならないのは、本当に色んな説があるらしく、ただの根拠のない幻想というものあるそうです。

それらを振り分け、研究を重ねて行った結果、アジアに離散している事は確実となりました。

特にシルクロードに沿って、顕著だそうです。

彼らは民族性を保ちながら、生きていたそうです。

一世紀のユダヤ人歴史家である、ヨセフス・フラヴィウスはこう書きました。

「イスラエルの十部族は、今でもユーフラテス川の彼方におり、数え切れないほど膨大な民衆となっている」ユダヤ古代史十一・二

南ユダ王国からバビロン捕囚されたユダヤ人も、全員がユダに帰還したわけではありません。

その多くが、バビロンからペルシャ帝国へと定住したのです。

当然の事ながら、バビロン捕囚に遭ったユダヤ人たちは、十部族の同胞達と再会し、異国の地で住むための助けを得た事でしょう。

その人達も、アジアに定住しながらも、エルサレムに巡礼の旅をした事でしょう。

長旅ですから、物を運び、交易に加担しながら、商人としての実力も蓄えて行ったと考えるのは当然です。

それでイエス様の時代になると、天下のすべての国々からエルサレムを訪れる人々がいたわけです。

つまり古代の商人の多くがイスラエル民族であり、それもそのはず、彼らは国を追われ、移動しながら暮らしていた訳ですから。

しかも、国を追われる前から、広範囲における交易が盛んでした。

つまり紀元前700年よりも前の話です。

日本人の歴史の感覚では、昔過ぎてあり得ないだろうと思います。

しかし、ソロモン王が神殿や王宮を建てるのに、象牙や孔雀、ルビーやその他を取り寄せた話が聖書に記録されています。

インドからゾウやくじゃくを取り寄せ、ルビーはアフガニスタンだそうです。

既にインドにはイスラエル民族のコミュニティがあったと言われています。

イエス様の弟子のトーマスは、イエス様の昇天後すぐにインドに行きました。

それはインドにいた同胞達にまず伝えるためだったと容易に想像できます。

そして中国にも行ったと言われているのは、やはり中国にもコミュニティがあったからでしょう。

それはシルクロードを発展させていったのが、絹商人である彼らだったからです。

シルクロードには、6日の道のりごとにシナゴーグ(ユダヤ教集会所)があったそうです。

彼らは旅を続け、東の果てを目指したと思われます。

その中の一部の人たちは、この日本に安住の地を見つけたわけです。

イザヤ59:19 (新改訳) そうして、西のほうでは、主の御名が、日の上るほうでは、主の栄光が恐れられる。主は激しい流れのように来られ、その中で主の息が吹きまくっている。



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