Discover心に刺さるメッセージ赤い手袋(小川未明)#r007
赤い手袋(小川未明)#r007

赤い手袋(小川未明)#r007

Update: 2020-03-31
Share

Description

1921(大正10)年3月


主人公の正雄は、優しい姉から作ってもらった赤い手袋が大変お気に入りだった。


学校の行き帰り、町への買い物など、生活のいろいろな場面で手袋にお世話になっていたので、とても愛着が強かった。


そんなある日、正雄は雪の道に手袋を落としてしまったことに気づいた。


寒い雪の道の上に落ちている手袋を想像すると、手袋がとても可愛そうだと正雄は思った。


そんな正雄を見かねて、正雄の姉はまた手袋を作ってあげるからと、正雄を慰めてあげた。


そして、正雄はようやく手袋を諦めることができた。


ある貧乏な家の子供が、通りがかりに雪道で手袋を拾った。


正雄の手袋だった。


子供は手袋を大切に家に持って帰り、病気で寝ている姉にあげようとした。


しかし、姉の返事はなかった。


息を引き取っていたのだ。


https://utaan.com/product/r007akaitebukuro/

Comments 
00:00
00:00
x

0.5x

0.8x

1.0x

1.25x

1.5x

2.0x

3.0x

Sleep Timer

Off

End of Episode

5 Minutes

10 Minutes

15 Minutes

30 Minutes

45 Minutes

60 Minutes

120 Minutes

赤い手袋(小川未明)#r007

赤い手袋(小川未明)#r007

uta-an