赤い蝋燭(新美南吉)#r003
Update: 2020-02-28
Description
1936(昭和11)年11月
山里で赤いロウソクを拾った猿は、それを花火と勘違いした。
猿は、花火を知らない森の動物たちへ、花火の美しさや音の大きさなどを説明した。
動物たちは大騒ぎになったが、花火に大いに関心を寄せ、花火を打ち上げようという猿の提案に、皆、心を踊らせた。
ところが、火を着ける段階になったら皆、尻込みしてしまった。
そこで、最後にイノシシが、勇敢にも火を着けた。
動物たちは一斉に草むらへ逃げ隠れ、耳を塞いだ。
それだけでは怖かったのか、目も覆ってしまった。
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