021.精神科医の考える神経発達症への対処と運動処方 田中理香先生
Description
「メンタル不調は身体の安心安全感から整える」
専門家が考える心身に負担の少ないアプローチとは
発達の遅れや精神疾患で受診される患者さんの中には、自分の身体の辛さや痛みに気づいていない人が多いのです。
言葉にして表現することは、その人の感情のごく一部であるため、落ち込みや麻痺などにより、身体の状態を理解できなくなってしまっているこも多々あります。
診察の時間に理解できる患者さんの情報は、氷山の一角であるため姿勢や立ち居振る舞い、表情からその困り感を探っていく必要があるのです。
神経発達症の診断を受けている子どもたちの50%-70%に「協調運動障害」があるという論文もあります。
運動が苦手⇒筋肉が硬くなる⇒痛みや緊張に気づかない⇒活動が鈍くなる⇒社会参加が減る
というような経緯で、ひきこもりや外出困難が現れることも少なくありません。
運動により気分が晴れる事や、身体の理解を深めることで、物事の洞察力も高まります。
シンプルな運動を取り入れることで、自分の姿勢や身体の声を言葉にして伝えられるようになるのです。
わざと力を入れてから脱力してみると、運動後の緊張感の緩和や筋肉の柔軟性の変化に気づく体験ができるでしょう。
協調運動や柔軟運動の他に、アロマオイルなどの精油を用いたリラックスなどもクリニックでは取り入れています。
副交感神経を優位にすることで、陰性感情に気づき言語化していくスキルを身につけることができます。
これらの手法は、医療従事者だけでなく、対人支援職、企業の人事担当者向けのチームビルディングとしても提供しています。
場面緘黙や不登校などで、会話にできない困難さをもつ方には、まずは身体からのアプローチで感情に気づくことから始めて頂きたく思います。
安心して話の出来る場所であると認識できることで、ゆっくりと心の状態を言葉にして解決していくことができるのではないでしょうか。
7月8月9月の初回放送は、田中理香先生とのコラボ企画として、身体と心の健康についてPodcastにて配信していきます。
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スタジオ リカ クリニック 精神科医・田中理香先生
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木曜・日祝日は休診
こころの病は飛躍のチャンス 〜混沌の歩き方〜Podcast配信中
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有限会社GeniusLove 保健学修士 今道久惠
特別支援教育に活用するブレインジムエクササイズ
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