#030 9月9〜15日の暦&星野道夫「森に降る枝」
Description
自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。
9月9日から15日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、写真家・探検家・詩人の星野道夫さんの「森に降る枝」をお届けします。
【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】
9月9日(月)から9月15日(日)/ 旧暦、葉月七日から十三日
10日(火)雑節「二百二十日(にひゃくはつか)」
農家の三大厄日のひとつ、台風の襲来が重なる時期です。
12日(木)「白露」次候、七十二候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」
秋が深まり、セキレイが鳴き始める頃。古事記や日本書紀に登場するセキレイの神話、そしてセキレイが持つ日本との深い繋がりに触れていきます。
11日(水)上弦の月
9月3日に新月を迎えた月は、18日の満月に向かって、満ちていく時期。満ちていく月のリズムに呼応して、「吸収」を意識する。栄養やエネルギーはもちろん、知識を取り入れるのに最適な時期です。
【今週の旬】
空には鰯雲や鱗雲が広がり、秋を感じる季節の到来。ジンジャーリリーの甘い香りが夕暮れの風にのり、トンボが空を飛び交って、「秋津島」と呼ばれた遠い日本の記憶を空に見つめる。
【つながるレメディ】
今週は、写真家・探検家・詩人の星野道夫さんの著書「森と氷河と鯨 ワタリガラスの伝説を求めて」から「森に降る枝」の冒頭部分をお届けします。
【参考】
「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013
「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024
国立天文台暦計算室
「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012
「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993
「空の名前」高橋健司 光琳社出版 1992
「森と氷河と鯨 ワタリガラスの伝説を求めて」星野 道夫 2017 文藝春秋
セキレイの鳴き声はこちら👉「セグロセキレイの鳴き声 色々な鳴き声【野鳥観察 鳥の鳴き声 バードウォッチング 川辺・河原の鳥】Motacilla grandis / Japanese Wagtail」Hinoe EuforiaCh.
「神様はセキレイから子づくりを教わった?! 七十二候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」うさぎだりすえ tenki.jp 2016
「【解説:日本野鳥の会】動画で野鳥観察~ハクセキレイの生態~ (Canon Official)」Canon 2022
「鶺鴒と日本神話(国産み神話)」林伸也 倶知安風土館「ミュージアム通信」