051.「Shyは罪」
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今日はハローウィンという事で、仮装なさる方もいるかもしれませんね。そんな今日は自己表現というテーマでお話させて頂きました。
私は1999年から数年間イギリスに住んでいました。英語も禄に話せずに渡英してしまったので、向こうで英会話学校に通っていたのですが、その学校の先生に言われた言葉が“Shyは罪だよ”というものでした。その頃の私の中には全く無かった概念なのでかなりビックリしたのを覚えています。
相手の思いを推しはかる・・・それは日本人特有の高度な技なのかもしれせん。 イギリスで”言いたい事はハッキリ言わないと伝わらないよ“そんな事を何回言われたかわかりません。
でもこれは日本人同士でもいえる事なのだと思うのです。自分が絶対に曲げたくない意見、信念を持って生きている部分ははっきり言わないと伝わらないかもしれないし、相手の想像に任せていたら自分の思いと違った捉え方をされている可能性だってあります。
だから、ここぞというポイントは敢えてハッキリ言わないといけないように思うのです。
何故こんな話になったかと言うと、セッションをしている中で自分のやりたい事があるのに表現しない方が多いように感じるからなのです。恥ずかしいとか、完璧になってから・・とかそんな言い訳もあるかもしれません。
でも実際に試してみないと上達するものもしないと思うのです。実際に行動してみないと見つからない改善点や、逆に思いもつかなかった楽しさや実際にやってみて発見できる魅力などもあると思います。つく自信だって行動しなければつかないものです。そもそも完璧とはなんぞや・・・と言うお話にもなってきますが・・・。
そして、その表現したいのにしていない事が、もしかしたら非常に世のために人のためになることかもしれないのです。そうなると逆に表現しない事の方が罪になってしまいます。
今になって“Shyは罪だよ”そんな言葉が腑に落ちてきました。 と、そんなお話をさせて頂きました。



