#094 聴いて旅するドイツのクリスマス
Description
ドイツ在住20年以上のゲストゆきさんを迎え、「クリスマスの本当の姿」や「宗教・歴史・食文化」が交差する奥深い世界についてお話しします。
日本では“イベント化”したクリスマスも、ドイツでは宗教的背景や家族の時間としての意味が今も強く残っています。無宗教人口の増加や、キリスト教が政治にどのように影響しているのかといった社会的視点から、アドベントやクリスマスマーケットの歴史、伝統行事が商業化していく過程まで掘り下げていきます。
さらに、ドイツの冬に欠かせない食文化として・シュトレンの“本物”を見分ける基準・レープクーヘンの起源と香辛料のルーツ・グリューワインに込められたスパイスの歴史・ガチョウ料理やじゃがいも団子などの家庭料理・野生動物(鹿・イノシシ・ハト)の料理文化など、クリスマスと食をめぐる豊かな話題が満載です。
スパイス文化が中世の教会や商人によってヨーロッパに広まった歴史的背景、そして“伝統”という言葉の意味が日本とドイツでどう異なるのか。現地で暮らすからこそわかるリアルな視点を交えてお届けします。
ドイツの風土とともに、クリスマスが持つ静かなメッセージを感じられるエピソードです。どうぞお楽しみください。
0:00 ゆきさんご紹介
1:21 ドイツの宗教事情
2:08 日本とアメリカのクリスマス
3:20 アドベントと市場開始時期
6:01 伝統的市場とシュトーレン
7:43 グリューワインと中世演出
8:41 都市別マーケット事情
10:21 イースターと家族行事
11:46 ハーブとスパイスの背景
13:50 スパイス伝来と協会の役割
16:21 定番料理 ガチョウ
19:02 付け合わせ料理紹介
20:23 野禽肉と流通事情
22:16 野生肉嗜好と保存食
24:13 欧州の伝統と植民地史
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