#15・NASAの未来を決めるのは誰? 民間出身か、軍出身か
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「民間出身か、軍出身か」──宇宙機関のリーダーにふさわしいのは?
NASA長官や宇宙関連機関のトップには、これまで民間企業出身の実務家もいれば、軍や国家安全保障の世界でキャリアを積んだ人物も就任してきました。民間出身のリーダーは、スピード感ある意思決定やコスト意識の高さ、民間パートナーとの協業スキルを武器に、イノベーションを重視する傾向があります。
一方で軍出身のリーダーは、国家戦略に基づく全体最適や安全保障視点の危機管理能力、政治との折衝力で組織をリードしてきました。今、宇宙政策はかつてないほど安全保障・経済・科学・外交が絡み合う時代に突入しています。新しいリーダーに求められるのは「民間的スピード」だけでも「軍的規律」だけでもない。その両方を理解し、橋渡しできる人物かもしれません。民間宇宙飛行士として注目を集めたジャレッド・アイザックマンが、なぜNASA長官の指名を撤回されたのか、その舞台裏に迫ります。
次に、もう一人の注目候補、元空軍中将のスティーブ・クワスト。彼の語る“宇宙と安全保障”の未来像とは?そして、大幅に削減された2026年度のNASA予算。その中で何が終わり、何が始まろうとしているのか?
注意:Senate Reconciliation Bill が収録の直後に発表されたので、予算案には変更があります。
最後に、ispaceの月面着地はリベンジできるのか?今日も「銀河のうわさ話」をご視聴いただき、ありがとうございます!
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🎙 パーソナリティー
Takae(X.com/ts86142|Takae in Space)
戸梶 歩(X.com/aero_actor|宇宙開発エバンジェリスト)