#24-4 詩の力について | 詩人 菅原敏
Description
起業家、科学者、クリエイター、新時代を導くプロフェッショナルの原動力に迫るインタビューシリーズ。
第24回目のゲストは、詩人 菅原敏さんです。
番組では「プロジェクトデザイン」の視点から対話し、プロジェクト成功の秘訣を探ります。
<ハイライト>
もし詩が水だとしたら、どんな器に入れられるのか?そんな独自な視点を持ちながら詩を書き続ける菅原敏さんが大切にされていることを丁寧に伺いました。
詩の力が人の活力やプロジェクトにどのように作用していくのか、その可能性について考察しています。
菅原敏
詩人。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。「群像」「すばる」などの文芸誌や新聞・雑誌での執筆活動を軸に、毎夜一編の詩を街に注ぐラジオ番組「at home QUIET POETRY」(J-WAVE)、 mitosaya 薬草園蒸留所と共同制作した燃やすとレモンの香る詩集『果実は空に投げ たくさんの星をつくること』、またラジオやテレビでの朗読、ギャラリーや美術館でのインスタレーション展示など、幅広く詩を表現。
Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)、GUERLAIN(ゲラン)、SONY、NIKE、Starbucks Coffee、LUSH、THREEなど、国内外の様々なブランドとのコラボレーションも多数。
アメリカ(ポートランド州立大学)、ロシア(サンクトペテルブルク・プーシキン博物館)やポーランド(ワルシャワ日本大使館)など、海外からの招聘で国際的な朗読活動も行なっている。主な講演に東京国際文芸フェス、六本木アートカレッジ、Google (US)主催のデザイン・カンファレンス「SPAN」など。
Superflyや合唱曲への歌詞提供、東京藝術大学大学院との共同プロジェクト、美術家との共同制作など、音楽やアートとの接点も多い。また、その声を生かしてナレーションも多数手掛けている。
近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、燃やすとレモンの香りのする詩集『果実は空に投げ たくさんの星をつくること』(mitosaya)、『季節を脱いで ふたりは潜る』(雷鳥社)『珈琲夜船』(雷鳥社)。
近年では長崎県壱岐市、福井県小浜市、広島県尾道市など地方創生やまちづくりに関わる詩作や、ラジオJ-WAVE『QUIET POETRY』、『NIKE LAB RADIO*』の ディレクション、香りにまつわる製品のプロデュースなど、〔もしも詩が水なら〕をテーマにさまざまな器に詩を注ぐ活動を展開している。
プロデュースを担当したアロマディフューザー「Lei」は、世界三大デザイン賞に数えられるドイツ「Red Dot Design Award」「iF Design Award」をはじめイタリア「A’Design Award」(銀賞)、アメリカ「Chicago Good Design Award」、日本「グッドデザイン賞」など、世界各国で10を超えるデザイン賞を受賞。
東京藝術大学 デザイン科 非常勤講師
J-WAVE「at home QUIET POETRY」ナビゲーター
■詩人 菅原敏