Discover流通空論#25 映画『ルックバック』がもたらした「上映時間58分」の衝撃(押山清高さん前編)
#25 映画『ルックバック』がもたらした「上映時間58分」の衝撃(押山清高さん前編)

#25 映画『ルックバック』がもたらした「上映時間58分」の衝撃(押山清高さん前編)

Update: 2024-10-27
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▼番組概要


 


今回は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『借りぐらしのアリエッティ』など多くのアニメ作品に主要スタッフとして携わり、2024年に藤本タツキさん原作による映画『ルックバック』で長編アニメーション監督デビューした、「スタジオ ドリアン」代表の押山清高さんをゲストにお迎えしました。


 


国内興行収入20億円、20以上の国・地域での公開、そして11月8日からはAmazonプライムビデオでの世界独占配信と、2024年エンタメ最重要作といっても過言ではない映画『ルックバック』。その制作の裏側では、監督・脚本・キャラクターデザインを務めた、押山さんの数々の苦悩がありました。


 


▼今回の内容


 


できるだけいいアニメを作るだけ/熱量の高さ/30回観た/舞台挨拶でもらい泣き/企画から2年半、絵コンテから1年/58分尺の背景/中編という新ジャンル/運よく時代にマッチ/交渉力の強さとはなにか/計画通りに何事も進まない/よりよいものを作る困難/クリエイターの争奪戦/基本フリーランス/直しちゃうタイプ/若手ともやりたい/スタジオの未来


 


 


(用語解説)


 


05:57  ルックバック…藤本タツキによる漫画作品。「少年ジャンプ+」での漫画公開が2021年7月19日、映画公開が2024年6月28日


 


07:02  チェンソーマン…同じく藤本タツキによる漫画作品。第1部は「週刊少年ジャンプ」にて2019年1号から2021年2号まで連載され、第2部は「少年ジャンプ+」にて2022年7月13日より連載中。2022年10月から放送されたテレビアニメ版で、押山は悪魔デザインを担当している


 


10:49  パラサイト 半地下の家族…2019年のポン・ジュノ監督にによる韓国映画(日本公開は2020年)。第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールの受賞をはたすなど、海外の賞レースを総なめにした


 


15:54  ボンズ…アニメ制作会社。サンライズに所属していた南雅彦らが独立して、1998年に設立。代表作に、『鋼の錬金術師』、『僕のヒーローアカデミア』、『文豪ストレイドッグス』などがある


 


17:40  製作委員会方式…複数企業からの出資で、映像作品を作る方式。作品の収益や権利は関わった委員会内で分配される。これよって、資金調達と役割分担のメリットがあるが、収益分配は複雑になるという指摘もある


 


20:34  SHISHIGARI…スタジオ ドリアンによる、16分の短編作品。原作・脚本・監督・作画を押山が務めた


 


21:32  アフター6ジャンクション2…毎週月曜日から木曜日まで放送されているTBSラジオの番組。パーソナリティはRHYMESTERの宇多丸。言及されているのは、2024年8月27日に放送された「アニメーション映画『ルックバック』は、いかにして傑作となったのか?
押山清高監督&アニメーター井上俊之さんインタビュー」のこと


 



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▼出演:


TaiTan https://x.com/tai_tan


 


▼ゲスト:


押山清高 (スタジオドリアン代表) https://x.com/binobinobi

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